「オチはいいんだけど・・・」ブラック・フォン 案山子男さんの映画レビュー(感想・評価)
オチはいいんだけど・・・
黒電話が鍵となり、黒電話でオチる。
この部分は面白い。
ただし・・・
物語が淡々と展開していき、正直、「えっ?これで終わり・・・」って感じ。
この手の作品では珍しく、緊張感やらスリル感も感じられず。
スクリーンから出てから、頭の中は「何が原因?」状態。
少し整理して、「子供が相手だからか。」が個人的な結論。
鑑賞側からは、犯人はハッキリしている。
子供がターゲットになる理由が良く理解出来ないし、子供相手だと、監禁スリラーが題材でも、ソフトな描き方になっちゃうか。
70〜80年代の作品なら問答無用なんだろうけど、昨今のハリウッド製ホラーって、残虐描写は減ってきてるし、カメラワークやら編集で上手く見せている印象を受けるしね。
案外、黒電話の設定だけ使って、フランスあたりでリブートしてみたら面白いかも。
『マーターズ』って作品見比べた時の印象思い出したけど、フランス映画はやる時はトコトンやるからね。
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