「自分が観たかったものではなかった」映画刀剣乱舞 黎明 まめさんの映画レビュー(感想・評価)
自分が観たかったものではなかった
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最近刀剣乱舞を追うようになり、前作や過去のメディアミックスが評判だったこともあり、いくつか視聴した上で、期待して観に行きました。
人間同士のドラマに刀剣男士がアクション用に添えられていた印象で、求めていたものではありませんでした。
自分は刀剣男士の覚悟や歴史・主への思い、仲間同士の関係が好きだったのかなと再認識しました。
仮の主のキャラクター設定は面白そうなものがいくつかありましたが、魅力が伝わってくるシーンがあまりなくて残念。
本丸に残った男士たちも好きなキャラがたくさんいたのですが、ストーリーに絡むこともなくもったいなかった。
スカイツリーの説得シーンは浅い台詞回しからのご都合展開にチープなCG、謎の無風状態が加わり、耐えられませんでした。
刀剣乱舞のファンの方に勧めるには刀剣男士のストーリーへの絡みが少なく、刀剣乱舞を知らない歴史・刀好きの方では脚本が稚拙で満足できないだろうし、子どもと観るにはグロが厳しく、誰におすすめすればよいのか迷います。
欲張ってしまった結果どっちつかずになったのかなと感じました。推しが銀幕に映るのを何度でも観たい人は楽しいかな。
星1.5は殺陣のシーン。三つ巴は迫力があってよかったです。
俳優さんは好演してくださったと思うんですが、やはりそれだけでは何度も観るのは厳しいです。
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