「年下の男の子」ぜんぶ、ボクのせい bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
年下の男の子
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松本優作監督作品では、「日本製造」はトコトン合わずでしたが「 Noise 」が好きだったので期待して鑑賞開始です。ただし事前情報は完全にゼロw
いきなりの木竜麻生ちゃんです。2日連続です。最近、よく顔を見ますね!えっと、あなたは松本まりかさんじゃあーりませんか?と思ってたら青葉竜也登場。更に、久々に情け無い感じのオダギリジョー。太賀は来るわ、川島鈴遥は来るわで。このキャストはB級ちゃいます。全然シネコンレベル。なんで単館?
これがですね。オチで納得です。こりゃ一般受けしそうにないw
そんなに俺を悪者にしたいのか?
なら、それで良いから。
でシャッターが下りた。
松本優作さんの画力は、藤井道人さんのそれとはちょっと違うと思うんです。画、そのものの粒度と美しさが藤井道人監督なら、松本優作監督の画力は、描写に使うカットのセンスって言えば良いのか。連続感のある描写、みたいなヤツ。台車を押して軽トラまで帰る優太の姿をちょっとだけ挟み込むとか、エンコーする詩織がホテルに入って行く場面と出て来る場面を、違う日・違う人・違う画角で使うとことか。海辺のソワレは岸側からで、自殺で海に入る画は海側からと言う対比の仕方とか。
この「基本点」の高さ、と言うか、考えて狙いがあってやってます!って言うところが良いですもん。
松本優作監督のシネコン作品、待ってます。イヤ、一般受けするオチが必要なんだと思うんですけどね。藤井道人監督だって、短命悲恋ものを撮ったくらいだからw
良かった。
普通に。
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