「演出、脚本ともイマイチ」ぼくの歌が聴こえたら penguinさんの映画レビュー(感想・評価)
演出、脚本ともイマイチ
そもそも箱の中で歌ったら音がこもって全然だと思うんだけど。教会やコンサートホールでは音がどう反響するかを建物を設計した人や演者が一番気にするところと聞くよ??
まぁ、それはおいといて、いつの作品かと思ったら2022年と最近の作品。人前で歌えないならYoutubeではないの??まぁ、殻を破って最後は箱ナシで歌う、てところが成長した証、ということに持っていきたいのだろう、とは思ったけど。それに持っていくのに、途中ストリートミュージシャンとセッションみたくなって掛け合いをして展開するのかと思いきや、今までと同じ。音楽も途中しりつぼみみたくなって映画としての盛り上がりもイマイチ。ここ、映画的には盛り上がるところではないか?とおもったけど、脚本ミス?演出ミス?
あと、「ロードムービー」との触れ込みだけど、道中は音楽で流してしまって、本来ここでお互いの過去を話してお互いの心情が触れ合ったり、観てる側も感情移入するところなのにまるでなし。主人公がなぜそんなに楽器が上手なのか??音楽プロデューサーのミンスの生い立ちは?そういうところが描かれれば映画に深みがでたと思う。
出だしの車代行者が歌い出すところや途中ミュージカルっぽいところも不発な感じ。音楽がそこそこよかっただけに残念。
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