エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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あまりにも発展性が無い
まさに確定申告の締め切りが迫る時期で早く手を付けねば‥とは思いつつこの映画は観ないわけにはいかないとMOVIXへ行けばこれまた主人公が税務署に所得税の申告に行くお話しで公開のタイミングを狙ったのか私個人的にはスクリーンの向こうとこちらでちょっとしたパラレルワールド状態であったがそれでこのめくるめくマルチバース展開はどうなの?というかちょっとした映画の文法を覆す新時代を切り開いたかもと言っても過言ではない。フェリーニの「81/2」を想起する。あまりにもバースが多すぎるし税務署員に絞られている私と同じフロアの物置内の私とがマルチになるとかバースだけでなく時間もかなり行き来するとかやりたい放題でこれはもう手のつけようがなく映画の「非日常」という概念がもはや意味をなさなくなりもっと言えば見続けるのも嫌になってしまうくらいである。これはまともに脚本が書けないであろうしシチュエーションだけ10パタンくらい設定して撮って映像をでたらめにつないでみて…的な手法では無いかと疑わざるを得ない。もしちゃんと脚本があるのなら(完成台本ではなく)ダニエル・ブラザーズに脱帽。基本コメディーだがあまりにもアレ(岡田監督風)でちょっと疲れる。犬を鎖鎌のように振り回すシーンが大好き。動物愛護協会からたっぷりクレームが寄せられたことであろう。
ジャンクな見せかけと現代人への優しいメッセージ
参った。
ジャンルからしてどこへ振ればいいのか分からないくらい斬新。
だが間違いなく高度に抽象的で、宇宙愛規模の壮大なヒューマンドラマだろう。
でもナンセンスカンフーコメディーって、どういう位置づけか。
はちみつにマスタードとチーズが合うのを知ってしまった背徳感に似ている。
並行宇宙に存在する自分と繋がる。
こうした設定はさほど珍しくない。
だがたいていはバキバキのサイバーパンクだったり、ゴリゴリのシリアスSFだったり、いや、そうしなければ説得力がないというか、緊張感が保てないことからそうならざるを得ず、パッケージとして常套も、本作にはそのバキバキにゴリゴリがないのだ。あるとしてイヤホンひとつのみ。むしろ真逆を行くアナログナンセンスコメディーだったりする。
しかしながら成立しているのは、ひとえにクレイジー極まる編集のたまものだろう。
もう本当にこれが凄まじい。
瞬き禁止の怒涛のつなぎで、ジェットコースター以上の激しい展開に長丁場があっという間だった。コレ、タイトル通り「あらゆるところの全てを一度に」観きったような体感である。そしてそんなカオスな現代を表現したかった、というなら大成功、と手を叩いて称賛したい。
とにかく「攻殻機動隊」から始まり「インターステラー」「インセプション」もちろん「マトリックス」に近年では「シン・エヴァンゲリオン」もか、多次元を行き来するSFをなぞって来た中、ついにここまで極まったかと興奮しきりだった。
そして本編、そうしたSFに酔いしれるだけのものか、と言えば中心はヒューマニズムで貫かれているのだからニクイし号泣。
選ばなかった人生が同時に存在する。それらをすべて内包しつつ、今を生きる。
諦めるが、どこかの自分は諦めず、成功するが、どこかの自分は打ちのめされて。
その互いが互いを鼓舞し合い、包括して最後に一人の自分として今、この道を選ぶ。
そんな人々があらゆるところで様々、今一斉に生きているんだと地球を眺めてみれば、つまり誰もが自分の選ばなかった世界線という事情(マルチバース)を抱えて主人公同様、奮闘しているに違いなく、その健気というか、切なさに「優しく」の台詞もひとしおで、さらには今、目の前にしている「この瞬間」が、無限の選択が交差する無限のうちの一点だと捉えたあかつきにはもう奇跡さえ感じずにはおれず、ナンセンスなんだけれど号泣しまくりだった。
またこれを、特別な美男美女がけれんみたっぷりに演じていないところもいい。
ごく普通の、むしろ移民アジア人女性とくれば今や弱者の象徴だ。
ありふれた弱々しい人々の背景、としてマルチバースが展開されるところに「誰しもが」という感情移入の余地の大きさを見る。
(エッセンシャルワーカーやいわゆる主婦など、日々忙殺され、黙々と仕事をこなす、だからこそ実際、世界を回している重要だが無視されがちな声なき人々へスポットを当てたとも)
むしろもう、美男美女があたかも…、な展開にシラけそうなほど。
中盤、最悪を選び続けたということは、選ばなかった世界線を生きるもう一人の自分を幸せにしている。というセリフがたまらなかった。
石問答もシュールかつ、とても東洋を感じており、大好きなシーンだ。
ともかく、かっとびすぎて映画を見慣れていない人にはハードだろうな、としか思えないがこれぞ今、現在を切り取った旬の映像作品、で大満足。
そういう意味で現代アートですらあると感じており、評価が後々、どう変化してゆくかも楽しみである。
まあ、唯一、難点を挙げるならば、
これを見た後、どんな作品を見てもしばらくは圧倒されてしまうだろうことと、物語そのものがマルチバースに解体されてしまうことだろうか。
「スイスアーミーマン」をなにげに見て、コレすごいんじゃなかろうか。
と思ったことは忘れがたい。
結局ナンセンスなんだけれど。
そういう照れ隠しの向こうに、光るナイフの切っ先のような狂気を見たというか。
鑑賞後、同監督の作と知ってヒザを打ちまくって腫れた。
また同じく鑑賞後、公式ホームページの監督のメッセージを読んで、
自身の感じ取ったことが間違いではなかったことを確信している。
と同時に、あの展開でそれを受け取り手へ送り届けたこの作品の
凄味に、凄味に、ただただ圧倒されている。
(3.18. 加筆修正)
ミドル・エイジ・クライシス主婦の人生再生物語
祝アカデミー作品賞で観た映画であるが、思いのほかよかった。表層的なところだけ観れば「マルチバース」のよくわかんない映画かもしれないが、本質は、「あの時はあーすればよかった、こーすれば違う人生があったはずなのに…」という悔恨を抱えた中年の危機にある主婦が、ご主人の良さを改めて認識し、また娘との喧嘩を通じて、「私の人生、これでよかったんだ!」と自分の人生に納得する物語だと理解した。ある意味、この映画は40代以上の中年女性(及び男性)の賛歌であり、20代までの若い人には見るには少し早い映画だと思われる。若い人たちには、40代以上になって改めてみることをお勧めする。
これがアカデミー作品賞なのか…
多元宇宙を扱った話はかなり好きです。
しかし、この映画は残念過ぎました。
あらすじとしては、何の特技もない主人公が別世界の男(主人公のいる世界ではこの男は夫)に全多元宇宙を救えと言われます。混乱しているうちに敵勢力に襲われ、逃げ回ったりしているうちに、別世界の自分の職業的な技を使って戦うことを覚えます。で、ラスボスは主人公と同じ力を持った自分の娘であることがわかりますが、最後は娘と和解し、元の世界へ戻るというものです。
歌手や小説家やシェフを夢見て、中年になった今もその夢を捨てきれないまま、コインランドリー店を営む主人公。
この設定は、とてもいいと思います。
別世界の自分は夢見た職業に就いているという虚しさも理解できます。
ですが、コインランドリー店主にもかかわらず歌手になるためのカラオケセットを店の経費に入れたり、成功している自分が別世界にいることを知って、夢を叶えられなかった原因は駆け落ちを止めなかった父親であるとして激しく責めたりと、主人公はかなりガッカリな性格で、共感出来るキャラクターではありません。
また、元世界では担当税務署員が、別世界では主人公の恋人という設定はかなり面白いものなのに、手指が全てソーセージであるとかいう設定で、そのソーセージを齧るとチーズが出てそれをお互いに舐め合うというのが愛情表現という世界であることを、執拗にしかも汚らしく繰り返すのも不快でしかありませんでした。手指がグニャグニャであるため足を使って物事を行わなければならないのは納得できますが、折角の恋人設定が霞むほど、このソーセージを強調する意味はなんだったのでしょうか?
更に別世界では、主人公はシェフ(といっても、ステーキハウスのパフォーマー)になっているのですが、その主人公のライバルが「レミーのおいしいレストラン」のネズミがアライグマになっただけの相手である点もガッカリでした。主人公がライバルを肩車して、捕らえられたアライグマを追いかけるもすぐ息切れするシーンは、海外の人には面白いパロディに感じるのでしょうか?大の男を肩車ね、そりゃ疲れるよねぇ…で、それが何?私が観ていた映画館では、笑い声の一つもありませんでしたね。
更に別世界では、主人公は無生物である石になっていましたが、最後には石に目がついて動き出してしまうという、そもそもの石の設定を全否定するような変化を遂げ、これも呆れて開いた口が塞がりませんでした。
一番最悪だったのが、下品なシーンがあったこと。別世界の力を使うには「有り得ない行動をとること」という設定はわからなくもないですが、敵はお尻に銅像を挿すことでそれを成そうとし、挿して飛び回るという大騒ぎシーンがそれなりの時間続いて、かなりゲンナリしました。この場面はどっかんどっかんウケるシーンなのかと思いますが、私が観ていた映画館では、このシーンも静まり返っていました。
それと、散歩していた犬のリードをぐるぐる回して犬を振り回し、ポーラみたいに扱って主人公を攻撃するシーンも辛かったです。ただの虐待にしか思えず、早くこのシーンが終わってくれないかとばかり願っていました。
そもそも、折角、母と娘の関係性、主人公自身の元世界での自己肯定という良いテーマを扱っているのに、そういった大事な部分の心理描写や掘り下げより、つまらないパロディや下品なシーンに多く時間を割く必要性はどこにあったんでしょうか?
お笑い系がやりたいなら、そちらに全振りすればいいのに、この中途半端感が粋なのですかね???
うーんアカデミー賞なんだよな~😵
崇高なる家族愛
面白かったけど、アカデミー7冠を取る作品なのか?これが。
第95回アカデミー賞で、7冠に輝いた作品なので、映画好きの友達と見に行った。正直に言って「これが7冠…?」と驚き、友人と顔を見合わせて苦笑する始末。ミシェル・ヨーのスピーチは最高だったのにな〜。全く感動できる作品では無かった。特に親子愛と家族愛のゴリ推しっぷりが浅いように感じた。ただ、"B級お下劣カルト映画"としては、楽しめる。
映像に凝ってるのは分かるけど、これが本当にアカデミー7冠でいいのかなぁ??(たとえ老人的感覚とか言われようとも)アカデミー賞の審査員ってこんなテイストがお好きなんだ、とガッカリ。
夫役の俳優が、(レイダースの頃は可愛かったが、)ココリコの田中直樹に見えて仕方なかった。NHKの「LIFE」のコントの方が上品。
私の好みでは無いので、☆2。
ちなみにBLUE GIANTは☆5です!!
「エブエブ」今年のオスカーを席巻した作品・・・・。 うーむ・・合わ...
「エブエブ」今年のオスカーを席巻した作品・・・・。
うーむ・・合わない・・。前半、寝不足も祟り・・睡魔との戦い・・・。設定というか・・パラレルワールドの状況を飲み込むのに苦労・・。なるほど・・あの「ミッド・サマー」や、2017の作品賞「ムーンライト」のスタジオ24の制作なのかぁ・・やはり性に合わない・・。それに監督があの「スイス・アーミーマン」ときたら・・もう、役満・・。なるほど、そういう点では納得な映画・・。
とにかく、ぶっ飛びすぎてて・・??を解消するのに、なかなかついていけない前半、中盤・・終盤にようやく、作者のメッセージがコレなのかぁと・・それを伝えるために・コレか・・。まぁ、尋常じゃない発想力、想像力には恐れ入りました・・。「スイス・アーミマン」しちゃう監督だもんね・・。
ぶっ飛び具合が評価されてのオスカーだったのかしらん? 2017の「ムーンライト」は、ハリウッドの人種問題の渦中にあって「ララランド」の騒動があったときの受賞作・・。スタジオ24は、「ムーンライト」では、黒人の人種問題も後押しした受賞と思われ・・そういう点、アカデミー会員のリベラル思考を刺激するポイントつくのが上手い??か・で、因みに、今回はアジア人・・なんとなく納得。
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#エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス
#映画
#映画好き
#映画館で映画
これで作品賞?
アカデミー賞で話題になったものの
まぁ、それなりの面白さだった。カルト映画に寄せて製作したのだろう。そんな雰囲気が全体的に漂っていた。しかし、メキシコのシャーマンによって扱われる怒れる神のペヨーテが日本へやって来て、スピリチュアル的な要素を全面的に抜かれ、ただの観賞用サボテンである「烏羽玉」に成り下がってしまったような物足りなさが、いわゆるアカデミー賞で選ばれる作品だと痛感した。毒気を抜いて、万人受けするように見映え良くして、カルト風味を残せば、全国ロードショー公開作品となり、ここ最近のアカデミー賞も獲得出来るようだ。キャスティングもここ最近のハリウッドの傾向の多様性であり、取るべくして取れたアカデミー賞のようだ。この作品はカルト映画ではない。カルト風味の消費される作品である。
やっぱり焼き肉が一番美味い
僕はやっぱりトップガンにアカデミー賞取って欲しかったんですよ。それがこのエブエブが作品賞取っちゃった。これトップガンより面白いのかなあと思ってたとき、映画好きの友達がストーリーに最高の映画って言ってこの映画をあげてたから。観に行くかと。
結果から言うとラストは睡魔と闘いながら観てました。
クソほどつまんないかと聞かれるとそんなことはないと答えるかもしれないけど。やっぱり僕はそんな好きじゃなかった。
僕には終始、カオスってのを言い訳にしてるようにしか思えなかったんです。マルチバースとかの設定とかは全然嫌いじゃないんだけど、この作品のマルチバースはカッコよくないんです。ロマンがないんです。カオスってただダセエだけじゃんって。奇抜なだけで。草間彌生が戦っててもカッコよくないじゃないですか。ジェーム・ズボンドとか、トニー・スタークとか、レイ・スカイウォーカーの方がやっぱりカッコいいじゃん。
主人公のあのおばさんより僕はやっぱり、マルチバースの力に頼らずパイロットこそが生き様、俺は空に生きる男なんだと熱いパッションを持ったトムクルーズが好きなんです。ピート・マーヴェリック・ミッチェル大佐が好きなんです。
あとこんなことを言ったら時代錯誤になっちゃうかもしれないけど、やっぱり近年の映画で見られるようなアジア俳優やジェンダーレス問題とかを組み込まないと映画としてアカデミー賞みたいな舞台で評価されないのかなあと思ってしまう。別に嫌いじゃないんだけど、僕はここまで、鍛えられた体を持ち、綺麗な目をして、白い歯が耀く、綺麗な女の人たちをコロッと落としてしまうそんな主人公で育ってきたから、やっぱり慣れないよなあと。
パクチーって好き嫌いしてる人多いと思うけど、それは調理の仕方次第。変な匂いがするって先入観を持ってるから美味しく無く感じるんだよ。ほら、私がこんなにたくさんの調味料をブレンドして、何日間も煮込んだこのスープにたっぷりのパクチーを入れるとこんなにも美味しくなるんだよ。
うん、まあ確かに美味しいと思うけど、特上カルビと白飯には敵わんよなあ。
↑
僕が言いたいのはこれです。
その母娘喧嘩、宇宙を駆ける... 別の人生の可能性に未練タラタラな中年女性がマルチバースでバカをやりきって人生に喝!な映画
ついこの間の第95回アカデミー賞で11部門でノミネートされ、アジア人女性初の主演女優賞をはじめ作品賞7部門で受賞を果たした記念碑的傑作!!…ながらその中身は切れ味鋭いカンフーとマルチバースへ跳躍するための起爆剤としてのおバカ行為に塗れており、その深奥には家族愛がある、という満漢全席というよりも断然、ゲテモノ料理といったほうがしっくり来るような胃もたれのするようなキワモノ作です。
きちんとしたプロの映画評論家の論評を聞いたうえでないととても内容を咀嚼できない快作にして怪作ですが、とにもかくにもまずは予備知識を入れずにこの訳の分からなさを二時間半堪能するのが筋なのでは、とも思います。
ともあれ、造り手側の多様性はもとより、こんだけのカオスな作品が盛大に評価されて保守的な映画賞に風穴を開けた、ということだけでも手放しで喜ぶべきことではないかと思います。
すべてのものを全部引き受ける
everything
everywhere
all at ones
大切な心が題にすべて集約されている。
マルチバース
すべてのものをすべての場所ですべて一度に
ワン一家と取り巻く世界の人たちの物語。
エヴリン・ウェイモンド・ジョイ・ゴンゴン
そしてベッキー
家族の葛藤、すべてを受けとめること
コメディで今の世の中に薄れているkindとmindを取り戻した。
あなたのすべてを…これが大事だよ。
アカデミー賞7部門受賞、快挙。
ミシェル・ヨー素敵なオスカー受賞のコメント
キー・ホイ・クワンはインディジョーンズ・グーニーズで大好きだった子役。
20年振りの役者カムバック、しかもスピルバーグ監督もフェイブルマンズで同席するアカデミー受賞式
助演男優賞コメントに😭感涙
監督はスイスアーミーマンのダニエル・クワン
やったぜ!
カンフーおばさんVSプロレスおばあさん、時々プロフェッサーおじい
潰れかけのコインランドリーを経営する平凡な女性エブリンは、ある日突然平行世界から来た別次元の夫ウェイモンドに“平行世界全体崩壊の危機、救えるのは君だけだ”と騒動に巻き込まれる、バースジャンプと呼ばれる平行世界の自分にアクセスしてさまざまな技能を習得できる技術を駆使して襲撃者に立ち向かう、果たして宇宙の運命は、、、
見始めはバースジャンプの仕組みが分かりにくいかと思ったけど案外すぐに慣れる、というかジャンプするためのキー(マトリクスでいうとログアウト時の電話を取る、みたいなやつ)がくだらなすぎて何か細かい設定とかどうでもよくなる
さて我らが主人公エブリンはユニバース全体に偏在する個体を持つ特異点のような存在(普通の人は数パターンの似通った人生を持つだけ)
の中でも最底辺の個体、夢想家で様々なことに挑戦しては挫折を繰り返す集中力のない人間
実は彼女の挫折こそが別のエブリンの成功に枝分かれしており、バースジャンプによって万能の力を引き出すことができる(集中力のなさ自体も映画と勘違いしていたものがラカクーニバースだったりとこれまで装置なしでも別のユニバースを白昼夢として見ていた可能性が仄めかされている)
対する全ユニバースを脅かすカオスの化身ジョブ・ドゥパキの正体は、エブリンの一人娘ジョイのアルファ体
アルファバースの母の人体実験で精神を壊されおちゃめな破壊者になってしまうどこぞの饒舌な傭兵のような存在(※キルズマーベルユニバースを参照)
ジョブも俺ちゃんと同様その騒々しい装いは無限のユニバースを知覚し、たった一人で永遠にも等しい時を生きる孤独を隠す鎧である
全ユニバース崩壊の鍵“ベーグル”もたったひとつの存在、自分を消し去るために作られたもの、もっと輝ける自分があった、と現在の自分を否定するエブリンと実に似た者親子だ
どんな人にでも愛すべき所はある、どんなに今が最悪でも楽観的になることは大きな武器、意地悪でいるよりも優しく出来ることの方が強い、
指がソーセージだったりケツにトロフィーぶっ刺したりくだらなさのオンパレードなのにストレートなメッセージが心を温める不思議な作品
とにかく下品なネタが受けつけなかった。
一気にSF,アクション、異次元など展開が移り変わっていきまして、それなりについていくのに必死。ミシェル・ヨーはカッコよかったし、キャスティングやその人たちの演技に何も問題はないけれど、とにかく下ネタが下品で笑えなかったし、楽しめなかったです。途中で何度も帰りたくなったけれど、最後の家族愛の受け皿が広がっていく感じに涙がほろっと。好きな人は楽しめたのでしょうが、それ以外は私の好みには合わず残念。
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