「戦隊ヒーローもの/仮面ライダーのフォーマット」映画刀剣乱舞 黎明 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
戦隊ヒーローもの/仮面ライダーのフォーマット
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「歴史は勝者が作る」っていう話だね。敵の方にも十分な理由があって、それに与してしまう刀剣男士にも共感できるね。
「刀剣男士」ってゲームの方でも公式にそういうんだっけ。刀剣女子に対置して作られた言葉なのかなあとも思ったんだけど。それが冒頭で「刀が擬人化して現れたものを刀剣男士と呼ぶ」みたいなナレーションで堂々と語られていておかしかった。
そこからは、刀剣男士が集まって、ああでもない、こうでもないやるんだけど『これは、仮面ライダーと同じ作り方か』と思ったの。仮面ライダーの映画も、なんかヘンテコ設定が入って、その下でああでもない、こうでもないするね。
そして色々とやっていると大決戦になり、スカイツリーの上で女子高生が敵の内面に話し掛けると改心し、一気に刀剣男士有利に。ここから刀剣男士が続々と出てくるんだけど、これ、戦隊ヒーローものの映画で良くあるね。歴代ヒーロー全員集合みたいな感じ。
ここで、女子高生が念じると、刀剣男士が実体化するみたいな描写に見えるんだよね。実際に、刀剣女子がいて、その人達が強く想ったから刀剣男士は2.5次元化して実在してるよね。そのかぶりかたがいいなと思ったの。
三日月宗近を観に、東京国立博物館に行くのいいね。確かに良い刀剣が出品される。特別展が本館で催されてるのを観て「東博は特別展は平成館か表慶館でやるんだよ」と思ったりしながら観てたよ。
「へっしー」とへし切長谷部の仮の主人になる女優さんがいいなと思ったら柳美稀だった。いいよね。もっと色んな作品に出て欲しいな。
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