「盛ってるが、そこは目をつぶろう。」モガディシュ 脱出までの14日間 t2law0131さんの映画レビュー(感想・評価)
盛ってるが、そこは目をつぶろう。
実話だそうだ。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国外交官が北朝鮮の外交官もろともイタリア大使館の協力で国外脱出したお話。そうとう盛ってるようだが、かの国ではこれが「歴史の真実」になってしまうのだろう。
ともあれ、圧倒的な(物語る牽引力)で2時間を見せ切る韓国映画の力量は、残念ながら邦画は勝てないレベルになっている。例えば『新感染』とか日本じゃ企画は通らないし、脚本を書ける人材が思い浮かばない。
昨年の韓国の映画賞を総なめし、ナンバーワンヒットとなっただけの良作である。
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t2lawさんのコメント
2022年7月2日
YOJIさん。論評を読解していただきありがとうございます。
大使館前の銃撃戦などのクライマックスの作り方は「さすがに史実を超えてるだろう」という盛りかただと思います。が、しかし娯楽映画としては手に汗握らせる<追い込み>になっていましたね。