犬も食わねどチャーリーは笑うのレビュー・感想・評価
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本音を言い合える人は、大切な人である
日和(岸井ゆきの)と裕次郎(香取慎吾)の日常でありがちな夫婦生活を描いた物語です。
笑いあり、胸アツありの楽しい映画でした。
本作は、夫婦のあり方を具体的に示しており、お互い本音を言い合うことは大切なんだなあと感じました。
中盤に女子プロレスラーのような人(裕次郎の同僚の嫁)が登場してくる辺りから面白くなってきます。
最後の方の岸井ゆきのさんが走っている時の表情が素晴らしいです。
香取さんは少し太ったような感じで、セリフや演技にキレがなかったように感じましたが、なんとか及第点です。
フクロウのチャーリーは良いアクセントになっていました。
3人だけの鑑賞でしたが、良作ですので多くの方に観て頂きたいです。
「なんで妻はそんなことで怒るんだろう」「なんで夫はそんなことをわかってくれないの」という
夫婦間あるあるの視点の違いを見事に掘り下げた作品。離婚フラグが立っている夫婦や同棲相手に三行半を突きつける手前のカップルだけでなく、ウチら仲良いから〜と思ってる方々もハッとさせられることが多い話かと思います。
なおサラリーマン川柳ならぬ主婦川柳(「北朝◯ 夫に向かって テポド◯を」だったと記憶していますが…思わず笑ってしまいました。いや、展開としては全然笑えないのですが)や、主人公がホムセンの支店長なので謎の便利グッズの知識が得られたりと、ストーリー以外のところでも楽しめました。
個人的に面白かったのは以下の点です↓
・空飛ぶゴミ袋(伏線)
・某人が休憩室で読んでいたのがBL漫画(伏線…だと思ってます、例の結婚式の場面についての)
・主人公の香取氏と岸井氏の体格差(ラストの場面でちゃんと意味があったんだなと感動してしまった)
・夫はファミレス、妻はおシャンティな居酒屋orカフェを日常遣いしている
・↑を踏まえてソファーの靴下の話を聞くと、どっちもどっちという言葉の意味もなんとなく理解出来る(家計面で)
・全般的に夫が良かれと思って話したことが、妻の心情を大いに逆撫でしているそして気付かない夫
・それを口に出して夫に訊かない妻、こじれるフラグ勃発
某所のドタバタ劇は賛否両論ありますが、私個人はみんなの本音を隠しながら生きてるんだよという視点で、結構好意的に捉えています。
結婚式のスピーチは良かった。あれは泣けた。
うちの夫婦はまだ大丈夫だから、と思っている人達ほど、もしかしたら観た方が良い作品なのかもしれません。
かなり序盤から気まずい
2022年劇場鑑賞221本目。
妻が夫の愚痴を匿名で書き込むブログを同僚から教えられて読んだら「これ絶対奥さん書いてんじゃん!」と確信してしまった夫の話。いや、陰口言ってるの知った後の相手に対する気まずさといったらありませんよ。
最近よくあるインターネット上のブログや書き込みを映画化したのかと思ったのですが、どうやらフィクションのようです。
そりゃそうだ、日本中の人が書き込むサイトから、本に載せたい書き込みしている人だけが「今から集まりませんか」で来られる距離にたまたま全員いるわけないですもん。
香取慎吾は役者としてジャニーズ抜けてから華はなくなった分どっしりとした演技をするようになったなと凪待ちの頃から感じていて、コメディながらも心に来ました。
『旦那デスノート』は妻の密かな愉しみ
もっとエグいバトルが繰り広げられるのかと思ったら、それほどでもなかったので安心して下さい。
えっ?ダンナの歯ブラシで排水溝を掃除!?
キーマカレーの肉が冷凍マウスのミンチ!?
あーら、本当にやるわけないじゃないの。やったつもりよ、つ・も・り・・・・・・・ふふっ・・・・
実際やらないと思いますよ。だって、その歯ブラシをまた洗ったり、マウスを調理したくないもんね。
という訳で、妻も結構歪んでいますが、夫もただの無神経では済まされません。職場でいくら信頼されていても、共働きの妻に給仕させて自分だけ食事している時点でモラハラ度レベル2!
こんな自己チュー無自覚夫を作らないように教育しましょう。
とはいえ、コメディタッチなので面白く、部下の結婚式は爆笑からのジーンと来るシーンでした。
”システム”というワードが何度も出てきますが、「結婚というシステムに乗っかった方が楽なはず」という考え方は今の若い人の主流じゃないと思うし、しっくり来ませんでした。
レジ袋の件はちょっと退屈です。
姑が秘密を知っていた事にキレて、「一度や二度の失敗くらい・・・」という無神経な言葉に、「一度とか二度とかの問題じゃないんです」と言い返していましたが、私だったら、「失敗」という言い方に怒りますが。
フクロウの甘える声がすごく可愛いのに驚き、餌の生々しさにまたビックリでした。
フクロウが可愛い
チャーリーは笑えど僕は笑えず
夫婦って難しいね
岸井ゆきのを
市井監督らしい
市井監督らしいコメディー。大きな事件がある訳でもハラハラドキドキがある訳でも無く、誰もが長い年月を一緒に過ごす上で経験するであろう夫婦のすれ違いが題材で、旦那をこき下ろすデスノートの下りは面白いし、職場のシーンはとにかく面白い。
人それぞれ、相手に対するボーダーラインは違うと思うが、私的には裕次郎はまだまだ可愛いもんだ。もっと酷い旦那は世の中たくさんいる。
裕次郎と日和のように、言いたいことを溜め込み
見て見ぬ振りでやり過ごそうとしている夫婦には、
チクッと刺さると思います。
相手に分かるように伝えるって結構エネルギーも要るし時間も掛かるけど、大切な事だと考えさせられる。
ただ、日和の会社での騒動からラストまで、
もう少し捻って欲しかった。市井監督らしいと言えばそれまでなのですが、、、。
主演の香取慎吾さんは、普通の役をさせても上手い役者だと改めて思う。岸井ゆきのさんや余貴美子さんも素晴らしい。
システムではなく感動で生きている
旦那デスノートに投稿されるものは男の私からしても「あ~あるある!」頷けるネタが多くて、やっぱり男の方が役割分担に縛られがちなのかな。
作中のシーンにも有りましたが、夫は家事は全部君がするって言ったよね!なんて都合のよい記憶を盾にして、でも妻からすれば今は違うのとなる。その通りで互いに気が付いた事をやり、言うべきことは議論する、そんな当たり前のことを笑いを含めながら描いてくれました。
ストーリーもよく練られていたと思うし、キャストも良かったのですが、主人公の香取慎吾さん、何歳の設定だったのだろう?
マッチョというよりたるみ始めた中年のオッサンに見えてしまったのが個人的には残念。
まぁ、監督さんが香取慎吾さんといつか映画撮りましょうねと心に決めていたのが実現できたのだから致し方ないのですが。
それ以外は楽しめました。
どこの夫婦もこんなものなのかな!
いや〜思い当たるところが結構ありました。
うちも、セックスレスです!
嫁とはもう10年以上やってないかな・・
前半はコメディ要素が高く、クスッと笑えるところが何度かありました。
後半はシリアス系でした。ちょっと間延び感はありましたが。
最後は、はちゃめちゃでなかなか現実離れした場面でした。
なんか、カメラワークが特殊で、監督のこだわりがあるんだろうな〜と鑑賞してました。
香取くんがもうおじさんになってて、ちょっと太ってたような!
岸井さんは、あまり好みではないのですが、映画を鑑賞しているうちに可愛く見えてきました。
私も、嫁デスノートを作成してストレス発散しようかな〜
旦那にも嫁に対しての不満は同じようにあることを世の嫁にも知ってもらいたい。
結論からすると、わざわざ映画で見なくても良かった感じですが、クスッと笑いたい人は是非!
夫婦の溝ですね
誰もが思いあたる夫婦あるある
今週末公開の作品では特に気になるものがなかったので、タイトルとフライヤーに惹かれて鑑賞してきました。ブラックコメディ作品ということですが、思ったよりも深みのある内容で、なかなかおもしろかったです。
ストーリーは、平和な結婚生活を送っていた裕次郎が、職場で「旦那デスノート」というSNSを見せられ、そこに妻・日和が書き込んだと思われる自分への数々の不満を見つけ、しだいにギクシャクしてきた夫婦関係がどうなっていくのかというもの。タイトルにある「チャーリー」とは、二人が飼っているペットのフクロウの名前であり、それを日和が投稿時にハンドルネームとして使っているところがおもしろいです。また、このフクロウが作中でいいアクセントとなっています。
本作のテーマは、男女の考え方や感じ方の違い、そこから生まれる勘違いやすれ違い、それを回避するための向き合い方ではないかと思います。男女間トラブルは、異性との交際経験のある人なら、誰でも思い当たる節があると思います。それだけに、男性は裕次郎に、女性は日和に、それぞれ共感しながら観ることができると思います。
自分も昔は男女の感性の違いが全くわからなくて、というよりそんなものが存在することさえ知らず、自分のことばかり主張して、相手への配慮を欠いた言動で、数々のけんかやトラブルを引き起こし、関係を破綻させてしまったこともあります。それゆえ、本作の内容は身につまされるものがありました。
では、今ならいつでも相手の気持ちに寄り添った言動を心がけることができるかと問われれば、やはりYESと答える自信はないです。頭でわかっていても、心の正直な反応は止められません。また、相手を気遣ったつもりでも、それが的外れだったり、独りよがりだったりすることもあると思います。だからこそ、相手と向き合って、思いを伝え合うことが大切なのでしょう。裕次郎と日和の姿から、そんなことを感じました。
ただ、ラストのチャーリーの姿から、二人の出した結論は見えましたが、そこに至るコールセンターでのシーンはいささかやり過ぎ感があって、ちょっと醒めてしまいました。ていうか、その前あたりからやや間伸びした印象で、終盤はちょっと蛇足だったように感じてしまったのは残念です。
主演は香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで、それぞれ無自覚なダメ夫と不満を募らせる妻を好演しています。脇を固める、余貴美子さん、井之脇海くん、眞島秀和さんらも、いい感じでした。
コメディとゆうよりも‼️❓ホラーでした❓‼️いい意味で‼️❓
主人公には共感できない。
家で、家事はしない、筋トレしてるか、うんちくを語るか、寝そべるか、晩飯の心配だけ。
それに、恋愛時代の思い出、貧弱すぎ。
よくこれで、喧嘩にならずに🤛済んでたな、ある意味、奇跡。
それで、デスノートですと、それで、怒る😤、なんそれ、ある意味、嫁さん仏様。
それより、新郎新婦が、恐ろしい、あの旦那、未来で、鬼嫁に毒盛るで、マジで、アアオソロシヤ。
香取慎吾と岸井ゆきのでコメディ確定なんだけど、大スクリーンの前列で、この手のアツプがマジきついです、ホラーです、笑うとマジきつい、内容もきついけど。
ホームセンターの人間関係が時事的で工夫されてました。
香取慎吾がくさそうなのはリアルでした。
リアルそうでリアリティが無い、これがこの映画の本質。
身につまされないから、笑いも苦笑か失笑レベルで中途半端。
コールセンターが面白いので次第点です。
暇なら、どうぞ。
あと、フクロウにネズミですか、冷蔵庫に冷凍の、カレーに入れたんですか、心配です。
何故か、猫に噛まれて死んだ有名ラーメン屋を思い出した、黙祷。
いい意味で今一つだった感じ(笑)
岸井ゆきのさん目当て。
恐ろしい主婦を演じる日和(ヒヨリ)役。
ホームセンターの副店長の旦那。
田村を演じた香取慎吾さん。
この夫婦の冷めきった夫婦生活を中心に展開するストーリー。
日和が「旦那デスノート」というSNSで人気のユーザー。
出版社からそのSNSの内容を元に出版のオファーが来る展開。
ぶっちゃけハマる内容ではなかった印象。
結婚式のスピーチも今一つ。
コールセンターでの夫婦喧嘩も今一つ。
ラストの木に引っ掛かったあるモノを取るシーンも心に響かず。
田村のホームセンターでの接客はとても良かった(笑)
誘惑に負けない田村も良かった(笑)
披露宴で田村が緊張した時の日和のフォローが良かった(笑)
田村と日和の出会いのシーンがとても良かった。
もっと泥沼化したストーリーだと思ってたけど緩い感じで進むのは好みが別れるところだった感じ。
チャーリーは可愛かったです( ´∀`)
0.5t増し
知り合って7年、結婚して4年、2年半レスの夫婦のすれ違いの話。
人当たりは良いけれど能天気な筋トレ命夫が、同僚から旦那への愚痴や悪口を綴るSNS「旦那デスノート」をみせられ、自身の妻によると思われる書き込みをみつけてしまったことで巻き起こるストーリー。
夫の職場の後輩の結婚話や妻の職場のチャラ上司、そして旦那デスノートの書籍化の話なんかを交えつつ、ほぼ確信な妻の書き込みへの反発や妻の本心への気付きと葛藤する夫、そして自身の傷と夫への苛立ちに悩む妻をみせていく展開。
過去の出会いから心の距離が近付いて行く二人の様子と現在の離れていく様子を対比の様にみせていくけれど、既婚者はどこかしらあるあるな感じも受けるであろうコメディ仕立てになっていて飽きさせないつくり。
そして結婚式のスピーチは妙に感動的な仕立てで、そんなアホなな芝居仕立ての山場では懐かしの映画バカヤロー!を彷彿とさせる引っかき回し。
溜め込んで溜め込んでのいきなりぷっつりとか、世の旦那さん方には怖さも感じさせる?なかなかユニークで温かい作品だった。
みなさん気をつけましょうね…。
キーマカレー
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