劇場公開日 2023年7月14日

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CLOSE クロースのレビュー・感想・評価

全129件中、61~80件目を表示

5.0名作誕生!

2023年7月30日
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僕は「クーリンチェ殺人事件」をフェイバリットムービーにしているが、本作「CLOSE クロース」はそれに匹敵する、いや、凌駕していると言ってもいい、思春期の心を見事に映像化している作品だと思う。

観客は何度も繰り返される日常的な風景の中に映し出される、揺れる少年たちの心に触れることになる。それは「同性愛の映画」などと陳腐な言い方でまとめられない、少年期の繊細な心のありようであり、我々もかつて感じていた友情や愛情に対するいびつな感情や純粋な思いであって、宗教的、倫理的な正義や悪のような二項対立で言い表せるほど簡単ではないものだ。

僕らは社会に絡めとられていく中でそういった感情を忘れて大人になっていくのだけど、どちらが生き方として美しいのだろう。その答えは、この映画が教えてくれている。

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ken1

5.0切なくて苦しい、これは現実にも起こりうる話。 だからこそ見てほしい。

2023年7月30日
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切なくて苦しい、これは現実にも起こりうる話。
だからこそ見てほしい。

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とよ

4.5レオ

2023年7月30日
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が彼じゃないと成立しないしない映画。ずっとこっち見てる。
語り継がれる名作なは違いない、

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michi

3.5少年時代の悲しさ

2023年7月28日
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泣ける

悲しい

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himabu117

4.5パスタを吸い込むシーンが大好きです⭐️

2023年7月28日
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悲しい

難しい

家族ぐるみの付き合いで兄弟の様に仲が良く
いつもどんな時も一緒に過ごす13歳の少年2人の物語
冒頭の柔らかな光の中、花畑を駆けぬける天使の様な2人に見(魅)入ってしまいました

しかし無邪気な時間の終わりが訪れてしまう…
思春期へ向かう13歳の彼らには
集団という世界への入口、その世界の中で
自分を偽るのか自己を貫き通すのか…
生き辛さをも感じ始める時期でもあるのだ

鑑賞して1週間以上が経ち
ようやく迷子になっていた心が落ち着いてきた
取り返しがつかない悲劇の物語ではあれど
優しい旋律の音楽と柔らかで美しい映像は
鮮やか過ぎる程…私の中で宝石の様な傑作として心に刻まれました

レオ役エデン・ダンブリンの繊細で壊れそうで儚げな瞳に心奪われました⭐️

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ねもちゃん

5.0大きな傷を胸に歩いてゆく。

2023年7月28日
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カンヌでグランプリを受賞した話題の本作。とても哀しくて儚くて、そして美しい映画でした。まるでアート作品のような圧倒的な映像美の反面、ストーリーは余りにリアルです。

ベルギーの田園風景の中、自転車で並走する2人の少年。13才のレミとレオ。四六時中共に過ごす2人。しかし中学に入学するとクラスメイト達からその間柄を揶揄され少しずつ関係が変わっていってしまう。そしてその先に待つある出来事。

レオが小さな背中で背負わなければならなくなったもの。どれだけ自らに痛みを与えても真実を受け入れなければ1歩も進めない。誰もが経験のある思春期の友情や素直になれない感情。小さなコミュニティの中で少年が恐れたものの正体。圧巻のリアリティーで描かれる繊細な表現に観ているこちらも胸が苦しかったです。2人の少年の眼差しも、演技も本当に素晴らしかった。揺れ動く心の内側を強烈に映し出した傑作です。

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はるたろう

3.5ラストカットに打ちのめされる

2023年7月27日
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yookie

3.0ちょっと合わなかった

2023年7月27日
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中盤で起こる出来事がなんだか説得力なくて…
「え?」ってハテナ浮かんだままラストまでいっちゃいました…

「CLOSE」には親しいとか近いという意味もある一方、読みが濁って「クローズ」になれば終わりとか閉まるとかの意味も。ここは上手いなと思いました。

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克晴

3.5今の時代はこういう作品が評価されるべき

2023年7月27日
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ストーリーはよくある展開だし、
大どんでん返しや驚きなストーリーじゃないけど
少年の涙にここまで心が動かされるとは…
心が洗われる作品だった。

色々なやりようで、さらに涙で前が見えないくらいに感動で陥れるような展開とかがあったと思うけど、
この映画はそこがちょうどいい。
心の窓をトントンと優しく叩いて、奥に入ってきて
じんわり溶かしてくれるような作品だと思う。

誰かの心無い言葉で関係が悪くなったり、傷ついたり、
そういう人がいることがわからないお馬鹿さんがあふれているSNS時代の今こそ、こういう作品がきちんと評価されるべきだと思う。

あとは、残された人がどんなに辛いか、
周りの影響にも気付いてほしい。

今度から疲れた時におすすめの映画ある?と聞かれたら、この映画を紹介したい。

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may1_ppp

4.5(原題) Close

2023年7月27日
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多感な年頃…人一倍豊かな感受性…美しさと優しさと切なさで涙が止まらなかった。台詞は少ないですがスクリーンから充分に伝わりました。

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AYK68

4.0あの花は紅花油の紅花?

2023年7月26日
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泣ける

悲しい

知的

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カールⅢ世

3.023-094

2023年7月26日
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鑑賞方法:映画館

少年が思春期を迎え、
それまで感じなかった感情が生まれる。
人それぞれ感じ方やタイミングが違う。
そのことによって、それまでの関係性が壊れることもあるだろう。

交友範囲や価値観の変化、
感情表現の不自由さもこれを後押しする。

苦しみ悩むことは
時間だけが癒してくれる。
人間は悲しみを忘れられる。

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航

3.5美しさが印象に残る映画

2023年7月25日
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とにかく美しさが印象に残る映画で、出てくるのは美男美女ばかり、

咲き誇る綺麗な花畑、自転車で通り過ぎるだけの草原、やわらかな陽射し、

その全てが美しい。

撮影は、監督の出身地ベルギーとゴッホの出身地オランダで行われたらしいです。

美しい映画なのでケチつけたくないんですが、後半ねむくなってしまった(笑)

でも、いい映画です♪

シリアスな映画で少し静かめだけど、暗すぎず明るすぎず、観やすい映画かと。

ベルギーやオランダって美しいなー♪と思った、美しい映画です(笑)

ベルギー、オランダ、フランス、の合作なので、言語は何だろう?と調べてみたら、

ベルギーは、オランダ語、フランス語、ドイツ語、の3ヶ国語らしく、

過去、オランダ、フランス、ドイツ、に支配されてきた事に由来するそうです。

同じベルギー人でも言葉が通じない事あるんだとか。

映画で使われてるのは何語なんだろ?

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RAIN DOG

5.0レオの美しさに圧倒✨

2023年7月25日
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もけけ

4.0ほんのりBL

2023年7月25日
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絵作りの繊細な美しさがまさに至高。これだけでも十分見る価値がある。カットごとに配色や陰影が細かく計算されているのが分かる。特にお花畑のシーンが美しくて息をのむ。
加えて少年二人の微妙な表情や息遣いや肌感覚なんかが繊細に伝わってくる。
美的感覚の鋭さがすごい。

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CR7

3.0性のあわいの悲劇。

2023年7月24日
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レオとレミは幼いころからの親友で、花卉農業を生業とする互いの家を行き来して長い時間を共にすごしていた。互いに深い好意を示すことに少しも疑いをはさまない暮らしの中で、夜も自然にベッドで体を寄せ合って眠るほどだった。

しかし二人のそうした濃密な関係は、彼らが小学校に入ると淫靡なからかいの的になる。レオはそれを疎ましく思い始め、レミは深く傷つき、事件が起きる。

中盤までのカメラはなかなか素敵。とりわけオープニングからしばらくの、暗がりで声を掛け合う二人が外へ飛び出して一面の花畑を駆けだしてゆくショット、オーボエを吹くレミを逆光の中からみつめるレオの幸福な視線、等々。このあたりは自らの性を明確に意識するより前の、幼い両性具有性をうまく捉えてみせたと思う。

しかし照明・カメラ・編集のいずれも表現の引き出しが少なくて、中盤以降は、同じスタイルが反復されすぎることがどうしても鼻についてくる。脚本の踏み込みの弱さがその印象に拍車をかける。

是枝裕和『怪物』にも同様のニュアンスを示唆するシーンがあるけど、あの映画の複雑さ・繊細さには到底及ばなかった。

ところで朝日新聞の本作レビューで「メロドラマの傑作」と評しているのは、メロドラマという言葉の誤用。メロドラマというのは、本作の場合なら二人が最後まで出口なしの状態で悩み続ける映画のことです。

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milou

4.5少年たちの悲しみ

2023年7月22日
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泣ける

悲しい

大人なら誰もが理解できる、子供時代に誰しもが一度は経験ある話し。ちょっとした感情で好きなのに離れたくなる気持ち。周りに振り回される感情。とても心が揺さぶれる。なんとも言えない悲しい物語だった。
泣きたいのに泣けない。

でもやっと泣けたね。待っていたよ。
私も泣いた。

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ノブ様

3.0流れる空気

2023年7月22日
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泣ける

悲しい

知的

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いぱねま

3.5僕には余り来なかった

2023年7月22日
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映画の内容が悪いとかじゃなくて、映画のリズムと僕のリズムが合わなかった感じ。

多分、冒頭のシーンから二人に感情移入が出来なかった事が話に入り込めなかった原因かな。

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はなてん

2.5展開が読めてしまって涙腺が緩まなかった。。。

2023年7月21日
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幼馴染の少年2人、レオとレミの悲しい物語でした。2人は兄弟同様に育ち、寝る時も一緒というほどの仲良しでしたが、同じ中学校に入学して周囲から2人の関係を揶揄われるようになってからギクシャクしだし、悲劇を迎えるところで前半が終了。後半はレオの心情の変化に寄り添う形で物語が進められ、一応彼がひとつ成長したところでエンディングとなりました。

印象的にもテーマ的にも、また(カンヌ国際映画祭という)ショウレース的にも是枝監督の「怪物」と軌を一にする作品と言って良く、単なるLGBTQ物をさらに一歩進めて少年同士の話にするのが最近のヨーロッパ映画界の潮流というところなのだなと確認できる作品でした。ただ「怪物」と比較すると、容易に先が読めてしまうところがあり、悲しい物語でありながら全然泣けないところが悲しい作品でもありました。仮に同じことが現実に自分の身に起きたとしたら、立ち直るのに相当の時間をようするであろうことなのに、きっとこうなるかなと思った通りの出来事が起きるため、事前に耐性が出来てしまって涙腺が刺激されるには至りませんでした。別に泣きたくて映画を観に行った訳ではないですが、ちょっと残念な部分ではありました。

また本作の特徴は、そのカメラワークにありました。主に主人公に焦点を合わせてしかも大写しにして、さらにその背景をぼかすという映像が連続しており、他の登場人物があまり目立たないような創りになっていました。これは、彼らの心情がCLOSEしていることを表していたのか、美少年の映像を堪能してくれというメッセージなのかは分かりませんが、印象には残ったもののあまり感情を揺さぶられるような感じもありませんでした。

さらに、扱っているテーマ性から、社会に対するもっと強烈なメッセージ性とか、風刺とか訴求とかがあるのかと思っていましたが、そうしたものもあまり感じられず、ちょっと肩透かしを喰らったような形で映画館を後にしたところでした。

あと、内容とは全く関係ありませんが、「CLOSE クロース」という題名はどうなんでしょうか?先日も「Pearl パール」という作品を観ましたが、「英語+英語のカタカナ読み」という形式にするくらいなら、単純に「CLOSE」とか「Pearl」だけにしたらいいのになあ、と思わないでもありません。

そんな訳で、主人公2人の少年は、「怪物」同様にとてもかわいかったものの、物語としてはあまり揺さぶられることがなかったので、★2.5の評価とします。

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鶏