ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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連続少年誘拐殺人犯との闘い。 身近な少年が次々に行方不明となり、遂...
連続少年誘拐殺人犯との闘い。
身近な少年が次々に行方不明となり、遂には自分も拉致監禁されてしまう。
殺害された少年たちと黒電話でつながり、脱出を探るという展開はおもしろい。
残念ながら彼らの情報の多くは役に立たなかったが。
そして、主人公の少年の妹はよく不思議な夢を見る。
その夢の力で少年を救うのかと思いきや、今回はそこまでの効力はなかった。
少年は結局自力で脱出したため、警察も全く役に立たずという、色々と期待外れな部分があったのが不完全燃焼感につながった。
ある意味心強い繋がり
黒電話から聞こえてくる声は…?
『ドクター・ストレンジ』や『フッテージ』を製作してきたスコット・デリクソンが描く、サイコ・スリラー。そこに、ホラーの世界観も入れ込んだ異色作。そして、犯人役のサイコパスを演じるのがイーサン・ホーク。これもまた、彼にしたら新境地の作品だろう。
グラバーと名乗る謎の人物に、街の少年達が次々と誘拐される事件が発生する。いじめられっ子のフィニーも、その日、「自分はマジシャンだ」という男の口車に乗せられて、黒いワゴン車に押し込められて誘拐されてしまう。気が付くと、地下牢の様なベットとトイレ、そして黒電話だけがある暗い部屋に閉じ込められていた。
そして、その黒電話は、既に回線は遮断されていたにも拘わらず、犯人が居ない時に、ベルが鳴り響く。恐々、受話器を取ったフィニーの耳に聞こえてきた声は、誘拐されたはずの少年達からの声だった…。
一方、フィニーの妹は、母から授かった予知夢の能力を手掛かりに、最初は、嫌っていた警察とも予知夢の情報を共有して、兄の行方を捜し始める。
原作からしたら、もっと不気味で、ホラー要素の強い作品に描けたであろうが、これはこれで、誘拐されたフィニー少年の勇気ある行動に共感し、一緒になって犯人から逃れる緊迫感や臨場感を楽しめる作品として仕上がっている。
そして、最後に親子愛を前面に描くことで、後味が悪くなるようなイヤミス作品とならないように、配慮しているのがよいと思う。作品的には、サイコパス、ミステリー、スリラー、ホラー、ネグレクト、友情、親子愛等、いろいろな要素を絡めた作品となっている。
実に巧妙な脚本
イーサンの新作って事で気になっていたのだけれど、公開当時は割に評判も芳しくなく、なんとなく見送ってしまいました。
そんな感じであまり期待もしてなかったのですが、これは本当面白い。
ずっと不穏、そして実に巧妙な脚本。
黒電話で少しずつ少しずつ明かされる情報。
妹の描き方も、その距離感が見事。
光と絶望を交互に織り交ぜた構成が最後まで引き込まれました。
「ゲーム」や「数字」、「多重人格症」を思わせる演出など、小さな伏線が多様に散りばめられていたのもとてもくすぐられました。
イーサンは冒頭以外には顔が出てこなく、代わりに主演の少年は表情を良く写し込むという対比も良かったですね。
それと弟はいきなり過ぎて声が出ましたよ。
ホラーとスリラーのバランスも良く、最後の最後まで楽しめました。
ちょっと加筆します。
この作品はキラークラウン、ジョン・ウェイン・ゲイシーの事件を知っているかいないかで大きく印象が変わると思います。
特にイーサン演じるグラバーの不可思議な行動や演出(マスクが変わったり、明らかにイーサンでない人間に入れ替わったりしている)や、細かな伏線が見えてきたりしました。
正気の沙汰でないキツい事件ではあるのですが、犯人の成り立ちや行動を知っておくと作品がより見えてくるでしょう。
イーサンホークの上裸が頭から離れない
魂消た〜😳
伏線回収凄いね
予想を反して、感動する良作ホラー
何かしたらいけない規制ありきで作られたのだろうか?
冒頭は自分好みの始まりで主人公の置かれている環境と数少ない友人との交流、オカルティックな夢を見る妹のエピソード、父親過剰な虐待などをさらりと見せてくれる。
友人が行方不明になった所までは「中々に上手く撮っている」印象だった。
このホームドラマの様な雰囲気から転調し当然ここから凄まじい事が起こるに違いない…と期待していた。
だが、イーサンホーク演じるグラバーが出てきた途端に自分の中に違和感が…。何だろう…迷作?「こどもつかい」を観たときの雰囲気が急に感じられたのだ。
あのヘンテコな車、お面、ちょっと胡散臭い手品師…巧みに元気な男の子を誘拐している変態がこんな奴なのか?と
誘拐した数人は明らかに暴力も辞さない少年たちでグラバーが上手く始末できたのか疑問残る。
そしてオカルトに寄せるのか?それとも幻聴、幻覚に寄せるのか?物語の進行からすぐに分かってしまう。
その流れで謎めいた雰囲気を作っているのだが、この作品で最も謎なのは監禁しておいて、殺そうとする以外に大した事をしない事である。
普通(普通ではないが)するだろ?こう言う殺人鬼は。
目を背けたくなるようなイヤな事するだろ?
その為にリスクを冒して誘拐してるんじゃないのか?
自分の欲望を満たす事の為に、色々するだろ?
と…このような作品を観ようとしている人は思うはずだ。(あくまで自分の偏った見解)
なのに…コイツは何がしたいんじゃ!となる。
死が終点なのは当然としてその過程は無いのか?
それ故にグラバーの偏執ぶりが規定の怪人物の域を出ない程度でそれほどの恐怖感は無い。
ただ従来のこう言った作品と比べてそう思うだけで、実際にこんな目に遭えば、フィニー程勇敢に立ち向かえないだろうとは思う
そう言う意味ではこう言った作品を見慣れていない人にはまだ見易い作品だろうし意外に心に残る作品かもしれない。
伏線回収が素晴らしい
2022 188本目
ホラーじゃないけど、緊張と解放が小気味良いサスペンス
予告編の出来が良くて楽しみにしていたのに、上映期間が存外短くて見逃した作品。Amazon primeの有料コンテンツで観られてよかった。
導入部とタイトルバックが不穏な空気感を盛り上げ、主人公の少年フィンが犯人の手に落ちるまでの展開も無駄がなくグイグイと引き込まれていき。イーサン・ホーク演じる犯人のキャラクターや行動に関しては、あれこれ疑問やツッコミポイントがあるものの、ラストの疾走感が悪くないので、面白かった!という印象で終われた。
ほんと、惜しむらくは、犯人グラバーがひたすら不気味なだけで、やってることはわきが色々甘く見えるのがねー。せっかくイーサン・ホークなんだから、もっともっと狂気も恐怖も出せたはず。また、なぜ少年ばかり狙うのかとか、過去の犠牲者がどんな恐怖を味わったのかとか、そのあたりがもう少し深く描かれていたら、さらに怖さや、フィンを助ける少年たちの思いが際立ったんじゃないかと思うけど。
でも全体のまとまりは良いし、ちょっと青春ものな味付けも嫌味なく効いていて、サスペンスとして楽しめると思います。
ちなみにラストで犯人と対峙したフィンの行動や台詞は、原作のエッセンスに結構忠実で、そこも良かったです。
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