NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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これは唯一無二のジャンルかも…
「わ、笑ってもいいのかしら…?」な場面がちょいちょいと現れて…
ビッグ・◯ーイのキャラに似た空気人形の状況には…どうしましょう💦と
周りの方の同意を求めたくてたまりませんでしたよ!
現実から逃避して欲しい作品を作りたかったと
ピール監督がコロナ禍で書き上げた想いがちょいと突拍子過ぎて戸惑ってしまい
監督からの招待状を遠慮がちに受け取った感じでございました
ただ、正反対な性格のOJとエメラルドの兄妹の絆が徐々に深まって行く過程や
エメラルドのウザい位のポジティブさ
インチキ(いい意味です!)ザック・エフロンみたいなエンジェルの活躍も「やるじゃん!」
でしたけどね!
猿のゴーディのくだりには「どして?」「何があった?」と寝付き抜群の私が中々眠れず💦
翌日の通勤電車の中から雲を見つめ過ぎて乗り越したりと…😅
シレッと劇場を後にした割に
後から不思議な余韻が残る魔薬をピール監督に飲まされた気分でありました
想像力を刺激する一筋縄ではいかない作品
人によっては、好き嫌いが分かれると思いますが、
自分にとっては、とても刺激になった作品でした。
まず、アイデアが最高!
「そういう考えもあるのかぁ」と目の鱗が100枚くらいとれました。
予告編で流れる「見てはいけない」の意味も
最初になぜこのエピソードなのか?もストーリーが進むにつれて納得。
それと、音が凄いので、ドルビーのある映画館で
楽しんでいただきたいです。
血塗れの床に直立する靴。
この監督なぜかタイミング合わず前2作品見てません。
でもポスター見る限り、どれも目がギョロッとした人が主役。で今回「視線」と「動物」はなかなか重要ポイントです。
ハリウッドで働く老舗弱小動物プロダクションを継いで建て直そうとしてる無口な男が主人公です。それを助ける調子のいい妹と、なぜか巻き込まれた電気屋のにいちゃん。伝説のカメラマン、元子役でトラウマを抱えたアジア系俳優とか、、、癖の強い役だらけ。
普通の日常から、、有り得ない事、、が起きる瞬間に僕らは実に巧みに誘導されてなんとも言えない気持ち悪さを味わいます。なんだか理解不能な現象や物を、恐れず受け入れ、知力を尽くして立ち向かう弱い者たち。
カルフォルニアの外れで西部劇風の音楽だけど、SFサイコサスペンス、、、いや、なんか違うな、、説明難しい。
他の2作もこんな感じなんだろうか?
間違いなく注目すべき監督だと思いました。
三人集まって家でビール飲みながら作戦練ってシーンで、何故か飲んでるビールが🍺一番搾りでしたwww
監督か出演者がファンなのかな?
なんだコリャ?
色々となんだコリャな作品でした。
あれは宇宙船なのか単体の生物なのか?
手当たり次第に吸い込むのに、最後はアレの爆発で終わっちゃうの?
チンパンジーってなんだったの?
他にも色々不明な点がありましたが、自分の理解が足りないと思うしかない。
とりあえずホラーでは無いかな。
結局チンパンジーの方が怖いな。
もう一度観たいと思えるような映画。
一回の試聴ではよくわからないところもあったので考察などをいろいろ踏まえてからもう一度IMAXで見たいと思った。IMAX上映が少なすぎるのでもっと足してほしい。
途中まで何を見せつけられているのか訳がわからなかったが最終的にはすごく面白かった。
すごく芸術的なシーンが多く綺麗だな、と思うシーンや、この写真を見ればNOPEと思えるようなシーンも多く絵がとてもよかった。
良くも悪くも日本の感覚ではわかりにくいよね
日本にいると良くも悪くも人種差別を身近に感じないからジョーダンピールのメタファーは自分事化しにくいよね。あとキリスト教の聖書を読んだことある人なんて一握りだろうし。
しかも、この作品は今までのわかりやすい社会風刺をさらにSFに昇華させてるから、より難解になってる。
わからん。本当のメタファーがわからん!
だもんで、こういう時は、Twitterとかで「ナガさん」と「ISOさん」の解説を読んで反芻しております。いつもお世話になっております。
映画の意味がわからなかった人も、読んだら作品の見え方が変わる人もいるはず。
映画だけ観てつまらん、で終わっちゃうのは実にもったいない〜。
いろんな人の解説や思考を読むと、多角的な分析ができて超面白い作品。ジョーダンピールは観終わってからは別の楽しみ方があるから最高よね。知識も増えるし。楽しい。
今回は一番搾りやAKIRAやエヴァのオマージュなどなど、日本好きなのね!ピール!
「わたしはあなたに汚物をかけ、あなたを辱め、あなたを見せ物にする」旧約聖書の一節、ナホム書3章6節のエピグラフは、GOTのサーセイが裸で街を歩かされるシーンを思い出しちゃったよね。
とはいえ、
ハリウッドができた時から排除されてきた有色人種のOJと妹。キャスティングされても、主役にはなれないアジア系の元子役のリッキー。
CGやVFXではなく、アナログにこだわる激渋カメラマン。最後は不可能を撮影するというこだわりに取り憑かれてUAPの中へ…。
の方々はわかるけど、電気店のエンジェルは何のメタファーだったんだろう?
あと、転換時の馬の名前がドーンと出てくるのには何の意味があったんだろうか🤔??
チンパンジーのシーンも、何度も小刻みに反芻するのはなんでなんだろうか???
カメラマンの「…一つ目、一つの角、紫色の空飛ぶ人喰い…」は聖書の引用?何の意味があったんだろうか。
気になる〜。
解説にも書いてなかったから、誰か知ってる人いないかな〜。
IMAXで鑑賞して正解でした。 音響と映像は楽しめます。 内容は結...
IMAXで鑑賞して正解でした。
音響と映像は楽しめます。
内容は結局何だったのか⁉︎
皆さんのレビュー読んで「ふーん」となりましたが、自分にはあまり腑に落ちませんでした。
深海のイカ、あるいはクリオネ
映画好きの友達が、ジョーダン・ピール作品、イチオシだったので観た。
観ながら、観たあとも「???、なんだ、なんだ、なんだぁ?……」が感想。
これって、ホラー?、SF?、スリラー?…
戸惑う。
しかし、パンフレットの稲垣貴俊さんのReviewを読んだ途端、映画が別物になったようによみがえった。key wordは「見過ごされた人々」、「見世物を以て見世物を制す」。
俄然、興味が湧いて各場面、ストーリー展開を振り返った。
この監督は、映像やストーリー展開でテーマを語るのではなく、テーマを表現するために映像自体を暗喩的に駆使しているのかな、と思った。
「ゲット・アウト」や「アス」も観てみたくなった。
メチャメチャイケテルーッ!!
洋画の中では、今年一番期待した作品でした。タイトルの「メチャメチャイケテルーッ」と思ったのは、映画の中で少年の看板が出てくる時でした。
主人公のOJ達がUFOと遭遇する物語です。
中盤あたりからどんどん映画の世界に引き込まれ、ハラハラドキドキしました。盛り上がる音楽も良かったです。
前作の「アス」もなかなか面白かったので、ジョーダン・ピールなかなかやるなと思いました。
まあ、あの動物がどうして出てきたのか、謎ですが。あの動物がUFOを表しているのかな?
とても面白いSF大作だと思います。
チンパンジーとの関連性
空飛ぶ円盤とそれにまつわる人間たちのお話。この手の映画だと、謎の飛行体と対決するためにその特性を把握する必要がある。本作はそれをさり気なく、そして徐々にわからせる見せ方がうまかった。
それにしてもUFOが生命体という設定はおもしろい。そしてその特性を活かして調教し、その姿を撮影しようとする展開も。
だからこそあのチンパンジーのシーンが活きてくる。人間が動物を調教しようとすることの意味。その危うさを見せつけてくる。
ジョーダン・ピールって監督はただ恐かったりハラハラする映画にするのではなく、こうやって考えさせようとしてくるんだよな。嫌いじゃない。
でも、盛り上がってくるまでの時間が少し長かったり、飛行体の第2形態が怖くないのは残念なところ。あまりホラー的な見た目にしないようにしたのかもしれないが。
ちなみにクライマックスでカーステレオから流れるのはコリー・ハートの「SUNGLASSES AT NGHT」。懐かしかったが、ちょっと嬉しかった。あんなにテンポを落とすだけで怖さの演出に役立つんだな。
「ゲット・アウト」(2017年)と「アス」(2019年)でホラー...
「ゲット・アウト」(2017年)と「アス」(2019年)でホラー界に新風を吹き込んだジョーダン・ピール監督の新作。
今回はSF色が濃く、空飛ぶ巨大な円盤にまつわる恐怖が描かれます。UFOという題材に挑戦したといっても斬新なプロットのひねりで鳴らす俊英の新作だけに、単なる空飛ぶ円盤の話ではありません。種明かしは見てのお楽しみとして、SF的な奇想と西部劇風の原風景を融合させた映像の雄大さに目を奪われました。
舞台は南カリフォルニア、米ロサンゼルス郊外の黒人が経営する平穏な牧場で、牧場主のオーティス・ヘイウッド・Sr. (キース・デイヴィッド)が空から降り注いだ異物の直撃を受け、死亡します。
亡き父から牧場を継いだ長男OJ(ダニエル・カルーヤ)は、半年前の父の事故死をいまだに信じられずにいました。「形式上は、飛行機の部品の落下による衝突死とされている。しかし、そんな“最悪の奇跡"が起こり得るのだろうか?」と。
何より、OJはこの事故の際に一瞬目にした飛行物体を忘れられずにいたのです。そして父が亡くなった日に飛行物体とおぼしき“何か”を見たと、牧場の共同経営者である妹のエメラルド(キキ・パーマー)に明かすのでした。
エメラルドはこの飛行物体を撮影して、“パズり動画"を世に放ち、一獲千金を狙おうと動き出します。
やがて起こる怪奇現象の連続。それらは真の“最悪の奇跡"の到来の序章に過ぎませんでした……。
難解さの一因は最後まで明確に意味が明かされないことによるもの。断片的にちりばめられた要素の数々はなかなか収斂されないのです。また消化不良気味のサブストーリーのせいで、中盤のテンポがもたつくのは難点で、退屈する人もいるかもしれません。
しかし、飛行物体の姿がはっきりと映し出されて以降の映像美と、最終盤のテンポの良さは目を見張るものがありました。
兄妹が呼んできた著名な映画監督アントラーズ・ホルスト(マイケル・ウィンコット)がUFO撮影用に手回し式のアナログカメラを持ち出すなど、細部のマニアックな描写も面白いところ。新鮮な驚きに満ちた見せ物映画でした。
草創期から黒人が関わっていたのだ、という演説のあたりまでは社会派ホラーのピール監督節です。
黒人差別の深層心理を暴いた「ゲット・アウト」、格差社会に鋭く切り込んだ「アス」に比べ、残忍な描写は抑えられています。夏休み向けの大作を志向したからでしょう。ただ、娯楽性と社会性を両立させるピール監督の作風は揺らぎません。直視してしまうと巨大な円盤が直視した人間を襲うというシーンに象徴される、壮大な光景や出来事、つまり「スペクタクル」(見せ物)に固執する人々と、社会にはびこる搾取への問題提起が確かに感じ取れました。
しかし物語は次第にシャマラン風のこけおどし的壮大さへと向かっていきます。日本アニメ風イメージまで加わって、こんな原始的な方法でモンスターに立ち向かう方法があるなんて!とあっけにとられる結末に。良くも悪くも期待は裏切ってくれました(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ
ところで中盤で登場する殺人チンパンジーは何だったのでしょう。よく分かりませんでした。
大作はこれにて終了。小さなホラーコメディーをもっと観たい。
「ゲット・アウト」があまりにも面白かったので2作目も今作も期待過剰で劇場へ行ったのがやはり間違いであった。作るごとに制作費が増えるごとに確実につまらなくなっていく映画の不思議よ。決めつけるのは良くないがジョーダン・ピールは大作を撮るような監督ではないしバジェットが大きくなりスタッフが増え優秀なプロデューサーと優秀な撮影監督を起用することによってどんどん普遍的になり個性が奪われちょっとしたブラックユーモアが使いづらい、もしくは効かなくなっているのではないだろうか。シットコムの猿の惨劇も寂れたテーマパークの東洋系経営者の背景としてちょっと描くアイデアとしては面白いと思うのだがスタジオセットにも美術にも凝ってCGまで駆使して大真面目に見せられてももはや笑えない領域にイッテしまっているのだ。彼自身は予算使って大好きなスピルバーグの「未知との遭遇」をやりたい放題できて楽しかったには違いない。それは分かるあなたの映画への愛情は十分理解するがでも普通にストーリーを追って見る観客のことを考えてみて欲しい。唯一AKIRAオマージュの金田バイクスライドを実写で完璧に再現して見せてくれたことに拍手を送りたい。
スピに引導を渡すアレ。
ピールのシャマ化を祝す。
超えるか?
構成から細部の意匠までを撮り手の癖で塗り固める映画的高密度を楽しんだ。
スピに引導を渡すアレ、使徒的造形、アキラなど旧作引用の洒落っ気も好調。
説教臭いテーマを前二作より奥に引いた塩梅も良し。
序盤の不穏の巧さ。
私的年テン入り。
ジョーダン・ピール監督のウルトラQ
まずこの手の映画が夏休みすれすれに滑り込んで上映される雰囲気が好きで、私の子供の頃も、「世界が燃えつきる日」と言う一見凄そうな映画が来てみるとB級だったなんて言う。
本作品も期待はありそうな作品でありながら、何とも胡散臭さ満点でのこの時期公開で、ちょっとばかり期待して見に来ました。
本作品の監督であるジョーダン・ピール監督って、前作「アス」で思いましたし、後々考えるのなら「ゲット・アウト」もその要素が満載だったけど、「アス」も「NOPE/ノープ」ジョーダン・ピール監督が作る「ウルトラQ」と言った具合でしょうか・・・
「ウルトラQ」でも、心に残る作品、驚いた作品、またその逆もありますが、私的には、本作品は、その逆で、新しい発想なものを作ろうと頑張ってみたものの・・・ちょっと残念な作りだったかな・・・・
「アス」の方は、私的にはよく出来ていると思っていたけど、本作品はね・・・確かに不穏な雰囲気や緊張感などはしっかり出ていたけど、何とも難解な部分もあるし、初めがちょっと長いと言うか無駄なシーンが多いかな・・・
ラストは、スリリングで見応えはありましたが・・・・
ジョーダン・ピール監督の世界観って、合う人、合わない人を選ぶと思いますね。
何か新しいモノ、誰も作ろうとしないモノみたいな熱意は伝わるんだけどね・・・
残念だったな・・・もう私的には「ノープ」です。
かなりの期待はずれ
ジョーダンピールはその時代に合ったメッセージ性を踏まえると、実際の作品よりも過大評価されている部分はどうしても感じてしまう。
とはいえ、アメリカでGET OUTを観た時は観客に黒人が非常に多く、爆笑だったりの反応ポイントも全然違ったりしたので、あくまでも平均的な日本人の意見ですが。
で、今回は得意のメッセージ性やコメディー要素も除いたSFホラー的な作風で、ジョーダンピールだからといって無用な深読みをする必要も無いでしょう。
結論としては、驚くほど期待はずれ。90分にまとめるか、殺人猿の話で一本作った方がよほど面白かったのに、、、娯楽作品としてもホラーとしてもイマイチ。印象に残ったのがバイクが停まるシーンでアキラのオマージュ、という残念な一本でした。
あら、前2作と比べるとだいぶ普通。あくまでも「比べると」だけど。わ...
あら、前2作と比べるとだいぶ普通。あくまでも「比べると」だけど。わりと安心して観てられちゃったな。ドキドキ欲は満たされなかったけど、まあおもしろかった。
変化球過ぎて戸惑った
『ゲット・アウト』『Us』とシニカルなホラーで有名なジョーダン・ピール監督の三作目。
PVを見た感じはこれまでとは違った雰囲気で、UFO前面のSFチックなホラー映画になっていた。
そして待ちに待った公開日にIMAXで観賞して観て、私は映画監督という職業は本来自由に好きなものを撮っても許される職業なんだと改めて知りました。これまでの作品と比べて血や人種差別はやんわり程度で、私は恐怖感を味わうために期待しましたが予想とは大きく違っていて困惑しました。
「ジョーダン・ピールといえば...」と決めつけいた自分が悪かったんですが、過去作に縛られず自由な発想で今作を監督は作ったんだと思えば結構面白かったし、考えさせられる映画でした。
ストーリーは馬牧場経営に苦しんでいる兄妹の前にUFOが襲来し、馬や人々を吸い込んでいくのを目撃したその兄妹はそのUFOを自分たちで撮影して一攫千金を狙う、というシンプルな物語。
最後はスッキリ完全燃焼で幕を閉じ、これまでの作品と比べて後味の良い映画でした。
一番驚いたのが、某アニメの某使徒やキリンビール、そしてアキラのバイクスライドシーンなど日本のカルチャーが取り入れられていることにびっくりしました。
IMAX→通常版の二回観賞しました。UFOの大きさやアメリカの広大な荒野を味わいたいならIMAXがおすすめです。個人的には一回目通常版で全体を把握してから二回目IMAXで存分に味わうのもお勧めではないかと思います。
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