劇場公開日 2022年7月1日

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モガディシュ 脱出までの14日間のレビュー・感想・評価

全117件中、61~80件目を表示

5.0コミカルな序盤から一転凄惨なドラマに豹変するずっしり重いソマリア版『マッドマックス2』

2022年7月16日
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鑑賞方法:映画館

序盤は国連加盟を目指して火花を散らす韓国と北朝鮮が丁々発止の騙し合いをしたり、本国から左遷されてきたカン参事官を放置したりと植木等でも出てきそうなコメディ調。しかし内戦が勃発してから突然シリアス路線に急旋回、水鉄砲でも扱うように機関銃を振り回すソマリアの子供達にゾッとさせられました。韓国と北朝鮮の断絶は食事のシーンにすら滲んでいて韓国大使館に飾られているソウル五輪のマスコットを子供達に見せないように気遣う北朝鮮の家族等細かい所作で当時の事情を無言で説明するカットが積み重ねられてからの脱出作戦、どうやって撮影しているのか解らないテクニカルなカメラワークを駆使したカーアクションを経て今に至るまで埋まることのない両国の断絶を象徴的に見せるラストシーンまで一気に見せる圧倒的な社会派スペクタクルアクション。

韓国のハン大使を遠じるキム・ユンソクと北朝鮮のリム大使を演じるホ・ジュノの二人が反目し合いながらもかすかに友情を通わせる燻銀の演技が圧巻ですが、個人的にはチョ・インソン演じる韓国のカン参事官が印象的。内戦勃発となった途端にスイッチが入り、抜群の行動力で次々に突破口を開く活躍が鮮やかでした。

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よね

4.0これは素晴らしい快作!韓国版「アルゴ」だ!

2022年7月15日
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内戦状態のソマリアから国外脱出をはかる南北朝鮮の人たちの姿を通し、敵をも許し助けようとする人間の姿を描く作品。
傑作であり、まさに快作と言える。
モロッコで撮影したようだが、キャスティングやカメラワークは文句のつけようがない出来映えだ。
そして、素晴らしいのはシリアスな内容でありながら、登場人物のひとりひとりを実にユーモラスで人間味溢れるキャラクターとして描いている点だ。
悲しいかな、日本の映画では、これほどの作品にはならないだろう。このあたりは韓国映画の高いレベルがうかがえる。
ラストシーンで、韓国大使ハンも、北朝鮮大使リムも後ろを振り返らなかった。
お互いを思い、お互いの気持ちを胸にしまい込んだ、二人の願いにも近い思いを表現しきったと言える、完璧なラストシーンだ。
ぜひ、劇場で確かめください!

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caduceus

4.0アクションモノとしても大迫力!

2022年7月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

ソマリア内戦下に取り残された韓国と共和国の大使館員が協力できるのか!?と、いう手に汗握る展開。しかし、韓国映画は、怒れる民衆の暴動描写に迫力あってすごいです。光州事件を舞台にしたタクシードライバーとかでも感じましたが。
一応史実らしいのですが、ソマリアは本当にこの映画のようにむちゃくちゃになったのかな?と疑問に思うくらい迫力がありました。韓国と共和国、分断国家の深刻さも良くわかる良作でした。

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韓 鉄牛

2.5どこまで事実なんだろう?って思っちゃう

2022年7月14日
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鑑賞方法:映画館

本作は当事者への取材や丹念なリサーチで事実を明らかにして映画化されたものだそうですね。
なるほどなるほど、物語の素材自体がとんでもなくドラマティックでそこに韓国映画の実力が乗ってくれば、楽しめないわけがないですよね。

で、す、が、、、良くも悪くもエンタメ側に寄せちゃいすぎたような気がします。もちろん、製作陣の意図として社会派よりエンタメ的味付けをしたのかもしれませんが、不思議にヒリヒリしないのです。人間関係もそうですが脱出劇としても。

政敵、それも歴史的な政敵と協力するって、命がかかっているとしても当事者の間ではかなりハードルが高い気がするんですよね。特に北側の人々の葛藤ってとんでもないような気がします。(想像ですけどね)ですが両国の間の溝は小競り合いレベルですし、毒がどうの・・・ってレベルだし。なんだろうなぁ、内面的な葛藤はほぼ描かれていないのですよね。また内戦が激化しているのですが、結構大人数移動がすんなりできちゃってるあたりの描写を見ると「あれ?」って感じだし。(移動しないと話が進まないのでしょうが・・・)

そして、ラストのMAD MAXみたいなアレ。・・・本当ーーー???ほんとにーーーー?な猜疑心が私の心を満たしていくのです。そんなんじゃ無理でしょうってくらいにチープな防御で対軍隊・・行くかい??当事者に取材したものの話が地味だったから、アクション面で盛っちゃったって感じ?もしかして?なんか冷めていくなぁ。。。。

ま、冷静に考えて、北側関係者の取材はしてない(できないでしょうね)でしょうから、全て韓国側の取材でしょうね。だからこういう感じにせざるを得なかったんだろうなぁ。だからでしょうね、韓国側が格好良く見えてしまうのは・・・・仕方ないのかなぁ?ま、製作してる側だしなぁ。韓国の皆様が喜ぶように作ったはずですしね。

手に汗握るような微妙な人間関係や脱出劇ではございません。はい。話が地味でも、骨太の物語ができたような気がしますけどねぇ。残念でしたねぇ。

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バリカタ

5.02時間あっという間の大作

2022年7月14日
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1990年、ソマリアで起こった政府軍と反乱軍の争いの最中、決死の脱出劇を繰り広げた韓国と北朝鮮の外交官を描いた映画。全編実話ではないが、限りなく事実に基づいて、そこに映画なりのエンタメ要素を加えたと言えよう。

とにかく2時間、あっという間にすぎる。
序盤、タクシー運転手とのやり取りや、ちょっと間の抜けた秘書(?)のコミカルなやり取りから、やがて争いが始まると、緊迫感といい映像の迫力といい、凄いものを見させられた。

キム・ユンソク氏とホ・ジュノ氏の外交官同士の駆け引き、チョ・インソン氏演じる韓国、ク・ギョファン氏演じる北朝鮮の両参事官のちょっと危ないバチバチの演技は南北間の微妙な関係を見事にエンタテインメント化している。あの『工作 ブラックビーナス』のような緊迫感だ。

そして何よりすごいのが、現地で採用したエキストラ出演者たちのスケール感のある演技である。あの反乱軍の若者、子供たちの完全にキマって銃を乱射するシーンは、戦場リアリティを見事に描いている。『ブラッド・ダイヤモンド』を彷彿させる。

カーアクションの技術はさすが韓国制作陣。
韓国映画らしくたっぷり魅せたシーンだった。

最後に南北の外交官同士が見せるあの眼差しや、ある北朝鮮の領事館職員がもらした一言でこの映画の奥深さを見させられた。

アクションや映像の破壊力もさることながら、こう言った事実の裏側にある南北朝鮮の壁が、あまりにも厚いことが伝わり、最後は少し重い気持ちになった。たった数十年でここまで隔てられたのだなあと。

映画全体としてクオリティが高く、基本的にマイナス要素がない。すべてにおいてレベルが高く、まったく減点しようもできない作品である。
一つ言えば、上に挙げたように色んな過去の作品でみたような光景をもう一度観た、と言う点ではあるが、そんなのは当たり前によくある事だから減点にはならない。

個人的な思い入れなどを省けば、今年日本で公開された作品の中ではナンバーワンではないか。大型配給とはなってなく、映画好きしか見てないのが、いささか残念である。いや、私は残念ではないが、配給会社や興行的には損失だろう。ちゃんと宣伝すればいくらでも集客できそうな作品なのに。ここは日本映画界の弱点である。

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じーたら

2.0カーアクションが見どころ

2022年7月13日
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ソマリア内戦での大使館員たちの脱出劇を描いたアクションドラマ。前半は今一つ面白みに欠ける内容でしたが、後半はド派手なカーアクションが印象的で見応えがあった。
2022-112

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隣組

4.5見るべき実話作品です。

2022年7月12日
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怖い

興奮

難しい

韓国の北と南、ウクライナの状況は分かりませんが、昨日と同じ日々が送れるとは限らない事を認識させられる作品です。

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イ・ジア

4.0韓国映画の真骨頂!天晴れ、恐れ入りました。

2022年7月11日
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どこでどんなロケをすればこんな作品が作れるのでしょう。エキストラの動き一つをとっても圧巻のスケール。配役の演技も皆素晴らしく、ソマリア兵、少年反乱軍をみても演技指導は恐れ入った。カーアクションも息を飲んだが、分かち合えた北と南の朝鮮人がラストではそれぞれ目線を合わせる事なくそれぞれのバスに別れていくシーンも流石の演出。南北朝鮮を題材にした映画であるが、日本映画では難しい韓国映画の真骨頂をまざまざと見せつけられた。

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世界の尾張名古屋

5.0おもしろい…!!!ゾクゾク…

2022年7月11日
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最初はふーんって感じでポテト食べながら見てたけど、
中盤からものすっごくおもしろい!
緊迫感すごい…!序盤にポテト完食しといてよかった!!

終盤のカーアクションの緊迫感がとにかくすごい。。
結構シーンも長かったし、映像技術凄いなあと思いました。

役者の演技も一人一人すごかった
これが実話だと思ったら恐怖でしかないけど、
(子供が笑いながら乱射してくるのは恐怖すぎ…)

「こういうことがあったんだよ」と
映画を通して広めていく、引き継いでいくことって1番世に広まりやすいと思うし、後世のためにも大切だなあと思いました。

ずっと緊迫じゃなくて、途中たまに笑いも織り交ぜてくれたのもよかったです。

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0.5HD

4.5内戦の凄惨さと南北朝鮮の絆

2022年7月11日
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アフリカで起こる内戦ってとても凄惨なものになる印象がある。映画化されたルワンダの内戦も悲惨なものだった。そこには民族対立が背景にあるので、他民族への虐殺が起こりやすいってことなのだろう。
本作の舞台となるソマリアも民族的な対立が背景の1つにあったようだ。でも本作ではそこらへんの事情はほとんど触れられない。あくまで外交官として滞在している国で内戦が起こり命の危険にさらされたという設定に徹底していた。政府と反乱軍という対立のはずなのに、誰が敵で誰が味方なのかわからない。反乱軍が各国の大使館を襲撃するという状況。ただの暴徒じゃないか。さらに大使館の通信機器も使えなくなってしまい陸の孤島と化してしまう。
そんな状況で生き延びるために韓国と北朝鮮の大使館職員たちが協力するという話。ソウルオリンピック直後、国連加盟前という状況をうまく演出した脚本だった。さらに、反乱軍の怖さがうまく表現されていた。路地で倒れている死体の数々。一般市民をどうやったらここまで殺せるのか。子どもたちがライフルや機関銃を持って笑いながら脅してくるシーンも怖い。これもアフリカの内戦っぽい。
そんな戦争状態の中、始めは対立していた人間が協力し絆を強めていくという話は個人的に大好物なので、感動しないわけがない。対立し警戒し恐怖していた双方が食事をとることで少しわかりあうのがとても韓国的。最後のカーアクションも銃撃戦もよかったが、アクション映画ではないので、やはり印象に残るのは最後の別れ。主義とか関係なくお互いを思いやる姿が地味だけど、双方の絆を感じられるとてもいいラストだった。民族対立で内戦が起きたアフリカで、生き残ることができたのは民族の絆だったってことがテーマだった気がする。
事実に基づく物語とはいえ、シリアスな内容なのにエンタメ性を高め、最後はちゃんと感度させる映画にしちゃうんだから大したもんだ。韓国映画の底力を感じる。

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kenshuchu

4.5演技と思えない怖さ

2022年7月10日
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内戦のリアリティや、翻弄される人々の葛藤など、実に上手い映画でした。
実話系で、アメリカ映画の『アルゴ』(ARGO)や『ホテル・ムンバイ』、同じ韓国の『タクシー運転手 約束は海を越えて』なんかを思い出します。

南北外交官のいがみ合いはコミカルでしたが、賄賂要求を堂々とする政府高官が出てきた後はシリアスに。
終盤のカーチェイス以降は、めちゃくちゃ迫力があって、引き込まれたなぁ。
そのソマリアからの脱出劇よりも、救難機に南北朝鮮それぞれの外交官(と警察)が迫る時にハラハラしました。

ソマリアは未だ情勢不安定で、複数の暫定的かつ自称の「国家」が連立する状態にあり、韓国にとっては渡航禁止国家のままなので、現地ロケは出来ず。
全面モロッコでロケをしたそうですが、同じアフリカゆえよく似ているそうで(公式サイトより)。
素人の現地の人たちに、暴動で銃を乱射するシーンなどを演じてもらったそうですが、これが演技と思えない怖さで、ここも見どころです。

ただ、ちょっと韓国側をかっこよく美化しすぎかな?
と思わなくもなかった。

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コージィ日本犬

4.04.2スリリングでラストはグッときました

2022年7月10日
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内戦から逃れる為に北と南外交官のやり取りが国か生死かギリギリのところでの感情の変化がリアルで緊張感でピリッとしていて、ソマリアの内戦がゲームの様に子供までもが銃口を向けてる様子を見てしまうと戦争の恐ろしさをまざまざと感じる。
お互いを思いやる気持ち男の友情に心打たれました😄

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asgy213

4.0無法地帯の怖さ

2022年7月10日
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ウクライナにも通じる事だと思いますが、民間人にとって無法地帯は怖いものだと実感
子供に銃を向けられるシーンが印象的
人を無慈悲に殺すようになると、無敵の戦士の誕生だ!
韓国映画なので仕方無いが、なんだかんだと韓国の恩着せがましいところが目立つ
主役のキム・ユンソクがやっぱりなかなか良い
難点は最後の脱出シーン、なんぼ打っても当たらない!

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シネパラ

4.5良かった《なんと見応えある作品なんだ!》

2022年7月9日
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観て良かった→5
映像・音楽 →4
テンポ →5
ストーリー →5
心に残る →4

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茶々の葉

4.0ハラハラドキドキの韓国映画

2022年7月9日
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笑える

悲しい

興奮

大統領直接選挙などの韓国民主化から3年、88五輪から2年後の1990年、ソウル五輪を成功させた韓国は国連への加盟を目指して投票権を多く持つアフリカ諸国でロビー活動を展開していた。ソマリアの首都モガディシュに駐在する韓国大使ハンも、ソマリア政府上層部へ贈り物などを積極的に行ない韓国への支持をお願いしていた。一方、北朝鮮も同じく国連加盟を目指しており、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていった。そんな中、ソマリアで内戦が勃発。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人にも命の危険が迫った。大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、職員と子供を含む家族たちを連れ、韓国大使館へ助けを求めた。さて、両国の人達は無事脱出出来るのか、という話。
基本的には韓国映画は好きではないが、ソマリア内戦を迫力ある映像で届けてくれて韓国映画を見直した。こんな作品、日本じゃよう作らんと思った。
モロッコでのロケだったらしいが、黒人や黒人の子供の銃扱いなど出演者、建物、当時の車、などが素晴らしかった。
ハラハラドキドキ感も凄くて、本や砂袋で車を銃弾から守る所など、なるほどと感心した。
本来敵対関係にある韓国と北朝鮮の人たちの微妙な心情も描かれていてとても面白かった。
おすすめです。

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りあの

4.0いつ殺されるか解らない終始緊張感のある作品。本年度ベスト!

2022年7月8日
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ソマリアの内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員と家族達。
内戦から逃れようとソマリアから脱出するストーリー。

国連への加盟を目指す両国がソマリアから票を得ようと奮闘する展開。
出だしは対立する両国の外交官。

いきなり内戦が勃発。
大使館を失った北朝鮮が韓国の大使館に逃げ込む事に。

敵対する両国がソマリアから離脱する為、相手を疑いながらも共に活路を探るシーンに引き込まれる。

反乱軍の子供達が恐ろしい。
いつ銃を撃つのか?
オモチャの様に銃を扱うシーンが印象に残る。

終始、笑顔の無い展開。
笑えるシーンもあるけど、観ているこっちは全く笑える心境になれず(笑)

ラストも韓国と北朝鮮の関係を表していた感じだけど素敵な終わり方がとても良かった。

蚊取り線香。
絶対日本製だと思います( ´∀`)

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イゲ

4.0#53 キム・ユンソク氏が良い❣️

2022年7月8日
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『チェイサー』以来ずっと注目している俳優さんで、どの作品を観てもハズレなし。
演技も緊張感もハンパなく良い。
チョ・インソン氏は、KTXの車内誌以外で観るのは久しぶり。
相変わらずチンピラみたいな役が似合ってる(外交官だけど)。
韓国大使館の職員数に比べると北朝鮮は、子供まで連れて赴任してて人数が多すぎ。
しかもその大人数を一緒に避難させようとする大使がカッコいい。
あんなに銃で撃たれても死なないのはジェット・リー並みの運動神経と運が必要だよね。

韓国大使館のスパイが誰だったのか。
運転手は本当に反乱軍のボスだったのか。
北朝鮮はテロリストに武器を横流ししていたのか。

すべてはっきりしないまま終わっちゃったけど、終わりよければ全てよしなのです。

『ベビーブローカー』が公開されてから韓国映画2本観たのに、まだ『ベビーブローカー』観てない。
早く観ないとおわっちゃうかな?

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chicarica

3.5敵対している者こそが本当の理解者

2022年7月8日
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ラストの視線は合わさないけど、
互いの心が通じているシーンには胸熱くなる。

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ムーラン

4.0この夏前半のイチオシ ! 絶対ソンさせまへん !!

2022年7月7日
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国際都市ベルリンを舞台に各国のスパイが入り乱れる『ベルリンファイル』において、まばたきすら許されぬ、スリリングな「人間ドラマ」を描いてみせたリュ・スンワン監督。彼の最新作と聞きつけて足を運んだ本作ですが、『ベルリン…』をも凌ぐ国際的スケールのデカさ、実話ベースのリアルな創り込み、そして驚愕のストーリー展開によって、事前の期待値を、はるかに高く、大きく超えてきました!
本作については、既にあちこちで「『アルゴ』に始まり、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で終わる」と指摘されており、確かにそのとおりなのですが、前述の2作と明らかに異なるのが、ヒーローらしからぬ主人公たちです。強引に例えると、彼らの佇まいは、私たちの日常生活において、通勤途上の駅ホームに、オフィスに、駅前コンビニに見られるおじさん、女性、若者、子どもたちのそれなのです。決してベン・アフレックやトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンではない。そんな、ヒーロー然としていない彼ら/彼女らの“リアル”が、ときに映画的な「やり過ぎ」描写を中和し、怒涛のクライマックスへと向かう推進力になっていました。
ラストシーンの後味は、ふと『アラビアのロレンス』さえ思い起こさせ、、、と言ったら褒めすぎか。ともあれ、7月必見の1本なのは間違いないでしょう。劇場の大きなスクリーンでご覧になることを、強くお薦めします。

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ルピノ

4.0タイトルなし

2022年7月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

実話に基づく。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館職員の命懸けの脱出劇。この期に及んでもお互いを信じきれない外交官とその家族だが、いよいよ全滅しそうになり疑心暗鬼ながらも助け合いながら反乱軍の銃撃のなかを脱出し、めでたしめでたし…で終わらないラストがあまりにも切ない。アクションシーンといいストーリー展開といい、韓国映画の底力をまじまじと見せつけられた。

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M.Ooi