「自由奔放」あちらにいる鬼 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
自由奔放
作家の井上光晴をモデルにした小説、妻も子もいる作家白木、白木と不倫関係になるみはる。みはるも自由奔放だが、白木は自由奔放すぎる。妻がよくここまで許せるものだなあ。自殺未遂の愛人の入院先に謝罪に行ったり。白木よ、自分で行け!結局白木は大きな器の妻に甘えていたって事。最後死ぬ時は妻とみはるに看取られて死ねたんだから、本人は幸せだったよね。
映画ではひたすら耐える良い妻だったけれど、実生活の広末さんは奪い取った側。真逆だから皮肉だなあ。まあ、人としてはどうなんだろう〜とも思うけど、犯罪者ではないので、せっかく素敵な女優さんなんで、辞めないでほしい。
みはるが冒頭一緒に暮らしていた男性は、「夏の終り」での男性と同じ人物?それにしても瀬戸内さんも自由奔放ですね。
豊川悦司も寺島しのぶもハマり役。この2人以外思いつかない。
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