ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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キャスト良し、再現度良し。
原作は18巻まで読んでいるため本作の内容は知っていたが、再現度も高く楽しめた。アイヌ語の解説もテロップを使った説明があり、わかりやすい内容となっていたと思う。個人的には土方歳三、鶴見中尉の配役が特にドンピシャ。
杉元とアシリパの「気の置けない間柄」。
アイヌの埋蔵金を狙う宝探しがテーマであるが、まだ何も明らかになっていない。本当に埋蔵金はあるのか、刺青を集めると本当に隠し場所が分かるのか、何も手掛かりのない状況でフライイング気味に戦いを始めてしまったような感じである。
ただ、埋蔵金を狙う強い動機みたいのものは、なんとなく分かるように描かれていて物語のしっかりした柱になっている。それぞれの戦う目的を自分なりに解釈すると、鶴見中尉の第七師団は、日露戦争の無謀な作戦で命を失った多数の兵士に報いるために、北海道を征服して理想の国を作りたいと思っている。囚人の旗頭土方は、江戸時代のサムライの生き残りのような男で、武力で北海道を手に入れたいと思っている。そのためには、軍資金としてアイヌの埋蔵金がなくてはならないようだ。二人のリーダー鶴見中尉と土方が、あまりにも常軌を逸しているので、周囲のクセの強い連中も自然に受け入れられるようだ。
異常な集団の戦いに巻き込まれていく杉元とアシリパは、彼らとは違ってとても人間的だ。二百三高地の戦いで鬼神とも恐れられた杉元と、大自然の中で一人で生きるアイヌの少女アシリパは不思議な取り合わせではあるが、まさに「気の置けない間柄」になっている。二人とも壮絶な体験だったり、近しい者との別れを経て、孤独に耐える強い心を持っている。お互い、自分に足りないものを相手に求めているような感じがする。二人のやり取りは、時に緊迫感があり、時にユーモラスで飽きさせない。
日本が近代国家になる過程で犠牲にしてきたことを、この時代、この戦いで見事に再現しているように思われる。まだ序章に過ぎないが、どんな展開になっていくのか続きが楽しみである。
出来る限り
原作をできる限り忠実にしようとしてる意気込みを感じた。
主人公たちよりも脇キャラの面々が、キャラの特性や表情を上手に演じてた様に思えた。
その点においては観る上で楽しめた。
ただ二百三高地の戦いの激しさは描けているのだが、戦場で人が人ではなくなる凄惨な状況の描き方は弱く感じた。
どうしてもグロテスクな描写になり映倫的にも難しくなるのだろうが。
これは主人公の代名詞となる「不死身の杉元だあ」などの言葉には、それほどまでに過酷な状況を生き抜いてきた下地があるからこその言葉。だからこそ戦場をもう少し生々しく描いて欲しかった。
自然な杉元
山崎賢人さんはちょいと目つきが優しすぎるか?と思っていたけどみるみる杉元に。
アシリパさんへのリスペクトもギャグも自然でよかった。
アシリパさんの山田杏奈ちゃんもハマり役!
濃ゆい面々も見逃せない。
レタラのシーンはうるっと来ちゃうねぇ。
頑張って再現できている
アニメや漫画原作の実写としてはよく再現できていたと思う。大体どのキャストも合っていたが、牛山と土方は喋りがなんとなく浮いていた。
展開が割と地味なので、映画作品単体として面白いのかは微妙なところ。
美味しそうなオハウ(鍋料理)につられて、晩御飯は鍋にした。
お見事です!キャスティングがバッチリ100%ハマった映画!
原作読んで無いけどアニメはAmazonプライムで観たした私が鑑賞。結論から言うと面白い!!
普通、漫画原作から映像化すると原作のキャラに寄せようとし過ぎて無理があるが、この映画は無理なく全てピタッとハマった感!!キングダムの時のムフフフッ将軍みたいな事もなく現実的。豪華な役者の方々の熱演のおかげもあるけど、よくぞこのキャスティングをしてくれた!!
アクションシーンも見応え十分で、この監督は何者なんだ?と思ったら、期待しないで観た映画HiGH&LOW THE WORSTの監督だったのね!納得!←これも意外と面白かった
何はともあれ、不安なく続編が観たいであります!
アリシパ!可愛いじゃないか!!!
ウ〇コ、ウ〇コと連呼する山田杏奈に萌え~
超人気漫画の実写化。
「ひらいて」「山女」の山田杏奈お目当てで鑑賞。
アイヌシモリはすでに観ました。レビューもしました。
カムイのうたはこれから観ます。
日本にも先住民迫害の歴史があったことを若い人が知るきっかけになると思うけど、
アイヌ文化はすでに風前の灯。アイヌ新法成立は遅すぎ。
ウポポイや平取町の立派な施設が作られるということ自体がすでに伝説となってしまったということなのよ。15の時に白老のアイヌ居留地に行ったことありマス。
アイヌの埋蔵金なんてあるわけないのにねぇ、ちょっと斜めに構えちゃう。
オジサンは。
さて、
冒頭の二百三高地の戦闘シーン。なかなかの迫力。
日露戦争直後の北海道。
網走監獄(1890年、明治23年)。
高倉健の網走番外地シリーズはよくみてました。
脱走させた20人の囚人の入れ墨が秘密の隠し場所のヒントとは。
それも皮を剥ぐことを前提に彫られているとはなんとおぞましいことか。
屯田兵。久々に聞いた。
帝国陸軍諜報士官鶴見役の玉木宏のオデコの当て物と目の周りの瘢痕がエグい。
えっ。土方歳三(舘ひろし)も生きてるのか。
山田杏奈ちゃんがちょっと棒読み。
でも、エゾリスのようなどんぐり眼の凛々しさでカバー。
りす肉のユッケを作って杉元に食べさせる。
アシㇼパは白いおおきいエゾオオカミを連れている。
もののけ姫だ。
エゾオオカミは明治10年には絶滅した。
ヒグマのCGは怖かった。
OSO18を思い出したよ。
おそま。
しかし、山田杏奈。
ウンコ、ウンコと連呼しすぎ。
あげくに、おそま美味しい!
別のジャンルの映画だったらよかったのに。
ジビエ料理のさいごは桜鍋。
みの家に行きたい!
あの木の碗はうちにもあるよ。
もっとワイルドなアイヌの木碗がヨカッたよ。
不死身の杉本の食べられるおそま(山椒味噌)もすでに商品化されている。
商魂たくましいねぇ。
シリーズ化、続編は何作まで予定されているのやら。
オジサンはどこまでついていけるかちょっと不安。
壮大なるプロローグ‼️
出ましたよー‼️何の前触れもない途中終了‼️いや、途中終了どころか、プロローグですね、この作品は‼️私は原作を読んでないので詳しい事は分かりませんが、次作で完結するとは思えないし、三部作、ひょっとしたら五部作ぐらいになるのかな⁉️エンドクレジットで次作以降登場のキャラが見られるので、多分撮影は終了してるのか、途中なのかよく分かりませんが‼️こんなふうに作品が終わってしまうと正当に評価できないですよね‼️とにかく私は同じく山﨑賢人主演「キングダム」もなんですが、最初からシリーズ展開を謳ったほうが絶対いいと思います‼️古くは内田吐夢監督の「宮本武蔵」五部作や、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のように‼️そのつもりで作品を鑑賞できますから‼️いろいろ言いましたけど、今回の「ゴールデンカムイ」はプロローグとしてはよく出来てると思う‼️冒頭の日露戦争のシーンやヒグマを相手のアクションシーン、雪原の中のソリでのアクションシーンなんかハリウッド映画にも負けてない‼️特にヒグマのCGなんか「プレデター ザ・プレイ」にも匹敵する‼️私は原作を知らないのでよく分かりませんが、各キャラクターも個性派ぞろいでインパクト十分‼️あくまでビジュアルとしてですが‼️主演の杉元役山﨑賢人はワンパターンの演技で面白みもなんにもないですが、アシリバ役の山田杏奈ちゃんが素晴らしかった‼️アイヌの神秘的な、そしてキリッとした表情、アクションも言う事ナシでハマり役‼️早いとこ続きを観せて欲しいですね‼️
盛りだくさんのエンタメ映画
ハラハラ、ドキドキ、笑いあり、映像美ありのこれぞ映画って感じでした。
山崎賢人さんのアクション、山田杏奈さんの透明感のある美しさ、矢本悠馬さんのユーモアと、みんなハマっていて満足度の高い作品です。続編が楽しみ。
漫画チックな演出が勿体無い 大人には厳しい映画
原作未読です。
隠された金塊の地図が脱獄犯の身体の入れ墨との設定が面白い。アイヌの女の子と軍人がコンビで脱獄犯を探す展開も良い。随所のアクションも迫力がある。舞台の北海道の大自然や古い街並みも違和感がなく、それなりに金をかけたのでしょう。
それだけに、漫画チックな大げさな演出がとても勿体ない。箸休めにお笑いのシーンを挟むのはアリだけど、演出がいかにも漫画な感じで、とたんにリアリティがなくなり興醒めした。
お笑いシーンの他にも敵役の造形なども、漫画に忠実に作ったのはわかるが、作りすぎでリアリティが無い。アニメか? ってレベルのコテコテの造形に失笑した。
おそらく高評価をつけているのは原作ファンで、本作も原作ファンの集客を狙ったもの。その点で評価が割れると思います。
高評価に釣られて一般の映画ファンが足を運ぶとずっこけると思うので、お含みおきください。
ちなみに僕は漫画を馬鹿にしているのではなく、むしろ漫画好きです。ただ、漫画の演出を実写映画に持ち込むセンスには頷けない。
比べて申し訳ないが、山崎貴さんのゴジラ-1.0の方が荒唐無稽な設定なのに、リアリティはゴジラの方が遥かに上で人間ドラマもしっかりしており映画としての完成度が高かった。
それに引き換え本作は…という意味で、好みの問題。
しかし、設定が面白いだけにシリアスに作れば傑作になったのにと思うと本当に勿体ない。
最後に、山崎賢人さんの演技はキングダムよりもよかったかな。でも、もっと芝居力をつけて欲しい。アイヌの女の子の棒読みは論外。また、アイヌも山崎賢人さんの軍人も服が綺麗過ぎる。この辺りも、こうした邦画の残念なところ。
続編はテレビで見ることにした。
出来は良く、再現度は高い
原作既読
一般的な評価としては星4はあると思います。
キャラも画面もまるで原作そのままのようでチープさはなく、かなり出来がいいです。原作が好きな方なら見たほうがいいと思います。
私の点数が低い理由は序盤も序盤なので何も始まっていない感があったのと、漫画の時点で個人的にはあまり刺さらなかったので単純に好みではなかったからでしょうか。
最後までじっくりみてじわじわ良さが伝わる映画
最後の最後でゴールデンカムイのロゴが出る時が1番最高潮かと。
キャラクターに息吹き込んだキャストの皆さんからも愛を感じられた。
エンディング中に杉元、アシㇼパさん、白石のトリオ出したのも良かった。
ムビチケ2枚買ったけど、2回鑑賞じゃまだ足りないかも
続編希望!!
原作ファンで、ゴールデンカムイ展にも赴きました。それほどハマったマンガの実写化、見ぬわけにはいかない!と行ってきました。
連れは原作を7巻くらいまで読んだけれどハマらなかった旦那…を無理矢理(笑)
まず、スケールの大きさに驚きます。
北海道の大自然。背景がちゃちくない。CGも力を入れていてちゃちくない!
原作ラストまでは絶対に描ききれないだろうストーリーをどうまとめるか気になっていましたが、杉元の心の内に随所で焦点を当てていて、ストーリーに筋が通っています。
そして、原作未読の方でも分かりやすく丁寧にストーリーが進んでいきます。
原作をリスペクトして、無理なくキャラを実写化。月島さんのメイク、ゲンジロちゃんの肌の質感メイク、山崎くんの身体作りには脱帽です。
一番の見所は…鶴見中尉に間違いない!あの狂気をよく表現されていました…
正直、玉木さんは原作通りと前評判も高かったですが、個人的に山崎くんがかなり杉元だと思いました。かなり演技が上手くなられている…!杉元の心の機微がとてもよく伝わってきましたし、山崎くんの努力が色々な場面で見られて、すごく好感が持てました。
ラスト、色んな方が出てきてくださったし、もう続編ありきな終わり方!?
推しの尾形の活躍もあるだろう続編に期待してます!
旦那も、「実写としては大成功だろ
」「また続き読もうかな」ですって(*´艸`*)
漫画・アニメよりも魅力が増した
実写は原作の世界観はそのままに、原作やアニメでは表現できない北海道の雄大な大自然や、ダイヤモンドダストなど様々な光の描写が大変綺麗で、その光の中にアシリパ役の山田杏奈さんがとにかく映えてました。
アクションも良かったけど、山田杏奈さんのアシリパの神秘的な雰囲気にとにかく引き込まれてしまいました。これだけで見る価値があると思います。
原作やアニメには無い雰囲気がプラスされ、個人的には原作よりも更に魅力的に思えました。
衣装や小道具が小綺麗との意見もあるみたいですが、大自然の綺麗な映像を考えるとちょうど良いエイジング加工だったと思います。(そもそも、そこまで違和感もありませんでした)
陽光に照らされて粉雪がキラキラと舞う中に、小汚くボロボロな服を着た元兵士やアイヌの少女が映るのもイマイチと思いますし、程よい非現実的な空気感だったと思います。(程よいファンタジー感)
山崎賢人さんの杉本も個人的にアリです。実写を見た後だと、原作の杉本は少し大人過ぎるようにすら感じます。
キングダムも見てますが、そちらの世間知らずで真っ直ぐな感じとは全然違い、正直別人に思えました。
実写化はかくあるべき、ということを体現した映画と思います。変な設定変更や演出、オリジナルキャラの登場は本当に余計だということを証明した作品です。
続編に期待しかありません。
最後に、エンドロールは最後まで見ましょう!
まだ物語のプロローグに過ぎないのかも。
漫画とアニメは未ですが、評判が良いようなので観に行きました。戦争や羆、敵対する人間とのバトルシーンが多いので、爆音やグロテスクなシーンで心臓がバクバク、耳が弱い人は注意した方が良いと思いました。主要登場人物の一人一人が癖が強いので見ていて楽しめました。白石役の人がギャグ担当でしょうか。ゲゲゲの鬼太郎のネズミ男のようでした。つい先月、土方歳三資料館展に行ったばかりなので、土方役の舘ひろしさんと和泉守兼定にちょっとだけ、わーっとなってしまいました。エンディングが流れ始めても、もう少しだけ内容があるので席は立たない方が良いです。スパイファミリーと違う意味で、う○こで笑いました。やれば出来るじゃんという感じの漫画の実写化ですが、服装が真新し過ぎだと思うシーンがあったのと杉元とアシリパのセリフが現代的過ぎると思うシーンがあったので星4つです。続編が出たら観に行きたいです。
原作、アニメ、未読、未視聴ですが
最初の出だしからアクションで目が引きつけられました。
キャラクターの再現度が完璧すぎる、本当にそっくりです、普通の人が出てこない。
皆、癖のある人物ばかりなので、話の内容がきな臭くても、仕方ないと思ってしまいます、むしろ、戦争、金、人殺し、殺戮なんて当たり前だろうと思ってしまいます。
金塊の隠し場所を入れ墨にして脱獄させる、話が進むうちに隠した本人も悪人、金塊を探す連中も悪人、誰を応援したら良いのか分からなくなります
隠した本人、のっぺらぼうは最初から独り占めにするつもりだったのでは、逃げた脱獄囚達、死んだ(殺された)人もいますが。
金塊の話が真実だとして、本当に隠された場所にあるのか、皆が必死になっている姿を見ると、もしかして誰かが先になんて思ってしまいます。
タイトルロールが終わっても絶体、席を立たないでください。
次回作に期待度が高まります。
千鳥?
平日 映画、久しぶりぃ!!
ストーリー知らずに鑑賞
予告の時からだけれど、途中 途中で《大悟ぢゃないよね》ってツッコミ入れちゃう自分‥
迫力もあり、ちょっと笑っちゃうところもあり、良かった
次回作にも期待
原作未読で
原作は未読だが、レビューの評価が良いので鑑賞。
総体的には面白かったし、映像も良かった。
続編を作りたい感がかなりある作品で興行収入次第では続編もあるのだろう。
レビューを散見すると原作に忠実に制作されているようなので、ストーリーにおかしな所は無かったが、演出なのか細かい所でツッコミたい部分もあった。
まず良い所は、戦争部分、ヒグマとオオカミのVFXは素晴らしかった。白組やその他、日本映画のVFX会社がクレジットされていたので当然かもしれないが自然な表現で作品世界をスケールアップさせていると思った。
ツッコミを入れたい所は、死体を背負ってヒグマから逃げる時、明らかに人形を背負っているのがバレバレでもったいなかった。人間の関節が死体とはいえ簡単に逆に曲がるのが頂けない。もちろん本物の人間を背負ってアクションする訳にも行かないから理解はできるが、背負う用の人形を作った方が興醒めしなかったと思う。
あとは頬に刺さる串だが、歯や骨の構造的にそこは貫通しないのではないかと思って冷めてしまった。
極寒の中、素晴らしい演技と映像が多々あり、作品世界に引き込まれたからこそ気になる細かい部分だった。
本当にもったいない!
次作があれば観たいと思える作品だけに、こだわり抜いてもらえると傑作になりえると思う。
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