恋愛の抜けたロマンスのレビュー・感想・評価
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赤裸々に自分の事を語り合える相手
チョンジョンソ扮する29歳ハンジャヨンは付き合って1ヶ月の彼と別れて持つべきものは友人と言ってたところマッチングアプリに手を出した。
ゆる~い韓国ドラマの様な展開だね。きっかけは取材にしても赤裸々に自分の事を語り合える相手がいるのはいいね。ウリ役のソンソックがどこかつよぽんに見えて来たよ。
雰囲気ある韓国映画
29歳独身のリアルな日常と心情がナチュラルにに描かれていました。チョン・ジョンソはどの表情もとても良い顔してました。韓国映画らしい清々しいストーリーはとても好感持てました。凄く良かったです。
(原題) 연애 빠진 로맨스/Nothing Serious
王道韓国映画!
マッチングアプリから恋愛になるまでの理想的な発展。あくまで理想なのでこんな展開になる人の方が少ないと思うけど、過程に本音が込められていて良かったと思います。
#54 日本っぽいストーリー
元カレを忘れたくて恋愛抜きで欲求不満だけ解消したいアラサー女子のお話。
自分の性事情を男女の友達にぶっちゃけられるような関係性は韓国ならではで羨ましい。
それ以外の要素は日本の話かと思うくらい日本っぽい。
飲んでるお店も日本風焼き鳥屋だしね。
ヤクザモノかアクションモノ以外の普通の韓国映画も、こうやってシネマート以外の映画館でもっと上映して欲しい。
国際的人気女優が体現!韓国のリアルなアラサー恋愛事情!!
村上春樹の短編を映画化した『バーニング 劇場版』で女優デビューし、その後Netflixで配信中の『ザ・コール』『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』でも注目を集め、『Mona Lisa and the Blood Moon』(日本未公開)ではケイト・ハドソン、エド・スクラインらと共演を果たすなど、国際的女優の道をまっしぐらなチョン・ジョンソ主演のラブコメ。
韓国ドラマ上がり俳優じゃないこともあって、ラブコメに出演しているといだけで、なんだか新鮮な感じがしてならないし、意外な一面が見れる貴重な作品ともいえる。
内容自体は、ある出来事がきっかけで、恋愛に臆病になっている30歳目前の女性……という、日本のドラマでもよくありがちな設定ではあるし、ある秘密をもった男性と出会い、嘘が一歩踏み出す邪魔をする。といった、これまたベタベタで案の定な展開に向かっていく。
とは言っても、韓国のアラサー、アラフォーのリアル恋愛事情をコミカルに描いているというのは興味深いものがあるし、ある程度の安心感といった
本作の注目点は、チョン・ジョンソの魅力であって、あるいはソン・ソックのファンも多くいるが、俳優で観る作品といったところ。
決して傑作ではないが、凡作でもない。
女性と飲みに行きたくなる
アプリで知り合った女性とのあれこれをコラムに書いてしまう。黙って書かれたならば嫌な気持ちになるよな。この設定はラブコメとしてアリだ。ラブコメは好きだが、この切り口は少し新鮮だった。こんな設定のラブコメ映画あるかもしれないけど。
ジャヨンとウリ。2人の名前や恋愛観、セックスのときのやりとり、どれもいい雰囲気。お酒が好きでエロくてセックスも好きって最高じゃないか!観ていてジャヨンがどんどんかわいく見えてしまう。これは個人的な好みの問題かもしれないけど。さらに彼女の陰の部分も描いているし、強がってクールなふりして涙を流すジャヨンを全力で応援したくなってしまった。
韓国映画では食事シーンがとても大事な要素として描かれるが、恋愛映画(特にラブコメ)ではお酒を飲むシーンも重要。焼酎やマッコリを2人で飲むシーンが親密さを表現する。そういう意味で女性とお酒を飲みたくなる映画とも言える。なかなかいいラブコメだ。
コメディとしては及第点とは言えなかった
『バーニング』『ザ・コール』に出演していたチョン・ジョンソが主演だったので、鑑賞。
マッチングアプリで出会った、目的の異なる男女のラブコメディで、現代的と言うか、1対1の関係の恋愛と言うより、他者あっての男女関係みたいなのが、凄く印象的だった。
ソン・ソック演じるウリは、編集者として読者を魅了するような性的志向の記事を書くよう命じられ、それが読者に受ければ良いし、チョン・ジョンソ演じるソックは焦りなのか、ただ常に恋愛をしていなければいけないのか、完全に強迫観念から恋をしているような状況。
ラブコメらしく、次第に互いに惹かれ最後は上手くエンディングという筋書きは良いのだが、
個人的にコメディの要素でそれほど面白い要素が見つからず。下ネタが多いので、これは人によって面白いか面白くないかは差が出るような内容だった。
下ネタと言っても、不快になるようなものではなく、軽いタッチなので全然良いが、まあ自分が笑うシーンはあまりなかったかな。もしかしたら、こっちの見方が悪かったのかもしれないが。
最初のイメージとは打って変わって とてもピュアな恋愛映画でした。 ...
最初のイメージとは打って変わって
とてもピュアな恋愛映画でした。
メインの俳優さんが2人とも役にピッタリ。
機会があればときどき観たい
とにかく二人が可愛い。微笑ましい。
それだけで良いと思えてくる。
不思議な編集(肝心なシーンを省いたり)だなと思うところもあったが、それにもちゃんと理由がある。
近年の日本の雑な量産型恋愛映画とは違い、そういうところには気配りを感じられた。
年間ベストに入るような作品ではないが、機会があればときどき観たいような、そんな作品。
趣旨がわかりにくい点もいくつか…。韓国の文化も求められるかと思えば変な方向に…
今年203本目(合計479本目/今月(2022年7月度)15本目)。
大阪市で韓国映画が見たい!と思ったらシネマート。ということでシネマートに1時間30分で移動。
シネマートは主に韓国映画を多く扱いますが、ミニシアターという事情もあるので、極端に変な作品はチョイスされないものの、突如、趣旨がわかりにくい「???」な映画が選ばれることもあります(権利関係の大人のお話?)。過去にシネマートで放映されていた映画でいえば「ビューティフル・ヴァンパイア」が比較的タッチとして近いです。「女性のヴァンパイアが実際にいたら?」「人間とヴァンパイアの恋は成立するか」といった内容を扱う映画ですが、妙な展開に飛んだりするところはありました。
この映画はそちらとは違い、PG12扱いです。よって、モロに大人の営みのシーンは序盤にまぁある程度ですが、大半は描写でかわしているケースです。ただ、字幕にはどんどん出ますので、かなり人を選びそうな気がします。
謎なのは「ビューティフル~」と同じく、なぜか「献血の話が出る」(あろうがなかろうがストーリーに一切関係しない)、「北・南を意識した発言が出る」(平壌冷麺を食べるシーン。ここはもう一度出てきて「同志がどうだの」という発言も出る)という、何がどうなっているのか…というのがわかりにくいです(というか、献血の件はよくわからない。韓国の法規制として「献血推進のために映画も協力せよ」というようなものでもあるの?)。
映画のストーリーはここの特集などに書かれているものが全てで、韓国では一般的なSNSである「カカオ」(カカオトーク)が前提になる部分もあります。ただ、この点は日本ではツイッターやインスタグラムなどから類推はきく範囲です。
一方で致命的にわかりにくいのは「29歳で明日30歳になる」や「4歳差」といった年齢に関する話がどんどん飛んでくるところですが、「韓国は世界で唯一の数え年を日常で用いる国」です(日本では、満年齢が基本で、数え年は厄払いなど限られた文化でしか使われない)。この点がわからないと、この「奇妙な恋の行方」で進んでいく「年の取り方」がおかしくなるので展開がわからなくなる点で(日本の一般的な考え方では、過去ループが起きている??とも思えてしまう)、この点がとにかくわかりにくいです。
※ 韓国にも「厄年」や「ゾロ目年齢は幸運になる/不運になる」といった「年齢にまつわる文化」はあるようです(ある程度日韓の差はあっても)。
序盤がとにかく見るのがきつく(大人の営みの話ばかりになるので)逆に後半からエンディングにあたって、「本当の恋愛とは何か」といういたって真面目な話になるのですが、見る人を相当選びそうな気がします(まぁそれでもPG12扱いなのですが、R15でも文句はいえないレベル)。
採点は下記を考慮しています。
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(減点0.3) 上記の通りが全てで、「理解がしがたい展開になる」ところや、さらに「数え年の概念を知らないと理解がはまる」という部分、さらになぜか「献血の話」や、「北と南を意識した発言」まで登場するので(特に、献血については直接的な描写はないものの、不純な動機で出会った男女なので、どこでもしょっちゅう韓国焼酎を飲んでいるシーンがありますが、アルコールを飲んだ後しばらくは献血ができないことはどこでも同じ)、とにかく「何がどうなのかわかりにくい」点(特に数え年を前提にする年齢の話は「いきなり時間軸が飛んでる??」と思われても仕方がない。ここまで把握して見に行けるのは、シネマートが韓国映画をはじめとする映画を多く流すことで、ある程度の知識があるのが前提だろう、という妙な前提知識も存在しそう)など、結構わかりにくい点はあります。
※ こうした事情から、エンディングロールで妙に長い注意書き(当然、韓国語なのでよめない…)が出ますが、単に例のごとく「無断コピーしちゃダメよ」以上に、「献血に協力しましょう」とか「表現において、隣国に関して特段の政治的意図はありません」等が書かれているのかは微妙です(不明、が一番正しい?)。
ただ、日本は恋愛映画が苦手で、こういう「ある意味変わった恋愛映画」というのは韓国が得意とするところで、確かにわかりにくい点はあるにせよ隣国であり、かなりの部分で類推もできるので(日本でも数え年が何か?と言われれば、ある程度説明はできる方は多いかと思います)、そこの減点幅はどうみてもこの程度です。
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