「アルツハイマーの殺し屋」MEMORY メモリー カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
アルツハイマーの殺し屋
リーアム兄さんって長身で華があるんだけど、不器用そうだし覇気が感じられないし動きが緩慢だしであまり好きな俳優さんではないのだが、アルツハイマーで老齢の引退したい殺し屋役と言うのはイメージにぴったりでハマり役。
忘れないように腕にメモを書くのは「メメント」で全身タトゥー版をやってた共演のガイ・ピアースが先輩であるw。
ラストは正直言って驚いたが、動機があまりにも弱すぎで説得力に欠ける。
モニカ・ベルッチもだいぶお年を召されて美しさよりラスボス感の方が増して貫禄が半端なかったが、屋敷のセキュリティは一体どうなってたんだろうか。
麻薬カルテルとかでよく見るメキシコの犯罪組織って、一回でも裏切ると世界中のどこに逃げてもいろんな追っ手が現れ必ず抹殺しようとする、そういう怖さをもっと出しても良かったのかなあと思った。
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