「エンタメ映画ですね!」NOPE ノープ A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
エンタメ映画ですね!
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ジョーダン・ピールの新作ということで期待をもって鑑賞、なかなか楽しめました。
円盤状なだけで大気や重力を無視してあんなに自在に動ける点、雲に出入りしても雲が全く乱れない点などツッコミ処は置いといて、不気味さ、怖さから転じて最終的に達成感を得る展開が痛快。怪物がベール状に展開する様はエヴァンゲリオンの使徒的な印象を持つ人は多いのでは?
ピールの映画は、ナイトシャマラン的なアイデア一本映画とも言えるけれども、いろいろと練られていて面白い。ナイトシャマランと違うのは、ブラックというか毒が強いというか、どぎつい点なのかなぁ。
本作ではチンパンジーのぶち切れ事件がその一つ。ほぼ並行して展開され徐々に明らかにされるが、その意味がまだよく分かっていない・・・対比なのだろうけど。元子役のカウボーイランドの社長が、ぶち切れチンパンジーと唯一分かり合えそうになったことが、空に棲む怪物を手なずけようとしたことに繋がってるのだろうか? それくらいしか思いつかない・・・。
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