「どうしてあそこまでひねくれたのだろう」ぜんぶ、ボクのせい りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
どうしてあそこまでひねくれたのだろう
児童養護施設で母の迎えを待ちながら暮らす優太は、どうしても母に会いたくて、職員の不在時に資料を見て母の住所を調べ、施設が出た。たどり着いた先で見たのは、同居する男に依存し抱かれるだけの生活を送る母の姿だった。そんな母から不要な扱いを受け児童養護施設に連絡されてしまい、迎えが来たが家を飛び出し逃げた。母に捨てられた絶望で当てもなく防波堤を歩いてた優太は、軽トラックの荷台で暮らすホームレスの男・坂本に出会った。坂本は優太を都合よく使い、2人はわずかな日銭を稼ぎながら寝食をともにするようになった。ホームレスの男の知人で、裕福な家庭に生まれながらも家に居場所がない少女・詩織とも知り合い、優太の事を心配してくれる優しい彼女にひかれていく優太は・・・てな話。
優太はどうしてあそこまでひねくれたのだろう?
養護施設の片岡礼子や木竜麻生など優しそうな感じだったのに。そこがよくわからなかった。
優太役の白鳥晴都は口数は少ないが、寂しい少年を上手く演じていた。
ホームレスのオッチャン役のオダギリジョーは悪い奴なんだけど絵がうまくて優太に優しくて魅力的だった。
詩織役の川島鈴遥は強い少女を好演してた。
彼女はタバコを吸ってたから20歳過ぎてるのかな、って思ったらやはりそうだった。
養護施設の木竜麻生も観れて良かった。
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