ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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想像以上のでき!
原作は10巻まで読んでるんですが
3巻の途中まで描かれているみたいです。
日露戦争の203高地のシーンから始まります。
そして北海道に場面へ。
一攫千金を求めて砂金を探していた杉元はそこで出会った男に与太話で金塊の話を聞きます。
その男がヒグマに殺されたことをきっかけに囚人であることを知り本当の話だと確信します。
そして暗号を持つ囚人を追い金塊を手に入れることを決意します。
ヒグマに襲われていたところをアシリパに助けられヒグマを倒します。
金塊の話をして利害が一致しお互い協力することになります。
情報を探すため小樽に行くもアシリパが同じことを聞いてきた男がいたという情報を手にしただけでした。
その帰り2人を尾行する2人の男たちがいましたが返り討ちにします。
笹原と白石の2人は囚人で情報を得ることに成功するも笹原は第七師団の尾形から頭を撃ち抜かれ死亡。
なんとか撃退し白石と行動を共にし囚人の人数と土方の話を聞きます。
そして杉元とアシリパは兵士に見つかり追われることに。
二手に別れ逃げることになりアシリパは谷垣に追われるもエゾオオカミのレタラに助けられます。
その頃、杉元は3人の兵士に追われ絶体絶命になるもヒグマの巣穴に逃げ込んだことで一命を取り留めます。
その後アシリパの村に滞在し、仲良くなり始めたことで巻き込みたくないと思うようになり黙って1人で行動することにします。
しかし杉元は捕まって拷問を受けます。
アシリパはレタラと共に街へ向かい杉元が残していった靴下の匂いで追うもそこにいたのは白石でした。
白石の力を借りアジトへ侵入し逃がそうとするも二階堂洋平が部屋に入ってきます。
直後に騒ぎが起き鶴見がやってくるも洋平は死亡し杉元は重傷を負っていました。
実は全て演技で見張りの兵士を倒して馬車を奪います。
すぐに追ってきた二階堂浩平と鶴見と交戦しますがアシリパの助けもありなんとか逃げ切りました。
その後アシリパにお礼を言いますが叱られてしまいます。
杉元は焦って金塊を探す理由を話します。
そして杉元とアシリパ、白石の3人で桜鍋を仲良く食べて終了!
思った以上のできで原作にほぼ忠実で面白かったです!
配役も個人的にはピッタリだと思いました!
あとソリ?の上でのCGとオオカミところは今後に期待です…笑
そして桜鍋の時のアシリパの表情は最高に笑えました!
笑えるシーンの再現度は高くて面白かったです😊
続編はあるんですかね?
あるなら楽しみです!
面白い映画をありがとうございました☺️
うまく実写に落とし込めた!
アニメを見たことがあるので、実写でコミックやアニメのコメディ要素を落とし込むのは難しそうだから、これは面白くないかもなぁと思っていたので、もともと今作は映画館で見る予定はなかった。けど、公開されてからの評価が映画.comで★4.2と高かったので、見ることにした。公開から1週間経ったにも関わらず、結構座席は埋まっていて、2週間前に見たアクアマン2を公開日に見に行ってガラガラだったのととても対照的だった。山崎賢人人気やからかなぁ。
ガチの最初のシーンで「安っぽい映画感」が出てたので、マジかーって思ったけど、その後の日露戦争のシーンはとても迫力があって、いい感じでこの時点でこの映画がええかもって思い始めた。
その後も事前の予想に反して、とてもうまく原作の内容を実写に落とし込めてて、楽しめた!山の中でクマと闘ったり、小樽で第7師団のメンバーとのアクションシーンもけっこう迫力があった!アイヌ飯を食べるシーンは流石にアニメとかのほうが美味そうやった。続編もぜひ見たい!
出来る限り
原作をできる限り忠実にしようとしてる意気込みを感じた。
主人公たちよりも脇キャラの面々が、キャラの特性や表情を上手に演じてた様に思えた。
その点においては観る上で楽しめた。
ただ二百三高地の戦いの激しさは描けているのだが、戦場で人が人ではなくなる凄惨な状況の描き方は弱く感じた。
どうしてもグロテスクな描写になり映倫的にも難しくなるのだろうが。
これは主人公の代名詞となる「不死身の杉元だあ」などの言葉には、それほどまでに過酷な状況を生き抜いてきた下地があるからこその言葉。だからこそ戦場をもう少し生々しく描いて欲しかった。
頑張って再現できている
アニメや漫画原作の実写としてはよく再現できていたと思う。大体どのキャストも合っていたが、牛山と土方は喋りがなんとなく浮いていた。
展開が割と地味なので、映画作品単体として面白いのかは微妙なところ。
美味しそうなオハウ(鍋料理)につられて、晩御飯は鍋にした。
壮大なるプロローグ‼️
出ましたよー‼️何の前触れもない途中終了‼️いや、途中終了どころか、プロローグですね、この作品は‼️私は原作を読んでないので詳しい事は分かりませんが、次作で完結するとは思えないし、三部作、ひょっとしたら五部作ぐらいになるのかな⁉️エンドクレジットで次作以降登場のキャラが見られるので、多分撮影は終了してるのか、途中なのかよく分かりませんが‼️こんなふうに作品が終わってしまうと正当に評価できないですよね‼️とにかく私は同じく山﨑賢人主演「キングダム」もなんですが、最初からシリーズ展開を謳ったほうが絶対いいと思います‼️古くは内田吐夢監督の「宮本武蔵」五部作や、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のように‼️そのつもりで作品を鑑賞できますから‼️いろいろ言いましたけど、今回の「ゴールデンカムイ」はプロローグとしてはよく出来てると思う‼️冒頭の日露戦争のシーンやヒグマを相手のアクションシーン、雪原の中のソリでのアクションシーンなんかハリウッド映画にも負けてない‼️特にヒグマのCGなんか「プレデター ザ・プレイ」にも匹敵する‼️私は原作を知らないのでよく分かりませんが、各キャラクターも個性派ぞろいでインパクト十分‼️あくまでビジュアルとしてですが‼️主演の杉元役山﨑賢人はワンパターンの演技で面白みもなんにもないですが、アシリバ役の山田杏奈ちゃんが素晴らしかった‼️アイヌの神秘的な、そしてキリッとした表情、アクションも言う事ナシでハマり役‼️早いとこ続きを観せて欲しいですね‼️
最後までじっくりみてじわじわ良さが伝わる映画
最後の最後でゴールデンカムイのロゴが出る時が1番最高潮かと。
キャラクターに息吹き込んだキャストの皆さんからも愛を感じられた。
エンディング中に杉元、アシㇼパさん、白石のトリオ出したのも良かった。
ムビチケ2枚買ったけど、2回鑑賞じゃまだ足りないかも
続編希望!!
原作ファンで、ゴールデンカムイ展にも赴きました。それほどハマったマンガの実写化、見ぬわけにはいかない!と行ってきました。
連れは原作を7巻くらいまで読んだけれどハマらなかった旦那…を無理矢理(笑)
まず、スケールの大きさに驚きます。
北海道の大自然。背景がちゃちくない。CGも力を入れていてちゃちくない!
原作ラストまでは絶対に描ききれないだろうストーリーをどうまとめるか気になっていましたが、杉元の心の内に随所で焦点を当てていて、ストーリーに筋が通っています。
そして、原作未読の方でも分かりやすく丁寧にストーリーが進んでいきます。
原作をリスペクトして、無理なくキャラを実写化。月島さんのメイク、ゲンジロちゃんの肌の質感メイク、山崎くんの身体作りには脱帽です。
一番の見所は…鶴見中尉に間違いない!あの狂気をよく表現されていました…
正直、玉木さんは原作通りと前評判も高かったですが、個人的に山崎くんがかなり杉元だと思いました。かなり演技が上手くなられている…!杉元の心の機微がとてもよく伝わってきましたし、山崎くんの努力が色々な場面で見られて、すごく好感が持てました。
ラスト、色んな方が出てきてくださったし、もう続編ありきな終わり方!?
推しの尾形の活躍もあるだろう続編に期待してます!
旦那も、「実写としては大成功だろ
」「また続き読もうかな」ですって(*´艸`*)
原作、アニメ、未読、未視聴ですが
最初の出だしからアクションで目が引きつけられました。
キャラクターの再現度が完璧すぎる、本当にそっくりです、普通の人が出てこない。
皆、癖のある人物ばかりなので、話の内容がきな臭くても、仕方ないと思ってしまいます、むしろ、戦争、金、人殺し、殺戮なんて当たり前だろうと思ってしまいます。
金塊の隠し場所を入れ墨にして脱獄させる、話が進むうちに隠した本人も悪人、金塊を探す連中も悪人、誰を応援したら良いのか分からなくなります
隠した本人、のっぺらぼうは最初から独り占めにするつもりだったのでは、逃げた脱獄囚達、死んだ(殺された)人もいますが。
金塊の話が真実だとして、本当に隠された場所にあるのか、皆が必死になっている姿を見ると、もしかして誰かが先になんて思ってしまいます。
タイトルロールが終わっても絶体、席を立たないでください。
次回作に期待度が高まります。
いやー良かったです。そして面白かった。
いやー良かったです。そして面白かったです。自分は、原作の単行本だけを(5巻程度まで)チラ読みした程度です。その上での感想になります。
もともとの原作が良いのかもしれませんが、映画の冒頭から盛り上がりがあり、ストーリーにも、緊張・緩和が適度にあり、ストーリーにメリハリをつけています。素晴らしいです。
映画の中で、一番気になったのは、アシリパ(山田杏奈さん)が、原作よりもちょいと歳をとっている(老けてる)ように見えました。原作だとかなり若い(小学生か中学生ぐらい)のですが、このぐらいの年齢じゃないと、壮絶なストーリーとは合致しないと思うので仕方ないのですが、原作を先に見た自分的にはちょいと違和感を感じました。
余談ですが、キングダム(同様に主演 山﨑賢人さん)のように、この映画もシリーズ化するのかな? 最後までいったら3部作以上には なりそう。。。
以下は、恐らくは、原作への感想になるので、あらかじめご承知おきください。
①24ヶの地図は多すぎ 話を広げすぎ? 集英社・編集部の意向かな
②第七兵団,土方歳三の2勢力の登場も話を広げすぎ?(片方だけで良かった気もします)
③劇中の「人殺し無し」の設定は、今後は(今回も?)きついかな? 金塊発見に、日時制限ありの条件設定もないと「殺し無し」は厳しい。日時制限有りなら、敵方を「殺さないで負傷退場」が可能だと思うのだが。。。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
評判は良いけれど、アイヌたちが佐一を信用し過ぎではないか
原作を読んでいないけれど、ネット評の多くで再現性が高いを好評であるので、素晴らしいのだろう。残酷場面に凄味がある。馬橇での格闘場面は、「インディ・ジョーンズ」シリーズにも似た感じがした。
白狼が羆と闘い、人間を助けるというのは、映画『野性の呼び声』やテレビアニメ『不滅のあなたへ』に似た感じがした。
アシリパが佐一のことを助けて、そのまま信用して、コタンに連れて帰り、家族にも紹介し、家族たちも同様に佐一を信用し過ぎだと感じた。佐一の行方が探す標的にも、コタンがなり兼ねない危うさが考慮されているのかどうか、よくわからない。アシリパの父が殺されたことで、日本人全般への敵愾心が強くて当然ではないかと思う。佐一に対しても、警戒心を強く出して、アイヌ語で煙に巻くくらいの対応で良かった気がする。料理は監修付で、これも正確に再現されているのだろう。女性が主人公の物語としては、『ポカホンタス』よりも『ムーラン』に、より近いのであろう。
終盤で、幼馴染み3人の経緯が説明され、佐一の被差別的出自と、梅子の障がいの様子が描かれ、続編の展開が期待され、日露戦争の全編への強い影響も改めて感じた。
おもしろいです🤣。
1月28日TOHO新宿にて鑑賞しました。
ネタバレします。
原作は未読です。
アイヌ財宝争奪戦なんですが、新撰組、第7部隊、第1部隊、アイヌ人、刺青の囚人などの混戦模様が描かれていました。
話が広りすぎて面白かったです。
アイヌ人の生活様式も語られて面白かったです。
1つだけ後半に夜間の戦いのシーンがありましたが、バックがCGだったのて良い格闘シーンが半減した気分になりました。
果敢に挑戦したのは評価しますが
昼のシーンでも良かったように思いました。
今回は矢本悠馬が飄々して楽しめました。
次回作も楽しみです。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です!!
ありがとございます♪
(o^^o)🤗。
北海道が舞台だからこそできた映画
「るろうに剣心」然り、「キングダム」然り、最近は「お金をかけた有名漫画の実写化」が流行しているように感じる。本作もその類ではあるのだが、時々ある製作陣のお金を儲けようという魂胆が丸見えの作品ではなく、原作未読の人間にも十分楽しめる、予算をかけただけある力作だった。
まずアクションが凄いスケールでの撮影だった。日本は狭いのでアクション撮影に不向きだとも言われるが、本作は北海道での撮影なので、その強みを存分に活かした最高のカメラワークの連続。クマなどの動物は流石にCGだろうが、全く違和感なく画面に溶け込んでおり、真夜中の雪山での緊迫感は手に汗握るものがあった。
またアイヌ文化を知れるというのも本作の楽しみ方の一つだ。言語はもちろんのこと、アイヌの人の考え方や獲物の捕まえ方など知らないことがほとんどで、とても興味深く観れた。そして劇中に出てきたアイヌの知識が物語を展開させる上でも実際に組み込まれており、北海道を舞台にしている意味があったと思う。
原作未読の立場からの発言となるが、キャスティングも良かった。山崎賢人は「キングダム」に続いての本作なので、どんだけ不死身なんだよと思ってしまう(笑)。もはや「無敵の山崎」という称号を授けてもいいだろう(笑)。そして2番手の山田杏奈も良かった。二人のコンビネーションは抜群で、今後さらによいバディになっていくに違いない(シリーズ化する前提で話しています)。
あと、玉木宏と舘ひろしも最高だった。玉木宏が演じた鶴見はもはや狂気ともいえるほどの圧倒的な存在感で、杉元の頬に団子の串を刺した場面は強烈なインパクトがあった。舘ひろしに関しては佇まいがカッコよく、これから土方歳三がなにをするのかが気になって仕方ない。馬に乗っている姿、様になってたなぁ。
とりあえず続編は作られるはずなので、それまで楽しみに待ちたい。今回は原作のまだまだ序章の部分を映像化しているとのことだが、今後どのような物語が繰り広げられていくのか楽しみだ。
完全なる実写化
漫画・アニメ全てのファンです。
まずはキャスティング、
杉元、個人的にキングダムもファンだから、信と被ってそこだけ残念だった。
日本の実写化は山崎賢人頼みなのかぁ…2作目から違う人がいいなぁ。ほんと演技はいいんだけど。
アシリパさんは声がアニメと似ていて良かった。顔芸はもうちょっとやってもらってもいいかなって感じ。
白石は自分の中ではもう少し目鼻立ちのはっきりした人が良かったかな。演技は上手い。
尾形出てきてキタキターー!と思った。見た目完璧。声はアニメに負けるね。
ナレーション心配だったけど、心配いらなかったです。
鶴見中尉と、土方歳三も良かったなー、おべんちょも良い。
これから源次郎ちゃんがどれだけセクシーになっていくか注目したい。
実写化については原作ファンも納得の運びだったのではないでしょうか。あーこれこれこの後こうなるなーってのがちゃんと描かれていたのが良かったです。
ただ、原作が完結しているだけに、このスケールで全部実写できるのかが問題。
続編っぽくカノさんとかインカラマッ、キロランケ出てきてたな(他に誰かいたかな)
鯉登さんや、門倉も誰がやるのか、はたまたいないのか涙
梅ちゃんとらじの過去編見てこれは実写化見れて良かった。最後のアレまで見たいって思っちゃったから。
山崎賢人もしくは違う人でもいいけど、早く続編を…完璧な実写化だと6本くらいは必要なのではないかなぁ。
金カムの良さ出てないなー
十分楽しめましたが期待は外れました。
特殊能力系のマンガではないので、キングダムと同様実写化向きだと思っていましたが、実際は意外と実写化は向いてなかったなというのが感想です。
金カムの見所でもあるアイヌの奇天烈な文化(とりわけ食文化)を紹介したり、それを使ったアシリパと杉元の笑える掛け合いもなかったので残念です。
また、主役である杉元役とアリシパ役の俳優は両者ともはまっていませんでした
アシリパは撮影場所が寒いのかな?若干セリフ言う時舌が回ってない。
原作のイメージとも違いました。
杉元は、もっと泥臭くて、闇を抱えてる感じがして、めっちゃ強いというキャラなのに映画ではただの好青年という感じで合っていません。
冒頭の戦争のシーンも杉元が隙だらけであまり迫力があるとはいえません。
クライマックスの鶴見中尉から逃げる場面も微妙なところを最後に持ってきたなと思いましたが、逆に他に向いてる場面があるかというと金カム自体があまり盛り上がらずにサクサク進んでいくのでこの点も踏まえて映画向きではないのだと感じました。
単体としては楽しめたし、続編も観たいと思いますが、期待ははずれました。
冬の北海道の景色がとても綺麗でした。
アシㇼパさんがそこにいる。
スクリーンの中にアシリパさんがいました。
いくぶん老けてはいましたが、まさにアシリパさんでした。
配役の山田杏奈さんという女優さんをよく存じ上げておらず、また他でお見かけした事もないので変な先入観もなく初見がアシリパさんという事で、私にはアシリパさん以外の何物でもない様に写りました。
演技・佇まい、そして声。声はアニメ版を彷彿とさせるものがあり其処もイメージそのままな雰囲気を醸し出しています。ティザーを見た分にはアシリパさんのキャスティングが、なんか老けてんな・・・と、一番不安だったのですが、蓋を開けてみれば一番ベストマッチだったのではないでしょうか。変顔も頑張ってます。
ストーリーは漫画そのままなのでなんの問題もありません。
他の配役はよく知った役者さん達ですので皆さんよく頑張ってるなという感じですが、杉本がちょっと違うかな・・・。といっても皆さんキャラの再限度が素晴らし過ぎるので期待値が高くなり過ぎているだけで、その中にあって杉本っぽさが足りない、雰囲気が違うかなというレベルです。
なにしろ原作やアニメ版のファンなら必見でしょう。
ただ今作は、ほんとうに前哨戦レベルなので今回一応登場した谷垣や尾形、土方歳三・永倉新八などなどの旨味を味わう前に終わってしまいます。
このテンポだと最終話までやるのにあと何本かかるのやら・・・おそらく原作からは大分端折らないと少なくとも5本は必要でしょう。
個人的に気に入らなかった点。
BGM、サウンドトラックが場面を極度に盛り上げる為だったり、サウンドで視聴者の感情を揺さぶろうという思惑が見え見えの大仰なものという、邦画がよくやる典型的でダメな音楽の使い方が本作でも踏襲されていました。個人的にこれが萎えるんですよね・・・。
邦画ってやたらBGM使い過ぎ。
あとスタッフロールでかかる主題歌?あのうるさいJRock。まじでうるさいだけ。本編とな何も関係ない様なただのJRockとかいらない。
あともうひとつ。
今回ゴールデンカムイを全く知らない相方と同伴しましたが、相方は若干ついていけれてませんでした。自分は原作ファンですので谷垣や尾形などなど重要キャラという事をしっていますが、全く予備知識がないと誰が主要キャラなのかまたそのその相関などが分りにくい様で、見終わった後に説明する羽目になりました・・・。
タイトルなし(ネタバレ)
漫画が原作ということでぶっ飛んだシーンがありますが後半はとくにドキドキハラハラ興奮して鑑賞しました!
続きが早く見たい!!!
原作への愛とリスペクトが隙間なく溢れる作品
原作ファンなので、実写化にあたって心配だった点は、
「各キャラクターのイメージ」
「熊やレタラのCG」
だったが、杞憂であった。
特に重要視していたキャラはアシリパと鶴見中尉だ。配役が発表され、アシリパの俳優さんは映像で拝見したことがなく、年齢も原作とは違ったために不安だったが、聡明さとあどけなさ、変顔までも上手く再現されていたと思う。気付けば映画の終盤にはアシリパに魅了されていた。
逆に鶴見中尉はイメージ通りの配役で期待していたが、もっと振り切って変態さを表現しても良いと感じた。変態を振り切った先の、可笑しさのようなモノを出して欲しい。
杉元に関してはアクションシーンは良かったのだが、コメディーシーンがうまく再現されていなかったように思う。俳優の真面目さが際立ってしまった印象。
他はイメージ通りで、特に白石と梅子が良かった。それぞれの歴史と人生が交差し、むごいシーンもある中で、白石のキャラは欠かせない。レタラに頭を噛じられるシーンはコリコリ音がして、(骨までいってる…!)と笑いをこらえるのに必死だった。対照的に、梅子には泣かされそうになった。仕草や表情だけで梅子の思いが伝わってきたようで素晴らしかった。
CG、VFXに関しては、日本もここまで出来るようになったかと関心させられた。
アクションやカメラワーク、ロケーションや映像美も秀逸。
熊の動きも不自然さがなくちゃんと恐ろしいし、レタラはとにかく美しい。靴下を嗅ぐシーンでは表情もあり可愛い。
夜には、焚火が消えた暗闇の中で、月にかかった雲が晴れて光が煌々と降り注ぐシーンも印象的だった。
セリフやアングルまで、全編通して原作にほぼ忠実に作られていたが、改変されていた場面には、実写だからこそ出来る表現方法で、より良くしようという作り手の意思がきっちりあったように思う。
杉元が囚人を背負って歩いていると、まず脇に子熊の姿が目に入り、カメラが移動すると人物の背後に巣穴が映る。そこから音もなくゆっくりと親熊が出てきて杉元に襲いかかるシーンは秀逸だった。
別のシーンでは、杉元が巣穴に飛び込んだ後、熊が第七師団を襲うシーンも、巣穴内から一点長回しのワンカットで描かれていて、それまでほぼほぼ原作に忠実に描かれていただけに、意外な視点に驚かされた。
これこそが実写化する意味だと思う。個人的にはどんな作品も、原作が一番面白いと思っていて、中でも実写化された邦画はひどいものが多い。わざとらしい説明的なアングルや、説明的なセリフが多く、不自然なシーンばかりで物語に没頭できないことが多い。(中には人物紹介だけで冒頭30分も費やすこともある。)物語に没頭できないと、時に制作側の大人の事情まで汲み取れてしまい、萎えることがある。ところが今作品は最初からこの世界観にすんなり入り込めた。二〇三高地での死闘、自然と共存するアイヌの人々、感染症の恐怖、戦争を生き抜いた各々の思想。それぞれが丁寧に、力強く描かれていた。原作への愛とリスペクトが隙間なく溢れていて、絶対に良い映画を作ろうという強い意思を感じた。欲を言えば、もう少し杉元とアシリパの心が近づく様を表現できたら、と思ったが、総じて原作ファン納得の仕上がりだったと思う。
全31巻を3部作にまとめる予定での第1部。どこで終わるのか、どうまとめるのか気になっていたが、大きくカットされたシーンもなく、上手くまとめられていたように思う。原作を知らない方が見れば「これで終わり?」と肩すかしをくらった気分になるかもしれない。ただ、個人的には次回作を予告するような映像もあり、期待感も高まったため、満足のいく内容だった。次回作から完結までが待ち遠しい。
聞いてない
30巻をどうやって2時間にするのだろうと、思ってはいたけど
まさかの冒頭だけ…
コミックス2巻と少しくらいまででおわってしまったからびっくり!
しかし、原作をかなり忠実に再現していて面白かった。
アシㇼパさんも合ってた。
月島似過ぎだし。
鶴見もいい感じに変態?だった。
杉元はちょっとおさないような…。顔丸…
白石がキャラ濃すぎてうるさかった。
アシㇼパさんの変顔よき
で話の途中でクレジット流れてきて
え?てなった。
途中でおわるんかい!!
ストゥではったおしたくなった。
これは?続編決定なわけではなくて??
動物に危害は加えていません
の注釈よかった。
馬もCGかな?
井浦さんどこにでてた?
て思ったらアチャかー
そりゃわからんよ
冒険活劇として手放しで楽しめる
一昔前は漫画原作の実写映画は駄作の代名詞で、有名人を詰め込んだ茶番劇が関の山でしたが、この作品はしっかり面白かったです。
キャラと顔の似ている人を配役してコスプレはしっかりと細部まで詰めており、演技のバラつきはいい画と演出で強力にサポートしていました。
漫画的表現を実写化するとどうしてもリアルとフィクションの差で浮いてしまいますが、演出200%で原作再現90%という感じで観ることが出来ます。
最初の方はなんとなく違和感を感じていましたが、リアルさよりも原作寄りなんだなと分かった後は、そういうタッチで描き直した漫画として楽しめました。
また、アイヌ文化を綺麗な画として表現したいというのが強いのかな?とも感じました。
音楽もアクションも冒険活劇として爽快で、感動的なシーンにはしっかり感動的な音楽と綺麗な画がサポートしており、原作では口に出していない台詞や心情もすべて口に出して、誰にでもわかりやすく楽しめるローコンテクストな作品です。
そういう意味ではエモさというのはあまりなく、作品に深みを求める人には物足りないかもしれません。
キャラクタとして1番良かったのはなんと言っても白石です。
演技はまぁ…という感じですが、原作通りコミカルに動くのでだんだん愛着が湧いてきます。
とあるシーンでは会場でも笑いが漏れるくらい笑えました。
第二部もあるようなので観に行きたいと思います。
副題は?
原作序盤だけ読んでノリについていけず脱落。
(内容も細かいところは覚えていない)
評価が良かったので鑑賞。
シンプルに漫画原作の映像作品における弱点のようなものをしっかりと弱点として反映してしまっている印象。
冒頭の日露戦争の戦闘シーン、特に杉元が一人で敵陣へ突っ込んでいくところは気迫とアクションも迫力があってかっこよかった。最後にカメラ目線で「俺が不死身の杉元だー!」と叫ぶのは少し怖いが。
マキタスポーツ氏と2人で暖を取って砂金、金塊の話になったあたりから怪しさが垣間見える。とにかく説明。「金にまつわる面白い話」を話しているのではなく、設定の説明資料を読んでいる感がすごい。
この違和感は、ここから全編を通して感じる。資料を読んでいる風なので、そのあと「喋りすぎた。」と言われても、純粋にうっかり喋りすぎた。ということではなくて制作側の「ストーリーの説明要員」として配置し、見事役目を果たしました。という意図が溢れ出てしまっている。
で、アシリパの登場だが、アシリパもとにかく説明口調だ。アイヌの知識を紹介するのが、この作品の特徴なのは理解しているが、用意されたセリフを言わされている感がすごいし、活舌もハッキリしている方ではないので一生懸命さが出すぎている。「チタタプ」も言い慣れてなさそうである。そのあどけなさが可愛さの表現として捉えることは可能ではあるが。。。ただ、あの澄んだ綺麗な声はアシリパの印象に合っていると思う。
アシリパが唐突にアイヌ語での固有名詞「~」を言って、いちいち杉元が「~って?」と聞き返すシーンが何度もあったが、そんな1つ1つオウム返しに聞くかな?
つまり何かというと、漫画は漫画だから許容できている部分があると思う。ということだ。
漫画の吹き出しだからあの長い説明が読めるし、勉強になるなぁと感心できるのである。だけれど、映画だとそうはいかない。映像の場合は時間の流れがあって、実際声に出して会話するので、どうしても「会話の間」に違和感が生まれてしまうものだ。
ギャグもしかり。漫画の「絵柄」で通用していたものが、実際の役者で同じことをやって通用するかといえば必ずしもそうとはいえない。
ただし、難しいんだろうなと感じるのは、じゃあそれらをすべて映画用にアレンジしてやるのが正しいのかというと、そこには原作ファンがいるということだ。
「原作のあのシーン」が実写で改変されたときにファンがどのような反応になるかは、流石に予想できないだろうから、どうしても原作通りにストーリーを進行するのが、安全策というか、ファンへの配慮だともいえる。
どこまで原作のストーリーに沿って話が進んでいるのかはわからないが、進行には次々と追手が表れて退屈しないのは素晴らしい。もともと杉元もアシリパも強いから戦闘もそれなりにサクサク進んで気持ちいいし冒頭同様迫力がある。双子の兄弟との一連の戦闘は、イカレ具合も含めて楽しかった。(が、言いたいことがある。)
配役も全員ハマっていたと思う。特に良かったなと思ったのは山崎賢人、眞栄田郷敦(尾形 序盤で落ちた人)、柳俊太郎(双子)、矢本悠馬(白石)、高畑充希(梅子 幼馴染)、玉木宏(鶴見)
鶴見のイカレ具合が最高だったし、汁がこぼれてしまうのもエグさとコメディタッチのバランスが絶妙でよかった。白石も典型的な三枚目というか、気持ち悪いけど、なんか清潔感はあるというバランスがよかった。
もう一点不満があって、それは途中からなんとなく感じてはいたが、この映画では完結しないということだ。「金塊を見つけるぞ!」でクレジットが流れた際に率直に「は?」と思った。
しかもオマケ映像でなく、本編上で次回予告のようにキャラクター紹介がされており、呆気に取られた。原作が長いことは知っているが、少々不親切ではないだろうか。
前情報なしで鑑賞したため、予習不足なのは認めるが、以前他の映画を見たときの予告編にも特に続きものとしては紹介されてなかったはずだ。せめて題名を「ゴールデンカムイ パート1」とか「~編」とか副題をつけるべきではないのだろうか。
(漫画原作の映画はあまり見てきてないが、最近はこうなのか?)
今回の「ゴールデンカムイ」という映画を2時間見て、クライマックスの大ボスがあの「双子の片割れ」というのは、流石に弱すぎだろう。
この終わりがかなりガッカリした。ここのマイナスがかなり大きい。
公式HPを確認すると、原作を忠実に再現した壮大な実写化プロジェクトということらしい。これから続きが何本か作られていくのだろう。
原作を忠実に再現ということで、上のセリフやギャグに関しても敢えてそういう作りをしているということで、勝手にいろいろと書いてしまったが、率直な感想として記録させて頂きたい。アクションは迫力があってよかったので、原作ファンは楽しめると思う。
もともと脱落組だったから合わなかったか。
全119件中、41~60件目を表示