君を想い、バスに乗るのレビュー・感想・評価
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有名な謎の老人
妻を亡くした老夫がグレートブリテン島北東端のジョン・オ・グローツから南西端のランズエンドを目指し路線バスで1350㎞の旅をする話。
出会った人に助けられ、時に出会った人を助け、そして交流しながら妻との想い出を振り返りながら我が道を進む主人公。
大切な鞄や旅の理由は何かあるのだろうな…と当然最初から勘繰る訳で、そこに向かって徐々にみせて行くのも想定内。
その為、大きな感動と呼べる程の衝撃は受けなかったけれど、ちょっとガンコなジェントルマンや周辺人物がちょっと惚けていたり、必死だったりと泣き笑いのロードムービーで、優しく温かく面白かった。
エンドロール中も愉しませてくれるのでちゃんと観ましょうね!
これはかなりの強行だけれど
前評程ではないが、ほっこりできます
思い出の場所で妻と娘を思い出すシーンが切なくも羨ましくもある。 静...
今会える人はいずれ会えなくなる人。
“バスの英雄”想いを貫く
じんわりと心が温まる優しさに溢れたヒューマンドラマ。
最愛の妻に先立たれた90歳のトム・ハーパーは、妻との約束を果たすため、ローカルバスのフリーパスを利用したイギリス縦断の旅に出る。
出発点の50年暮らした家のあるスコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツから目的地のイギリス最南端の岬ランズ・エンドを目指して…。
90歳の老人が鞄一つでバスを乗り継ぎ、何千キロを横断するということさえ大変なのに、彼は体に“ある問題”も抱えているというからどれほど無茶なことか。
目的地に辿り着くまでには、数々のトラブルが待ち受けている。ただ、そんな中でも必ず手を差し伸べてくれる人がいる。出会っては別れての繰り返し…旅とは人生そのものなんだと。
愛する妻のために揺るがぬ信念を貫く勇敢なポールに喝采を送りたい。
ストーリーの最後の方で、ポールの悲しい過去が明らかになるが(これは見ていて非常に心が痛む)、だけどきっと幸せな人生だったんだよね!
それにしても本作の脚本が秀逸。脚本を手がけたジョー・エインズワースが、彼の父と義父の「高齢者向けの無料バス乗車券を使ってどこに旅をするか」という会話から着想を得て作られたとのこと(ちょっと実話であって欲しかったw)。
年齢より30歳近くの老人役に扮したティモシー・スポールの演技のうまさも光っていた(特殊メイクなしってことにも驚愕)!
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