「人間、捨てたものでもない」君を想い、バスに乗る ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
人間、捨てたものでもない
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嫌なやつも登場するが、それを消し去ってくれるに余りある「良い人」たちが登場して心が洗われる(そういうストーリーだから当然ではあるのだけれど)
そこに現代のSNS社会を上手に組み込み、優しさの輪が拡がる作りは見事だった。
お嬢さんの死、なぜその地を離れスコットランドへ?の部分がもう少し丁寧に描かれても良かったとは思うが、主人公が誠実に人生を送ってきた結果、周囲の人が手を差し伸べてくれた、その幸福感のほうが上回り、爽やかなエンディングだった。
宗教的な知識がなく、お嬢さんの生(12/25)ー没(12/24)の意味するところが何だったのか?そこは気がかり。
良い作品でした。
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