リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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120秒で何ができる?
マシンガントーク
無限タイムリープの中で変わる天気が秀逸
2分ごと数十回のタイムループ。 初めの数回は「?」、徐々に笑いにか...
もう1つ何か欲しい
ここ数年でワースト1の客層
まずは作品とは関係のない苦言を…涙
話題作・上映館少なめの作品の宿命か、ここ数年で間違いなくワースト1の客層。
スマホぴかぴか当たり前、上映中はぺちゃくちゃおしゃべり。とにかく最悪の客層でストレスMAX。
ただ!
このような普段は映画館で映画を見ない層を映画館に呼び込むことは本当に素晴らしいことだと思うので、これから観ようと思っている方は平日にする、早い時間にする、端の席を選ぶなど、自衛できることは対策打てれば…!と思い記載させていただきました。
作品内容は2分間ループという斬新なアイデアで面白かった!
ただ、主人公の抱える問題が自分的にはあまりハマらなかったので、ここがハマったらさらに楽しめたなぁと思います。
あとは、ループものでは最近だとマンデイズがとても面白かったので、ちょっと期待値が高すぎた部分があります。
カメラがぐわんぐわん動くので酔ってしまったのも残念!三半規管弱いひとは注意です。
コメディ劇団ならではの"楽しい"映画?かな
「ドロステのはてで僕ら」(2020年)も、
そうだったけど、
今回も、企画に🌸◎!
加えて、編集、カメラワークが、秀悦!
天候の急変(雪❄️)をも、巧みにストーリーに
盛り込んでいる。
撮影は、☀️、☁️もそうだし
🕐🕒との勝負のはず!
現場での
スタッフ全員のドタバタ感が目に浮かぶ
😂😆
上田誠の発想力
アイデアを活かしきった快作だが、タイムループの「効用」が今一つ伝わってこない
タイムル゙ープそのものに目新しさはないが、その間隔が2分ということと、当事者全員がタイムル゙ープ前の記憶を保持しているというところがポイントか。
ループする各ターンをワンカットで撮影しているのが効果的で、短いようでいて、ある程度のことはできる2分間という絶妙な時間を、肌感覚で認識することができるようになっている。
さすがに時間を測ることはできなかったが、どのターンも、きっちり2分間で撮影されているはずで、決められた時間内で一つ一つのエピソードをまとめ上げたスタッフとキャストの苦労は想像に難くない。
繰り返されるワンカットのおかげで、舞台となる旅館の間取りと、その周辺の地理的な状況がすっかり頭に入ってしまい、撮影地を訪れてみたくもなった。
撮影時に、晴れていたり、雪が降っていたり、雪が積もっていたりしていたことを、「時間軸の違い」ということで誤魔化していたが、かえって冬の貴船の景色のバリエーションを楽しむことができて、それほど気にはならなかった。
一方で、当事者たちの記憶が残っているという設定は、一致協力してタイムループに対処しようという目的意識を早くから明確にし、物語をテンポよく推し進める効果を上げている。
特に、タイムループが始まってから、全員が状況を把握するまでのやり取りは、そのドタバタぶりを存分に楽しむことができる。
仮に、よくあるタイムループもののように、主人公だけが記憶を留めていたならば、それこそ短時間で同じようなことが延々と繰り返されるだけで、観る方にもフラストレーションが溜ったに違いない。
時間が巻き戻っても、登場人物たちの物語が進展し、それぞれの関係が深まるのも、記憶が継続しているからこそである。
ただし、そうした進展が、タイムループがあったおかげかと言うと、小説のネタを手に入れた作家を除いて、必ずしもそうとは思えないのところには、物足りなさが残る。
特に、物語の中核をなす仲居の女性と板前の男性のラブストーリーは、限られた時間内での逃避行やデートによって互いの理解が深まったのは間違いないだろうが、もともと親密な関係だったようだし、別にタイムループがなくても、そうなったようにも思えてしまう。
例えば、タイムループ前に、2人の関係が悪化していたことが描かれていたならば、タイムループを経験したからこそ2人が前向きになれたということが、より明確になったのではないかと、少し残念に思ってしまった。
楽しい。
可愛らしい映画
上映規模が非常に小さい割に評判は良いこともあって、日曜の名古屋市内の劇場はほぼ満席だった。
他人の笑い声が気になるタチなので、コメディタッチの作品は苦手、という前提で感想をお読みください。
2分という短いタイムループで、当事者達が全員それを自覚している・記憶が残るという辺りや、「次のターン」「初期位置」という言葉のチョイス含め、前半は多少興味をひかれた。
ただ、最終的に私には「それだけ」って感じ。
演劇が元にあるということもあってか、いかにも、なコメディ…というかコント的演技が気になってしまうし、ループによって雪が降り出したり積もってたり全然寒そうに見えなかったり、と順不同。作中では「世界線が違う」っていう程度の説明があるけど、これが物語として意図されたものなのか、ただの撮影中のアクシデントなのかもよく分からない(多分後者なんだろうし、それも「オモシロ」の一つとしてアクセントになると踏んでたんだろうけど)。私にはこういうコトがすごくノイズになった。
主人公と逃げ出そうとする調理師の男性が「フランスに行きたい」って話、特に具体的な説明もないけど、結局この物語の謂わば発端なんだから、もう少しちゃんと丁寧に描写してくれないと、この二人がただ混乱を招いているだけに見えてしまう。(冒頭で「何かある」と匂わせてるだけに、その後を丁寧にして欲しかった。)
全体的に、この作品では登場人物がそれぞれ「この人はこういう役割」みたいな『型』を演じているだけで、そこに「人間がいない」感じがして、起きるコトも一つ一つが単なる「シーン」として消化されていく。結果として私は誰にも心を寄せることができなかった。
あの冒頭に出てくる美少女も、もう少し出し方があったんじゃないかなあ。
あんなに印象的に登場したら、「いつ出てくるの?」って思って待つのが当たり前で、そうなると今目の前で進んでいるドラマが軽視されてしまう。
「彼氏が○○にいて…」
こういうところのチョイスも、個人的にはセンスが古いと感じる。
せっかくの「貴船神社」ももっと生かせたんじゃないかな。
幸い、主人公の女性が憎めないタイプのキャラクターだったので全体を緩和してくれてたし、そのお陰で「可愛らしい映画だな」って印象にはなっている。
決してつまらないとは思わない。
長尺のコントドラマを観るつもりだったら楽しめそう。
上田誠はまだまだループすると思う
鞍馬からタイム・ループが出でまして、なお苦労放題…
タイム・ループするにことかいて2分とは!「ドロステ」も2分だったし、何かこだわりがあるのだろうか。カップラーメンにお湯を入れても、できあがらないうちに元に戻る短さだ。
ヨーロッパ企画の上田誠氏は時間SFがよほどお好きらしく、名作「サマータイムマシン・ブルース」がその代表だが、あちらに比べると「ドロステ」も今作もこぢんまり感は否めない(時間的かつ空間的かつキャスティング的に)。でも、突拍子もないアイデアにこだわっているところは嬉しいし、今後も追って行きたい。
ヨーロッパ企画の舞台も何度か見に行ったけど、こうして映画のフィールドに手を広げることは、一般の人にとって接する機会が増えるのでどんどんやればいいと思う。
たるいオープニング
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