「【“インディーズ映画の至宝”ケリー・ライカート監督とミシェル・ウィリアムズが彫刻家の日々を淡々と描いた作品。】」ショーイング・アップ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【“インディーズ映画の至宝”ケリー・ライカート監督とミシェル・ウィリアムズが彫刻家の日々を淡々と描いた作品。】
ー 個人的な話で恐縮ですが、ケリー・ライカート監督作品とは、多分多くの人がそうである「オールド・ジョイ」と「ウェンディ&ルーシー」を見て嵌った口である。
特に大きなストーリー展開がある訳でもなく(「ウェンディ&ルーシー」は違うかな。)淡々と市井の人達の生き方を描いている点が特徴であると思う。-
■美術学校で講師を務めるリジー(ミシェル・ウィリアムズ)は、来週の個展に向けて大忙し。
思うように創作活動ができない彼女は、仕事を休み、地下のアトリエにこもって作業を始めてみる。
だが、大家のジョー(ホン・チャウ)から預かったハトの様子がおかしく、病院へ連れていくことになる。
◆感想
・まさにこの映画は粗筋通りに進む。そこには、リジーの苛立ちが感じられるがそれを大仰に表現する訳でもない。
・リジーの元恋人?である男の精神的に不安定な所も、深く掘り下げる事は無い。
<「A24の知られざる映画」で期間限定で上映された他作品でも同じコメントを書いたが、今作が期間限定で上映され、「ファースト・カウ」(観てねえや。)が劇場でキチンと上映された事が判る作品である。>
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