リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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「前作が70分今作が86分」
今年104本目。
2020年6月の「ドロステのはてで僕ら」が70分。今作が86分。この長さ非常にいい。前作が2分先の未来が見えるお話しで今作は2分がタイムループする内容。なぜ2分に拘るのか。「演技の質を保ちながら生の時間が感じられる長さ」と原案、脚本の上田誠さんは仰ってました。86分の間に2分がタイムループ何十回も2分が飽きない。と同時に人間って2分でこれだけの事ができるんだなと。歯磨きの時に読書するなどスキマ時間は使っています。時間軸に注目した映画今ないと思います。丁度3年前、3年に1本見たいです。
メイド・イン・京都の絶品SFコメディ
どんな映画なのか全く知らない状態で観に行きました。
映画が始まると、京都の貴船神社でお参りする若い女性が出て来て、そこから参道の前にある旅館ふじやに場面が移ります。基本的にこの2か所のみが本作の舞台でした。その時点ではまだどんな映画なのか分かりませんでしたが、直ぐに旅館の仲居で主人公のミコト(藤谷理子)が、旅館の建物の裏手にある川縁にいるシーンが繰り返し登場することになり、ようやくタイムループ物のSFであることが分かりました。
タイムループ物と言えば、昨年公開された「MONDAYS また月曜日がやってくる」が非常に印象的でしたが、MONDAYSが1週間単位でループしていたのに対して、本作は2分毎という超短時間でループするというのが特徴でした。そしてもう一つの特徴が、ループしても登場人物たちの記憶は連続しているというところ。だからループを抜け出そうという努力を、ループの枠内で連続的に出来るという点が面白さであり、2分という時間が短くもあり、意外に長くも感じられた物語でした。実際映像も概ね2分毎でループするようになっていて、観客にとってもリアルタイムにタイムループを味わえた点も良かったと思います。
特に面白かったのは、それぞれの登場人物のキャラクターがはっきりとしていて、非常にメリハリが付いていたところでした。主要人物の背景にどんな物語があるのかという点が、短い時間で極めて効率的に分かる創りになっていたのは、大いに評価できるところでした。
また、MONDAYSでは広告代理店の日常を舞台にしていましたが、本作では京都の奥座敷である貴船が舞台になっていて、非日常の中でさらにタイムループという非日常が発生しており、異国というか異世界に旅行に行ったような不思議な感覚に浸れたのも良かったように思いました。
役者陣では、主役の藤谷理子はじめ、企画・制作に携わったヨーロッパ企画所属の俳優のほか、女将役の本上まなみや、作家役の近藤芳正など、いぶし銀的に光る演技があり、また物語のキーパーソンだった久保史緒里も魅惑的に綺麗で、キャスティングが優れていたように感じたところです。
そんな訳で、評価は★4とします。
作品名は話の展開予想をミスリードさせます
「リバー、流れないでよ」という作品名と結末には直接の関連性はないです。
(広義で関連する、と言えば言えないこともないのですが)
数あるタイムループ物のなかで、ループ間隔が2分なのは最短ですかね。
2分だど無理だろという場面もチラホラありますが気にはならないです。
むしろ雪の有り無しが気になりました。
お金が十分にあればセット組んでできるんでしょうけど・・
アイデアは良いのでチョイと残念でした。
まあまあ、楽しめます。
2分でどれだけできるか
2分という短時間のタイムリープを繰り返す話。
たった2分でも笑いあり、ホラー展開あり、逃避行ありの盛りだくさん。
全員がリープを認識している実写映画という点でMONDAYSに近いが、オチが明確に違う。
そこは好き嫌いが分かれる部分かと思う。
最初はリープとループの話などしているが、もう勢いづいてきて、そのうち初期位置とか、世界線とかいいだして、最終的にこれほぼシュタイン…
ヨーロッパ企画らしい楽しい映画でした。
発想が秀逸な演劇作品
ラジオでちゃんくぼに勧められて鑑賞、、、と思ったら他県まで車で片道90分コース。気になっているラーメン屋とセットで遠征です。
アイディアが秀逸です。
ヨーロッパ企画ということで、コメディな演劇のようです。
2分という最小のタイプループものですが、86分なので43回タイムループする気か?と心配になりました。同じ場所なのですが、テンポもよく見やすいです。
見終わったあとは、映画と言うよりも演劇ですね。
同じ場所で何度も撮影しますが、なぜ冬なのか、、、雪が降ったり積もったり曇ったり晴れたり、、、逆に情緒があって良かったかも。
発想が面白いので、演劇や海外作品とかになりそうですね。
久保史緒里の名前は後の方なので、最後に少しだけ出てくると思ってたら、オープニングから久保史緒里。本当に綺麗になったなぁ、、、とホンワカしました。
ループ、もう飽きたよ
随所随所で笑える演出やシナリオは相変わらずで、既視感とオチももう何回も見た感じ。10年以上前はコレが斬新だったけど、アイデアと演劇ノリで突っ切るのはしんどいよ。俳優陣も劇団メンバーで好意を持てなくもないが、監督に手腕かどうか、安っちい感が否めない。映画でなくても良い。ドラマでもラジオでも演劇でもできる。コントテレビもここまで安っぽい感じになるのかと思った。
2分でよくがんばった
2023年劇場鑑賞150本目。
タイムリープものは何本か観てきましたが2分間のリープは前代未聞です。何もできないだろこれ。
と思っていましたがほんとちょっとずつ進んでいくんですね。普通なら一回分のリープで済む説明も何回かに分けてやるのも面白かったです。撮影が冬で雪が溶けたり積もったりしたのも脚本に組み込んでよく考えられていたと思います(元々の舞台であった設定なのかもですが)。まぁ2分の繰り返しでみんなよくがんばった!良作です。
リープする度に引き込まれるヤミツキ系タイムリープ
2分がリープし続ける。
この設定で挑戦する無謀な試みを
見事に成功させた巧妙な脚本がとにかく秀逸。
ショートリープが何度も何度も繰り返される
度にこの世界に引き込まれた。
最後のリープは圧巻!
あの旅館と言い神社といい
ロケーションもまた最高だった。
面白いドタバタコメディ
2分間のループが本格化してからのドタバタ展開が非常に面白く、館内でも吹き出し笑いが何回も聞こえた。
また繰り返しと状況説明からの後半の変化する人間関係からの前半とは異なる展開も飽きさせない。
役者も全員演技がうまく表現力が高く良い映画だった。
貴船の奇跡? 2分間の繰り返しが笑いの渦を巻き起こす
めちゃくちゃ面白い。たった2分のタイムループが笑いの渦を巻き起こす。
僕の大好きなタイムループ物。下北まで行くのはちょっとなぁ。と、思っていたら、TOHOシネマズ日比谷のタイムテーブルに「リバー」がある。早めに予約しておいてよかった。土曜日はソールドアウトでございます。
『サマータイムマシン・ブルース』を手がけたヨーロッパ企画だけあって、タイムループのツボはバッチリ押さえている。
2分間のタイムループだが、タイムループする全員の意識は連続しているからトライアンドエラーができる。作家先生みたいにとんでもないことをしでかす人間まで出てきて、飽きることがない。というか1回のループが次のループの伏線になるから面白さが増していく。
SF的な味付けもあり、あっという間の86分間でございました。
貴船神社の美しい参道が記憶に残る。一度は、貴船ふじやに泊まってみたいな。
登場人物のルーブ認識具合が新しい つかみで笑わせ、そのあとは色々な...
登場人物のルーブ認識具合が新しい
つかみで笑わせ、そのあとは色々な要素あり
やや尻すぼみ感がなくもないけど
楽しかった
こんなに『メイキングを見たい!』と思ったのは初めて
定点観測?タイムループ
前夜に明日は何を観ようかと探していて興味が湧きました
2分間のタイムループを繰り返し、どう着地させるのかワクワクしました
続く繰り返しだけど飽きが来ない
芸達者な役者さんたちが動きと間とセリフ回しで成立させているイイ例の映画
適度に笑えて、ワクワク、少しハラハラと不思議テイストもあり
こういう映画は何も考えずに観れるので私は好きです
そりゃないやろ。を考えてしまうとツッコミどころは満載だと思うので、敢えて考えない
私は洛北の雪景色も、貴船も鞍馬も大好きです
貴船が一番キレイな冬を舞台にしてくれたのはとても良かったし嬉しかったです
久々に面白い映画を観せてもらいました!
とある出演者さんと縁のある旅館とのこと
良い旅館だった。バックヤードも割と映していたし、その点も楽しめた
建物が独特な造りしてるんですねぇ
初期位置
京都は貴船の料理旅館ふじやとその周辺がきっちり2分間のタイムリープを繰り返す話。
人の記憶は引き継がれながらも13時58分20秒になるとそれまでの2分間が無くなって13時56分20秒に戻ってしまうというタイムループに陥るストーリー。
天丼を繰り返しながら困惑し向き合い対処しようとする様をみせて行くのかと思ったら、天丼もあるにはあるけれどそれに頼らず、寧ろ毎回違う行動で意表をついて笑わせてくれる感じ。
それにしても女将の情報収集能力ハンパじゃないなw
ただ、流石に2分は短いから12回目ぐらいで最初の勢いは少々薄れ、その後も愉しくはあるけれど今の要らなかったなというターンも。
それに天候は撮影期間の都合なんでしょうね…。
それでもちゃんと振って拾ってを繰り返し、超安っぽいながらもキレイにまとめてくれてなかなか面白く、☆3点満点できっちり3点という感じかな。
どうでも良いところだけど、外との通話は矛盾が生じるからそんなこと言わなきゃ良いのに…。
見たことがないタイムループ、撮り終えたことが奇跡。
期待に胸を躍らせて、公開初日に観てきました。ヨーロッパ企画にしか実現できない、演劇のような映画でした。
冬の京都、雪降る貴船で、きっかり2分の時の迷宮を、何度も何度も、ぐるぐるぐるぐる。
たった2分の輪のなかで、幕の内弁当を食べるみたいに、いろんなお味が楽しめます。
皆さま、とくとご覧あれ。私もループしてきます。
好き嫌いははっきり分かれるが、個人的には高評価。
今年206本目(合計857本目/今月(2023年6月度)31本目)。
※ 時間調整の関係で「劇場版 Collar×Malice deep cover 後編」を見てから映画館を移動しましたが、こちらの映画のレビューに需要はないと思うので飛ばします(無難なアニメ作品です)。
さて、こちらの作品です。
監督さんはというと、ごく少数のミニシアターで放映された「たぶん杉沢村」等をはじめとして、ここの監督歴等からもわかる通り、いわゆる「オカルトもの」にこだわりがあるようです。先にあげた映画はミニシアター中心でしたが、こちらはtohoシネマズの放映扱い。ミニシアターで放映された実績が評価されたのかな…とも思えます。
結局、映画としての「映画のルール」(およそ2分ごとにタイムループするが、記憶は保持している」という設定のもとで、京都のいわゆる観光地(ちなみに1泊3万とかします…)をテーマにした、分野としてはどうでしょうか…。「タイムループもの」ととらえる立場もありましょうが、個人的には「たぶん杉沢村」とのつながりもあり、「オカルトもの」という立場でみました(いずれにせよ結論が大きく異なるわけではない)。
映画としての「ルール」が非常にわかりやすい上に、少しずつ謎が解けていくタイプの映画なので「飽きさせない」という工夫がみられるほか、1度見るだけだとおやっと見逃した部分もあり、2度3度見ることも想定されているような気がします(事実、大阪市でも5~6回放映の扱い)。この「2度3度見ることが想定されている」タイプの映画は、作品自体が長いとそれも大変ですが、資金面はともかく、作品としては90分ちょっとの作品なので、それほど「時間の関係では」負担にならない、といったところです。
結局のところ映画の「ルール」はそうそう明らかになるし、映画が短い事情もあるので、かなり早く「展開」は動いていきます。どうしてもその映画のストーリーの性質上、誰が犯人だのトリックがどうだのという議論はネタバレ扱いであり、それらはカットする必要はあろうと思います。
総じていえば、「たぶん杉沢村」では行政法規の説明不足(勝手に私有地に立ち入ってはいけない等)が目立ったものの、こちらは「厳密に取れば」やや疑義のある部分はあるとはいえ、きわめて細かく見ないとわからない点で、そのことを論じる映画ではなかろうという点まで考えて、減点なし(あるいは、ここで引いても減点0.2であれば4.8なら5.0に切り上げができる)という扱いにしています。
なお、舞台は京都という事情はありますが、関西弁(あるいは、京都弁)の聞き取りに苦労するところはほぼないし、特定の固有名詞(特に地名関係等)を深く聞いてくることはないので、関東在住の方でも問題なく押せる一作ではあります。
ワォ!面白いや‼︎ と40分は楽しめたけど
それ以降はやはり飽きる。
役者さんは皆さま巧みで唸らせます。
脚本も見事です。
でも飽きさせずにラストまで引っ張るのは困難かな。 それでも随所に館内全体に笑い声が広がる場面多数です。
評価されるべき作品だとは思います。
ループまわりのことは面白いですがいったん置いておいて、個人的に景色...
ループまわりのことは面白いですがいったん置いておいて、個人的に景色の移りかわりも素敵な味付けになってると思いました。いろいろ気付きもれたとこ味わいたいですし、またクスクス笑いたくて切なくなりたいのでまた後日観に行きます。何度でも味がしそうです
特報‼️❓すべりまくる話‼️❓貴重な時間返してください‼️‼️
この監督、この脚本家、で、今まで成果をあげてきたので期待していた少なからず。
でも、裏切られた、なんの工夫もなく、オチも酷い。
ロケ地が地元だし、少しでも🤏良いところが有れば褒めてあげる心構えはあるのだが、褒めるところなし。
これなら5分で終われるよ、トホホ、お金はドブに捨てることは言わずもがな、こんな映画🎞🎟🎬が映画館で公開されるとは詐欺です。
何回ループしても意味ないし、雪のシーンと晴れてるシーンが意味なく交差してるし、そんなところすら気配りができないんだから、他は推して知るべし、最悪最低の演出、次は頑張りましょう、こんなの続いたら、見捨てるから、覚悟しなさいね
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