「賢く美しい人類の友」NOPE ノープ バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
賢く美しい人類の友
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お馬さんたちが影の主役でした、ラッキーに賞をあげたい
UFOを一匹の動物としてみる、ジョーダン・ピール監督、今回も面白いアイデアを思いつくなあ
作中の印象的なエピソードであるチンパンジー暴走事件、UFOと直接的な関連はないものの、だからこそ得体が知れずホラーなテイストを盛り上げていた
話が進むと事件の経験者だった元子役のアジア人がUFOを飼い慣らそうとしていたことがわかり、多少なりとも成功していたのは野性動物の恐ろしさを身をもって知っていて、UFOの本質を見抜けたからなのか、というところに繋がる、でも彼は幼少期のトラウマから恐ろしさに魅入られてしまったんだろうな、最後は食べられてしまう
今回もホラーなのはペリット吐き戻し恐怖の一夜シーンまで(ここは家屋が血まみれになりビジュアルかなりグッド)
ラストは荒野、ラッキーを駆る真昼の決闘、UFOとの直接対決で一気に盛り上がる
これまでのピール監督の映画にはなかったチーム戦(仲間に白人がいるのも初)でスケールも大きくクライマックス!て感じが良かった
いろいろなアイデアを持っていて次が気になる監督ですね
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