劇場公開日 2022年7月1日

  • 予告編を見る

「救いようが無い」哭悲 THE SADNESS nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5救いようが無い

2022年9月9日
Androidアプリから投稿

何年か前、哭声(コクソン)という韓国ホラーの名作があった
同じ字だから、てっきり韓国映画だと思ったら、台湾映画でした
なら、これはハングルじゃなくて繁体字なんかな
謎です
監督が台湾在住のカナダ人だから
哭声とは全く関係ありませんね

コチラはコロナ禍から発送を得たソンビ物?だからバイオハザードに近い
ただ、生きている人が人としてのタガが外れて本能剥き出しになるだけ

なんだ、生きているんなら殺せるからゾンビより楽勝と思うでしょう
これがゾンビより始末が悪い
暴力欲求、食欲、性欲、支配欲がそのまま自制心が無くなって出てしまいます
女性に執着すればとこまでも追いかけてくるのはホラーのお約束
卑猥な言葉をなげかけるし、行動も下ネタから残酷行動まで幅広くまかなえるんだから、やりたい放題
知能はあるから徒党も組むし、協力行動がとれるかわりに裏切りだってする
ついでにいじめもあるしSMだってとやりたい放題
もちろん元気よく走って追いかけてくる
もう救いようが無い

大好物のスプラッターですが
残念なのはお下劣が過ぎて18禁
レイプシーンとかいらないのに、サービスしすぎ
そもそも性癖がマニアックすぎて、さすがについていけない
こんなの書けませんよ

主役は美男美女だし
台湾版渡辺直美もでてきます

救いの無い作品だから、ラストの銃声が物語るように救いようが無い

nakaji