リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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2分間ワンカットの連続!!!!
WOWOWの放送にて。
いったい…この映画どうなるんだろうと心配になる出だし。これを繰り返すの?
でも、2分前に戻ってしまっても人々はその2分を経験して進んでいるという設定が効いていて、どんどん物語は展開していくのだから、面白い。
低予算かもしれないが、手間はかなりかかっていると思う。
実在の京都の旅館を舞台に、秋から冬にかけて撮影されたのだろうか。雪が積もっていたり、いなかったり。
役者さんたちは大変だっただろう。
『カメラを止めるな!』に引けをとらない緻密な設計と、それに対応した演者のパフォーマンス。
結末はとんでもないコメディで、ちょっと口をあんぐりしてしまった。
さて、2分前に時間が戻ってしまっても人にとっては未来なのだから、その2分間に死んでしまった人が生き返るのはどういうことか?
試しに死んでみた作家は、2分前に戻っても死んでるかもしれないのだから、チャレンジャーだなぁ。
2分を繰り返す
2分で何が出来るか??
案外色々出来るのね。
初期値が普通に川を見ている状態だけならいいけど、
雑炊を延々と、、風呂を延々と、、。
食べたモノはどうなるのか?●●●はどうなるのか?
途中で恋愛模様もあり。
最後のオチは、まぁあの人物って解ったんだけど。
まさかアレがアレとは。
ビールより焼酎の方が良いんじゃないの?とか突っ込みながら楽しめました。
WOWOWで初めて観ました タイムパトロールの女の子の動きが気にな...
WOWOWで初めて観ました
タイムパトロールの女の子の動きが気になり
2回観ました
低予算映画ですがなかなかテンポよく飽きなく
面白く観れた
主役の女の子の演技良かった
アイデアが良い
京都貴船の老舗旅館。仲居のミコトが川のほとりから仕事に戻って2分後に、また川のほとりにいた。熱くならない熱燗、減らない雑炊、進まない原稿など、旅館の客も従業員も同じだった。何度も何度も繰り返すわけは。
タイトルは、ミコトの祈り、ではあるが真相は。真相はそんなとこだろう、と思いました。それよりも2分で、どうする、何する、どうなる、のアイデアがとても楽しいです。
タイムループ物だが、わずか2分間を繰り返すという、時間の短さがおも...
タイムループ物だが、わずか2分間を繰り返すという、時間の短さがおもしろいし、記憶だけはリセットされずに積み重なっていくという設定もいい。
タイムループの原因は陳腐ではあるが、ドタバタ風の笑いがあったかと思えば、一転して緊迫したシーンもあり、飽きなかった。
2分じやカップ麺もできないよ
8月21日(月)
「神回」を観たら気になって仕方がない「リバー、流れないでよ」をTOHOシネマズ日比谷で。
こちらは2分間でタイムループする状況になった京都貴船の旅館が舞台。ちゃんと作中でタイムリープとタイムループの差を説明する事までしている(笑)。
2分間と言う時間とループした全員に記憶があるのがミソ(神回は5分で、本人以外はループした記憶がない)。
時間が限られているが記憶があるので、「私の初期位置はここです」とか「次のターンは…」とかで次回のループに対応しているから全く同じ事の繰り返しにならないので何十回ループしても面白い。
さすがに雪が降るのは止められなかったり、
ツッコミどころは多いが、それも含めてご都合主義で笑いを取っている。
タイムループが起こった原因あたりから話も絵面もちょっとショボくなってしまったのは御愛嬌か。
「神回」よりも一般的で受けが良いのもうなづける。面白かった。
P.S.「ザ・クリエイター」の予告を初めて観たが、面白そうだ。
現代的なさわやかさ
低予算を逆手にとったシチュエーション・コメディ。演劇でありそうな脚本だが、演劇では絶対無理なのがミソ。
結局たいしたことは起きないし、登場人物は全員良い人。というのがこの映画の良いところであり弱いところか。
まったく主役っぽくないのにちゃんと主役の藤谷理子の演技が素晴らしい。
雪の京都の老舗旅館がいい
京都の老舗の旅館という狭い空間で、時間的にも2分間をひたすらループするという時空間的に閉じた世界で、登場人物たちが混乱しながらも徐々にループに慣れて、さらには使いこなし始めることで、ストーリーがだんだんと広がっていくのが面白かったです。序盤、ループを繰り返しすぎて、見ているこちらも(登場人物たちと同様に)うんざりして疲れてくるころに話が回転し始める、そのバランスのよさ。伏線もきっちり回収し、上田誠さん、さすがです。また、各ループ全部ワンカット(ほんとに全部ワンカット2分間かどうか、後でBlurayで確認してみたくなる)、しかも大雪の中の一発勝負の撮影は見事でした。
しかし、オチは上田誠さんの作品だから許せるけど、そうじゃなければ御都合主義すぎて「なんじゃそりゃー」と暴れていたと思う。猟師さんのとぼけたセリフには吹き出しちゃいましたが。
私も京都の貴船にタイムスリップした気持ちになりました。
楽しかったです。
京都の奥座敷と言われる貴船の老舗旅館「ふじや」を舞台に
突然2分間を繰り返すタイムワープに巻き込まれた人々の
右往左往を、新鮮な切り口で描いた映画。
冬の京都の老舗旅館に滞在してるような雅な時間を
楽しみました。
旅館「ふじや」
道を隔てて「本館」の「別館」がある。
若い中居のミコトは別館の階段を降りた別館裏の
貴船川のほとりが初期位置。
2分経つとその川ほとりに戻される。
面白いのは番頭も中居の板前も女将の客たちも、
時間が繰り返す(タイムワープ)に、うすうす気付いてくること。
みんなでこの変なタイムワープを、なんとかして抜け出そうと
知恵を巡らせる。
2分毎に繰り返すタイムワープが楽しい。
風呂から出てこれない(直ぐに風呂に戻ってしまう)編集者。
食べても食べても閉めの雑炊が食べ終わらない客の2人。
熱燗を付けても、直ぐに鍋に戻るお銚子、
締め切りに追い詰められてる作家は、
部屋から飛び降りてしまう、
裏山にいた猟師はなんと自分に発砲したり、
中の良い客の2人が喧嘩を始めたり、
徐々に時間の繰り返しに、事態は悪化して行く。
そして原因探し?
時間を止めようとしたのは、川に、
【リバー、流れないでよ】と祈った張本人は?
と徐々に核心に近づき、
告白タイムになるのもなかなか奥深い、
ミコトの想い人・・・若い料理見習いのタク、
タクがミコトを残してフランスへ料理の修行に行こうとしている、
それを止めたいミコトの祈り・・・
だが、
ワープの原因は意外なことにあった・・・
この真相には正直言って、笑うしかない。
それにしてもミコトを演じた藤田理子、
迷路のような「ふじや」を地下の貴船川のほとりから、
3階の「鶯(うぐいす)」まで、何回駆け上がったことか?
若さだなぁ、
貴船川のゴウゴウと流れる音、
そしてラストに写る【貴船神社の参道】
赤い階段の手すり。なかなか面白い景色だ。
低予算で済ませるためのタイムワープが、
とても愉快で面白い映画になった。
技アリの一本だった。
わだかまりも後悔も すべて流せよ 2分間
「サマータイムマシン・ブルース」や「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」などタイムループする作品はたくさんあって、はじめは面白いけれど途中から飽きて眠たくなってしまう…。
旅館でタイムループした時にどんな事が起こったら面白いかという大喜利みたいなものなので、そのネタが観る人にハマるかどうかで評価も大きく変わりそう。
映画としては、人と人の問題はコミュニケーションを尽くせば解決する場合が多いという事を教えてくれる。そして全員が協力すれば困難も乗り越えられる。
時間に追われて大切な事を見失いがちな現代だけど、この人たちより時間のない人はいないよね。
京都の老舗旅館貴船。行ってみたいけれどなかなか手が出しにくいなぁと思っていた。でも、行こうと思った。現地でタイムループごっこしてみたい(もちろん迷惑にならない範囲で)。
そういう意味では貴船にとって最高のプロモーションかもしれない。
あの御守り、ほしいなぁ。
ポスターの感じから、観るまではなんとなくホラーかサスペンスだと思っ...
ポスターの感じから、観るまではなんとなくホラーかサスペンスだと思っていたのですが、軽快なコメディでした。
タイムループものですが、主人公だけでなく一定範囲内の登場人物全員が同じようにループを経験していて、
ループしても以前の記憶が引き継がれるという設定が斬新だと思いました。
みんなで協力して2分以内で出来ることをあれこれと試しながら、
ループから脱出を試みるというストーリーが熱いです!
映像は手回しカメラ?のようなアングルと画質で手作り感があり、
映画というよりは長編のコントや劇を鑑賞したような感覚がありました。
肩の力を抜いて鑑賞できるのでここは好きなポイントでした。
短い上映時間の中で話がうまく綺麗にまとまっており、爽やかな余韻を得ることができました。
とても観やすくて面白いので、皆にお勧めしたいです!
まなみサン
上映が12/28までだったので、ギリギリ観に行った。
メチャクチャ話題になってたけど、上映館が限られてたりで、見逃してしまってたのだが、やっぱ映画館のスクリーンで観れて良かった。
劇団ヨーロッパ企画のメンバーがメインで、コメディというよりはほぼほぼコントみたい。
皆さん舞台が本職なので、演技は確かで間違いなく、見ごたえもある。
2分のループ枠すべてが笑えるわけではないけど、6〜8分に1回くらい笑えるポイントがあって、楽しい。
主演の女優さんの、2分で戻る時の、ハッとした演技が、なんか妙に笑ってしまう。
観て初めて気づいたが、本庄まなみが出ていて、当時は写真集とかも買ってショートカット長身スレンダーの極北だったので、実はそれが最もうれしかったかな。
20241227 下北沢トリウッド
前代未聞のタイムループ作品!「初期位置」という概念がある!
世の中にはタイムループ作品は数多くあれど、今作のような形で何度も繰り返す映画は世界初です。たった2分間を何度も繰り返します。
今作はタイムループ作品に初めて「初期位置」という概念を持ち込みました。
登場人物の皆がタイムループしているから「このキャラは初期位置がここなのでこう動いて」「このキャラは初期位置がここなのであのキャラとすぐに会える」「あのキャラはあのキャラと初期位置が近いので実は盗み聞きしている」なのアイデア盛りだくさん。
たった2分で何度もタイムループしているので途中だれるのかと思いきや、急展開もどんでん返しもあり飽きさせません。
最高のタイムループ作品です。
安心と信頼のヨーロッパ企画
冒頭3ループ特別公開の大盤振る舞いで、「先が読めてしまうのでは…」などという心配は単なる杞憂に終わり、「こんなに2分間って長かったんだっけ?」「どうしてこんな展開が思いつくの⁈」というジェットコースターのようなワクワクドキドキの86分。上田誠ってやっぱりすごい!
年末に際して、本年度のマイベスト10入りとして、レビューに記録。
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