劇場公開日 2023年3月3日

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「これがアカデミー作品賞なのか…」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 落ち穂さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0これがアカデミー作品賞なのか…

2023年3月15日
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鑑賞方法:映画館
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落ち穂
落ち穂さんのコメント
2023年3月16日

なるほど!仰る通りです。モナリザは頬杖ついてた方がよかったとか言ってるようなものですね。
制作側は、そもそもパロディを軸足としていて、シリアスというスパイスをその隙間にほんのちょっと覗かせたかったのかもしれません。それが逆に品位ある主張、話の余韻になるという見方をすると、勝手にテーマをシリアスに捉えた私が恥ずかしいっっ!
とはいえ、モンティ・パイソンやジョニー・イングリッシュが面白いと思えない私にはまさに鬼門の映画でした。

落ち穂
いぱねまさんのコメント
2023年3月15日

失礼します
貴レビューのテーマ解釈はご賛同致します
確かに、折角テーマ性が崇高なのに、なんであんな要素をぶち込んで、掻き回してしまったのだろうと、私も最初は残念に思いました
でも、段々色々な評論がネット上で読み説かれる程に、あの設定の必要性がもしかしたら大事だったのではと思えるようになったのです
テーマ通りにシリアスさを全面に押し出した場合、制作陣は自分達の信条に裏打ちされたストーリーを構築出来なかったと思います 映画は所詮制作陣のモノです 我々観客はその作品に好みを評価することが出来ても、表現や演出に対しての指摘は出来ません それは絵画作品の人物のポーズにケチ付けている事と同等だからです
生理的に受け付けないユーモアは、モンティ・パイソンのそれを評価している制作陣にとって大事なオマージュなのです

いぱねま