NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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色々な映画のオマージュから
夏に観るのがとても良い。涼しくなるドキドキ感でした。色々な映画に対するオマージュが散りばめられ、ところ所にあるクスッとする笑い。ずっと続くハラハラドキドキとあっという間ね終わる。IMAXがオススメです。
本作は人間を虐待しておりま...
前半編集し直した方がいい
前半のグダグダが良い感じ
本格ホラーを期待するとスカされるけど、
プチホラーSF
そんな感じかねえ。そんな飛び跳ねるような描写も無く、ホラー苦手な私でも・・・多少気分悪くなる程度ですみました(爆)。で・・・なんか・・・前半がグダグダに感じて、ダラダラと進むんだけど・・・そのグダグダのおかげか・・・盛り上がってくる後半がめっちゃ面白く感じてしまう不思議(笑)。登場人物が少ないのも好印象。そんな斬新な内容でも無いけど、撮り方が上手くて&けっこう良い効果音(IMAX版)のおかげで楽しめました。ただ、ネタバレにならない程度に書くと、私には謎が残りすぎた。
猿と元子役のエピソードの意味。
元子役の元彼女?は、なんであんな姿なの?。
撮影のおっちゃんは、何がしたかったの?
で、
あれは何?
もっかい観なあかんか?(笑)
猿の話はなんだったの?
そこまで『スピルバーグ』を意識しなくっても・・・・。
『ジョーダン・ピール』の新作は、
どうレビューを書いてもほぼほぼネタバレになってしまうので、
ココは開き直り、一種の{バスターズ}モノとのっけから言いきってしまう。
とは言えその対象が、宇宙から飛来したものなのか、
そもそも太古から地球に存在していたものなのかが判然としないのが一つのミソ
(前作の〔アス/Us〕は後者だが)。
中途迄は何が起きているのかさえさっぱり判らぬのは過去作と類似。
なので、これは監督の一つのスタイルと見る。
とりわけ謎なのは、
{シットコム}撮影現場で起きた事件の始終を
繰り返し挿入すること。
家族の一員に近い位置付けで飼われているチンパンジーが
突然野生に目覚めた様に狼藉をはたらくのだが、
これは比較的身近な存在でも
心底判りあえないとのメタファーか。
本編に有る〔未知との遭遇(1977年)〕を思わせるカット、
或いは当該エピソードで描かれる〔E.T.(1982年)〕の一場面を彷彿とさせるシーン、
何れも『スティーヴン・スピルバーグ』の「分かり合える」ことへの
アンチテーゼとも思ってみたり(笑)。
オマージュと言えば、
その敵対する「UAP」のフォルムが
〔新世紀エヴァンゲリオン〕の「使徒」の一つに似ているのも示唆的。
これ一つを取ってみても、
本作での「UAP」=「Alien」と単純には割り切れない証左かもしれぬ。
物語は、本筋とはあまり関係のなさそうなエピソードから始まり、
中途から風雲急を告げる。
矛盾を感じる設定も幾つか散見されるものの、
終局に向かっての
小道具(大道具?)類の使い方の巧さにはとりわけ感服。
何れも事前にさらっと見せておき、最後の役立ちアイテムとなるのだが、
〔ジョーズ(1975年)〕の酸素タンクほどしつこくないのが好ましい。
また以前から有る怪現象「キャトルミューティレーション」や
人が突然に行方不明になってしまうこと、
或いは空から人工物が突然降って来る(これもやはり)奇怪な現象への
解を提示していることも興味深い。
「シミュラクラ現象」は人にプログラムされた習性で
自己の身を護るために機能する一方、怪異現象への呼び水。
そして本作では、
横に二つ並んだ点を目として、イコール動物として認識するシステムが
物語の大きなキモとなっている。
脳の奥深くに根差したより原始的な本能に翻弄される人と「UAP」の争いは
最後までスリリング。
チンパンジーを家族として迎え入れるホームコメディは
({シットコム}ではないけれど)、実は本邦でも制作/放送されている。
1968年に「CX」系で放送された〔クレオくん〕がそれで、
僅か1クールで終了してしまったが。
そのことを記憶している人は、
もう少ないんだろうなぁ。
ただのスリラーではない
最悪の奇跡は確かに起こった
ピール監督の他の作品を見てみたくなった
自分には微妙に見えた[???]
池袋グランドシネマサンシャインにて鑑賞。
確かに、さすがジョーダン・ピール監督ならではの「驚き」に溢れた映画だと思った。
まぁ、映画館で予告編を見て、「ジョーダン・ピール監督作品だから、絶対に驚かされるんだろうな…」という程度の感覚で観に行ったのだが、映画館へ行く動機がテキトーすぎるかも…(笑)
超驚き映画『ゲットアウト』を観て「ジョーダン・ピール監督にはビックリだ…」と思いながら日比谷の映画館を出たことを思い出す。
また、ジョーダン・ピール監督の第2作目『アス』を観て「やっぱり驚かされたな…」と思いながら、御徒町の映画館を後にした。
そして、本作(監督3作目)を観て、「確かに驚かされたんだけど、よく分からなかったな…」ということを思いながら池袋を歩いた。
映画館で観た映画の印象は、どうしても観た場所に紐づけられて記憶してしまう…。
本作は、最初から「???」の連続で、時々「映像と音響がマッチしたシーン」でドッキリ!(笑)
牧場経営をしている家族がいて、ある時、空から何かが落下して来る不思議な現象。
父親は落下してきた物に当たって亡き人になるが、息子OJ(ダニエル・カルーヤ……『ゲットアウト』主演の黒人俳優)は空に何かある…と、妹と一緒に撮影したりするが、いろんな事が起こる。
そんなSFアクション・ホラーみたいな映画なのだが、観終わっても自分はスッキリできなかった。
映画は観終わって理解できなくても繰り返し観てしまう傑作(『2001年宇宙の旅』、『メッセージ』(ヴィルヌーヴ)等)は多々あるが、本作のように「さほど余韻が残らない分からなさ」はモヤモヤ映画でしかないと思う。
驚きたい人にはオススメだが、自分には微妙な映画に見えた。
<映倫No.49193>
黒人版クエンティンタランティーノ
ゲットアウト、アスは鑑賞済みで良作品とも黒人差別、奴隷としての精神的呪縛を強く感じ、ノイズになってしまいました。
しかし今作は黒人主人公でありながら上記部分が気薄で1番観やすくエンタメとして純粋に楽しめました。
個人的に感じたのが決してパクリではない過去作からのオマージュが随所に見られ、タランティーノのような映画オタク的サンプリング作家だという点と人間が本能的に嫌悪する映像表現の絶妙さは右にでる監督はいないのじゃないかな
過去二作と同様に想像以上の事が起こらないしどんでん返しや考察する予知のない作品なのですがこれぞ映画な一本でした。面白かった
もう少しスッキリまとめて欲しかった
「ゲット・アウト」も「アス」も、好きな作品。
作品規模が大きくなって、今回も期待したのだが。
いろんなギミックが盛り込んであって、「ナニコレ?」みたいなシーンも含めて、彼の作風なんだろうな、とは思っていた。
ただ、今回は「ナニコレ?」というより「これ、要る?」「今、何見せられてる?」と、最終的に振り返ってみても、「間」ばかり贅沢に取る割に本筋とはあまり関係なかったと思える箇所も多く、それでトータル131分というのはやはり長い。
前半は「これ、何が始まってるんだろう」とワクワクしたんだけど、後半は「これ、何をしてるんだろう」とダラダラ。
90分くらいにシンプルにまとめてくれたらもっと面白かったと思うのだが。
(ここからネタバレ)
「咥え込んだ風船が割れて消滅する敵」って、それまで煽ってきた恐怖感と比較してあまりにもバランス悪い。
あいつは、布でできてるの?
ラストに向けてどんどん弱っちく見えてくる敵ってどーなの?
怪獣映画としては、「トレマーズ」みたいな感じが近いのかな。
あと、海外の監督もホントに「AKIRA」好きだよねぇ。
動画に取り憑かれた昨今の人を描きながらも、20世紀へのオマージュにあふれた仕掛け
無限に広がる空、同様にどこまでが私有地なのかわからない広大な土地。西部劇の時代から変わらないようなロケーションで、ヒーローとヒロインは黒人きょうだい。なぜそこでその商売?という疑問には歴史上整合性の取れている説明もあり勉強になった。
予告で見たウオルマートみたいなシーンは全編を通じてみれば僅かな尺に過ぎないのだけど、そこで交わされる俗っぽい会話が彼らの原動力だということがわかった。
伏線の回収と、妹役の子の肝っ玉の据わった感じの発声が心地よかった。当然、兄のOJ役の彼の白目の強烈さは、闇のシーンで雄弁だった。
表面的な設定だけでいうと「ドント・ルック・アップ」にインスピレーション受けた?みたいに思えないこともなかったけど、こちらの方が表現方法が示唆的で映画館で観るべき映画としてのスケールを感じた。
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