リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
全177件中、1~20件目を表示
実写版ロールプレイングゲーム
大好物だわ。こういう脚本、こういう雰囲気。
ある旅館の敷地のみで展開するというこじんまり感もよし。
「四畳半神話体系」と同じジャンルね。そういば向こうも舞台は京都だったなあ。京都は「こじんまり」「質素な」「バタバタ」「奇怪な」が合うのよね。
映画というより演劇を観ているような感覚に陥ったが、実際に劇団ヨーロッパによる映画だったとは。へえ〜。
貴船といえば夏の風物詩「川床」。「かわどこ」と読みますよ。ちなみに四条付近の鴨川沿いに並ぶ「川床」は「かわゆか」と読みます。豆知識。貴船は夏のイメージだったが、冬の貴船も趣があっていいもんだなあ。というか冬も旅館やってるんだ。今度行ってみよう。(貴船の観光戦略映画だったりして。)
こんな風に何度もやり直せたら、どんどんよくできるしよいな。でも現実はそれは望めない。どうするか?ダルビッシュが20歳の時に言っていた言葉が参考になる。
「40歳になってクビになって仕事がなくなった時に、神様が現れて‟1回だけチャンスあげるから20歳に戻っていいよ”と言われ20歳に戻ったのが今の自分だと思うようにした。同じ失敗はしたくないから絶対努力するに決まっている。次の日から気持ちを切り替え、行動もすぐに改めた。」
ダルビッシュのように「今人生2回目をやりなおしている」と思って、後悔のない行動と選択をしていこう。(決してまだ10回あると思わないように、、笑)
・演劇調の群像劇。それぞれに時間を止めたい理由がある。脚本秀逸。
・タイムパトロールのマシンが学芸会レベル(笑
・「私の初期位置、あそこなんで。」笑
・変な題名だなあと思っていたけど。「時間よ、流れないでよ」なのね。
特筆すべきものはない
気軽に観れる作品
86分の作品時間なので、サクッと何か観たい時にちょうど良い映画。
何度も2分間をタイムループするけれど、旅館の関係者が全員そのループにハマるのでストーリーの進み方はスムーズだし、出てくる人たち皆んなキャラが濃ゆいのでかなり笑える。
3回目くらいで、「やっぱ時間巻き戻ってるよね⁈」って気付きだしてからのやり取りがかなり面白くって、特におじやのやり取りとずっと頭の泡を流せない人とのやり取りは最高だった。
タイムループの原因と解決法がまさかの展開だったけど、そもそもタイムループ自体あり得ない話なのでこれはこれでありな気もする。
全体的に緩い映画なので許容範囲かな。
ミコト役の藤谷理子さんの演技がとても良かった!
声も可愛いし、かなり気になる女優さんになった。
チノ役の方も良かったなぁ〜
なんとなく、バカリズム脚本ぽいかも。
アイデアのセンス
1時間26分
これ以上長かったらと思うと冷や汗がw
ループの時間はたったの2分。
その2分間で何が出来るのか?w
結構面白かったですなw
主演の藤谷理子さんがループするたびに可愛く見えてくる
不思議なマジックに掛かりつつ話は進む。
何となくまどろっこしいような
それでも面白おかしく
でもっていきなりショッキングな場面があったり...
そうそう
ちらっと調べたら
藤谷理子さんのご実家が「貴船ふじや」!
この作品の舞台なんですなwww
驚きですw
だからあんな迷路のような作りの旅館でも
迷わずにあちこち行けてたんですな!www(なわけないですがw)
それはさておき。
ループの原因とループの修復方法。
まあ仕方ないんでしょう。
そう言えば、他のレビューで
ループしてるのに雪があったりなかったりって文句言ってる人がいましたが
確か、作中でさらっと触れてます。
あとへぇ~と思ったのは
個人的に気になった中居の「チノ」さん。
早織さん(小出早織さん)なんですが
南極料理人に電話オペレーター役で出てたんですねwwww
この話誰得なんだろうww(失礼)
さて、今作品。
じっくり噛みしめる必要もなく
本当にさらっと観る作品なんでしょうなw
こんな肩ひじ張らずに観れる作品も
たまにはいいですなw
和風テイストな無限ループもの
【鑑賞のきっかけ】
無限ループものは多くの作品がありますが、歴史好きとしては、京都・貴船が舞台となっているところに興味を惹かれて鑑賞してみました。
【率直な感想】
<パワースポット貴船とは>
貴船神社は、京都の中心部から北側に向かった場所にある鞍馬山の麓にある神社で、「縁結び」という御利益で有名な場所です。
また、祭神は、水を司る神様。
このことから、題名が「リバー」であるということと、冒頭のシーンで、貴船神社と思われる場所で、お参りをしている女性が映し出されるのは、ある意味、必然のことではないかと思います。
<ループの初期位置>
本作品の主人公である女性・ミコトは、貴船にある料理旅館の仲居をしています。
ループが始まった時、ミコトは、貴船を流れる川(リバー)のほとりに佇んでいます。
貴船で働いている彼女は、貴船神社の祭神が水を司る神様であることは知っているはずなので、川に向かって佇んでいることには、何らかの意味が隠されているのでは・・・。
などと思いを巡らせる間もなく、物語はスピーディーに展開していきます。
何しろ、ループの間隔がきっちり「2分間」と非常に短いため、何度も何度もループしてしまう。
また、ループ現象は、ミコトだけでなく、旅館で働いている人たちや、お客さんにも起きていて、物語の前半は、てんやわんやのコメディタッチ。
<とても日本的な作品>
ところが、物語も中盤に差し掛かってくると、ループ現象を体験している人たちが力を合わせて、ループからの脱出に取り組み始める。
非常事態に遭遇した時に、自分だけが助かればよい、というのではなく、皆で知恵を出し合う中で乗り切ろうという姿勢は、とても日本的な展開になっていると思います。
また、ループ現象の原因を考えた時に、登場人物たちが、全員ではないけれど、「もしかして、自分が原因では」というようなことを告白し始める。
こういう行動も、ハリウッド映画ではとても考えられないことではないかな、と思います。
そして、「縁結び」。
神様に「縁結び」をお願いするという行為も、かなり日本的なのではないでしょうか。
【全体評価】
ループ現象という題材を、京都・貴船というパワースポットを舞台に、日本人らしい行動パターンで描いた作品として、とても楽しめる作品であったと感じています。
感じの良い役者たち。
時間、動かそっか
飽きることのない2分間
タイムリープものも『2分ごと』という枷でこんなに面白くなるんだって...
ゆるいタイムループもの
たった2分が繰り返したところで、どうなるってもんでもないでしょ!と思ったらΣ(・ω・ノ)ノ!
まぁ貴船の風景は美しいのだが・・・
絶妙な2分
2分あれば色々できる?という発見!
「侍タイムスリッパー」観て、思い出しました。気になっていたけど観ていなかったって。
脚本がヨーロッパ企画の上田誠氏なので、観るのをためらって居たのであります。
「夜は短し歩けよ乙女」をトンデモ映画にしてくれた人なので(評価は2.0です・・・)。
舞台はやっぱり京都なんですよね~。
で、貴船なんですよ。ほぼ隔年で京都旅行に行くんですが、数年前に行ったところ。そのときは、「ふじや」さん本館の前で何か出店ぽいのをやってたような、なかったような?
ん~、本上まなみ(←いっときかなり好きだった)や、近藤芳正(←地味で滋味)が出ているっていうから、あまり期待はせず観たんですよ。
86分とはいえ、2分のタイムループを繰り返すって、40回以上繰り返し?飽きない?どんな工夫をしているの?っていうところが一番興味があった。
取り立てて工夫はないんだけど、記憶だけはずっと繋がっているというところがミソなんだな。で、やっぱりというか、舞台演劇を観ている気分になった。役者がそうだから仕方ないんだけど。小屋から飛び出して有名観光地でやってみた!っていう感じ。実験作っていう感じだけど、面白い。
2分じゃカップラーメンも作れないじゃんか!とか心の中でツッコミ入れつつ
・またループするんだったら、試しに死んでみようか?
・またループしてリセットするなら、やっちゃいけないことやってみようか?
とか、自分も考えそうなことを劇中でやってくれて、人間考えることは一緒だなあ、としみじみ思ったり・・・する間もなく、次のループに入ると・・・
ループの原因がまた・・・演劇っぽくて、まあでも、この映画の世界観だよね。
ミコトちゃんのキャラがイイです。女将(本上まなみ)も良かったけどね!
偶然というか、ミコトちゃんの持っていた「結び守」を部屋に飾っています※。
貴船神社の有名なお守りです。御利益があるかどうかは・・・買ってみてのお楽しみです。
※恋愛の縁結びの為ではないです。時々模様替えします(笑)。
SFと日常の融合
全177件中、1~20件目を表示