「シティーハンターより、もっと面白かった」バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー kwmdさんの映画レビュー(感想・評価)
シティーハンターより、もっと面白かった
フィリップ・ラショー作品は、シティーハンターに続いて、2本目です。
フランス映画にありがちな(偏見ですが)、街並みを美しく撮ったり、質感を大切にしたりは全く考慮されておらず、潔くコメディーに徹しているところが好感が持てます。
シティーハンターでは漫画(アニメ)のお決まりを実写にするというお題が制約になっていましたが、今作は自由に脚本をかけるためか、随所に小ネタが詰まっています。もともと、短めですが全く飽きさせません。
ハリウッドのスーパーヒーロー者とは予算が全く違うわけで、それなりのコストで作った映像なのですが、それをうまく利用しています。説明するのが難しいのですが、作り物はそもそも作り物であるとか。
下ネタ振り具合は明らかにキツいし、痛いシーンはより痛そうで、米国のコメディーとの違いがはっきり感じられます。
先が予想できても楽しいコメディーだなと思っていましたが、最後のまとめ方は全く予想していませんでした。びっくりです。
下ネタが嫌じゃなければ、誰にでもお勧めできます。
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