ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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特に驚きがなかったという意味でこの点数
マンガもアニメも見て、キャラの個性や話の展開を把握している者では映画版の正確な批評にならないと思う
が、実写化でおおむね好意的なレビューが多いということは大丈夫なんだろうと思う
してみると、たしかにこれといった違和感もなかったし、短くまとめる難しさも分かるし
第七師団にもっと狂気を感じられると杉元の反撃がより小気味よく映るのだろうけど、序盤そういうシーンは多くないし仕方ないのかな
原作で癖が強い程おそらく役者さんは苦労するけど、この作品はみんな強いから
その点、ぱっと見遠そうだった白石が一番白石だった
宇佐美の再現度が今から気がかり
続編ありきのようですな
再現度が素晴らしい
エンタメはこうでなくちゃ!
原作マンガは未読なので、先入観なしで観られたのが良かったのかもしれないが、アクション映画としては文句のない出来栄えだった。
敵味方の登場人物たちの性格や背景を、手に汗握るジェットコースター展開の中で自然に伝える、演技も脚本もお見事。
ストーリーもラストの演出も、今回はシリーズ第1作が見え見え。これだけ風呂敷を広げておいて続編を作らなかったら、怒りの座布団が日本中に舞うだろう。
原作は知らないが、役柄も皆ぴったりはまっていると感じた。豪華キャストなので、スケジュールが揃うか心配なくらいだが、シリーズ途中で交代がないことを願う。
アクションエンタメ大作は、やっぱりこうでなくちゃ。次作を大いに楽しみにしている。
やまだ豊氏~素晴らしい
先週、鑑賞する予定でチケット購入済でしたが、朝、けっこう大きな地震があり、念のため行きませんでした。
そして、満を持して、本日観に行ってきました。
12:50から95席の小さめのスクリーン。
満員御礼でした。
若い女性多し。
原作は、漫画サイトの、チビチビ毎日一話ずつ読んでいました。
先週、ちょうど無料分が終わったところです。
280話、単行本20刊目です。
そのため、映画化された部分はだいぶ前に読んだので、すっかり忘れていました。
ちなみにキングダムも漫画サイトで単行本26刊目です。
どちらも山﨑賢人さん主演ですが、
素晴らしいですね。
今回、とても面白く鑑賞しましたが、
自分的には、やまだ豊氏の音楽の功績が大きいと思います。
外国の方では、ハンス・ジマー
日本人でしたら、やまだ豊と横山克が最高に素晴らしい作曲家だと思っています。
以前、フォロアーさんからゴールデンカムイの音楽はやまだ豊氏と聞いて期待していましたが、期待以上の音楽でした。
沈黙の艦隊と同じく、最後にタイトル、次もあるよって感じでしたね。
どこまで、撮影進んでいるのかな?
うまく実写に落とし込めた!
アニメを見たことがあるので、実写でコミックやアニメのコメディ要素を落とし込むのは難しそうだから、これは面白くないかもなぁと思っていたので、もともと今作は映画館で見る予定はなかった。けど、公開されてからの評価が映画.comで★4.2と高かったので、見ることにした。公開から1週間経ったにも関わらず、結構座席は埋まっていて、2週間前に見たアクアマン2を公開日に見に行ってガラガラだったのととても対照的だった。山崎賢人人気やからかなぁ。
ガチの最初のシーンで「安っぽい映画感」が出てたので、マジかーって思ったけど、その後の日露戦争のシーンはとても迫力があって、いい感じでこの時点でこの映画がええかもって思い始めた。
その後も事前の予想に反して、とてもうまく原作の内容を実写に落とし込めてて、楽しめた!山の中でクマと闘ったり、小樽で第7師団のメンバーとのアクションシーンもけっこう迫力があった!アイヌ飯を食べるシーンは流石にアニメとかのほうが美味そうやった。続編もぜひ見たい!
原作好きなだけにリアリティ不足、杉元の演技が気になる
漫画全巻、アニメ既読済。原作ファンがために映画館まで足を運んだ。
ストーリーは2時間に仕上げるべく、綺麗にまとまっている。漫画のセリフを改変しない所も好印象。ギャグパートが削られているせいか、映画は結構シリアスな印象を受けた。
キャラクターデザインの再現度は高くメイクの造形も素晴らしいと思った。序盤なだけに口数は少ないものの、月島と尾形は違和感が無かった。
しかし杉元佐一は先のシリアスな雰囲気と役者の演技も相まって、原作と少し違う人物像になっている。(個人的にはもう少し遊び心が欲しかった)
また冒頭の脱獄囚の衣服が綺麗すぎる、殺戮シーンのカットが多すぎるなど細かい部分で没入感を削がれてる気がするので、次回作は改善して欲しい。
色々書いてしまったが映画版ゴールデンカムイも良かったよねと言える期待は十分にあると思う。
過去最高に丁寧な実写映画
キャスト良し、再現度良し。
杉元とアシリパの「気の置けない間柄」。
アイヌの埋蔵金を狙う宝探しがテーマであるが、まだ何も明らかになっていない。本当に埋蔵金はあるのか、刺青を集めると本当に隠し場所が分かるのか、何も手掛かりのない状況でフライイング気味に戦いを始めてしまったような感じである。
ただ、埋蔵金を狙う強い動機みたいのものは、なんとなく分かるように描かれていて物語のしっかりした柱になっている。それぞれの戦う目的を自分なりに解釈すると、鶴見中尉の第七師団は、日露戦争の無謀な作戦で命を失った多数の兵士に報いるために、北海道を征服して理想の国を作りたいと思っている。囚人の旗頭土方は、江戸時代のサムライの生き残りのような男で、武力で北海道を手に入れたいと思っている。そのためには、軍資金としてアイヌの埋蔵金がなくてはならないようだ。二人のリーダー鶴見中尉と土方が、あまりにも常軌を逸しているので、周囲のクセの強い連中も自然に受け入れられるようだ。
異常な集団の戦いに巻き込まれていく杉元とアシリパは、彼らとは違ってとても人間的だ。二百三高地の戦いで鬼神とも恐れられた杉元と、大自然の中で一人で生きるアイヌの少女アシリパは不思議な取り合わせではあるが、まさに「気の置けない間柄」になっている。二人とも壮絶な体験だったり、近しい者との別れを経て、孤独に耐える強い心を持っている。お互い、自分に足りないものを相手に求めているような感じがする。二人のやり取りは、時に緊迫感があり、時にユーモラスで飽きさせない。
日本が近代国家になる過程で犠牲にしてきたことを、この時代、この戦いで見事に再現しているように思われる。まだ序章に過ぎないが、どんな展開になっていくのか続きが楽しみである。
出来る限り
原作をできる限り忠実にしようとしてる意気込みを感じた。
主人公たちよりも脇キャラの面々が、キャラの特性や表情を上手に演じてた様に思えた。
その点においては観る上で楽しめた。
ただ二百三高地の戦いの激しさは描けているのだが、戦場で人が人ではなくなる凄惨な状況の描き方は弱く感じた。
どうしてもグロテスクな描写になり映倫的にも難しくなるのだろうが。
これは主人公の代名詞となる「不死身の杉元だあ」などの言葉には、それほどまでに過酷な状況を生き抜いてきた下地があるからこその言葉。だからこそ戦場をもう少し生々しく描いて欲しかった。
自然な杉元
頑張って再現できている
アニメや漫画原作の実写としてはよく再現できていたと思う。大体どのキャストも合っていたが、牛山と土方は喋りがなんとなく浮いていた。
展開が割と地味なので、映画作品単体として面白いのかは微妙なところ。
美味しそうなオハウ(鍋料理)につられて、晩御飯は鍋にした。
お見事です!キャスティングがバッチリ100%ハマった映画!
ウ〇コ、ウ〇コと連呼する山田杏奈に萌え~
超人気漫画の実写化。
「ひらいて」「山女」の山田杏奈お目当てで鑑賞。
アイヌシモリはすでに観ました。レビューもしました。
カムイのうたはこれから観ます。
日本にも先住民迫害の歴史があったことを若い人が知るきっかけになると思うけど、
アイヌ文化はすでに風前の灯。アイヌ新法成立は遅すぎ。
ウポポイや平取町の立派な施設が作られるということ自体がすでに伝説となってしまったということなのよ。15の時に白老のアイヌ居留地に行ったことありマス。
アイヌの埋蔵金なんてあるわけないのにねぇ、ちょっと斜めに構えちゃう。
オジサンは。
さて、
冒頭の二百三高地の戦闘シーン。なかなかの迫力。
日露戦争直後の北海道。
網走監獄(1890年、明治23年)。
高倉健の網走番外地シリーズはよくみてました。
脱走させた20人の囚人の入れ墨が秘密の隠し場所のヒントとは。
それも皮を剥ぐことを前提に彫られているとはなんとおぞましいことか。
屯田兵。久々に聞いた。
帝国陸軍諜報士官鶴見役の玉木宏のオデコの当て物と目の周りの瘢痕がエグい。
えっ。土方歳三(舘ひろし)も生きてるのか。
山田杏奈ちゃんがちょっと棒読み。
でも、エゾリスのようなどんぐり眼の凛々しさでカバー。
りす肉のユッケを作って杉元に食べさせる。
アシㇼパは白いおおきいエゾオオカミを連れている。
もののけ姫だ。
エゾオオカミは明治10年には絶滅した。
ヒグマのCGは怖かった。
OSO18を思い出したよ。
おそま。
しかし、山田杏奈。
ウンコ、ウンコと連呼しすぎ。
あげくに、おそま美味しい!
別のジャンルの映画だったらよかったのに。
ジビエ料理のさいごは桜鍋。
みの家に行きたい!
あの木の碗はうちにもあるよ。
もっとワイルドなアイヌの木碗がヨカッたよ。
不死身の杉本の食べられるおそま(山椒味噌)もすでに商品化されている。
商魂たくましいねぇ。
シリーズ化、続編は何作まで予定されているのやら。
オジサンはどこまでついていけるかちょっと不安。
壮大なるプロローグ‼️
出ましたよー‼️何の前触れもない途中終了‼️いや、途中終了どころか、プロローグですね、この作品は‼️私は原作を読んでないので詳しい事は分かりませんが、次作で完結するとは思えないし、三部作、ひょっとしたら五部作ぐらいになるのかな⁉️エンドクレジットで次作以降登場のキャラが見られるので、多分撮影は終了してるのか、途中なのかよく分かりませんが‼️こんなふうに作品が終わってしまうと正当に評価できないですよね‼️とにかく私は同じく山﨑賢人主演「キングダム」もなんですが、最初からシリーズ展開を謳ったほうが絶対いいと思います‼️古くは内田吐夢監督の「宮本武蔵」五部作や、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のように‼️そのつもりで作品を鑑賞できますから‼️いろいろ言いましたけど、今回の「ゴールデンカムイ」はプロローグとしてはよく出来てると思う‼️冒頭の日露戦争のシーンやヒグマを相手のアクションシーン、雪原の中のソリでのアクションシーンなんかハリウッド映画にも負けてない‼️特にヒグマのCGなんか「プレデター ザ・プレイ」にも匹敵する‼️私は原作を知らないのでよく分かりませんが、各キャラクターも個性派ぞろいでインパクト十分‼️あくまでビジュアルとしてですが‼️主演の杉元役山﨑賢人はワンパターンの演技で面白みもなんにもないですが、アシリバ役の山田杏奈ちゃんが素晴らしかった‼️アイヌの神秘的な、そしてキリッとした表情、アクションも言う事ナシでハマり役‼️早いとこ続きを観せて欲しいですね‼️
盛りだくさんのエンタメ映画
漫画チックな演出が勿体無い 大人には厳しい映画
原作未読です。
隠された金塊の地図が脱獄犯の身体の入れ墨との設定が面白い。アイヌの女の子と軍人がコンビで脱獄犯を探す展開も良い。随所のアクションも迫力がある。舞台の北海道の大自然や古い街並みも違和感がなく、それなりに金をかけたのでしょう。
それだけに、漫画チックな大げさな演出がとても勿体ない。箸休めにお笑いのシーンを挟むのはアリだけど、演出がいかにも漫画な感じで、とたんにリアリティがなくなり興醒めした。
お笑いシーンの他にも敵役の造形なども、漫画に忠実に作ったのはわかるが、作りすぎでリアリティが無い。アニメか? ってレベルのコテコテの造形に失笑した。
おそらく高評価をつけているのは原作ファンで、本作も原作ファンの集客を狙ったもの。その点で評価が割れると思います。
高評価に釣られて一般の映画ファンが足を運ぶとずっこけると思うので、お含みおきください。
ちなみに僕は漫画を馬鹿にしているのではなく、むしろ漫画好きです。ただ、漫画の演出を実写映画に持ち込むセンスには頷けない。
比べて申し訳ないが、山崎貴さんのゴジラ-1.0の方が荒唐無稽な設定なのに、リアリティはゴジラの方が遥かに上で人間ドラマもしっかりしており映画としての完成度が高かった。
それに引き換え本作は…という意味で、好みの問題。
しかし、設定が面白いだけにシリアスに作れば傑作になったのにと思うと本当に勿体ない。
最後に、山崎賢人さんの演技はキングダムよりもよかったかな。でも、もっと芝居力をつけて欲しい。アイヌの女の子の棒読みは論外。また、アイヌも山崎賢人さんの軍人も服が綺麗過ぎる。この辺りも、こうした邦画の残念なところ。
続編はテレビで見ることにした。
全780件中、301~320件目を表示