リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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なぜこんなに評価が…
一時期流行ったタイムリープモン
貴船周辺だけタイムリープしていて、その原因を探していくなかで色々なことが巻き起こる 最後はこれが原因だってと少し拍子抜け
演劇の方が面白いと思う
2分のタイムループの中で、パニックも恋愛も超能力もSFも。
かなり限定された空間で同じ場面が繰り返されて、これで90分も持つのか?と思っていたけど、人の心理の変化が面白かった。
それぞれの人が日常の中で不満を抱えていて、「時間よ進まないで」と願っていた。
そのみんなの願いが霊験新たかな貴船の水神様によって叶えられて、時間が止まる。
恋愛の不満、仕事への不満、それぞれの思いをぶちまけることで、心の問題が解決されて止まっていた時間が再び動き出す・・・・・
と思いきや、それはただの勘違いで本当の理由は・・・
といったどんでん返しすごい。起承転転転転結とでも言うのかな。
映像はすごい地味なのに斬新な感じがある。新しい試みの映画。
猟奇的な彼女
「サマータイムマシンブルース」「ドロステのはてで僕ら」好きだし、近年で言えば「MONDAYS」に代表される(?)邦画タイムループコメディ大好きなので、これはご馳走でしたね。貴船神社地域限定の狭さと静謐な感じも雰囲気あって良かった。
車の人(久保史緒里)にはもっと絡んで違和感を中和して欲しかったかなとか、無理やりエグみ入れなくても良くないか?とは思ったりもしたけれども、「ハッピー・デス・デイ」も好きだし、ご愛嬌ってな位なもんでそこまで気になりませんでした。チノさんや編集さん、そして料理長とサイドキャラが実山椒の様なエッセンスとしてキラリと光っているのが何よりも好みでした。あと引く終わり方も良し。
藤谷理子が魅力的だった
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトが貴船川のほとりに立っていて、中に入り、男性従業員と客間の片付けをしたところで、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。ミコトだけでなく、他の仲居、料理人、女将、宿泊客たちも同じ時間がループしていることに気づいた。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、記憶は引き継がれていた。人々はタイムループの原因究明に乗り出し・・・無事解明されるのか、という話。
13時56分20秒から58分20秒の2分間のループで記憶が残っているというのは新鮮で面白かった。
ただし、撮影場所を貴船の料理旅館にしたのは良いが、冬にしたのは意味があったのだろうか?途中から突然雪景色になり違和感を感じたのは自分だけ?言い訳っぽく時間は戻るが景色は変わる、みたいなセリフがあったが、それじゃあ2分前に戻る、じゃ無いよな、なんて思った。ま、面白かったから些細な問題なんだと思うが。
ミコト役の藤谷理子の表情や声が魅力的だった。彼女の実家が撮影場所のふじやというのは偶然じゃ無いのだろうが、中居役がすごく似合ってた。
謎の女性ヒサメ役の久保史緒里はやっぱり可愛かった。
何度でも観たくなるような会話劇、面白かった。
九十分ていうのがまたいいよね。
まず、飽きずに楽しく観られました。
ヨーロッパ企画さん面白いですよね。
本当かどうか分からないけどロケ地のふじやさんは主人公役の藤谷さんの実家だとか。
話の発想も演技も好きでした。
落ちだけちょっとえぇーってなっちゃいましたが
よいエンタメ作品でした。
ループして記憶あるとこうなるね。
面白い!観ていて自分もループしてる感覚で、「またかぁ」ってなる。(笑)
何度も短いループだと あぁなるな!試したいことなど……
まぁ、原因は 納得出来ないけど 「そうなるかぁ!」って感じ!
気楽に観て楽しめた。
京都では何が起こってもおかしくない。
2分間のタイムループ。
次どうなるか。
こうきたか。
次はどうくるか。
そうくるか。
アイディアの勝利。
途中で飽きてきたら恋愛ものに。
いいなぁ。
頑張れ。
逃げろ。
無理だけど。
タイムループものは、
身近にある大切なことに気づかせてくれる。
前向きになれる。
背中をちょっと押してくれる。
京都では何が起こってもおかしくない。
またか。
洛外だけど。
貴船は夏だと思っていた。
冬行ってみよう。
もう一度観に行こう。
究極のタイムループ物
昨今はこうしたタイムループ物の作品も色々とあって、どうしても既視感が拭えなくなってきたが、本作はたった2分という限定された時間に目を付けた所が新鮮だ。
延々と繰り返される2分間という時間に閉じ込められた登場人物たちの右往左往が軽快に描かれていて飽きさせない。
原案、脚本を務めたのは劇団ヨーロッパ企画の上田誠。彼は「四畳半タイムマシンブルース」や「サマータイムマシン・ブルース」といったタイムループをネタにした作品で原案、脚本を務めており、この手のジャンルを得意としているのだろう。今回もツボを心得た笑いと軽妙な展開が冴えわたり、十分に楽しめる娯楽作に仕上がっている。
しかも、このタイムループはシチュエーションはリセットされても夫々の意識がリセットされないというのがミソで、それによって妬みや遺恨を募らせたりするから質が悪い。単に同じ時間を繰り返しているわけではなく、ちゃんとその中でドラマが進んでいるあたりが実に上手いのである。
たとえ時間は戻せても人間の感情の移ろいは修復できないという、何だか哲学めいたメッセージも感じられた。
そんな中、本作のメインとなるのは仲居のミコトと料理人見習いのタクのロマンスである。永遠に終わらない2分の中で、二人は普段は口に出来ない思いを言葉にして伝えあう。これが非常にチャーミングな恋愛談になっている。
そして、ラストのミコトの表情が非常に印象的だった。彼女の複雑な胸中を察すると何だか切なくなってしまう。
その一方で、このタイムループでは恐ろしいことも起こる。締め切りに追われる小説家の苦悩や、山から出られなくなってしまった猟師の絶望、厨房の惨事等。全体的にライトに描かれているが、もし現実にこんなことがあったら、やはり人は狂ってしまうのだろうなぁと思ってしまう。
全編90分弱というコンパクトな作品なので、事件のオチや、要所の問題解決で物足りなさを覚える部分もあるが、サクッと観れてスキっとできる快作である。
尚、個人的に最もツボだったのは風呂場の編集者だった。ずっと髪の毛にシャンプーの泡がついたまま奔走する姿にジワジワと笑いがこみ上げてきてしまった。
タイムマシーンの呪縛
時間を扱うとやっぱりサマータイムマシンブルースには及ばない、、というかあれが傑作すぎてしまった…。なんというか、映画じゃなくて舞台のほうが面白いんじゃないかと思える設定と場所の使い方だと思った。映画だからこそできる編集、音楽、カメラワークなどがあったのでは…?
2分間のタイムループだが流れる時間(繰り返す時間?)はゆったり
2分間のタイムループと聞くと忙しない様な印象を受けるが、この映画にはゆったりとした空気が漂っています。ローケーションのためか、出演者達の演技のためか設定は現在だがノスタルジアを感じる。
最近のCGを多様した派手なアクションや、複雑な設定の作品に疲れた人に観てもらいたいです。
クラファンで支えてくれた775人の皆様ありがとう
大好きな京都、行ったことのある貴船神社。しかし縁遠い「貴船 ふじや」さん。あそこが貴船川なのか、夏はあそこで川床料理がいただけるのかと思いにふける。
たった2分間のタイムループ。たった2分なので初期位置から何回も繰り返すのだが、(記憶が残っているので)全く飽きることがなく話がどんどん進む。
タイムループ中冬景色になったり。違う貴船の景色も楽しめて良かった。
しかし、撮影期間中に大寒波で追加撮影も必要になり大変だったよう。クラファンで集まった1200万円超で無事素晴らしい作品になり感謝です。
またいつか貴船に行きたい。数年前鞍馬から距離的に近いじゃんと思い貴船迄歩いた。地獄の山越えだった。運動不足で歩くのではなかった。
ほっこり温かい気持ちになる2分間タイムリープ映画
「サマータイムマシンブルース」「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」…
そして、今作「リバー、流れないでよ」を日本の三大タイムリープ映画と決めさせていただきます。
いや~、ほっこり温かい気持ちになりました。
きっと鑑賞したみんなが幸せな気分で映画館を出たと思う。
主演の藤谷理子が絶妙にいいんですよ。
個人的には眉村ちあきっぽいなと思いながら見てた。
ループする時の中で
2分間という何かできそうでできなさそうな絶妙な時間を、積んでは戻り、積んでは壊れる形で物語は展開して行く。
進まない時間に苛立ちを覚えたり、未来への不安を感じたり、今とは何か、価値観を改めて考えてしまうが、根本はコメディなので、終始笑いが絶えません。
ドロステに比べてテンポよく、より映画的だと思いました。
めちゃくちゃ面白かったです!
すごく好き
京都、貴船で起こる2分間の無限タイムループ。
このシチュエーションをどう料理するのかワクワクして鑑賞しました。
結果、とても面白かったです。2分間が延々と繰り返されますが、少しずつ進展しつつ懸命に状況を打破すべく全キャスト頑張ります。
ツッコミどころはあるもののニヤニヤしながら観終えました。スタッフも楽しみながら制作していたのではないでしょうか。
こんな映画、私は大好物です。
想像を超えたタイムループコメディ
予告編は観てたんだけど、全く記憶になく、何の想像もしないで着席。
あら、突然時間が戻ってる?でも周囲の皆んなも戻る前の記憶がしっかりある。何だこりゃ?しかも2分毎に2分戻る繰り返しが、ずっと続く。短時間コントの繰り返しって感じだ。時間とシーンは2分前に戻るんだけど、記憶があるから会話や行動は続けられる。死んだ人も蘇る。解決の為に色々あるんだけど、どれもこれも2分じゃ終われないよな。特に後半の神社に集まるシーンなんて、無理〜!とにかく沢山あるエピソードも2分づつなのでみんな軽いね。特にラストの原因&解決シーン、そんな簡単な??本当コント。戻る時の音が聴こえるとニヤッ。こんな脚本ビックリだわ。共感度は低いけど、チョコチョコ笑えて楽しかったです。
楽しい作品を観たい初期位置に戻してもらった。
楽しい作品を観たい初期位置に戻してもらってありがとうに満点。
『サマータイムマシン・ブルース』は、
タイムマシンの用途が、
くだらないベスト3にはランクされていた(当社比)。
だからこそ・・・?
ゆえに・・・?
楽しいタイムリープ映画の、
ベスト級のお話しだった。
本作は加えて、
ラブ、切なさ、宇宙空間含めて繰り返す、壮大な射程を、
コンパクトな作りにただただ楽しませてもらった。
この世界観を背負って、
何故?
とか、
そんなアホな!
とか、
何がタイムパトロールや!
とか、
観客の気を散らせない、
確かな芝居と演出、
カメラワークも説得力があった。
状況や主人公の気持ちに合わせた音楽も素晴らしかった。
おもちゃのピアノの旋律も、
主人公の気持ちはもちろん、
ジェリー・ゴールドスミス風の、
前衛音楽SF感のユーモアを帯びた拡張すら感じさせた。
川も逆流していたカットが、
あったようだが、見違えか。
細かい仕掛けもおもしろく、
楽しい作品を観たい初期位置に、
戻してもらってありがとう!
楽しい作品を観たい初期位置に、
戻してもらってありがとう!
楽しい、、、
かわいい!
これは藤谷理子さんを観る映画ですね。この方を(失礼ながら)私は今まで存じあげなかったのですが、いやー素敵な女優さんですね☺️しかしあの川っ辺りで何回撮り直したんでしょうね(笑)同じシーンだけど同じ演技は一つもないのを観て、エンドレスエイトを思い出しました。笑えてちょっと甘酸っぱいような爽やかな映画でした。
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