レッドブリッジ　ビギニングのレビュー・感想・評価

レッドブリッジ→レッドブリッジ ビギニング→レッドブリッジ の、順番で見るのが個人的にはお気に入りです。
誰かのためじゃなく ただ生きるためにしてきたことも、仲間のための行動に変わり、大切に思える存在が出来て、この先も彼らとともに一生懸命に生きていってほしいなと感じられた作品です。
レッドブリッジでは、出所後も変わらない関係性の彼らを見ることが出来ました。
ビギニングを見る前に見たレッドブリッジと、見た後のレッドブリッジでは、見え方も変わるかなと。
なので、個人的には真ん中鑑賞が、推しです。

ここ最近の活躍がめざましい豊田くんが主演、ビギニングでは山下幸輝さんも出演されていました。
オーディションで選ばれたらしい彼らの魅力を見つけ、引き出したのは間違いなく監督だと思います。
それぞれのキャラクターが愛おしく、どうしようもなく彼らを見守りたい気持ちになりました。
なんかふと、彼らに会いたくなる感じ。そんな時はDVDで観てます。
メイキングとかあったら見たかったなー

前半はどうしようもないバカで下品な青春映画って感じでしたが、ラストはしっかりヤンキー映画な仕上がり。
全体を通してテンポが悪いし、オ◯ニーが長いし寒い。

個人的にアクションシーンのアングルをどうにかして欲しかった。
ラストの鮫島とのタイマンシーンとかかなりがっかり。もうちょい時間掛けてくれよ。
それになんであんな逆光のアングルで画面端で殴り合ってんの？鮫島が画面端と画面外を何度も往復してんのダサくね？
わざわざあのアングルと演出を選んだ真意がわかんねーわ。

レッドブリッジの前日譚で、4人の少年院での出会いと交流の話。

大輝の3回目の入院から始まり、同室になった3人と時を重ねて行くストーリー。

レッドブリッジよりもコミカルさが強い感じの序盤だけど、1つのネタをタラタラタラタラと引っ張り過ぎて早い段階で冗長に。

そして4人が揃い…空気がダレてるから面会ネタも長～く感じたしイマイチ盛り上がらない。

盛り上がったのは残り10分ぐらいだけじゃないっすか？しかもちょっと尻切れトンボ気味で、ここからだと思うのだけど。