「血の雨(物理)」NOPE ノープ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
血の雨(物理)
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初ジョーダン・ピール監督作品。
情報統制が強かったという記事を見て、俄然興味を惹かれ、鑑賞。
個人的にはあまり合わなかった。
本筋にはネタバレ厳禁とするほど目新しさは感じず。
ハリウッド映画や日本のアニメ、実際の事件などのオマージュも多いとのことだが、それはあくまで付加価値と考えます。
「知っていれば面白い」ではなく、「知っていれば“なお”面白い」でなくては。
UFOかと思いきや生命体だった、というのは面白かったが、やや弱い。
また、敬意を欠いた傲慢な人間は逆襲される(馬に蹴られた映画スタッフ、ゴーディに襲われた役者たち、UFOに呑まれたジュープや記者など)というメッセージかと思ったが、だとしたら主人公はまだしも妹はやられなくてはならない。
散々重ねられた構図だから、意味はあると思うのだが。。
血の雨(物理)が降る中盤までの緊張感は良かったのだが、後半で盛り上がれませんでした。
ゴーディ事件の印象が強すぎたり、馬の名前をデカデカと出すなど、伏線と身構えた部分がオチに繋がらなかったのも散漫さを感じた。
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