「画面から伝わる凶暴さはあるけど」哭悲 THE SADNESS ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
画面から伝わる凶暴さはあるけど
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予想以上に過激な表現だった💦
基本的にストーリーはほぼない。
ゾンビが蔓延した街でジュンジョーがカイティンを探しにいくだけの話。
その過程でどれだけグロテスクな表現をするかというものだった。
なんか残念なのがもう少しストーリーというか着地点というか、
そういった紆余曲折がないとどうも暴力だけではお腹いっぱいになってきちゃう。
ゾンビものは色々作られているけど中々面白いものはないけど、
これは迫力だけはあったかな。個人的には新感染がストーリー的にも
映像の表現としても上だと思う。というのも、新感染では父親が娘を守るというストーリーと愛妻家が妊婦を守るという2つのストーリーに加え、何車両か挟んで娘を迎えにいくなどいくつかのクエストがあってそれが物語を盛り上げる。
新感染も哭悲も同じバッドエンドだけど、バッドエンドは全滅より残った人間の悲しさが
漂う方がグッとくるものがある。そんな諸々の点で画面から訴えてくる激しさはあるものの恋人同士がお互いに必要としているにも関わらず会えないという焦りや悲しさはほとんど伝わってこない。
やっぱりどれだけ過激な表現をしても単純な物語にはプチクエストは絶対的に必要だと思うんだよね。
そうそうカイティンがめっちゃ可愛かったな。
台湾のレジーナ・レイって女優なのね。
最近グロとかにめっきり耐性が弱くなっているのかそこまで過激じゃない方が
なんかいいみたい💦そのせいかホステルを見ようとは思わないんだよなあ、、、
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