赤い糸 輪廻のひみつのレビュー・感想・評価
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台湾のファンタジー. 現生から他界して, 冥界に来た者たち. 縁結...
台湾のファンタジー.
現生から他界して, 冥界に来た者たち.
縁結びの神 月下老人(月老)として, 現生で赤い糸を結びつける役割.
すごく楽しい作品.
御伽噺のようでもあり,人間ドラマの深さもあり.
今どきっぽいエンタメ要素や笑える場面も多数.
諸々の展開がテンポよく,
同じ場面のリフレインのように見える場面の多用が小気味よく
ただの繰り返しではなく, アングルを変えたら, 実は別の意味を伴っていた, という見せ方もわかりやすく.
前世の思い出が何次元にも広がり. 恋愛,復讐,感謝など諸々.
正直,行く前は, 常連客さんの多さ,熱さに身構えてました.
ですが, いざ観たら, これは没入感ありますね.
癖になるのが共感できました.
そして特筆すべきは, シネマチュプキタバタさんの音声ガイド.
各上映作品に音声ガイドを提供されている劇場さんですが,
本作の熱の入れようは, かなり稀有.
上映権が2025年11月末で失効するとのこと.
田端での上映は11月後半の2週間.
それだけでお蔵入りとさせるのは, 勿体ないにも程がある.
できることなら DVD/BluRay等にして, 長く残したい, すさまじい力作.
最大の賛辞を.
ようやく観れたぜ。 もっとエグいのかと思ったけど キラキラやんww...
メチャクチャいい映画だった!!感動した。現在2025年度1位
台湾の縁結びの神 “月老(ユエラオ)” が活躍するラブコメ?ホラーやアクションも入ってて、動物愛護を感じさせ、輪廻転生や死後の世界も描いてて、とても深い。
縁結びの神とか月老って書くと、漢字のイメージからジジくさいのを思い浮かべると思うけど、
ポスターに写ってるように、ブレザーの制服を着て、東方仗助みたいなリーゼント男子や、赤い髪色の女子だったり、明るくポップでキャッチーな感じ。
日本のサブカルの影響があって『呪怨』の伽椰子や俊雄、ジョジョ立ち、桜木花道の名前、ベビーメタルの曲、アキバ系男子、スカートの短い制服の日本風JK、など…
監督は価値観レベルで日本の漫画に凄く影響を受けているそうで、監督いわく台湾では全世代が日本の漫画の影響があるとか…ホンマかいな…(笑)
そして動物愛護、監督は愛犬家で、保護犬の殺処分を扱ったドキュメンタリー映画『十二夜(原題)』の製作総指揮を務めたりするぐらい。
劇中にも重要な役で可愛い犬が出てくるんだけど、動物好きなら特に響くと思う、僕は猫派だけどメチャクチャ響きました。
この動物への優しさはエンドロールにも表れてて、キャストやスタッフの方の犬や猫などの写真がペット自慢みたく使われてて、エンドロール自体も楽しめる。
観たあと、動物だけじゃなくセミやカタツムリなど小さな虫にも優しさを持って生きていきたいと思った。
核がラブストーリーで、赤い糸とか運命の人だとか、大部分の女性は絶対に好きだと思う内容で、泣く人が多いと思う。
権利の関係で、配信予定なし、円盤予定なし、劇場でしか観れない状態です。
ミニシアター中心だけど、まだ全国で劇場公開が続くみたいなので、観れる機会があったら、この機会を、この名作を、逃さずに、ぜひぜひぜひ観て下さい。
僕は3回観ました(笑)まだ観たい(笑)
ピンキーを演じたワン・ジンが美人で大好きです(笑)
タイトルなし(ネタバレ)
樹下、雷に打たれて落命した青年シャオルン(クー・チェンドン)。
あの世では、過去の生き方により転生するか、修行を積んで縁結びの神様・月老(ユエラオ)になるかが選べる。
月老は男女で一組。
シャオルンのパートナーは、反りが合わない生意気娘ピンキー(ワン・ジン)。
さて、ふたり、無事に月老となることができるでしょうか・・・
といったところからはじまる物語。
台湾製コッテリ山盛り娯楽編。
正直、あらすじに書いた前半の月老修行のコテコテ感はウンザリ気味で、帰ろうかしら、と思ったほど。
月老になったシャオルンとピンキー、赤い糸で様々な人々の縁結びを行っていたある日、シャオルン生前の初恋相手シャオミー(ビビアン・ソン)に遭遇。
シャオミーは、誰とも赤い糸が結べない・・・
と、甘酸っぱいような恋愛物語が展開する。
時折挟み込まれる清涼剤のような純愛描写。
口直しをしながらのコッテリ映画。
コテコテの笑いとアクション。
さらには、お下劣描写。
うーむ、テイストは『あの頃、君を追いかけた』みたいだなぁと。
あれも、ギデンズ・コー監督でしたわねぇ。
個人的には、かなり胃もたれしました。
蘇り系の映画なので結末は大体見えているのだけれど
全く期待をしていなかったのだけれど、結構、面白かったです。
そして、泣かされました。
蘇り系の映画なので、結末は大体見えているのだけれど、中々、見せ方が上手いです。
また、複線的にお話しが展開して、なるほどそう来るのか、と意外性もあり。
ヒロインのビビアン・ソンがとても可愛い。
テーマは恋愛ではなく輪廻の世界観
基本は「あの頃、君を追いかけた」と同じ。
う~ん・・・ある意味見事
盛り盛り過ぎ?
【”不思議なる輪廻転生の数々。”今作はホラー・コメディ・恋愛・ファンタジーなど多様なジャンルをミックスした怖かったり、クスクス笑ったり、そしてとても沁みる感情のジェットコースタームービーなのです。】
■サッカーを町のオジサンとしていた時に、雷が来て木の下に避難していた孝綸 シャオルン(クー・チェンドン)と小咪 シャオミー(ビビアン・ソン)。
けれども、その木に雷が落ちて、(小咪 シャオミーは奇跡的に助かったのだが)命を落とし冥界に連れてこられた 孝綸 シャオルンは、同じく冥界にやってきたピンキー(ワン・ジンとともに、〈 月老 ユエラオ 〉として現世で人々に赤い糸を結ぶ、縁結びをすることになる。
ある日、ふたりの前に1頭の犬が現れ、 孝綸 シャオルン は失っていた生前の記憶を取り戻す。それは初恋の相手、 小咪 シャオミー との、果たせぬままに終わってしまった約束だった。
<ゴメン。HPちょこっと借りました・・。>
◆感想<Caution!殆ど、内容に触れていません!>
・今作を観る前に、一番ビックリしたのはお客さんの数である。
私がお世話になっている西三河の映画を牽引するミニシアターは、土日でもお客さんは少ないと2名。多くても20名、平均10名位と言う安定した集客のようだが、私がいつもの席で踏ん反り返って上映を待っていると、ナント私の臨席にもお客さんが! 初めてである。(別に私が鋭い眼をしているからでは・・、ないわけではないが・・。)
で、後ろを振り向いたらナント、8割の入りでビックリ。
私は、フライヤーは手にはするが、中身を殆ど読まないために”こんな、台湾映画最近上映されたかなあ。けれど、台湾映画は大好きだから観ようっと!”位の軽ーい気持ちで座席を予約していたのだが、ビックリである。どうも、この作品はDVD化もされていない人気作であったようなのである。(”そんな事も知らなかったのか!”とか、言わないように。)
・んでもって、今作を観るとコメディタッチ、ホラー、恋愛、ファンタジーが絶妙に織りなされており、クスクス笑ったり、怖かったり、そして再後半は沁みてしまう作品だったのである。
隣席のお姉さんとその隣のおねえさん、途中から泣いてたもんな。釣られて私まで、目がウルウルしてしまったぞ!
・主演の二人が小学生の時からの出会いから始まり、男の子は女の子がずーっと好きで、けれど落雷で亡くなってしまうのだが、その女の子が実はずーっと男の子が好きで彼女にだけ成人した シャオルンが見えていたという展開なども、コミカルでありながら、とても沁みるのである。
・500年前に、仲間の裏切りで死んでしまい、その後牛頭になっていたために、天性出来なかった鬼頭成(マー・ジーシアン)が、悪霊と化すも、生前助けた蝉の懇願で成仏するシーンなども良かったなあ。
”生きモノの命は、どんなに小さい命でも大切にしなくちゃね!”と言うメッセージが、このシーンで、序盤はコミカルに描かれていた意味が分かるのである。巧いなあ、ギデンズ・コー監督。
<今作は、ホラー・コメディ・恋愛・ファンタジーなど様々な要素をミックスした怖かったり、ビックリしたり、そしてとても沁みる作品なのである。
つまりは、感情のジェットコースタームービーでもあるのである。
イヤー、映画ってヤッパリ良いなあと思った作品です。あれだけ、多くのお客さんがこの映画を観に来るのだからね。
たぶん遠くから初めて刈谷日劇に来た人が多かった気がする。上映後に刈谷日劇の外観写真を撮っている人が多数居たもんなあ。じゃーね!>
<2025年5月11日 刈谷日劇にて観賞>
輪廻転生?の説明ビデオでバトロワを思い出した
2回以上観た方がいいです。
多聞?!
シネコンで上映すべき
ちょっと盛り過ぎ?
泣く気はなかったが、泣ける映画だった。
クー・チェンドンがとても良い。
台湾では皆知っている赤い糸の話だそうだが、日本では知られていないので新鮮ないにしえの話。
途中の思い出の場面がとてもよく、あんなに頭の良い犬なら飼いたくなった。
最終的にはハッピーエンドという形式になって涙してエンドロール。
またクー・チェンドンの映画が見たい。
下北沢まで足を運ぶ価値あり💜
去年はじめて劇場予告を見たときに気にはなっていたものの、なんとなくプロットに胡散臭さを感じたため劇場観賞は後回しにしていた本作品。しかし、その自己判断は完全なるミスで、本作品をご覧になった数々の映画好きさんたちから「傑作」と呼び声の高い作品であったことを後になって知り後悔…。そこから観たいと思っても後の祭り。自分の行動範囲内にある都内劇場での上映は既に終了しており後悔先に立たず。まだ上映してくれているのは下北沢トリウッドさん……未開の地…そしてなんか、遠い……と思うけど、やっぱり観たい!次の週末にでも行ってみようかな〜とぼんやり思って調べてみたらトリウッドさんは毎月11日と22日は1,200円均一を実施してるとな!安い!!
ということで、5/11の土曜に初の下北沢トリウッドデビュー🎶(ちな、「赤い糸〜」の直前に「デデデデ〜前章」やってたから今月下旬公開の「デデデデ〜後章」前の総復習としてそちらも観賞✨)
肝心の『赤い糸 輪廻のひみつ』のお話。
すごいです。ただのラブコメと位置付けてはいけないほどいろんな要素が散りばめられてる。ラブとコメディはもちろんのこと、アクションやミュージカル要素、涙を誘うヒューマンドラマも。中でも1番驚いたのが怨霊さんたちの描写。私が最も苦手とする心霊ホラーさながらの怖さ爆発で最後までちゃんと観られるか心配になったほど。(実際には全体のうちの少しの割合だったので完走には影響極小。)
現世に取り残されたヒロイン小咪(シャオミー)を演じるビビアン・ソン(宋芸樺)はアジア版アニャ天テイラー=ジョイと言っても過言でないのでは??めっちゃんこ可愛い💕そしてその小咪を見守る月老の二人、孝綸(シャオルン)役のクー・チェンドン(柯震東)とピンキー役のワン・ジン(王淨)は竹内涼真とSHELLYに似ていて美しさち眼福感謝です🙏
ストーリー設定と展開は自分の予想の斜め上を行ってくれたため最後の最後まで予想がつかず楽しめたし、控えめに言って最&高な台湾ムービーでした♬
🌟後日談にも素敵エピソード🌟
映画の素敵な余韻に浸りながら劇場を後にし、下北沢の駅に向かったワタシ。あんなに素敵な作品だったのに、パンフレットの購入をすっかり忘れてしまっておりました💦そんな時にXで流れてきた本作パンフの魅力。購入し損ねたことを後悔し、その気持ちをXにさ吐き出したところ公式アカウント様よりパンフはオンライン購入も可能である旨教えて頂き、無事に買うことが出来ました!しかも送料無料!!至れり尽くせり!!!
待つこと2日。購入したパンフが届くと、中にはもう1作品『台北セブンラブ』のパンフも同封されてる!送付元である台湾映画社様より丁寧なお手紙と共に、「Amazon prime」でも視聴可能な『台北セブンラブ』のパンフも同封するのでよかったらご覧になってください〜、とのこと。
このお心遣いにKOされ、台湾映画社様に惚れちゃいました💜
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