「令和の『子猫物語』」EO イーオー 電信柱さんの映画レビュー(感想・評価)
令和の『子猫物語』
見ながらずっとムツゴロウが監督した『子猫物語』のことを思い出していた。
「あんなコンプラ無視の動物虐待映画と一緒にしないで!こっちは動物愛に溢れた文芸映画なんです」
と言う声が聞こえてきそうだが『子猫物語』だって作られた時はスタッフ一同、真面目に動物愛に溢れた文芸映画を作ってるつもりだったはずだ。私は公開時に劇場で見てるんで分かる。
しかし時が流れてみると『子猫物語』が動物虐待の代名詞になってしまっているように、この『EO』も五十年後に見たら「映画撮影という名の下に馬やロバを無理矢理映画に出演させている!とんでもない映画だ」ってことになってるかも…。
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