京都カマロ探偵のレビュー・感想・評価
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吉田由一ワールド
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愛車がシボレー・カマロの自称私立探偵、探偵では食べられず焼き肉店でバイト、売れっ子ホステスのヒモ状態とパッとしない探偵もの。
北野武を師と仰ぐ反社映画大好きの吉田由一監督、「監督が一番偉いんだから好きにやれ」と激励されたらしい、それもあってか企画立案、製作、脚本、監督ばかりか、脇役で出演とやりたい放題。
松田優作さんの探偵物語のような探偵ものが作りたかったらしい、自慢の地元京都を舞台に車が趣味なのだろうチープなカーレースもどき、ただ公道はいけませんね。愛車カマロ、名前が釜田麻呂、コロッケさん迄オカマに設定、監督自身もオカマ店員、よほどカマを引っ掛けたいのですね。
冒頭から昭和のCM「オーモーレツ」のようなスカートまくれシーン、お笑い芸人を出せばコメディになるという大錯覚。やくざ絡みで下ネタばかりのセリフとコント、このお下劣で時代遅れのおやじセンスは頂けませんでした。
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マイルドスピード
京都で未登録の探偵をしている男がキャバクラのお姉ちゃんからの依頼で失踪したパパを捜す話。
カマロを乗り回し探偵が本業と言いつつもバイト三昧の主人公だったり、仲間や兄貴や焼肉屋等々、背景の部分はまるでシリーズもので知っていて当然みたいな流れだけど、単発ですよね?シリーズものだとしても1作目じゃないのか?w
コメディドラマにしても安~い演出のオンパレードで、気軽に楽しく観る作品と言えども、突然の時代劇軍団はなんなんだ?
なんか良くわからないうちに終わっちゃうしw
まあ、そういう作品としてみればなんとか、という感じかな。
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