君を想い、バスに乗るのレビュー・感想・評価
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ロードムービーの王道の手法
ロードムービーって不思議な魅力がある。主人公が長い距離を移動しながら様々な人たちと出会い、トラブルに巻き込まれ、成長したりしながら目的を果たす。
本作も基本的構図は同じ。ただ、その目的は最後にならないと明らかにならない。だから旅の合間にトムの目的と過去を徐々に明らかにしていく展開。
大したトラブルも起きないし、その目的はすごく驚くようなものでもない。あんなに集まって待ってるもんか?と疑問に感じるのもたしか。でも、妻が亡くなったあとにとる行動として胸を打たれた。ある程度の水準であればロードムービーってやつはいい話になるんだよ(暴論)。
有名な謎の老人
これはかなりの強行だけれど
前評程ではないが、ほっこりできます
思い出の場所で妻と娘を思い出すシーンが切なくも羨ましくもある。 静...
今会える人はいずれ会えなくなる人。
“バスの英雄”想いを貫く
じんわりと心が温まる優しさに溢れたヒューマンドラマ。
最愛の妻に先立たれた90歳のトム・ハーパーは、妻との約束を果たすため、ローカルバスのフリーパスを利用したイギリス縦断の旅に出る。
出発点の50年暮らした家のあるスコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツから目的地のイギリス最南端の岬ランズ・エンドを目指して…。
90歳の老人が鞄一つでバスを乗り継ぎ、何千キロを横断するということさえ大変なのに、彼は体に“ある問題”も抱えているというからどれほど無茶なことか。
目的地に辿り着くまでには、数々のトラブルが待ち受けている。ただ、そんな中でも必ず手を差し伸べてくれる人がいる。出会っては別れての繰り返し…旅とは人生そのものなんだと。
愛する妻のために揺るがぬ信念を貫く勇敢なポールに喝采を送りたい。
ストーリーの最後の方で、ポールの悲しい過去が明らかになるが(これは見ていて非常に心が痛む)、だけどきっと幸せな人生だったんだよね!
それにしても本作の脚本が秀逸。脚本を手がけたジョー・エインズワースが、彼の父と義父の「高齢者向けの無料バス乗車券を使ってどこに旅をするか」という会話から着想を得て作られたとのこと(ちょっと実話であって欲しかったw)。
年齢より30歳近くの老人役に扮したティモシー・スポールの演技のうまさも光っていた(特殊メイクなしってことにも驚愕)!
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