エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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何故この映画を観なければならないのか?
初めの1時間は、
マルチバースという得体の知れない
世界観が全く理解できず
ただひたすら退屈な時間を過ごした
スパイダーマンのように同じ時空で、登場設定が一緒ならばストーリーを飲み込めるが
その統一したルールも存在しないで
観客不在の無視した状態で
ひたすら走り続けている画面を
見せられると
「何故この映画を観なければならないかの?」
とひたすら問いたくなった
社会人にとって映画を観る時間も、本数も限られている
選び抜いて見た作品は、感動したり、興奮したりしたい
時にはTENETのように難解な世界に頭を悩ませてもいい
だがルールの無いモノを見せられて
それを理解していく、許容していくほど
私の自由時間に余裕は無い!
心に余裕がないのではなくて
この価値を時間をかけて理解していく
その時間が勿体無い
この設定でなければ表現できない世界観でもない
もしこの作品が
アカデミー作品賞を取ったならば
不満を持つ人は沢山いるだろう
もっと単純に心打つ良作が多数あるからだ
つまりこの作品じゃなくても
別に良いからだ
本作に感情移入できなくて
自分自身は本当に悔しいが
私の想像力の限界なので仕方ない
これからマルチバース設定の作品は
避けて通ることにします
アカデミー賞として
映像や編集などは
賞に値すると思うが
作品賞だけはやめて欲しいな
ただキー・ホイ・クアンを30数年ぶりに見れてことだけは
胸熱で感動しました
彼には夢を諦めない姿勢を示してくれて
ありがとうと言いたい。
眠気は厳禁。
序盤から眠気がきてしまってストーリーに追っつかない。
リアルと異世界を並行して進んでく話しなんだけど映像がリアルと宇宙でチョイチョイ切り替わるし、作品の世界観も凄いからストーリーが分かりにくいってのが率直な感想。
個人的面白かったシーンは、超◯太◯ング◯ィルドを両手使いで武器にしちゃうところと、◯ナ◯に◯ナル◯ラグ的な物を挿入しよう(覚醒の為)と、頑張る男二人達のシーン。
あと終盤の目のシールを額に貼ってからの香水を振り撒く、ずれた骨を矯正するシーンは笑えた。
あとキー・ホイ・クァンはグニーズぶりで懐かしいな!ってのと、お互い歳取りましたね!って感じ。
あと1回、2回観ればストーリー把握出来るのかな?観ないけど(笑)
この怒涛の展開で漫才を一本作れるかも!?
A24の作風はやはり自分には波長やベクトルが全く合わず
あまりにカオスで意味不明過ぎて自分には全く理解できず。
久しぶりに映画館で寝落ちして本当に映画館から脱出・逃亡したかったのですが、
両隣に観客が座っていたので仕方なく最後までいましたが、終わるまでの間、この映画さっさと早く終わらないかなと思いました。
面白いとかつまらないというレベルの話ではなくて、ストーリー的にどういう話なのかもさっぱりよく分かりませんでした(寝ていたというせいもありますが)。
また、マルチバースとかバースジャンプという概念も良く分からず、劇中に前振りでそれが分かるような説明するようなシーンがあれば良かったのですが、そのようなシーンも無くいきなりバースジャンプが始まって頭の中が??????でした。
ヘッドセットしていた連中も結局一体誰だったのでしょうか?
劇中の言語も英語60%、普通話35%、広東語5%くらいでこちらもカオス。
この作品がアカデミー賞の作品賞の最有力候補とは本当に信じられない。
いい映画というのは映画通にも一般大衆の方にも受けるような映画が理想だと思っていますが、
この映画が一般大衆受けするとは到底思えず、単なる映画通の中での内輪受けみたいな印象があります。
個人的にA24は映画界の極左と呼んでいますが、彼らの作風は今まで自分に合った試しが無いです。映画界にも革新は必要ですが、革新が急すぎて理解しろと言われても古い人間の私にはちょっとついていけないです。
何でもかんでもマルチバースなんですね。
共感出来ました❗️
だから何
Love
マルチバース、カンフー、エヴリンとジョイ(=ジョブ・トゥパキ)のカラフルで素敵な衣装にヘアメイク、奇妙奇天烈有り得ないことするのが必須の跳躍など、笑えて楽しかった。でも限りなく優しく相手に寄り添う愛の物語だとは!
色んな映画が入り込んでいて、特にブルース・リーの親指と人差し指による腕立て伏せと「花様年華」の夜のシーンは嬉しかった。エヴリンの旦那ウェイモンド(若い頃)はポマード頭に黒のスーツ、話し方までトニー・レオン💕更に二つの石の会話シーンもとても好き。「トニー・レオン」のおかげで頑張って最後まで見た!
孤独、親子・配偶者との関係、自分と親との関係が子どもにも繰り返される不安、女性の体型に対する意地悪な見方、自信のなさ、まだオープンでないLGBTQ+(こういう表現そのもの早くなくなって欲しい)、エヴリンの労働する手、毎日同じ繰り返しの仕事、夫ウェイモンドの優しさ、アクチュアルでリアルなテーマがてんこ盛りだった。ゲロはやっぱり流行りなのかな?確定申告の時期の公開ナイスですね。払うべき人や団体や会社、ちゃんと税金払えー!
おまけ
よかったね!オスカー受賞。主演女優賞、助演男優賞、共に色んな意味で嬉しい。ミシェルは60歳:カンフー素敵で年齢関係ない、助演男優賞のキー・ホイ・クァン、そっかー「インディ・ジョーンズ」のあの賢くて可愛い男の子かー!懐かしくて嬉しい。
オスカーの世界はある時期から世界の流れを非常に意識するようになったんでしょう(私が言うまでもなく)。でもそれが世界を見渡す、ということで大事なんだと思います。「映画そのもの」の評価とか価値でなく、その映画がどんな世界にあって提供されているのか、今はどんな時代?を意識して反応するのが今、求められていると思いました。そもそも「賞」には関心なかったのですが、今回初めて意味を実感しました。
進化するエンタメの最先端
選ばなかった選択肢、或いは
妥協した数だけ存在する別の世界の別の自分。
全てが一つとなるラストが素晴らしかった。
あらゆるシーン、セリフ、一見くだらないジョーク
のような設定まで全てが集約されていく。
マルチバースという設定と中華系アメリカ移民の主婦を
掛け合わせたことが作品にズバ抜けた
独創性を与えていた。
アクションシーンに飽きる前に発動する
“希望を与えるカンフー”もユーモアが効いていて良い。
全編ハイテンションのまま突き進みつつも
根底にある思想は哲学的。
エンタメの進化の果てのような作品。
※言うなれば従来のステレオタイプの映画作品を
フリにしたような側面もあるので
映画経験値が試される作品とも言える。
何よりもミシェル•ヨーの放つ輝きが印象に残った。
疲れた (ps:けど面白い)
バカバカしい
なんか船酔いしてしまう!脳の処理能力を求められるぞ。
最近の流行りは『マルチバース』もの。スパイダーマンをはじめとするマーベルやDCは、キャストやストーリーの辻褄矛盾が行き詰まると、その(彼らにとって)合理的説明として、マルチバースを発明した。というより、SF小説界ではカテゴリーにもなっている多重世界観を、腰を据えて断定的に『再発見』したわけだ。マルチバースだから、と言えば何でもアリな無限のストーリー構築空間を製作者は手に入れたのだ。で、その世界観を究極にまで煮詰めてみた作品が本作なのだろう。
お話そのものは、単純などこにでもありそうなホームドラマ。躾のボタンをかけちがった母娘が、すったもんだの末に和解していく物語。それをマルチバースな全宇宙を、破滅の危機におとす壮大なスペクタクルに仕立てたという珍品。でも、アカデミー賞の価値あるか?これ。
美しくて愛おしいマルチバース
スイス・アーミー・マンと似てる
下品でぶっ飛んでるけど愛おしいし美しい
哲学的で芸術的でユーモアを忘れない
またお前か〜!
ここに繋がるのか〜!
が作中で多くて本当に最高
自分がいるこの世界を愛したくなるラスト
とにかく好きなシーンが盛りだくさんだった
これを映像にしたのが凄いし
このカオス映画を家族の話として着地させられる
俳優陣の演技が本当に素晴らしかった
もう一回観たい!
トドメの愛
2023年期待作の1本。まさかまさかの試写会に当選し、ウッキウキで会場へ。
そしてまさかまさかの期待外れ…。いや悪くはないんですが、今年のベスト候補だと思っていたのでそこの空振りは想定外で脳がバグりました。
先に良かったシーンを列挙していくと、カンフーアクションや他のユニバースから得た能力をガジェットの差し替えのようにチェンジして戦うシーンはとても良かったです。次はどんな能力が来るんだろうというワクワク感がありましたし、ぐるぐる回るカメラワークや意外なところから飛んでくるモノに対しての反応は大いに楽しませていただきました。
娘と母が声の出ない世界で石になり、感情で話し合うシーンもシュールでなかなか良かったです。劇中意外と笑うシーンが少ない中で、言葉と石の動きだけで笑わせてたのは凄かったです。
衣装のデザインも印象的なものが多く、アカデミー賞にノミネートされるのも納得する色や飾りの豊かさでした。
カット数が尋常じゃないのも凄く、実際に撮影されたものはもっとあったと思いますし、製作陣も編集もめちゃくちゃ頭フル回転したんだろうなと思うと頭が上がりません。
家族愛が想像以上に濃く描かれていて、それがくどく感じてしまったのが今作を楽しめなかった1番の要因だと思います。娘と父と夫への愛をマルチバースの自分を見ていくごとに深めて、最終的に家族や周りの人物との日常を取り戻したって感じで終わるんですけど、レズビアンを普通に描けばいいのに、わざわざ主題に持ってくるあたりもなんだか嫌でしたし、それでいいのか?と思うくらい駆け足かつ展開が目まぐるしいので情報整理ができないまま終わってしまった感が拭えないです。映画にある程度のストーリー性を求めるタチなので、どうにも勢い任せにいってしまったなぁと。
前半で光っていたアクションも後半は垂れ流しかつスローモーション多めでゆったりしたものになってしまったのも失速してしまった要因だと思います。RRRのように肩車突撃みたいなシーンはありますが、とって付けただけのように思えて惹かれなかったです。様々なユニバースの人々を拳で救っていく感じの爽快感を演出したかったんだと思いますが、それにしても長すぎました。こういう感じのスタイルに耐性が無いのも痛かったです。
映画は観るまで分からないの法則を痛感させられた一本でした。チャプター分けする映画に難ありというのも今後付き纏ってくるのか…。今年はどうも荒れそうな気がしてならないです。
鑑賞日 2/16(試写会にて)
鑑賞時間 18:30〜20:50
座席 M-21
壮大な家族愛!
タイトルなし(ネタバレ)
のっけからアドレナリン大放出。あまりにも凄まじい情報量。矢継ぎ早に展開されるマルチバース、とにかく早い、早い。誰も思いつきようのない「唯一無二」の世界観に終始振り回されっぱなし(イカれすぎてどうかしてる)ダニエルズの頭の中、一体全体どうなっているの、、、
だけど要所要所で時代を捉えたものになっているし、ミシェルヨーが登場人物たちを順番に心のハグをしていき、最後も普遍的なところへ着地する。
とにかくいろんな映画のオマージュがあるので、ネットで調べて予習していくのありかも。あからさまなので知ってみると楽しい。
あと、話の設定が複雑なので、おおよその話の筋と世界設定は理解した上で行った方がいいと思う。特に最初は、どのバースのキャラクターが話してるのかワケがわからず、混乱した。
劇伴なくなる石のシーン、緩急のつけ方上手い。ずーっと情報量すごいので、あれぐらいの強弱が定期的にあるとよかった。あまりに最初からずっと過剰なので途中でダレたのはある。
とにかくバースの切り替えの多さと勢い中心に駆け抜けるので、ストーリーに深みがあるかと言われればちょっと疑問。
あと犬好きは要注意。扱いが、、、
下ネタ具合は個人的にはコーダの方が断然不快。
エンディングの「This Is A Life」、エンドロールでももっと流れて欲しかった。
ハチャメチャ・マルチバース
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