ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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黒電話は若い子見た事あるんだろうか?
なかなかレビューの成績がよいので見てみたが、、まあちょこっと目新しさを感じさせるホラー/ファンタジーだった。リアルさを感じさせるハンディカメラと、脚本、美術の仕業だろうか?、、、うむむ。
悪役シリアルキラーと主人公の少年、そしてなにより今回黒電話を通して絡んでくる連中がこの話を怖くしたり、悲しくしたり膨らませている。
じつは、、つまり悪役が少し食い足りない。
だから配役でそこ補完したかっだのではなかろうか?
『IT』と『シックス・センス』を足して2で割ったようなプロットながら意外と堅実な一軒家スリラー
勝手にホラー映画だと思い込んでいましたが、1978年のコロラドを舞台に誘拐犯の地下室から脱出を図るした一軒家スリラー。見るからに『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の二番煎じを狙った企画っぽいですが、どこにも繋がっていないはずの黒電話から聞こえてくる声に導かれて主人公の少年フィニーが少しずつ脱出の手筈を整えていくサスペンスと、自分の夢の中に出てくるイメージを頼りに兄フィニーを探すグウェンの試行錯誤を並行して描く物語は超自然ネタを扱いながらも意外と堅実で、フィニーを導く声もグウェンの夢も結構掴みどころがなく漠然としているのが逆にリアル。2つの物語がぶつかるクライマックスもちゃんと意外性があって楽しめました。
ホラーとして見てはダメ
予告を観て私好みのホラーかと思い鑑賞。
しかし鑑賞して、あれ?全然ホラーじゃない…むしろ幽霊とのいい話?と思った。
大きな音で驚かされることも有ったが如何にも海外らしい怖がらせ方だなと感じる。
舞台となった1970年代の雰囲気、少年たちの日常はスティーブン・キングのイットやスタンドバイミーを思わせる。
主人公の美少年さと言ったら…この美しさのまま大人になってほしいと切に願う。妹役のマデリーンマックグロウも演技が素晴らしくとても可愛い。体罰のシーンは心が痛かった。
イーサン・ホークは演じていると知って観ても全然本人だとは思えず、スタイルの良さしか本人さがない。これをイーサン・ホークが演じる必要があったのか。
観ていて力の入る作品だったが、悪役に少し物足りなさを感じた。何のために監禁してるのか?
※帰り黒いバンを見て私も監禁される!と無駄な妄想をして帰ってしまった。
(いい意味で)裏切られました
海外のホラーとかスリラーとか
ビックリさせるだけやん、観る価値あるかな?
って観ようかどうか悩んでたんですけど
レビュー見て意外と面白いってあったので
半信半疑で観てみました。
うん、確かに面白い。
勿論、犯人の目的とは?とか弟が気づいたキッカケとは?とか、父親が初め以外優しくなったのは何故?とか
色々ハテナは飛んだけど
単なるスリラーとかじゃなく、
最終的に心が暖かくなる、後味がいい映画でした。
全てが惜しい作品
原作は購入してありこれから読むところです。
設定が非常によかったです。
死者と繋がる電話、母と妹。
異常者である人間からの脱出を、死者が手助けしてくれるという、これまでの死者=敵という構造をひっくり返す設定でした。
ここ最近のレイトショーで1番混んでました。人気なんですね。
ただかなり惜しいポイントがあったので備忘録として残したいと思います。細かい所は除いてます。
・ホラーシーンが大音量のオドカシばかりで芸がないなと思いました。
・常に主人公目線なため、助かるのか否かという緊張感が欠けていました。しょうが無いかもしれませんが、もう少し他の子の脱出劇も深堀りしたら良かった気がします。
・死者との繋がりですが、もっとホラー要素があっても良かった気がします。まるで生者と話している様な演出でした。監禁室に死者の気配を感じさせる演出とか、電話口で殺されたときのシーンが音だけ聞こえるとか色々ありそうです。脱出の糸口は間接的に知るのが良かったかなと思いますね。正直、話ができるのは親友だけで良かったです。
・妹の霊能力の使い方が、中途半端でした。極論、全てカットしても良かったくらいですね。あれだけ「夢と現実」的なフリをしていたのだから、主人公が殺される夢とか、そういったギミックで緊張感与えることも出来たかなと。
・犯人の狂気が全然描けてなかったです。他の子の殺し方を描いた方が良かったですね。なぜ少年ばかり狙って、なぜゲームをしたがっていたのかが分からず、恐怖感に欠けました。そのため、本当に殺すつもりがあるのか不明でした。
設定が良かっただけにもったいない映画だなと思いましたね。残念。
Pink FloydのOn the Run有効活用
思い出す怖いシーンの数々
誘拐するシーン
黒い風船でカモフラージュしてスプレーを顔にかけるとかマジで最悪
わざと鍵を閉めないで階段の上で上半身裸で待機してるイーサンホークがマジで最悪にサイコだった。手には大きな鞭持ってる…子供相手に何やってんだよマジで狂ってるわ
今、色々と思い返してみると結構面白かったのかもしれない。見終わった後は何とも言えない気分になりましたが、これが良いホラー映画なのでしょうか
シンデレラストーリー
監禁された男の子がブラックフォンを通じて殺された同級生の助言で脱出する話。
最後まで飽きることなく面白かったけど妹の力はあまり意味がなかった気がする。まあ、夢を通じて殺された同級生の過去を掘り起こしたかったんだろう。
誰が観ても面白いはず
緊張感半端ない演出と豊かなホラービルドゥングス
観といてよかった。きのうの『X』も面白かったけど、こっちはなお良かった。
際どいポスターのヤバいのがヤバいのだけど、ブラックフォンって、何だ、というところから入ったけど、人さらい事件の多発する田舎町のDVおやじのところの風変わりな一家の兄と妹がメイン。スティーブンキングにもありそうないくつかのアイテムもありつつ、監禁場所にホラー的非現実としての霊界電話があって、過去の犠牲者たちからの電話にヒントを得て脱出を画策、そして妹は夢で想念か何かが見える設定。
とにもかくにも監禁&脱出劇なのだけど、これは演出が上手い。久々に劇場でヒーヒー言いそうになった。犯人が霊魂たちの情報から充分ヤバい奴と知ってるので、眠ってる男の横を通って脱出する時の緊張感は半端ない。
そしていじめられっ子だった主人公が、唯一心を許していた親友の霊と再会して、いい顔つきになって犯人と対峙して、背負っていたいろんなものを、この犯人との格闘の中で乗り越えていくという青春映画でもあった。
見事なエンタメでした。
ドッキリと残虐がなくてもここまで怖い
◆まとめ
・主人公(男)が可愛い
・ちゃんとR12に収まってる
・友情・努力・勝利!
◆くわしく
主人公はとある住宅街で暮らす11〜13歳の少年。訳あって当たりの強い父親に怯えつつ、妹と支え合いながら暮らしていた。
ある時から、主人公と同じ年代の少年たちが次々と誘拐に遭って行方不明になる。
友人がいなくなったことで怯えていた主人公だが、運悪く自分も捕まって地下室に監禁されてしまう。
しかし様々な助けを借りて、五体満足で脱出し(重要)、元の生活を取り戻す。
まず主人公の少年が本当に可愛い。若い頃のビョルン・アンドレセンにどことなく似ている。
同年代の子たちも人種は様々で、犯人のタイプに見た目の一貫性は無さそうだけど笑、みんな可愛い。
地下室に監禁されてからは基本的に主人公の行動と、外にいる家族や警察の動向しか分からない。
ここが家の中のどこなのか、犯人は何者なのか、何のためなのか、何を仕掛けているのか、いつまで自分を生きられるのか、いままで拐われた被害者はどうなったのかという
犯人に関わるアレコレが分からないまま話が進むため、見ている側も少年と同じように心が落ち着かない状態で過ごすことになる。
そのせいで、終盤まで犯人に何か暴力を受けるんじゃないかとずっと怯えていたが、結果的に生々しい暴力描写はなく、ちゃんとR12指定に沿った内容になっていた。
結局のところ、犯人は意外と主人公を気に入っていて、脱出に積極的でなければ能動的に殺す気はないのだが
それを犯人視点で描いてしまうと、主人公の感じている恐怖は取り越し苦労になってしまい、見ている側に共感を得られない。
犯人の動向があまり描かれないことで恐怖を煽る想像をかき立てられて、とても良かった。
主人公脱出のために今までの被害者たちが黒電話を通じて助けてくれる。
被害者たちは自分たちが試した脱出方法や失敗点についてアドバイスをくれて、主人公はそれに沿って試行し、着実に脱出に近づいていく。
失敗もあるけど、被害者である友人に励まされて覚悟を決め、結果的に犯人を倒して五体満足で脱出することに成功した。
父親とのわだかまりも無くなって最愛の妹と三人で熱い抱擁。
まるで少年漫画のような展開。
「友情・努力・勝利」というどこかで聞いたフレーズが頭に浮かんだ。
王道ながら良いカタルシス。そして不安が大きかった分、脱出できた時のとてつもない安堵感…。
これは見ないとダメだよ。
前半40分あたりまでは凄くいい。
どちらかと言えば面白い。
…っていうのが正直な感想。
「これ、面白いよ!」と声高に言うほどじゃないけど、見所も多い。
ただ、最終的にガッカリなのは、この悪者がたいして何もしない(するところを描かない)し、たいしてイカれてる感じもないこと。
登場こそステレオタイプとはいえサイコキラー感が満載なのに、誘拐した後は「捕らえた子供が部屋から出てくるのを寝ずに待って」いて「ゲームに勝って子供を◯す」っていう何のためにあるのかよく解らないセルフルールのために、主人公は部屋の中て結構やりたい放題で、いつ◯されるんだろう、みたいな危機感や絶望感はほとんどないまま、クライマックス。
そして、あっけなく。
この映画の中では、妹役の女の子が抜群に上手いのに、こちらも夢を見て伝えるだけで、基本的には安全地帯。
まあ、そのあたりをサラッと描いてるから観るこちらもあまり構えずに観られるってのはあるけど。
もっとそれぞれのキャラクターに活躍するシーンがあれば随分印象は違ってたと思う。
ホラー味は薄め。
ダークファンタジー風のジュブナイル。
カメラワークが怖かった
いまいち
全てが中途半端な映画。
3.5以上4以下
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