エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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騙されちゃいけない!SFじゃないよ。
まず予告では、マルチバースに行った主人公が〜って話しだったんで、ちと期待して鑑賞。
え〜と序盤からついていけなくて睡魔が。
SFとして観ようとしても、ストーリーについていけない。いくらマルチバースと言ってもあんなに行ったり来たりして、現実では普通に時間が経過してるし。
ようやくこれは、SFではなくオバさんの精神世界の話しだと考えたらなんとなく理解出来た。
理解出来たが面白くない。
良い意味では哲学的?いろんな要素が含まれているというか、ごった煮?日本人にはわからないアメリカンジョークがあったようだが全然笑えない。下ネタというか、玩具ハッキリ見せて良いのか?
犬好きとしては、あれを笑えというのは無理。アメリカじゃ愛護団体が抗議しなかったのが不思議なくらいだ。
エンジェルウォーズという映画があったけど、あの作品に、ほんの少しだけ似てるというか匂いがした、あくまでも匂いで、あっちのほうがストーリー展開は共感出来た、重いけど。
話題になってた作品なので鑑賞したけど、見事な肩透かしでした。
「Just be a Rock」
ザラザラとした質感の映像がなんとなく郷愁感漂う、しかしハイパーカット切り返しのとんでも無い撮影になった作品である
有名な映画のオマージュを挟みながら、しかし実際の舞台とすれば国税局と自宅件コインランドリーの二箇所しかない ただ、テレビのリモコンをザッピングするかの如く並行宇宙のそれぞれの世界へと切り替わり、その都度哲学めいたモノをベースにしたシーンなので、映像表現としては凝った作劇である
テーマは、家族愛、夫婦や親子、そして保守的な組織が保たれなくなっていく時代に、それでも最小単位である家族の絆みたいなものの大事さを、アジア的な感覚で表現する内容であろう
夫役の俳優が、日本で言うところの滝藤賢一にしか見えなかったのはどうでもいい話である
映像イメージは、ベーグルの穴を代表するように斬新な表現を試みているのだが、結論としての落としところが甘かった印象が否めない 飲み込むのも愛、しかし我慢せずに主張するところは言い合おうという、そのカオス感が家族なのだというメッセージは、手垢が付いた帰着である
自分的に興味を抱いたのは、この世界では自己肯定感が低い主人公は、マルチバースな設定に於いては、他の並行世界でのYes/Noチャートの逆の選択肢を選んだことでの成功している本人を配置していることで、一手に負の運命を受け入れている、そこで宇宙の平衡を保っている考え方である 冴えない自分のお陰で、他の世界では可能性を爆発させている自分を想像するというのも面白いかも知れない まぁあくまで物語だけどw そしてカエルの子はカエルであり、子供の可能性なんてものは、親の可能性以上には脱する事は困難であるという件も面白い そして表題のシーンでの石同士の字幕会話のシュールさは今作品の白眉だと思う
直接的なプロットではなく、喩え話のような内容が散りばめられていて、考察し甲斐のある造りであることは近年のトレンドに沿った作品である
壮大でハチャメチャなホラ話(でもないか)を描きながら、生活に追われ疲れて自分の居場所がなく自分が何者でもないと思っている人々に希望を与える快作。レッツ・ゴー・トゥ・ザ・シアター!
①ミッシェル・ヨー適役熱演。冒頭の生活に疲れた中国系アメリカ人のオバチャンから、終盤の凛々しいお母さん像まで、間に京劇風メイクの歌手・カンフーの達人・華やかなスター女優等を挟みながら演じられるのは彼女しかいないだろうね。
②「あたしゃ、ここで何してるんだろ、このままで人生終わるのかいな」と思っていたオバチャンが自分の可能性や人生の意味(や周りの人々の大切さ)を見つけて再び前を向いて歩きだす話とも、心が離れてしまっていた母娘が絆を取り戻す話とも取れる。
③『アントマン&ワスプ:クワントマニア』(映画は残念な出来だったけど)を観て“量子力学をちょっとは勉強しとかなくちゃ”と思って二冊ばかり関連の本(寝る前に読むと直ぐ眠れます…オススメ)を読んで臨んだのでマルチバースのことはそれほど奇想天外だとは思わなくなった(それでも『クワントマニア』に対する評価は変わらないけど)。
④「ナッシング・ノーウェア・オール・アット・ワンス」⇔「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」なんだね。
このユニバースで何者にもなれなかったエブリンだから何者にもなれるというロジックにした脚本が良い。
同時に無数の平行宇宙(マルチバース)が存在していて、それぞれのユニバースに違う人生を送る自分がいるとしても、“いま、この自分が生きていて愛する人々がいるユニバースが何よりも大事”というところに落としどころを持ってきたのが大変心暖まる。
⑥ただ、笑わせてくれる場面も多いが(生物が発生しなかったユニババースで石となった母娘が何故か会話できるシーンも笑えたし、指がソーセージになったユニバースでミッシェル・ヨーとジャミー・リー・カーティスがレズビアンの関係というのも可笑しくも心暖かい。
一方、やりすぎと下品で笑えないシーンも幾つかあるのも確か。
1)ジョブ・トゥパキが長~いぺ⚪スをムチ代わりにするところとか
2)ア⚪スに突起物を突っ込もうと躍起になっている敵を“そうはさせじ”と攻防するシーンは長いし、とうとう⚪の穴に突っ込まれた物を抜いたのは良いが嗅ぐな!
⑦オチは人情話と分かっていても、そこまで飽かせずに引っ張り最後にホロッとさせるのは良質のアメリカ映画は上手い。
本作でも、最初エブリンがアルファ・ウェイモンドの言うことを信じられず、信じるようになっても“なんでアタシがせにゃならん?”と思うのも普通の人間なら当たり。それが、娘が絡んでいる・娘を救わにゃならん、とわかった途端に“アタシやる!”となる流れも自然で宜しい。そういう意味で脚本と演出は上手い。
⑧ミッシェル・ヨー以外のキャストもおしなべて好演。ジョイ役の子も良かったが、なんといっても『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のキー・ホイ・クァン(すっかりオッサンになってしまったのは月日の流れを感じてしまった)が演じるウェイモンド、カッコいいアルファ・レイモンドではなく、タキシード姿のウェイモンドでもなく、冴えないけれどもエブリンとジョイとを見守るウェイモンドの優しく暖かい存在感がミッシェル・ヨーに負けないくらいの存在感。
鑑賞動機:ダニエルズ監督5割、あらすじだけ見れば100%シュールなバカ映画4割、それなのに…があるんでしょ?という予感1割
昨年夏にアメリカでロングランになってる頃から、ずっと楽しみに待っていたEverything Everywhere All at Onceをこの際だからIMAX で鑑賞。大正解。
アカデミー賞は作品、監督(ごめんねマクドナー)、主演女優、助演男優、脚本、編集の6部門受賞と予想。助演女優は二人とも良かっただけに票割れしそうで。
演技部門で評価が高いの何でだろうと思っていたら、マルチバースの違う自分に切り替えるからなのね。クアンが瞬時にジャッキー・チェンに見えたり、トニー・レオンに見えてくる。ある意味ステカセキングか『重力が衰えるとき』かも。
『スイス・アーミー・マン』でもそうだったけど、バカなネタを大量にぶちこみ、現実離れしたシュールでとっ散らかった様に見えるストーリーなのに、いつしか一周回って誰しもが考え突き当たる、人として普遍的なテーマを問いかけるところへ着地する。宣材でチラチラ出てるあの石ころにあんな意味があったなんて。
映像表現もワンパターンにならず、それどころか段々エスカレートしていくし、いやこれ編集が大変だったのでは?
バカなことして切り替わるパターン、ひび割れみたいなパターン、視点(カメラ)が左右に振られて切り替わるパターン、衝撃を喰らって切り替わるパターン、いつしかそれらも流動的になっていく…。ああ、好き。
ダニエルがダニエルズになると製作能力が乗算されるのだろうか。
そして今作も下ネタが大量に投入されている。おいそれ、武器じゃな…。ネタモザイクの下は実は履いてるんではと疑っている。このためのこんな形にしてあるのか。そこでそんな伏線回収せんでいいから。とはいえみんなそれぞれ違う人生があるのが垣間見えたりして、実はちゃんと下ネタも理由がある(気のせい)。
アクションもミッシェル・ヨーがすごいのは知ってたけど、キー・ホイ・クアンもこんなにできるんだ。
最後のキスシーンは愛が溢れていて、好き。ミッシェル・ヨーがとてもいい顔してて、つい萌えた。
あとあちこちで『花様年華』みが深すぎる(これ言いたいだけ)。
アカデミー賞とったら史上最も下品な受賞作かも。ぜひお願い。あと、さっさとスタント部門作って、裏方仕事を評価して。それがアカデミー賞の意義。
2回目観賞で面白さを実感
エヴリン(ミシェル・ヨー)を主人公にしたクリーニング屋の物語。
マルチバースの世界の中で情報量が多く、場面の切り替わりが多いのですが、退屈することなく観ることができました。
アニメーションの場面は、クスッと笑え、石ころの場面も芸術性を感じ、想像を遥かに超えていました。
一方、ジョブトゥパキという敵が出てくるのですが、結局、エヴリンとは戦わず終わってしまって盛り上がらなかったです。
この映画は、ピカソの絵の価値が分かれば、映画の良さが分かるのかなと思います。
シュールな設定は良いのですが、もう少し盛り上がりがあればなあと思いました。
3月8日再観賞で、何度も笑い、少し感動しましたので、星3.5から星4.5に変更します。
自分の存在は間違っている。と思う全ての人たちへ
この映画を一言でいえば、世界と宇宙とマルチバースを巻き込んだ壮大な家族愛の物語です。
正直、刺さらない人は刺さらないと思います。
ですが、ギャグや映像は大人なら多くの人が楽しめると思うので、刺さらなかったとしても大丈夫です!きっと!
特に、見てほしい人物像でも書きますね。
○あの時の選択が間違っていたと後悔して、先に進めない人。
○自分が産まれなければ両親はもっと幸せだったのではないかと思う人
○自分の人生は、重要な選択をマルバツ問題に例えると、全て不正解を選んできたと思っている人
です。
私の人生はこれにまみれていたので、刺さりに刺さり、マスクをあっけなく沈没させてしまいました。
主人公の全てを捨ておいてでも
見えてしまった、他の幸せを諦めても
あの時の間違った選択を認め、辛い道へ進むことになったとしても
娘がいる、この娘がいるたった一つのこの世界線を選んでここで幸せになることを選ぶのです。
多くの人にはささらないかもしれない、みんなにウケがいい訳では無いかもしれない、でも
後悔と失敗にまみれズルズルと足を引きずるような人生を送ってる方はぜひ見てください。
救われるとは言いませんが、何か、ハッとして動きだす動力源になる、そんな映画です。
追記
アカデミー賞7部門受賞おめでとうございます!!!総ナメってこう言うことですね。
ミシェル・ヨーさんがアジア人初の主演女優賞受賞ということもあり、本当に歴史に残る映画になりましたね、
私はこの映画を好きになれて、映画館で見ることが出来て心から幸せです。
大好きだ〜!
タイトルなし
面白かったー。どのスケールで個人史を描くか。個人は分岐によって個になる。
前半は眠気との戦いで、それは(私の)脳とは意味を求めてしまうからだろう。
あと、納税から個人史が切り拓かれていくのも、まさに今確定申告の作業をしている身としては「分かる〜」と思った。自分を問われるんだよ、納税。
あと、ジェイミー・リー・カーティスとステファニー・スーがとても良かった(ミシェル・ヨーとキー・ホイ・クワンは言うまでもなく)。
(20230304追記)結末が保守的という批判もあるのかー。あれは、自分を徹底的に手放せたからこそ相手を手放すことができ、それ故、個人同士としての関係をようやく結べるようになったということで、支配する-される/支配し合う関係からの解放という表現と受け取ったから、進化した家族関係を描こうとしてるのだと思った。着くか離れるかという関係そのものからの解放というか。
眠気は厳禁。
序盤から眠気がきてしまってストーリーに追っつかない。
リアルと異世界を並行して進んでく話しなんだけど映像がリアルと宇宙でチョイチョイ切り替わるし、作品の世界観も凄いからストーリーが分かりにくいってのが率直な感想。
個人的面白かったシーンは、超◯太◯ング◯ィルドを両手使いで武器にしちゃうところと、◯ナ◯に◯ナル◯ラグ的な物を挿入しよう(覚醒の為)と、頑張る男二人達のシーン。
あと終盤の目のシールを額に貼ってからの香水を振り撒く、ずれた骨を矯正するシーンは笑えた。
あとキー・ホイ・クァンはグニーズぶりで懐かしいな!ってのと、お互い歳取りましたね!って感じ。
あと1回、2回観ればストーリー把握出来るのかな?観ないけど(笑)
美しくて愛おしいマルチバース
スイス・アーミー・マンと似てる
下品でぶっ飛んでるけど愛おしいし美しい
哲学的で芸術的でユーモアを忘れない
またお前か〜!
ここに繋がるのか〜!
が作中で多くて本当に最高
自分がいるこの世界を愛したくなるラスト
とにかく好きなシーンが盛りだくさんだった
これを映像にしたのが凄いし
このカオス映画を家族の話として着地させられる
俳優陣の演技が本当に素晴らしかった
もう一回観たい!
トドメの愛
2023年期待作の1本。まさかまさかの試写会に当選し、ウッキウキで会場へ。
そしてまさかまさかの期待外れ…。いや悪くはないんですが、今年のベスト候補だと思っていたのでそこの空振りは想定外で脳がバグりました。
先に良かったシーンを列挙していくと、カンフーアクションや他のユニバースから得た能力をガジェットの差し替えのようにチェンジして戦うシーンはとても良かったです。次はどんな能力が来るんだろうというワクワク感がありましたし、ぐるぐる回るカメラワークや意外なところから飛んでくるモノに対しての反応は大いに楽しませていただきました。
娘と母が声の出ない世界で石になり、感情で話し合うシーンもシュールでなかなか良かったです。劇中意外と笑うシーンが少ない中で、言葉と石の動きだけで笑わせてたのは凄かったです。
衣装のデザインも印象的なものが多く、アカデミー賞にノミネートされるのも納得する色や飾りの豊かさでした。
カット数が尋常じゃないのも凄く、実際に撮影されたものはもっとあったと思いますし、製作陣も編集もめちゃくちゃ頭フル回転したんだろうなと思うと頭が上がりません。
家族愛が想像以上に濃く描かれていて、それがくどく感じてしまったのが今作を楽しめなかった1番の要因だと思います。娘と父と夫への愛をマルチバースの自分を見ていくごとに深めて、最終的に家族や周りの人物との日常を取り戻したって感じで終わるんですけど、レズビアンを普通に描けばいいのに、わざわざ主題に持ってくるあたりもなんだか嫌でしたし、それでいいのか?と思うくらい駆け足かつ展開が目まぐるしいので情報整理ができないまま終わってしまった感が拭えないです。映画にある程度のストーリー性を求めるタチなので、どうにも勢い任せにいってしまったなぁと。
前半で光っていたアクションも後半は垂れ流しかつスローモーション多めでゆったりしたものになってしまったのも失速してしまった要因だと思います。RRRのように肩車突撃みたいなシーンはありますが、とって付けただけのように思えて惹かれなかったです。様々なユニバースの人々を拳で救っていく感じの爽快感を演出したかったんだと思いますが、それにしても長すぎました。こういう感じのスタイルに耐性が無いのも痛かったです。
映画は観るまで分からないの法則を痛感させられた一本でした。チャプター分けする映画に難ありというのも今後付き纏ってくるのか…。今年はどうも荒れそうな気がしてならないです。
鑑賞日 2/16(試写会にて)
鑑賞時間 18:30〜20:50
座席 M-21
のっけからアドレナリン大放出。あまりにも凄まじい情報量。矢継ぎ早に...
のっけからアドレナリン大放出。あまりにも凄まじい情報量。矢継ぎ早に展開されるマルチバース、とにかく早い、早い。誰も思いつきようのない「唯一無二」の世界観に終始振り回されっぱなし(イカれすぎてどうかしてる)ダニエルズの頭の中、一体全体どうなっているの、、、
だけど要所要所で時代を捉えたものになっているし、ミシェルヨーが登場人物たちを順番に心のハグをしていき、最後も普遍的なところへ着地する。
とにかくいろんな映画のオマージュがあるので、ネットで調べて予習していくのありかも。あからさまなので知ってみると楽しい。
あと、話の設定が複雑なので、おおよその話の筋と世界設定は理解した上で行った方がいいと思う。特に最初は、どのバースのキャラクターが話してるのかワケがわからず、混乱した。
劇伴なくなる石のシーン、緩急のつけ方上手い。ずーっと情報量すごいので、あれぐらいの強弱が定期的にあるとよかった。あまりに最初からずっと過剰なので途中でダレたのはある。
とにかくバースの切り替えの多さと勢い中心に駆け抜けるので、ストーリーに深みがあるかと言われればちょっと疑問。
あと犬好きは要注意。扱いが、、、
下ネタ具合は個人的にはコーダの方が断然不快。
エンディングの「This Is A Life」、エンドロールでももっと流れて欲しかった。
【試写会にて】A24初のSF超大作‼️
2/16のFilmarks東京試写会にて、A24史上No.1大ヒットそして第95回アカデミー賞最多の10部門11ノミネートを取ったのですごく楽しみにしてました🤗
スイスアーミーマンのコンビ「ダニエルズ」が監督と脚本、マーベル映画のキャプテンアメリカやアベンジャーズシリーズを手がけたルッソ兄弟がプロデュースした作品ということでマーベル的要素も含まれてるし、監督をしたダニエルズのコメディ要素もミックスされてまさに"A24らしいエンタメマーベル作品"といっても過言ではない映画に仕上がっているのではないかと思いました。
キー・ホイ・クァンさん演じる主人公の夫ウェイモンドが別の次元を生きる(アルファ・ウェイモンド)に体を乗っ取られ、国税庁で最初繰り広げるカンフーアクションに興奮しました🤩✨✨
別次元のありとあらゆる世界に生きる可能性(自分達)にアクセスして能力を覚醒させて戦うという設定がすごく斬新でとても面白かったです。
主人公のエヴリンと娘のジョイが監視カメラのモニターの前で喧嘩してる時にモニターに少しフォーカスが当てられるのですがその時から夫のウェイモンドが別次元に生きるアルファ・ウェイモンドに体を乗っ取られはじめて、国税庁ではじめてエヴリンに対して別次元のアルファ・ウェイモンドに「全宇宙を救えるのは君だけだ」といわれそこから予想も常識も超えたマルチバースの世界で壮大な闘いに巻き込まれてゆくのですが…
全宇宙のカオス(悪の根源)の正体は娘のジョイでものすごく流暢な英語で表情や声を変えてダークサイドのジョイ=ジョブ・トゥパキなどを演じていてステファニー・スーさんの演技の幅びっくりしました。
そしてエヴリンのお父さんでジョイにとってはおじいちゃんのゴンゴンの別次元のアルファ・ゴンゴンが別次元の世界のリーダー的存在で、エヴリンがジョブ・トゥパキを倒すのを躊躇すると娘だろうがあらゆるマルチバース(別次元)に影響を及ぼすものは絶対に滅ぼさないといけないというところでエヴリンが葛藤する部分だったり、母と娘の(エヴリン)どう理解してあげればいいの(ジョイ)なんで理解してくれないのという家族愛がメインテーマになっていて最後はハッピーな感じでおわってよかったなーと思いました。
まだ公開日が2週間後と全然先ですがダニエルズの2人が日本が大好きということで反響によっては続編かこういうテイストの映画をまた製作してくれるのではないかと期待しています😳
※結構色々と詰め込んでて、ダイナミックかつスピード感があったりするので1回みただけでは作品を理解するのは難しいかなと私は思いました🤔私自身も公開日の3月にまたみてみようかなって思ってます。
コリャア…たまげタア……
怒涛の情報量に頭パンク
すごい疲れた
ラストの展開には気持ちよさがある
壮大なことをやっていても家族愛に着地
湯浅監督のマインド・ゲームの神様のように目まぐるしく変わるビジュアル、テーマ性も多少通ずるか。
普段フィクションの愛玩動物、特に犬に対しての残虐行為は許容的だったが、なぜかわからないけれど、今作の犬に対する扱いはギャグとしておもろいと思えず少し観てて辛かった。、犬を武器としてつかうぉ!?からのそれってギャグとして面白いんかブンブン振り回したり可哀想と思ってしまった軽い嫌悪感
初回のテーマの解釈
過去の選択を後悔してはいけない、どんな世界でもそこでの幸せのかたちがある。考え方価値観に囚われてはいけない。幸せ、家族愛は普遍的。
ジョブトゥパキの目的の初回の解釈→ジョイは母エブリンに対してのコミュニケーション不順、不満があり無限のユニバースに行けるようになりおそらく理想の世界を夢みるが、どの宇宙でも同じ関係でショック→すべてをのせたベーグルで宇宙をぶっ壊そうとする?理想の世界がある?ついでに同じ悩みであろう母親もいっしょに来てもらうためにつれてくる??わからん、
ウェイモンドの発言によりエブリン闇落ち回避??
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