雄獅少年 ライオン少年のレビュー・感想・評価
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良かった。
1.映像も日本き負けてない。光がきれいだ
2.日本アニメ「ブルージャイアント」もここで作ったら良い
3.内容も、今の日本には無い昭和のサクセスストーリー
4.金にならない事が人生を支えてくれる。その通り。
5.全ての映画そうだけど出てくる人皆いい人
6.ロシアもそうだけど、どこの庶民は皆頑張っている。権力者は皆ダメ。
7.夢では食えないが、夢大事
8.日本のアニメ、そのうち中国に抜かれる
9.雀の〜より良かった。
10.最後はやはり心、定番だが元気になる。
11.エンディングロール、まだあります。も良かった。
「何か一つくらい夢を持っていたい」そう願う少年の想いは大勢の人に支えられ、誰一人届いたことの無い高みの場所へと獅子が挑みます。手に汗を握る少年の成長の物語です。
観る直前までほぼノーマークの作品。
公開中の作品一覧を眺めていて気になり
作品紹介を読んでみたら面白そう。
そんな訳で鑑賞してきました。
中国の獅子舞が題材です。
民間の伝統芸能らしく、二千年の歴史があるとか。
歴史の重みが凄いなぁ。 …と素直に感心。
さあ鑑賞。
獅子舞の演技を見て、憧れを抱く少年。
見よう見まねで踊ってみる。
獅子頭の代わりに、半分の西瓜(の皮…)を振り回す。
獅子舞演者の若者にぶつかり、睨まれる。 きゃー
野良猫(=少年の事)が前を通ってケチがついた と
春節でもらったお年玉の袋を盗られそうになる。
その袋を、更に脇から奪い返す者がいる。
脇から現れた赤い獅子頭の演者。 速い。
その演者がお年玉の袋を蹴り上げると
演技舞台の一番上、竹の棒の先端に挟まる。(すごい)
あれを早く手にした者が勝ち…という事のようだ。
相手の進路を邪魔するのも有りらしい。
一進一退。手に汗握る攻防。勝ったのは赤い獅子頭の演者。
お年玉の袋を取り戻した少年。
赤い獅子頭の演者を荷台に乗せ、自転車で逃げる。
丘の上までやってきて、演者が赤い獅子頭を外す。
” あ… ”
獅子頭の演者は女の子だった。
” 私の名前はチュン ” あなたは? 問う少女。
” 僕の名前もチュン ” 応える少年。
なんと、漢字も同じ「 娟 」。
少女チュンは、獅子舞の全国大会の宣伝に来ていた。
今年の大会のポスターを渡される。
よく見ると、少女は前回大会の優勝メンバーだ。
すごい演技だった と伝える少年チュン。
僕にもあんな演技ができたら良いのに と口にする。
” きっと出来るわ ”
との言葉と赤い獅子頭を残して少女は去る。
ポスターに目を落とす。
大会の会場は、少年の両親の出稼ぎ先の都市だった。
” 獅子舞がやりたい ”
” 出稼ぎ中の両親に元気な姿を見せたい”
獅子舞への気持ちに駆り立てられる少年チュン。
だが…
・メンバーが足りない(一人では演技できません)
・太鼓や衣装も無い (お金も相当がかかるみたい)
・練習方法も分からない (…困った。探さなきゃ)
まずは仲間を集めよう。そこからスタートさ。
こうして少年チュンの
獅子舞全国大会出場を目指した挑戦が始まった。
とまあ
田舎で暮らす一人の少年が、
獅子舞の大会に出る仲間を探し、獅子舞の師匠を探し
獅子舞を通して成長する姿を描いた物語です。
テンポの良いストーリー展開で
最期までハラハラドキドキしました。
獅子舞の全国大会に出られるのか?
少女チュンとの再会はあるのか? etc
主人公たちを応援せずにはいられなくなる
良い作品でした。観て良かった。
満足です。
◇あれこれ
■夕焼と夕闇
田舎の夕焼けの赤。
都会の夕闇のグレー。
その二つの画面が印象的だった気がします。
そしてビルの屋上で観た朝の光。
これから起こる少年の変化への期待を
印象づける場面だった気がします。
■秘めた想い
獅子舞の師匠。昔は獅子舞の名人だった。…らしい。
今は干物を売り歩く魚屋さん。
演技に惚れて結婚した奥さんとの二人暮らし。
暮らしぶりは豊かとは言えない中に
3人もの若者が転がり込む。
最初はやっかい者扱いをしていた奥さん。
ダンナに笑顔が戻ってきた事に気がつき
稽古の時間をもっと盗らせてあげたい と
魚の配達を代わりに行くようになる。
客から奥さんが怒鳴られる場面を見たダンナ。
やはり自分が …と 予選会に出場中の弟子を置いて
奥さんの所へと戻ってしまう。 …あら
後悔を繰り返さないで と奥さん。
獅子舞をやめた事を後悔しちゃいない と師匠。
" 私が後悔してるの!"
生活のために獅子舞をやめた。
ワタシがやめさせてしまった。
もう一度弟子たちと共にこの人を舞わせて上げたい。
この奥さん、カゲの主人公です。ヒロインです。
助演女優賞を差し上げたい。
■この作品
とにかく、すごく丁寧な作りの作品 そんな印象です。
中国が舞台な訳ですが、中国色を出すだけでなく
世界中のどこでも通じるテーマをストーリーに練り込んだ
見応えのある作品でした。
この監督の、次の作品が気になります。
要チェックです。
◇よだん
獅子舞の世界大会があったら
日本から参加して欲しい人たち。
・ライオン丸 変われ獅子丸♪
・白獅子仮面 獅子ですから
・タイガーマスク … トラでした ・_・;
・ウルトラマンレオ 獅子の瞳が輝いて (サイズが合わない…)
他にも居そうな気が。
◇最後に
届かない物がある事を教えるため
1本だけ遠く話して立てられているという柱。
少年チュンが最後に挑んだのは、その柱。
後ろ足のマオの力を借り
太鼓のワン公の力を借り
少女チュンが叩く太鼓に力を得て
他チームのみんなの太鼓を一身に受けて
そして
獅子頭が柱の上。
体は…?
たぶん、大会は準優勝。 けれど…。
夢は、諦めない限り叶う。
そのことを、余韻を持って伝えて終わる
秀逸なエンディングです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
吼えろ。心の声のままに
良い。映画館が良い。絶対に。
久々に功夫系武侠映画の世界に気持ち良く浸りきった感覚。卑屈に生きたって良い事何かないのだけれども、想像以上に手強い鎖。前を向けって言われたって、上を向けって言われたって、出来ない時には出来ない。一緒にもがける仲間ってホントに良いなと、魂に染み渡りました。
今年の最高傑作であるのみならず人生ベスト5に食い込む勢い。
この作品は一見するとピクサー調であり、ストーリーはカンフーモノをベースにした貧富の闇をあぶりだす単純なサクセスストリー、どこか既視感溢れる作品と言うイメージである。しかし制作国を忘れてみる限り極めてその完成度は高く、2Dアニメではなく3Dで勝負してこのレベルの高さを行き成り見せつけられるのは強烈である。日本アニメの原点は実は中国アニメであると言うのは識者の間では既成の事実である。ディズニーを手塚が模してたと言う話しは有名だが、実はそれ以前に手塚のアニメ熱に火をつけたのが中国の万籟鳴監督によるアジア初の劇場用長編動画作品🎦『西遊記 鉄扇公主の巻』(中国、1941年、73分、モノクロ)であるという事は意外と知られていない。これはディズニーの🎦バンビや🎦ピノキオに先んずること10年前の出来事である。アメリカ公開は40年代でも日本公開は🎦バンビで51年が一番早い。そこから中国のアニメは日本と交流しながら2Dアニメを上海中心に発展させるが、国内の表現規制や日本の下請け等の劣悪な環境がたたり衰退していく、一方で国策として理系を中心に多くの若者をアメリカに送り出し、さまざまな即効性のある技術と知識を習得させて好待遇で迎えた北京は、皮肉なことにアニメも3Dアニメを中心とした拠点として多くの才能を集めるに至る。ラップ調のオリジナル中国歌詞に載せた音楽と現実を遥かに凌駕する見事な背景映像に、まだ少しぎこちないキャラクターの動きは、後半に向けて作り手の手を離れまるで絵そのものが精霊の息吹を受けてまさにアニマのごとき躍動する。このシンプルながらも普遍的で共感を呼ぶストーリー展開と中国特有の文化的素材をテーマに新しいアニメ言語で一気に打って出て来た。それは最後に種明かしするが潜在意識に根付くまでに浸透したある物語へのオマージュとなっているからである。これはまさにピクサー製作のフルCGによるアニメーション🎦Mr.インクレディブルに匹敵する作品に我々は出会ってしまったのである。ブラッド・バード監督と違い今回のソン・ハイペン監督のデータがあまりに少ないのがつらいが、明らかに日本の天才主導型のアニメ産業を飛び越えて中国国内でもアメリカ本土でも通用するものが作られ始めた中国アニメ市場。日本のアニメは後50年は持つとはいえ、この中国からの猛攻に耐えれるのか恐ろしく不安になるほどの完成度で完全に打ちのめされた作品である。そして最後に指摘しておかなければいけない既視感は🎦ベスト・キッドでも🎦カンフーパンダでもなく、実は根底にある物語の骨格が我々には気付かれないように📖西遊記へのオマージュとして隠されている事実である。3DフルCGと言う極めて理系で工学的な技術によって作られた物語の格子に西遊記という普遍的な物語の王道を敷き詰めた文学的なソン・ハイペンの才能に、改めて驚愕するのである。
不覚にも泣いた。
出稼ぎで父母と離れてくらす少年(つっても18w)チュンはある日イジメっ子(大人だが)に奪われたお年玉を取り返してくれた同名の女性チュンから獅子舞大会への出場を勧められる。
かわいい女チュン目当てに猿顔、太っちょ(2人とも名前忘れたw)と一緒に元獅子舞達人の魚屋の旦那に弟子入りして、、、と此処まではよくある話だが、出稼ぎ先で父親が事故に遭いチュンは1人都会に出稼ぎして身を粉にして働く事に、その出稼ぎ先で件の獅子舞大会が開催され獅子舞仲間と師匠のピンチに出食わし仲間に合流し、、、。
兎に角後半のチュンが先が見えない不安の中で1人出稼ぎで頑張る姿に泣ける。大会最後奇跡の逆転に賭ける姿に会場一団となって応援する姿、エンディングの曲とここ数年で久々に泣けた。
潮目は変わる。今こそ海を渡ろう!
いや、いや、びっくりしました。中国制作のフルCGの3Dアニメーションなんですけどめちゃめちゃクオリティ高いです。スムーズな動き、豊かな色彩、風景の緻密さ、そこに中国ならではのオリジナリティが加わってこんなにレベル高いのかと圧倒されました。
獅子舞の演舞に魅せられた田舎の貧しい少年たちが達人を見つけ出し特訓を積んで大会を目指すって、まぁストーリー自体は王道なんですけど、だからこそ難しく考えず素直に感動したし、ラストは特に良かったです。泣けました。分かりやすいキャラクター、音楽も最高です。
吹替しかやってなかったんですけど、そもそも昨年字幕版が公開されてるんですね。全然知らなかったです。観とけばよかった。でもアニメなので吹替も違和感なかったし、山寺宏一さんの安定感は抜群でした。
ライオンの様に気高く。逆境に立ち向かい、何かを成し遂げる素晴らしさ。そこからしか生まれない感情。これなぜ今、公開なんですか?しかも上映館少なすぎるし。夏休みにドドーンとやっても良かったのに。
きっと今日もどこかで歯を食いしばって必死で働いているライオン少年。君のことをしばらく忘れられそうにないよ。
やってる映画館少ないけど絶対観て欲しい!ここ何年かで一番感動しました!
いやービックリしました。中国アニメがこんなに進化しているとは!
最初の自転車で主人公ちゅんが走るシーン、まるで実写かと思う程の美しさ。顔がアップになるまで本当にアニメなのかと半信半疑になるほど美しかった。疾走感や光の描き方半端ない!こだわって画面を作り上げているのが分かる。素晴らしいクォリティーだ。
ストーリーも素晴らしい。ドキドキ、ワクワク。泣かせたと思ったら直後に笑わせてくる。そしてラストは凄い高揚感と感動だった。
やってる映画館が少ないのが残念だ。是非映画館で観て欲しいです!今年度のマイベスト映画になりそうな予感がしている。
(以降ネタバレあります。)
両親が出稼ぎに行ったまま帰ってこない少年ちゅん。貧しいことと両親が帰らないことで周りの人たちから蔑まれている。
自転車で着いた先は獅子舞の大会。既に大勢が観に来ていたので人混みを掻き分けて前まで行く。
この時の雑踏(観客)が凄い。普通なら観客の足の中をかき分けて進む主人公だけ動かせばいいのに、雑踏全ての人が動いている。ここでもこだわりの画面だ。手を抜かない仕事とはこの事だ。
やっと観客の前まで出た主人公ちゅんは興奮して皆の前で踊っていると黒獅子の男にいちゃもんをつけられておじいちゃんからもらったお年玉を取りあげられてしまう。
そこに現れた赤獅子の頭を被った人。黒獅子と獅子舞バトルをして打ち負かしてお年玉を取り返してくれた。恥をかかされた黒獅子たちは追いかけてくるがちゅんは赤獅子を自転車に乗せて逃げる。
自転車で坂を駆け下りながら逃げるシーンはまるでディズニーアニメの『あの夏のルカ』のよう。
やっと黒獅子をまいて逃げ切ったちゅん。赤獅子が獅子の頭を取るときれいな女性が現れた。名前がちゅんと同じちゅん。漢字も同じ字なので親近感が湧いたのか赤獅子の頭をくれた。自分に自信のないちゅんが聞く。
「僕も獅子舞出来ますか?」
「できるよ!花に選ばれたんだからね!」そう言って彼女は去っていった。
ちゅんは友達を誘って師匠に獅子舞を教えて欲しいと頼みに行くが最初は断られる。が、子供たちの熱意に負けたのか教えて貰えることに。師匠は生活の為に獅子舞を辞めただけなので本当は師匠も獅子舞が大好きなのだ。奥さんにばれないようにこっそり教えだす。
厳しい訓練の結果ようやく様になってきたというのにちゅんの父が怪我をして意識不明となる。ちゅんは生活と父の治療費の為に働きに出ることとなる。三人+師匠の運命はいかに?そして父は?
最初の自転車のシーンもそうだったが随所に何かの映画のオマージュ?みたいなものを感じた。香港時代のジャッキーチェンの映画みたいな音楽だったり、🎬ベスト・キッドみたいだったり、エンディングの曲に至ってはまさかのインド映画、みたいな?笑
心に残る言葉がいくつもあった。
「李白の詩を暗唱するとどうしようもなく胸が熱くなるんだ。」
「そっかあ。出ないのかあ。今年は私と同じ名前の男の子が出てくれると思ってたんだけどなあ。」
「(あなたじゃなくって)私が後悔したのっ!」
単純なストーリーだが面白かった。こんな単純なストーリーで泣かされるとは思わなかった。でもただのお涙頂戴ではない。泣かされたと思ったらすぐその後に笑わしてくる。登場人物の背景や心情が実によく表れている。見事だ。
困難があっても諦めずやり続けること。友達を信じること。素敵な師匠と友達がいてくれてちゅんは幸せだ。女性のちゅんに出会えた事も幸運だった。
獅子舞の最後のシーン良かった!!
女性のちゅんの太鼓につられて敵までが太鼓で応援してくれて心が熱くなった。太鼓の音に韓国ドラマの『梨泰院クラス』の石ころ(ダイヤモンド)という曲を思い出してしまった。曲に乗せたあの高揚感。
監督さんが本当に映画が好きなんだなと思った。
色んな映画を彷彿とさせるところが随所にあって、にやにやしてしまいそう。
ラストの二つの奇跡も本当に良かった!!(奇跡は一つじゃない。ここ大事!)
いい映画を観たという満足感に浸れたのは久しぶりだ。
(追記)
ひとつだけ良く分からなかったのは女性のちゅんの横にいた男性。彼は誰なんだろう?旦那さん?女性のちゅんが立ち上がって少年のちゅんに「ちゅんー!」と叫んで応援しようとしているのを何故止めるのか?彼があのスマホを触ってこそこそ会話するシーンに何か意味があるのか?何かの暗示なのか?
オープニングで中国語で監督やプロデューサーの名前が出てくるところの最後の方に「面白映画」という文字があった。コメディのことを中国語では面白映画というのかと思ったがGoogle翻訳にかけると白いフィルムと出てきた。
(追記2)
@大吉さんから「面白映画」は映画会社の名前だと教えて頂きました。有難うございました。
(追記3)
映画仲間から、ちゅん(女性)と一緒にいた男性は格差社会の象徴なのではないか言われました。確かにそうかも知れませんね。ちゅん少年やその周りにいる人々は貧しい中で一生懸命生きてる人達でしたものね。
シシまっちゃった。
中国のアニメ映画では「ロシャオヘイ戦記」や「白蛇」などはソフトを購入するくらい好きな作品。本作もかなり評判よくて期待して観に行ったけど、途中うっつらしてしまった.。
なるほどテーマはわかりやすい。どんなに貧しくても辛くても故郷で見た獅子舞を思い出せ、いつも心に獅子の魂を持って人生を生き抜け、みたいな。
でも肝心の物語がちょっと残念。
ラストの大会で、今まで仲間と共に練習し過ごした日々がフラッシュバックする、主人公の思いと周りが一体となり皆が太鼓をたたいて応援、最後に意識不明の父親が奇跡的に目覚めるなどなど、どれもこれもいままで何十回見ただろう、こういうの。
こういうど定番で感動させるにはやはり主人公たちを応援したくなる気持ちにさせてくれないと。ところが主人公を筆頭に彼ら三人がなぜあそこまで獅子舞にこだわるかが全くわからない。
出稼ぎの両親に立派な姿を見せてやりたいから?かわいい女の子に会えるから?ただでご飯食べれるから?自分たちはクズではないと証明したいから?負け犬人生から脱却したいから?
まあ、始めるきっかけは何でもいいし、獅子舞だろうが何だろうが夢中になって打ち込めるものがあるのはいいことだと思うけど、でも何故か彼らを応援したい気持ちにならない。
彼らが修行する中で苦難を乗り越え、次第に仲間との絆を深めてゆくといった描写は一切ないし、師匠の話もなんだか。
そりゃあ貧しくて身体も弱い主人公が修行して人々を感動させる獅子舞を舞えば、普通は感動するんだろうけど、何かが足りない。
結局主人公たちの成長してゆく過程があまり描かれなかったため最後まで彼らに感情移入できなかった。もちろん練習風景は描かれてるから技術が上達してゆくのはわかるけど、人間的にどう成長していったかをもっと描いてほしかった。
冒頭での獅子舞少女との出会いのシーン、主人公の頭上で宙返りした獅子舞の口から彼女の顔が垣間見えるシーンはかなり上がったんだけど、最後までこの冒頭シーンを超えられるものはなかった。
CGは実写かと思うくらい緻密で綺麗だったので星一つおまけで。
アニメーションが綺麗
大枠のストーリーはウォーターボーイズに近いような‥‥
でも、もちろん別物として良い作品でした。ラストは胸熱です。
主人公のキャラクターデザインが好き嫌いありそうですが、どんどん勇ましくなって慣れました。
リアルはあそこまでではないと思うが、ポールの飛び移りとか死傷者とか大丈夫なのかな。達人の域なので素人が半年くらい?でどうにかなるもんなのかな。とか考えないで見るべし。
獅子になる!
中盤から泣きっぱなしで、今年イチ泣いた(午前十時ので観たレナードの朝と並ぶくらい泣いた)
話自体は単純で競技もたけし城みたいなのだが、泣いた
友達の一人がロンブー淳に似ていたが、泣いた
負け犬たちのワンスモア!
永遠に勇ましい獅子で在り続けろ!!
冒頭部分の少年チュン、少女チュンの
運命的な出会い、親に名付けられた名前に意味があるように思いました。
木々の咲いた花が自分の元に入る場面は
中国の伝統的な獅子舞いの覇者になれる予感がしました。
弱小だと思われていた3人の少年たちが
一致団結した!
獅子舞いを教えるチアンは、アジェンと一緒にいられるだけで幸せだと言ってましたが、太鼓の音が応援するかのように鳴り響く!
最後の決戦のとき
水面にそびえ立つ棒
高鳴る胸の鼓動!
奇跡は起こると信じて
果敢に挑戦した獅子舞いが脳裏に焼き付く
ラストシーンでした。
メッチャ熱くて感動する獅子舞を題材とした中国アニメ。 本年度ベスト!!
本日お目当ての作品を観る前に時間があったので鑑賞したけど、これは大当りだった!
(ぶっちゃけお目当ての作品より良かったかも笑)
とにかく映像が美しい!
日本やアメリカのアニメ制作会社を彷彿とさせる映像美!
出だしの映像の美しくもリアルトな感じに圧倒される!
加えて感動のストーリーが相まって満足度はメッチャ高かった!
18才の少年チュン。
親に会う為、両親が出稼ぎに出た町で行われる獅子舞の大会を目指して行くストーリー。
地元の獅子舞大会である女性を助けた事から始まるストーリー。
獅子舞は
①前足と顔担当。
②後ろ足担当。←かなりの体力必要。
③太鼓担当の3人編成。
チュンの仲間で結成されたポンコツチーム。
塩漬けの魚屋を営むチアンに弟子入りして獅子舞を教わって行く感じ。
ど素人3人を育てるチアンが熱いながらも優しく、妻の内助の功もとても良かった!
とても優しい夫婦の感じが印象的。
獅子舞のバトルが熱い!
もはや格闘技の様相(笑)
加えてSASUKEの様なミッションも見所だった感じ。
出稼ぎ中の父が事故で獅子舞チームから離脱するチュンの姿に泣ける。
チュンが不在のままの決勝戦。
ドキドキ感がハンパ無い!
ラストステージも敵味方の無い太鼓が鳴り響く感じが熱かった。
獅子舞の表情もコミカルで印象的。
実際の動物の様な動きも凄い!
思いもよらない木や水や空などの自然の映像美に驚く。
中国アニメ、舐めてました(笑)
笑えるシーンも散りばめられていて飽きる事も無く感動の涙も流れて大満足!
最後に流れるのんサンの曲も良かったです( ´∀`)
クリードより高いロッキー成分
今年の大当たりと言っていい傑作。まずメインストーリーのカチッとした構成がロッキー成分を満たす。更に中国南部の2005年当時を、南洋の植物、コンクリート舗装の街路、貧困層、出稼ぎなども含めて美しく再現したルックが素晴らしい。日本アニメをベースとしつつ明らかに進化し成熟した画面構成、キャラクター設定、動きに表情、そしてカット割が心地よい。パンフには背景やキャラや監督のストーリーボードが載ってて満足感。
ところでおいらは字幕版で見たのだがパンフによると日本語版には能年玲奈の歌がつくと言うが、こういうのはどうなのかなぁ。これで入りが増えることも無かろうに。それより日本語タイトルは日本人に刺さる上手いのを考えて欲しかったし、ポスターももっと一目で見たくなる物が欲しかった。頼みます。
追記 皆さんのレビューでのんの歌が良かったとあり、吹替版も見てみようかなと思いました。
コナンもマリオもスラダンもいいが、ライオン少年を観てくれ。
個人的には現時点で今年度ベストの映画。出来れば映画館で観てほしい。
予告を見て、いくらなんでもアニメで獅子舞の表現を誇張しすぎだと思って本物の獅子舞の映像を見たら全然大げさじゃなかったことに驚いた。
登場人物たちは決してキャラ萌えするタイプのキャラ造形ではないのに、獅子舞に真摯に人生をかけて取り組む彼らがとても美しく見えてくる。
吹替で観たが日本語版声優さんたちの演技もとても良かった。(何故かラスト1カ所だけ吹替えされていない部分があったのは仕様だろうが、そこだけ違和感があったのが惜しい。)
物語を貫くメッセージは単純明快だが、演出音楽映像全てが力強く、感情移入してつい涙ぐんでしまった。そしてラストへ向かうカタルシスが最高だ。
観た人たちの評判は良いのに、相変わらずGAGAが宣伝下手であまり知られておらず観客が入っていないようで、早くも上映回数が減って放映終了が近いかもしれないのが惜しまれる。
あの迫力、感動、出来れば映画館で体感してほしい作品だ。
負け犬たちの奮闘記
「ヤングマスター('81)」でもジャッキー・チェンが挑戦していた、中国(南派)獅子舞を題材に少年たちが勝ち上がっていくサクセスストーリー。
日本でも横浜の中華街をはじめ、神戸など各地で春節には中国獅子舞の催しが行われており、動画系サイトでは競技や練習風景が投稿されているが、まんま本作のような動きをしていた。
終わりが余韻なく、ちょっとあっけない感じがするが、伏線回収も上手くストーリーとしては楽しめた。
主人公チュンの吹替が花江夏樹なので、炭治郎のイメージが強い。
落合福嗣は上手い声優になったなと思った。
CGの作画は素晴らしい
中国の3DCGアニメ
作画にストーリーもかなりよかった
貧困層の少年チェンが獅子舞の大会に出場するために
仲間をあつめ、獅子舞の大会でトップを目指す内容
ヒロイン・チェンの出番は最初に出てくるが
あまりそこまで出番が多くないように感じた。
仲間たちと師匠の絆のほうが中心に感じた
チェンも師匠も獅子舞をやめた理由が
経済的なものだったので
2000代の中国の格差があるということを感じたが
ここらへんは中国のことに詳しい人なら
別の感想をもつかもしれない。
本選で師匠が代役を務めるところは
ここらへんはコミカルなところが多かったが
個人的にはよかったと思う
獅子舞の動きがかなりアクロバティックで
なんでもありな感じがしたが現実でもあんな感じなのかな
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