ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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また彼か、と思っていたが、それは杞憂に終わった
2024.1.19 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(129分、PG12)
原作は野田サトルの『ゴールデンカムイ(集英社)』
アイヌの隠し財産を狙って暗躍する軍部、元軍人、脱獄囚の激突を描いたアクション映画
監督は久保茂昭
脚本は黒岩勉
物語は、明治37年の中国遼東半島南端の二百三高地(爾霊山)にて、日露戦争の戦況が描かれて始まる
ロシアと日本軍が塹壕を隔てて撃ち合う壮絶な戦場にて、日本兵の杉元佐一(山﨑賢人)は、幼馴染の寅次(泉澤祐希)に助けられて生き永らえていた
それから5年後、杉元は北海道の地でその日暮らしを続けていたが、ある日、行動を共にしていた後藤竹千代(マキタスポーツ)から、「アイヌの金塊」についての伝説を聞かされる
半ば夢物語のようだったが、後藤が「喋りすぎた」と言って杉元を襲ったことで、その話は本当だと確信する
そして、後藤は「話通りの刺青を入れられていた脱獄囚の一人」だった
杉元は後藤の亡骸を背に他の脱獄囚を探そうと考えていたが、凶暴なヒグマに遭遇してしまう
そんな杉元を救ったのはアイヌの少女・アシㇼパ (山田杏奈)だった
一方その頃、日本軍の陸軍第七師団の鶴見篤四郎(玉木宏)率いる軍団もアイヌの金塊を探していた
また、脱獄囚の白石由竹(矢本悠馬)と笠原勘次郎(島津健太郎)も同じ目的で動いていた
アイヌの金塊は、アイヌ民族が蓄えていたものをある人物が強奪していて、その男は網走に収監されていた
そこで男は24人の囚人の背中に刺青を入れ、彼らを脱獄させることにした
だが、囚人たちの間で殺し合いが始まり、白石と笠原は逃亡し、機会を伺っていたのである
映画は、原作の序盤を映像化したもので、エンドロール後に映像があり、次作以降に登場するキャラクターが描かれていく
個人的には原作未読なので「誰?」状態だったが、原作ファンの間ではどよめきが起こるほどだったので、かなりの人気キャラなのだと思われる
物語は、アイヌの金塊を巡る全体図を提示するという感じになっていて、誰が敵で誰が味方で、その戦力と目的はどれぐらいなのかを見せていく
そんな中で、杉元が北海道にいる理由、金塊を奪おうとする目的などが描かれていく
またバディものとしてのアシㇼパ のキャラとその関係、能力なども明示される
映画は、アイヌ文化がたくさん登場し、アイヌの血を引く秋辺デポがアシㇼパ の大叔父役として登場し、監修も行なっている
原作にもギャグテイストがあるようで、本作では白石とアシㇼパ がその役割を担っていて、それが心地よいバランスになっていた
冒頭の日露戦争がかなりえげつなく、熊に襲われて顔ペロンなどもあり、シリアステイストで進んだら耐えられない人が続出しような内容だったりするので、ひとつまみの清涼として挿入しているのだと感じた
いずれにせよ、思いっきり序章という感じで、今後はWOWOWドラマもしくは劇場作品として続編が作られると思われる
WOWOWは未加入なので、そこで展開すると観る機会はないと思うので、可能なら劇場公開をしてほしいものだが、この辺りの大人の事情はどうにもならない
本作の興行収入がその指針を占めそうであるが、ドラマの方に突入すると、地上波ではないので、次作の興行収入は大幅に減ると思う
いわゆるマーベルっぽい展開になっていて、ディズニープラスのドラマを観ていないと意味がわからないという展開に近い
今後どうなるかわからないが、MCUの興行成績の急下降から学ぶべきことがあるのではないだろうか
アイヌグルメ紀行(とクマ)
アイヌ
北海道周辺の先住民族
狩猟民族で毛皮や海産物を
物々交換で他民族と交易をする
社会性の高い民族で18世紀に
以南の和人(日本人)交易が
盛んになった
和人との結婚も増えその頃に
純血はもういなくなったと
言われている
また独特の語感を持つ
アイヌ語を用いるが
文字は使わず全て口承であるため
北海道の地名は概ね
アイヌ語の当て字である
ゴールデンカムイはそんな
北海道の大地を舞台にしつつ
アイヌの残した莫大な金塊を
めぐる多勢力の争奪戦を
野田サトル氏がヤングジャンプで
連載していたものを実写映画化
正直原作は未見なのですが
予告で観た時は
主人公杉元佐一の山崎賢人と
アシリパの山田杏奈の関係性が
これ某中国が舞台の戦記映画と
同じやないかと思ってしまいましたが
どうだったか
いや凄かった
冒頭の旅順の死闘に次ぐ死闘のシーンから
フルスピード全開で突っ走る感じ
このへんは
High&Lowシリーズの久保茂明監督
アクションシーンのスピード感は見事
個人的に小説の神様って映画は観たけど
あれはイマイチだったのはそもそも
不向きだったのね笑
杉元がなにせ不死身設定なのを
存分に生かして致命傷に見えても
戦い続ける様は迫力満点
また原作でも濃いんだろうなと
わかるライバル達
双子の二階堂兄弟なんて
一人二役で見事に
やってのけてます
当然どっちがどっちだか
わかんないですけど笑
また原作で名物だった
アイヌのグルメシーンも完全再現
昨年の仕掛人・藤枝梅安ばりに
再現してておいしそうです
またクマの恐ろしさの描写
すごいです
張り手一発で顔もってかれます
コレマジだそうですからね
昨年登別のクマ牧場行ったんで
恐ろしさすごくわかります
こういったシーンのまったり感と
すぐ始まるバトルシーンの応酬の
テンポ感はホント良くて
140分に感じませんでした
ボチボチ続編作っていく
キングダム状態になって
いくんでしょうが
山崎賢人のナヨナヨ感ある
普段の雰囲気は
この手の原作物の主人公
キャラにほんとハマりますね
金塊目当てのアクション映画。山﨑賢人大暴れ、山田杏奈も大活躍。矢本悠馬が面白い。玉木宏の気持ち悪い○汁が笑える。○○生きてたのか。寒い屋外での鍋は見てるほうも暖まって良い。続編が楽しみ。
現在なら8000億円の金塊の争奪戦となれば、そりゃもう皆んな目の色変えて大騒ぎ。オレにも一枚噛ませろと思ったが、僕など幕末や日露戦争をかいくぐってきた猛者どもに「ゴミ、失せろ」と睨まれただけで、しっぽ巻いて退散である。
キングダムでも無類の強さ(という程でもないか、羌瘣とかもっと強いヤツいたし)の強さを見せた山﨑賢人さんが大暴れ。今回のユーザーネームは ”不死身の杉本” 。さすがに ”不死身” ではないが、傷の治りが早いらしい。あの203高地を生き抜いた猛者だ。熊と戦ったり、串ダンゴにされたり大変だった。
映画離れて現実に戻るが、超冷べたい川でのロケは大変だったと思う。映画見てて、あの場面だけは「ロケとはいえ寒くて大変だったろうなあ」と現実に引き戻された。
山田杏奈さんが強くてカッコいいのも良い。白銀にアイヌ衣装が映えて似合いすぎである。アシㇼパというアイヌ語の響きもいい。だけど映画で小さい「ㇼ」がちゃんと発音されてるかは不明。
戦闘物はアシㇼパのような主要登場人物でも途中で撃たれたりして死ぬから油断は出来ない。杉本だって最後は死んでしまうかもしれない。最後は杉本と一緒になるハッピーエンドだと嬉しい。
矢本悠馬さんのユーモア場面があってホッとする。あのヌルヌルのとこが笑えた。続編でも血なまぐさい場面が多いだろうから、白石のユーモア場面があるといい。
さて問題の(?) ”脳汁” 。 なんか知らんが、とにかく気味が悪い。あと、玉木宏さんが剥いだ皮を着てて、これも気持ち悪い。今のところ玉木宏率いる第7師団が1番やっかい。
いや今回、1番驚いたのが土方歳三。 ジジィ~、生きてたのか。 土方歳三の生存と金塊の金額8000億円は同じぐらい驚いた。永倉新八(2番隊)まで登場して先が楽しみ。東京には斉藤一(3番隊)もいるはずだが絡まないのかな。
あと最後に、ヤッパシ冬は鍋がいい。特に寒い野外での暖かい物を食べる場面がいい。
本物がいる。ビジュアルが神。
マンガとアニメで見たままの実写化を拝めるなんて!あのビジュアルでラッコ鍋はダメ!!やめて欲しい(批判じゃないよ)!!
静かに始まり高地での戦いから、いかに杉本が不死身の杉本となったかが原作を見ていない人でも分かりやすいだろうと思いました。動員とキャストの演技もだけどカメラも凄い。
初っ端マキタスポーツさんの存在感が地味にデカイ。
明治時代の小樽がそこにあった!どこからどこまでがリアルなんだろう。
戦闘シーンではそれはそれはアクションが映えますが、アシリパさんの一瞬一瞬が絵になりすぎて美しいしアイヌの村の温かさが素敵だった!
次々と登場してくる主要人物と人物名では、「いよっ待ってました!」と言いたくなる。
ヒグマに襲われていくシーンが杉本目線でかなりキツイ。映像化すると雪滑りの4名がとてもかっこよかったです。谷垣ニシパのシーンは結構端折られてました。けど、最後に一瞬だけ出てくるインカラマッ(美しすぎる。家永もいた!!)との絡みがいつか見られるなら全然良い。いゃぁドスケベマタギって実写化できるんだ...
鶴見中尉めっちゃ良い...脳汁の演出がうまい。
ダイヤモンドダストが綺麗で印象的。耳が真っ赤になっていたので、演者が北海道の屋外でどれだけ体を張っていたか思いを馳せています。
原作に忠実かつ杉本のエピソードが自然に繋がって良いです。絶対北海道で撮ると演者、スタッフを説得してまで再現する「ガチ勢」の監督に感謝。こうでなくちゃ!
続編匂わせがあった上、多分ヒットするから今後も山﨑賢人の仕事は絶えないでしょう。
長期的に撮るなら、不祥事、不幸でキャスト変更にならないように、また災害などで延期にならないよう祈るばかりです!
もう1回次はIMAXで見に行こ
最近の漫画実写化は外さないですね
明日天気が悪そうということで封切り日の夕方鑑賞。
大ファンというわけではないですが、原作既読でアニメも配信で一気観程度の普通のファンです。
この作品は原作の出来が良すぎるのでアニメでも若干辛いと感じてましたが、昨今の漫画、アニメの地位向上(?)のおかげしょうか、昔よくあった原作軽視の改変や目に見えて安っぽい部分など皆無で、ストーリーも原作準拠でセットもロケもCGもキャストもバッチリハマって上出来です。
とはいえやはり原作をベースに考えるとイロイロ不満が募り、頑張ってるけどちょっとと思うシーンも多く、特にギャグシーンはカット割りとかもう少し工夫がないとスベってる感が否めません。
あとこのペースだと何本作るつもりなんだろとも思いましたが、まあ中盤は本筋とはあまり関係のない端折れるエピソードもてんこ盛りなんで、チラ見のあった新キャストと共にストーリーもギャグもキレを増した次作以降の展開を期待しようと思います。
原作ファンだから楽しめた所と残念だった所がある
実写になることでゴールデンカムイのキャラクターが、よりリアリティを感じられるようになっていて良かった。白石は最初ビジュアルを見た時に、ん?となってしまったけど、スクリーンで見てみればお調子者で掴みどころのないところ、なんとなく憎めないところなんかがよく見えて好きになりました。北海道の風景や山や雪景色、コタンの空気など、漫画で丁寧な描写はされていても実写で目にするのとはまた違った印象があって、とても面白かったです。
ヒグマの迫力は凄かった。この漫画の序盤はヒグマの恐ろしさが肝になってるところがあるので、ヒグマがしっかり恐ろしく、偽物感もなくて叫び声でビクッとしました。
残念だったのは原作と比べてギャグシーンがあまりなかったところ、絵面的にグロテスクな部分は上手に隠していたところ。特に第7師団とヒグマが戦うところは、あんなにかっこいいシーンを見せないのか…とがっかりしてしまいました。音声だけで分かるようにしていたけど、主人公だけでなく師団の面子も皆戦場帰りの屈強な兵士だというのが分かる部分だと思って読んでいたので残念です。ギャグシーンの少なさもシリアスな部分との釣り合いを測ってるのかもしれないけど、その緩急がゴールデンカムイの良さだと思っていたので自分の思っていたこの漫画の良さが削られてたのが全体的に残念でした…ギャグ方面にやられてもつまらなくなってたと思うんで、戦争映画のような作りになっているのはとても面白かったんですけど。
アクションシーンは所々スローになる演出が苦手なんですが、部分的ならまだしもちょくちょく入るのがとても見辛くつまらなかったです。骨の音や血の赤黒さはちょっと引くくらい見えてよかったのにアクションがダンスを踊ってるような型になっていて、まだ邦画のアクションはリズム感を大事にしてるんだなと残念に感じました。
とても丁寧に作られているのは分かったんですが2時間かけて一番最初の、これから始まる!というところで終わらせるのはちょっとどうなんだろう。見終わって思うのはこの映画の一番の盛り上がり部分はどこなんだろう…というところです。起承転結の起の部分しか見れず終わってしまい、あまり満足感がなかったのも残念でした。続編があって、このままPG12のままだったらつまらなくなりそうに思えてきて次を見る気はしないかもな…見てもテレビで放送するなら、となりそうです。
早く続編が見たい!
予告編で見てからずっと楽しみにしてました!
原作についてはアニメシーズン1とシーズン2の最初の方を見た程度なのでそこまで詳しくはない事前情報で見た個人的感想ですがこの映画すごく良かったと思います!特に矢本悠馬さんと勝矢さんはめちゃくちゃ良かった!しっかりと白石と牛山のキャラクターを掴み切った演技で素晴らしかった。
白石と牛山がばったり会うシーンからの土方が銀行から刀を奪うシーンは本当アニメ同様に再現されててめっちゃ興奮して見ちゃいました!
玉木宏さんと舘ひろしさんのビジュアルも演技も原作をしっかり再現されてる完成度でした。
山田杏奈さんは初めて演技を見ました。この方のアシリパさんは最初こそ話し方に違和感がありましたが、中盤あたりからはしっかり馴染んで見れました。彼女もとても良かったと思います。この漫画はシリアスなバトルや殺しの描写もありながら、所々にグルメ要素やギャグ要素もあるため、実写にあたりバトル以外のそこのグルメや笑いの見せ方や表現とかはすごく難しいし、下手したらすごく変になってしまうんではないかと見る前にはどうなるのか気になっていましたが、その部分もしっかりと原作に寄せて山崎賢人さんや矢本さんが頑張っていたと思います。アクションシーンも迫力ある見せ方で素晴らしかった。最後の方は畳みかける見たことない人がどんどん出てきた展開とかもっと見たい!早く続きが見たい!と、思わせる感じで本当にあっという間の2時間20分ほどでした。
最後のACIDMANのエンディング曲までものすごく良かった、この曲アニメ版でも使ってほしいほどゴールデンカムイの世界観にめちゃくちゃマッチしている。
本当に楽しみにしていたのでこれだけ最後まで興奮して見れてとてもいい時間を過ごせました。
郷敦さん良かったけど舘ひろしさんとナレの津田さんも良き
いつもなら原作知らない時はアニメ版でもいいから予習するのに(鋼の錬金術師はスカーのためにアニメほぼ全部見てから映画続編見たけど)
ちょっと時間取れなくてもう原作未読でもいっか、と眞栄田郷敦さんを見に行きましたが、アクション良いですね!!眼力はやっぱり大河ドラマの武田(諏訪)四郎勝頼の時のようで良かったし、
そしてキングダムやジョジョの奇妙な冒険の映画と同じ主人公を思い出して比べながら各作品での山﨑賢人さんの違いを楽しみ、
鋼の錬金術師でも出てた舘ひろしさんがやっぱ渋いわ~~~と感嘆し、
ナレーションの津田さんがもうナナミン〜〜〜〜!!
声が渋い、渋くて最高に良い映画の始まりでした!!
演技でも声でも堪能出来て、見て良かったです。
映画続編あるかな?あればまた見ます!!
ヒンナヒンナ❗
不死身の杉元を観に。
原作ファンも多くいる中での実写化。
この作品に対して本気に作った久保茂昭監督と
スタッフの情熱を感じた。あと、脚本は黒岩勉さん。さすがである。
ほぼ北海道ロケで氷点下の撮影は過酷だったと
思うし、細かいアイヌ文化やコタンも再現。
ニ百三回高地で生き残った杉元の姿も凄かった。
何よりその人物に近い役者さんを適材適所で選び抜いたのも良かった。
杉元役の山﨑賢人さんは10キロ増量して、ムキムキに。アシリパ役の山田杏奈さんは色白で可愛い
い。オソマを食べる変顔は最高。
脱獄王の白石役の矢本悠馬さん。決めポーズとお惚けシーンもはまってた。
鶴見中佐役の玉木宏さんの声と不気味さも醸し出してたなぁ。軍服姿も似合う。
土方歳三役の舘ひろしさんは格好いいし、牛山役の勝矢さんもピッタリでした。
栗鼠のチタタプ、カワウソの鍋、桜肉の鍋
などゴールデンカムイらしい食事姿も充実。
ヒンナヒンナと食べたいよね。
守り神にお供えする『トゥレンペ』の儀式や
制裁棒の『ストゥ』が出てきてフチにオソマを
食べさせて罰を与えるシーンもあって良かった。
アイヌ知識を忠実に再現してるのも心地好い。
キャラクターのビジュアルは原作通り。
アチャ役の井浦新さんの眼差しは優しく感じた。ナレーションの津田健次郎さんの声も素敵。
満足のいく成功作品でした。
たまらない冒険活劇の次回作も楽しみです。
面白い
マンガは読んでいないので、キャラクターと役者さんのハマり具合は全くわからないが、映画を観る限りでは、みなさんピッタリ。
アクションが思ったより少なめ、(というか、アクションがメインだと勝手に想像していただけ)笑いどころがたくさんで面白かった。矢本さんの場面はほとんど笑えたし、💩とお味噌のくだりは笑えた。
山崎賢人はもちろん、玉木宏の不気味さや、土方歳三がもし生きていたらあんな感じかも、と思える舘ひろし、そして驚いたのが山田杏奈。こんなに上手かったっけ?と思ったほど、アイヌの役がピッタリ。今までと印象がガラッと変わった。
はやく続きが観たい。
実写ならではの緊張感
映画館で視聴しました。緊張しすぎて視聴後一気に力が抜けて立ち上がれませんでした。。
まず戦闘シーンが原作に比べて迫力ありすぎます。
旅順攻略戦やヒグマとの攻防は原作を知ってても手に汗握っちゃいますね
特に鶴見中尉の尋問シーンだと先を知ってる故に怖さもあり…先を知らない人はトラウマになったりするのかななんて
あとはグロいところはきっちり再現されていますね
寅次の退場シーンはちゃんと四肢が吹き飛んでいます。
個人的にこのグロさがあるから金カムの生命感を表現できると思ってたのですごく嬉しかったです。
次に、キャストがみなさん素晴らしいです。
尾形や谷垣はやや原作と容姿が違うのではと思ってましたが、動いてるところ見ると本人たちにしか見えませんでした。金カムの良いところはキャラクターの行動原理が皆性格の根本的なところからくるもので一貫してるところだと思いますが、そういうところから来る表情や声色なんかもよく表現されてるなと感じました。
中でも特に良かったのはアシリパ役の山田杏奈さんですね
原作だと小中学生くらいの年齢だったはずですが、かなり違和感なく見れました。声の感じがアニメと似てるからかな?顔芸も普通に変でしたし面白かったです
無論他の演者様方も素晴らしかったです。一人一人書きたいくらい…
また逆に気になった点ですが、ギャグは漫画のものをそのまま取り入れてる箇所があったりで、ここは実写にするとサムく感じる人もいるかも?とは思いました。
あと、土方歳三がちょっとかっこつけすぎて場面として違和感がありました。
上記2点くらいですかね。それを差し引いても面白さが圧倒的に上回ってたので星4.5です!
おすすめ!
え?
続編?やられた。最初に言って。
山崎くんは顔面どストライクなんで観ました。でもこの人、キングダムとか次陰陽師らしいし、顔面を味わう余裕がない。(笑)陸王やアトムの童なんかもね。
もっとなんか繊細な役やらせてあげてよ。
原作は一巻だけ無料だったんで、それだけ。
杉元もアシリパもちょっと違うな。でもアニメと違って違和感引き摺らないから実写は好き。とても忠実だったし。
アイヌの文化って昔の卑弥呼くらいの日本な感じ。
いい意味で。自然や神と共存してる?語彙が足りなくてすみません。
あと井浦さんも出てるじゃん!
え?のっぺらぼうだよね?
こりゃぁヤバいぞ面白すぎ!!!!
いやぁ〜たまげた。最&高!!!!
公開初日鑑賞、原作未読。
とんでもなく引き込まれました!!
期待を遥かに超えてきやがった!!
見終えた後「これはヤバいよヤバいよ」と
自然と呟いてしまいながら売店直行で
普段は滅多に買わないプログラムを
久々に迷わず買っちゃったほど。
私同様にプログラムを求め売店直行してた人と
目が合い「面白かったですねぇ」と
つい話しかけずにいられないほど
鷲掴みされました。すごいです。
(観て数時間後もまだ興奮気味)
キングダムの山崎賢人さんも最高でしたが
ゴールデンカムイの彼も最高すぎました!!
進化し続ける役者さん。感服。
山田杏奈ちゃんの素朴な美しさ
強くカッコく時に可愛く好演でした!!
クセ強すぎ脳汁出過ぎサイコパスな
玉木宏さんといい(情報量多すぎ笑)
渋すぎる幻のラストサムライ
あぶデカ哀愁漂う舘ひろしさんといい
強烈な“Wヒロシ”に圧倒されつつ
メインキャストだけでなく
豪華&贅沢すぎる配役に萌えました。
脇役なようで脇役と呼べない存在感、
妥協ゼロ、違和感ゼロ、みなさん個性光まくり
笑っちゃうほどのキャラ最強さはお見事。
もっと知りたくなる魅力のデパート状態。
あっという間の2時間でした。ブラボー!!
壮大なスケール、無駄ないテンポのよさ、
ストーリー展開も抜群で圧巻。
見ていて飽きず疲れず激しくも心地よく
引き込まれながら感心していました。
控え目に言って
素ん晴らしかったです。
個人的には (動物好きとして)
もののけ姫のモロの君のような
カッコよすぎた強く美しい白い狼、
可愛いミニミニ子熊ちゃんにも
キュンキュンでした。
人食いヒグマからリスまでリアルで凄かった。
なによりアイヌ民族のスピリットには敬服、
勉強不足さを恥じつつ、痺れました。
日本て深いぃ国ですね。
改めて日本を誇りに思えました。
日本人として、人として、良い意味で
色々考えさせられました。感謝。
興奮のあまり語彙力雑で申し訳ないんですが
アクションやら色々カッコよかった!!
笑えるシーンもちゃんと面白かった!!
(鉄柵をヌルヌル抜けるシーンとか爆笑)
ついキングダムと被り比較しちゃいますが
最高でした!! 続編早く見たい!!
心情的には連ドラペースでお願いしたい。笑
年始一発目の映画鑑賞でしたが、
幸先良い鑑賞となり大満足。
やっぱり映画って、いいね。ブラボー!!
続編待てずに原作読んでみようか、
読まずに映画だけにするか、悩ましい。。
もちろんですけど
映画館の大スクリーンで見るべき大傑作。
原作者の野田サトル先生、
役者さん、関係者の皆さんに感謝です。
ありがとうありがとうありがとう!!
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【追記】Amazonプライムビデオで
アニメ版の“金カム”が見れることを発見!!
実写版映画の再現性の高さに感服、
改めて実写版のハイクオリティさに感動。
アニメ版で復習し続編を待つことにしました♪
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【"和風闇鍋ウエスタン、堂々の実写化。”激しい二〇三高地の日露戦闘シーン、アイヌ娘との雪山サバイバル、美味そうな飯、帝国陸軍との金塊奪い合い。今作は魅力的キャラ多数登場の大スケール作品でもある。】
■杉元佐一(山崎賢人)は、日露戦争の二〇三高地の激戦で鬼人の如く戦い、”不死身の杉元”の異名を轟かす。
戦争が終わった彼は、戦地に散った幼馴染の寅次(泉澤祐希)が死の間際に口にした”北海道で砂金を取ろう。梅子(高畑充希)を頼む・・。”の言葉に従い、北海道で砂金を取ろうとするが、砂金は出ない。
そんな時に出会った全身に入れた刺青男(マキタスポーツ)から、アイヌ民族が奪われた莫大な金塊の存在を知る。強奪犯は網走刑務所に居るが、金塊の隠し場所を記した刺青を24人の同房者の身体に彫り、全員を脱獄させたという・・。
◆感想
・邦画では、近年の「キングダム」シリーズに比肩すると思われる冒頭の二〇三高地の激戦シーンの迫力及び作品全体のスケールの大きさに圧倒される。
ー 今作の脚本を担当した黒岩勉は「キングダム」シリーズの脚本も手掛けている。-
■魅力的なキャラも多数いるのも、嬉しい。(山崎賢人さんは、別格ね。)
・個人的には、矢張りアイヌの娘アシㇼパを演じた山田杏奈さん。「山女」の神がかった演技も凄かったが、今作ではアイヌ民族の仕来りに沿って生きる逞しくも可愛らしい女性を好演している。
・そして、この作品にコミカルテイストを与えている”脱獄王”白石を演じた矢本悠馬さん。彼が、帝国陸軍に囚われた杉元を救出するためにアシㇼパから貰った熊の油を全身に塗り、鉄格子の間を"コキッ”と肩関節を外して”にょーん”と入って来るシーン。脳内クスクス・・。
・同じく金塊の在処を求める日露戦争で頭を負傷したがためにコルセットを装着した帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)。あの額から流れ出るドロッとした透明な液体は髄液か!!。
・狂気性を帯びた杉元の命を狙う陸軍第七師団の双子、二階堂兄弟。
- 気持ち悪いよ!あの笑い。ー
・更に、死んだ筈の土方歳三(舘ひろし:無茶苦茶、格好良い。)や更に永倉新八(木場勝己)まで登場するのだから、こりゃ凄い!。
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・杉元とアシㇼパが、ヒグマに襲われる時のド迫力とアシㇼパが毒矢でヒグマを斃すシーンや、帝国陸軍に追われた杉元が、ヒグマの寝床に入り込み、助かるシーンなども正に雪山サバイバルである。
・帝国陸軍第七師団に捕らわれていた、杉元がアシㇼパに助けられる馬そりのシーンのド迫力も、文句なしである。
・更に、この作品はお腹も減るのである。美味そうなリスの肉を叩いてつみれにしたリス鍋や、カワウソ料理も食べてみたいものである。
<この作品が観ていて気持ち良いのは、杉元がアイヌ民族の人達に対し、敬意を持って接する数々のシーンから感じ取れるアイヌ文化を尊重する姿勢である。
杉元は食事の時も、アシㇼパの祖母の仕草(背後に居る守護霊に対し、食事を差し出す。)をキチンと真似てから箸を口に運ぶし、アイヌ古潭に住む人懐こい子供達には優しく接する姿。
この作品は、シリーズ初作品としては、上々の出来ではないだろうか。
杉元と梅子の関係、ラスト少しだけ映される”のっぺら坊”と言われる金塊の強奪者、アシㇼパの父(チラッと映ったが、井浦新さんだったと思う・・。)は何故に亡くなったのか、等々今作では明かされなかった展開も気になるなあ。
次作が実に楽しみな、”大スケール邦画実写化シリーズ降誕”を喜びたいモノである。>
映画を見ずに漫画やアニメで十分です
マンガ完読、アニメも追ってるファンです。
期待していたほど面白くなかったと言うのが正直な感想です。
約2時間と言う時間的制約の中、あの壮大な物語をどのようにまとめて仕上げるのか、と期待して見ましたが、ただ漫画の3.4巻までを大体なぞってるだけでした。それだったらわざわざお金を払って見ずに、同じくらいの時間だけアニメや漫画を見た方が十分に楽しめると思います。
自分が原作を知っている作品の映画を見る時に注意している事がありまして、それは原作と比べ過ぎないと言う事です。やれ再現度が高いだとか、原作に忠実だっただとか、それが映画の「作品全体」を高評価にする理由にはならないと私は思います。(反対の理由で映画を低評価にするのも同様です)
あくまで映画は映画として、数時間という制約の中、物語の構成、人物描写、演技、小道具や衣装、音楽、その他、様々な要素を複合的にみて評価するべきだと自分は考えます。(もちろん、あくまで個人的な考えですので、人に強要したりそれが絶対だとは思いません)
広告では「莫大なアイヌの埋蔵金を巡って争奪戦が始まる!」みたいに謳っていましたが、映画の大半は埋蔵金の説明と主人公が敵に捕えられて、そこから逃げるというお話でした。ゴールデンカムイの物語を全体として序章の序章といった「さぁこれから始まるぞ!」的な所で終わってしまいました。
登場人物も多く、それぞれの人物のストーリーも少しづつ描いてしまったため、内容、主人公以外の人物描写が薄く、恐らく原作未読だと「あれよあれよと次々に人物とストーリーが変わって、気付いたら終わってた」みたいな感想になってしまうのではないかと思います。
緊迫するようなシーンも演出しきれず、全体的に平坦に終わってしまったように感じました。
また原作では見どころである、ギャグ満載の要素であったり、ヒリヒリするような戦闘シーンや殺し合い、アイヌ文化への深い造形、奇人変人だらけの個性強めのキャラクター、それらをかじった程度に取り上げて深みが欠け、自分は満足するものではなかったです。
個人的にはあれもこれもと手を出すのではなくて、一つ、二つに焦点を当ててそれを深掘りする様な形にして欲しかったですね。
主人公の杉元(山崎賢人さん)良くなかったですね。ビジュアルと戦闘シーンはまだ良いのですが、漫画やアニメでは笑えてたシーンも、声のトーンや発声、間でこうも笑えなくなるのかと驚きました。
オオカミや熊のCG感も所々に感じてしまいました。
ただキャラデザ(特に鶴見、尾形、土方)、衣装は良く出来ており、自然豊かなシーンは壮大で綺麗に写っています。原作ファンはそれだけでも楽しめると思います。また最初の戦場でのシーンも迫力があり、大変見応えがありました。(五体満足の綺麗な死体しかなかったのは目をつぶります)
ラストシーンの締め方も良かったです。
ただ見どころはそれぐらいだと思います。
金カムが好きなのであえて厳しく評価します。
映画との相性はあまり良い様には感じませんてました。
まぁでも次回作やったら絶対観に行くと思いますけどw
追記、二瓶 鉄造のストーリーは割と好きだったので見てみたかったですね。
追記、この後の物語はドラマらしいです。だったらはじめからドラマでやってくれと思ってしまいました。
隠し味はオソマ!?
ある約束の為、金の必要な杉元の話。
日露戦争での鬼神ぶりな戦いと怪我を負っても直ぐに治る事から「不死身の杉元」と呼ばれる様になった杉元左一(山崎賢人)、そんなある日、山の中で出会った独りの男(マキタスポーツ)から隠された金塊と囚人に彫られた墨にヒントがあると聞き…山中を歩いてると巨大熊が現れ、そこへ現れ助けてくれたアシリパ、そのアシリパと手を組み金塊を一緒に探す事になった杉元のストーリー。
原作は知らないけど面白かった!
ここ数年はアニメキャラ演じる事が多めな山崎賢人君だけど本作の為、体重10キロ増量したみたい!それもあってか銭湯に浸かり上半身を露にしてた賢人のバディはなかなか鍛えぬかれたいいバディをしてた。
山田杏奈さん演じるアシリパキャラは何か可愛いし頼りになるしで申し分なしだったけど、味噌をオソマ(うんこ)と勘違いしたアシリパの崩した顔は笑えたし可愛いかった。
あと、たまに出てきて助けてくれる白狼も迫力あって良かった!
靴下の臭いを嗅いでエズいた顔には笑っちゃったけど。…リアル猫もああいう顔するのよね臭い匂い嗅いだ時(笑)あの顔は個人的好物。
とりあえず次作にも期待!!
アニメ派ですけど。
だいたいアニメ好きです。だからアニメと実写で漫画原作だと、アニメがいいというアニメ派です。
実写で映画化してこんなに出来たのは凄い。山崎賢人はキングダムなど主役を連続して演じていて観る方がキャラだぶらないか心配するくらいですけど、良いね。山田杏奈のアシリパの眼が良いね。鶴見中尉の顔、不敗の牛山のでこ、再現度が素晴らしい。それと舘ひろしさんの土方歳三は代表キャラの一つになる。
アニメ版で幼なじみ三人の話の記憶がなく(未視聴なのかな?)梅子と再会するシーンで眼の見えなくなりそうな梅子に判らないほど戦場で変わり果てた佐一の寅次の遺志を叶える決意(眼の手術の金を工面する)は佐一の金の理由が解り、これからドンドン惹かれるアシリパちゃんの気持ちを考えると三角関係がつらかった。
CGなんでしょうけど、雪のキラキラ輝くのが綺麗なのと、熊と白狼のちょっと綺麗すぎで違和感がありました。
アニメ版ですけど、実写に☆4.5は破格。
原作の再現度の高さと個性的なキャラに圧巻!
原作のストーリー性や世界観を美しく壮大に描きつつ、豪華キャスト陣の個性と、ゴールデンカムイの個性的なキャラクター達が絶妙にマッチし、とても見応えのある作品であった。
また、ハラハラなバトルシーンやシリアスな場面から、ドッと笑えたりほっこりするシーンの繰り返しが、緩急となって見てる側として色々な感情に良い意味で振り回されて、とても面白い作品であった。
東京国際フォーラムという特徴から、映画の音量が大きく音響も良い分、より大迫力の音と、観客のノリが一体となり、よりゴールデンカムイという映画を堪能できた。
2024/1/10 東京国際フォーラムにて 完成披露試写会
山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、高畑充希、木場勝己、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭 登壇
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