「絶妙な小ヤンキーとJK」ぜんぶ、ボクのせい lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙な小ヤンキーとJK
「真実一路」この物語を少し知っていると、味わいが違ってくるかも知れません。
が、それは置いておいて素直な感想をば。雰囲気を味わう映画としてはまずまず。社会派として考えるならば今一つ。そんな感じでございました。役者陣は味があって良かったんですけどねー、脚本なのかな…??
千葉県人としては舞台が「いすみ市」だったのが何よりもソワソワ気持ち良かった。コロナ禍前は「いすみ健康マラソン大会(ハーフ)」で毎年お世話になっていたので感慨ひとしおでございましたね。地域は少しはなれているけども、雰囲気や匂いはそのまんま。住人の田舎特有な明るい閉塞感が良い感じでした。
「ぜんぶ、ボクのせい」と言うには色々と弱かったけれども、三者三様な虚無感と見えない澱み(コレもスッキリしない要因だったりする)に思いを馳せる部分があったのでキライではないです。「砕け散る所を〜」や「NOCALL NOLIFE」が頂ける方は試してみても良いのではないでしょうか。
仲野太賀くんの不穏さが最高だったな。
コメントする