アドレノクロムのレビュー・感想・評価
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何が言いたいのか意味不明
てっきり内容紹介から「アドレノクロム」に纏わる謎と陰謀論を探って行くセミドキュメンタリー映画か何かかと思ったら、薬でバッドトリップしているような現実と妄想が混じり合う、しかしサイケデリックってほどでもない中途半端な幻覚映像が見せたいだけの作品でした。なのでストーリーも特に無く、途中経過にもオチにもこれと言った見どころもナシで、結局、タイトルにまでしている「アドレノクロム」にも焦点が当たっておらずで、何が伝えたかったのか意味不明。飛ばし飛ばし何とか最後まで見ましたが、かなり期待と違う内容で、はっきり言って時間の無駄でした。
意味不明が狙いなのか…。
"cannibalism"
タランティーノやロバート・ロドリゲス、ガイ・リッチーが存在しなかったらコノ映画は作られなかった筈、まだ居たこの類のフォロワーが、オリバー・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『野蛮なやつら/SAVAGES』みたいでトロマ映画の『悪魔の毒々サーファー』を思い出す、セクシー姉ちゃんだらけの割にオッパイを放り出すのは躊躇した演出にラス・メイヤーを見習え、童貞ノリなエロ描写に『スプリング・ブレイカーズ』や『ビーチ・バム まじめに不真面目』のハーモニー・コリンから勉強しろ、60年代のサイケな映画や70年代のロードムービーなどに憧れている感覚がダダ漏れでジョニー・デップ寄りなハンター・S・トンプソンやチャールズ・マンソン、ジム・モリソンの名が無駄に登場してTheDoorsモドキなバンドに音楽、戦争を軽い暴力的カルチャーとして描いたり、サーフィンやスケートボード、ドラッグやマリファナにセックスと全てがファッションとして、監督本人が主演まで担う図々しさに呆れてしまう!?
今時のセクシーでビッチなギャルがワンサカ登場する反面、主演の監督や悪役を含めた男優陣のダサい感じが拘ったであろう作品のLookを台無しにしている、得意げにトム・サイズモアやラリー・ビショップとか浅はかなキャスティングにどノーマルのHarley-Davidsonは何でも良いからチョッパーにしろよってなツッコミ所、字幕無しで観ても何ら問題無しな中身が空っぽな完成度。
あらすじ面白そうだな!
ドラッグミュージックならぬドラッグムービー?
甘めの星3つ。
サーフガレージな音楽とアメリカンバイクとブロンドガールで始まります。
センスいい!!と観ていると、
チャールズ・マンソンとマンソン・ファミリーを意識した登場人物や、
ドアーズの「THE END」の替え歌的なモノ、ジム・モリソンの名前、などが出てきて、
話の内容も、ドラッグをキメた状態でラリってる感じ?現実なのか?妄想なのか?な状態で進んでいきます。
たぶん、ドラッグミュージックの様にドラッグをキメながら観ると、トブように出来た映画なのでは?
もしくはドラッグをキメた状態の頭の中を表現してる?
そんなサイケデリックな画像処理や演出が多数です。
僕は普通の薬すらイヤで飲まないぐらいなので、正確な事は分かりません(笑)
音楽も、メタルじゃなくサーフガレージを選ぶあたりセンスいいし、
アメリカンなビキニのブロンドガールが、いっぱい出てきて、
アメリカ文化が大好きな僕にはタマらなかったんですが、だんだん尻すぼみに終わっていきましたね(笑)
字数が多くなってしまいましたが、あまり良くないです(笑)
++××♡♡
今更ゴールド・ラッシュを夢見てカリフォルニアにやって来たイラク帰りの男が立ち寄ったベニスビーチで違う夢をみちゃう話。
40ドルでみせてもらえるウサギちゃんに惹かれて連れ込まれた店で飲まされたメスカリンから始まり、色んなものが見えちゃったり巻き込まれちゃったり、マンソンガールズ?かと思ったらハンソン?
一応人の副腎を掻っ捌いて美味しく頂きキメッキメッ君達に絡まれるっていうストーリーはあるにはあるけれど、際どいところでこれは幻視か現実か???マジメに言っちゃうと幻視じゃないとありえんけど。
最後の車イスはどういうこと?と良くわからなかったし。
ギトギト、チカチカした映像のエフェクトとかで尺を倍ぐらいに引き延ばしている雰囲気映画という感じで、しかもエロスもカオスもバイオレンスも足りなさ過ぎ。
俺センス良い!俺スタイリッシュ!俺天才!とかいう感覚の人がつくったサイケなインディーズ映画という感じかな。
今観ているのは現実なのか幻想なのか?
配慮し過ぎる世の中に中指立てるような描写が満載の王道B級作品
面白いか面白くないかで言えば、アクション映画としてはそこそこ面白いです。全然ノー知識で行ったのですが、これ主演兼監督のリアルアクション芸なんですかね?マジでバク宙やってる?スタント?てか銃の構え方わりとガチやね??
そんな感じの本来は恐らくはただのトリップムービー。アフガンだかベトナムだかから帰還してきた主人公が、青汁(仮)を飲まされて、たまにトリップしながら悪い奴を倒していく話。大体これであってるはず。
内容なんて頭から無いようなもんです。ダジャレじゃなくてこれ本気の感想です。観ればわかります。だから、ストーリー自体の感想を述べるのは辞めました。
ただ、この映画の最大の特徴は、このご時世怒られる描写をあえて入れまくっているところですね。本国公開時の状況は不明ですが、女性団体からめちゃくちゃ怒られそうな描写しかないです。なお、見た感じ女性達については有色人種はいないぽいです。野郎はいた。あとアラブ系の皆様の扱いがひどい。上層部もお前は何を言っとるんだというタイプしかいない。いや、これはむしろ登場人物全員ですけれど。
穿った見方をすると、いろんな方面に配慮しろと言われてるけど、実はみんな観たがってるのはこういう映画だろ?ということなのかなと思ってしまった。
なお、モツの描写はあんまないです。
ネタ映画レベルは★3くらいですね。
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