「ロードムービーの王道の手法」君を想い、バスに乗る kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ロードムービーの王道の手法
ロードムービーって不思議な魅力がある。主人公が長い距離を移動しながら様々な人たちと出会い、トラブルに巻き込まれ、成長したりしながら目的を果たす。
本作も基本的構図は同じ。ただ、その目的は最後にならないと明らかにならない。だから旅の合間にトムの目的と過去を徐々に明らかにしていく展開。
大したトラブルも起きないし、その目的はすごく驚くようなものでもない。あんなに集まって待ってるもんか?と疑問に感じるのもたしか。でも、妻が亡くなったあとにとる行動として胸を打たれた。ある程度の水準であればロードムービーってやつはいい話になるんだよ(暴論)。
コメントする