「長谷部推しとしては感無量でした」映画刀剣乱舞 黎明 レンジさんの映画レビュー(感想・評価)
長谷部推しとしては感無量でした
人の想いを呪い変え、それを利用しようとする時間遡行軍、仲間と歴史を守る刀剣男士のお話
内容としてはそこまで複雑でもないし今までになかった現代を違和感なく舞台にした内容が個人的にとても見やすくて良かったです。
長谷川推しとして1番嬉しかったのは仮の主実弦の正体が黒田の末裔であったこと
明言はされてないけどわざわざ別れ際に正体を明かすってことは絶対末裔でしょう
最初から実弦は長谷部に関してかなり寛大でちょっとモヤっとしてました
塩対応されたり怪我しても心配する態度すら見せないのに一切責めない
年齢的に(大学生くらいなイメージ)長谷部のあの態度だったらそもそも東京まで一緒に行ってくれなかったんじゃないかな
これは実弦が長谷部について全て知った上で見守ってたんではないかと…
実弦の内心が全く描かれていなかったので詳細までは分かりませんが
正体を明かすまでの態度を考えると刀ステジョ伝の黒田長政を思わせるように感じられました
抜けてるように見えるけど優しく聡明で周りをかなりよく見ているところ
複雑な心境の長谷部を優しく包むところとかもう色んなものが込み上げてきて泣きました
あと実弦の元に送った長谷部の主について
今回の出陣した刀はいくつかの本丸から派遣されたもの達の中、長谷部の本丸は1振りのみ
危険な任務と承知の上で長谷部を送り出した主の長谷部に対する信頼と黒田の末裔の元に送った愛の深さよ
だってわざわざ福岡に送ることなくない?
政府からの要請で東京行けって言われてるのにわざわざ福岡からスタートってもう意図的に巡り合わせたとしか思えない
今回の映画のメインキャラクターは三日月と山姥切ズでしたが長谷部への愛も沢山感じられて素晴らしい作品でした
語彙力がないので日本語ぐちゃぐちゃで申し訳ない
色々な意見があるとは思いますが、私は今回の映画はとても満足のいく作品でした