劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

全444件中、361~380件目を表示

5.0人にしてもらいたいと思うことを人にもしなさい。

2023年3月26日
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人にしてもらいたいと思うことをしてあげたい。でもその時にならなければ何をしてもらいたいか分からないこともある。子が親にしてあげられることは本当はあまりない、松山ケンイチと長澤まさみの迫真の涙に、苦しさと悲しさ、悔しみで体が震えた。

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YUKI

4.0松山ケンイチがすごかった

2023年3月26日
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松山ケンイチが美しく神々しかった。
横顔がきれいです。

長澤まさみも良い作品に出ますよねー

人ごとじゃなく考えさせられます。

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くんくん

3.5、、、、で?

2023年3月26日
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という感じで終わってしまった。
現状ではどうにもならない事で、どうしたらいいの?施設高いしね。
積極的に殺すのはアウトで気づかないフリで死なせるのはセーフはダメでしょってこと?

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くろすけ

4.5彼の行為を批判はできない自分がいる

2023年3月26日
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介護センターで働く男が老人の殺害をしていた。
彼の行いは救いなのかエゴなのか?
議論すべき話題を映画として扱ってくれた。
親子の繋がりが苦痛となる。このことが痛々しいほど伝わってくる。

事件の謎を追う中で自身の心理が変わっていく…最近だと「ある男」が当てはまる、ある男はラストゾワっとするが、今作はとても暖かい気持ちになった。

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いたかわ

5.0日本に住んでいる全員に観てもらいたい。

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

40代の自分にとっては物凄く重かったです。
鑑賞中、ずっと自分の親の事、自分の将来を
考えてました。
どうすればいいのか答えは出ない。。
でもこれを観れて良かった。
こんなに自分に問いかけながら
映画を観た事はないかもしれないです。

長澤まさみ、柄本明の演技が刺さりました。。
上手いです。

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Tak

5.042人を殺したのか?それとも救ったのか?

2023年3月26日
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bunmei21

4.0絆か呪縛か、答えはバラバラ

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

なかなか重いストーリー、重いテーマでした。
高齢化社会における、介護、認知症・・・

立場により見え方も感じ方も違うのだろうな。
安全地帯、穴に落ちた家族、それを介護する職員・・・

正解がなにかわからない、いや人によって正解が異なるのか、
尊厳死、安楽死という考えもあるが、さすがに人殺しはどうかと思う。

現代社会の大きな問題を描いた映画であった。

私も同じような立場になったとき、介護する立場、される立場になったとき、
どのように思うのか、何ができるのか。。。

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よっしぃ

3.0マツケンがカッコ良過ぎた

2023年3月26日
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moonchild

4.5ロストケアは悲しいラストケア…

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

原作未読で、内容は全く知りませんでしたが、主演の二人の演技合戦を期待して鑑賞してきました。期待どおりの演技と練られた脚本で作品としての満足度は高いですが、内容は鑑賞後も深く考えさせられるものでした。

ストーリーは、ある民家で認知症老人とその訪問介護を請け負っていた施設のセンター長の死体が発見され、心優しく誰からも慕われる介護士・斯波宗典が犯人として浮上し、取り調べに臨んだ検事・大友秀美が同様の死亡老人のデータを分析して詰め寄ると、斯波は自分の犯行を認めるものの、それは「救い」であると主張し、二人の信じる正義が激しくぶつかり合っていくというもの。

劇的な場面はほとんどなく、物語は淡々と進行していくように見えますが、一つ一つの場面から登場人物の背景や思考が窺い知れ、それが本作のテーマに密接に絡んでいるため、ぐいぐい引き込まれていきます。圧巻だったのは、取り調べシーンで見せる主演二人の演技のぶつかり合いです。その役の人物背景から発せられる説得力のある言葉が、もはや演技を超えているとさえ感じさせます。

そんな中、終始押され気味の検事・大友が感情的に声を荒げます。それは理詰めで論破されているからではなく、彼女自身の後ろめたさや現在の状況に起因していることが、ラストで明かされます。そして、その布石が冒頭のシーンにあったことに気づかされ、構成の妙を感じます。

本作は、厳しい介護の現場をまざまざと見せつけますが、私自身は介護経験はなく、知人の話やテレビで見知った程度の知識しかありません。私のように本当の意味での介護の苦しさを知らない人は多いと思うので、それをこうして本作で突きつけられたことに衝撃と意義深さを感じます。本作が、実際に介護で苦しんでいる方の背中を間違った方向に押すことはないと思いますが、行政の側には真剣に現行制度を見直すなり何らかの方策を打つなりするきっかけとなってほしいと切に願います。

超高齢化社会へ突き進む我が国において、介護問題は目を背けてはいけない喫緊の課題です。そんな課題に対して、斯波が出した答えの一つがロストケア。しかし、これは取り返しのつかない、もう後がない最終手段。ラストケアがロストケアだなんて悲しすぎます。では、どうすればよかったのか。その答えはわかりません。わからないからこそ、議論し模索し続ける必要があるのだと感じます。救いのない闇の中でもがく人、もがく気力さえ失ってしまった人たちがいることが本当に切ないです。

主演は松山ケンイチさんと長澤まさみさんで、二人の迫真の演技が秀逸で、介護問題の深刻さを際立たせています。特に松山ケンイチさんにいたっては、揺るぎない自身の正義に従う斯波を圧倒的な存在感で演じきり、役の上でも実力的にも長澤まさみさんを凌駕していたように思います。脇を固める柄本明さんも、主演の二人を引き立たせる抜群のアシストで作品に奥行きを与えています。坂井真紀さん、戸田菜穂さんらも、被害者遺族を好演しています。

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おじゃる

2.0予告で完結

2023年3月26日
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ジョージ

4.0深い話でした とても考えさせられる

2023年3月26日
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この映画はあくまでも介護における
問題や考え方を示しているので
事件における展開は主になっていません
その辺りの展開を期待する物語ではありません

あくまでも犯罪者と検事という形にはなってますが
物事の進行であまり意味はなく
主張者と聞き役という今での関係をドラマチックに
描くための被告と検事な気がします

特に派手さもない映画で上記の様に展開がハッと
する様な事はないのですが演者の演技力に
目を奪われて見入ってしまいます

歳を取った者が見ると色々と考えさせられ
終活をちゃんとしないとならないと痛感させられます

とても良い映画だと思います

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フラフラタルト

4.0皆が通る道

2023年3月26日
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おかちゃん

4.5また柄本明!

2023年3月26日
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泣ける

悲しい

難しい

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BAMBi

3.0綺麗すぎるのか?

2023年3月26日
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三月☆うさぎ

4.0見る価値あり。

2023年3月26日
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主演ふたりの演技も見応えあるし、介護問題も誰もが考える内容。犯人の立場になったらどうなるかなー、とは思うよね。見る価値ありだしサスペンスものとしても極上。これも演技力あっての事か。

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peanuts

4.0育児にも通ずる

2023年3月26日
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こちらの映画は介護を問題にしていたけど、育児も通ずるところがあるなと感じました。
対象が高齢者ではあるけど子供だって同じだなと。
深いところを突き詰めると正解はないけど、人はみな誰かに迷惑をかけながら生きてるからこそ、そこに感謝をしつつ助け合わなければならないと思いました。

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ri.

4.0身につまされる映画

2023年3月26日
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泣ける

悲しい

「面白い」と言う内容の映画では有りません
かと言って「良かった」と言うのも・・
あらすじでも想像が、付くストーリーですが
身につまされる内容で悲しくやけに重い
全ての配役や演技が素晴らしく良かった。
特に松山ケンイチと長澤まさみ、この映画の
クオリティとエンタメ性を上げています
多少の演出には目をつむりましょう。

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Leojiji

3.0

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

44本目。
テーマだったり、見せ所は切実だし、分かりやすい。
正論対正論、偽善対偽善な感じで、正解が見出だせない。
だから国、法律があるんだろうけど、完璧はない。
けど、となる難しさもある。
見せ場で、ちょっとキャラ変に感じしまう、いやそうなるんだろうと思っていたから、やっぱりとは思うけど、自分がと思えば、やっぱそうなるんだろうな。

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ひで

4.0「絆」と書いて「じゅばく」と読む

2023年3月26日
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悲しい

怖い

難しい

巷間語られている、
自助・共助・公助の順序が
さも当然のように。

しかし、元々我慢強いのに、
お上に頼ることを善しとしない国民性から、
介護する側、される側が共倒れになるケースも多いと聞く。

また、生活保護についても、
受給までのハードルは高く、
本当に必要な世帯に届いていない可能性も
常々指摘されるところ。

本作は、そうした社会の歪みから生まれる悲劇を
極大化し描写。

とは言え、こうした痛ましい事件は、
単発では新聞やテレビのニュースでも
折々に目にすること。

『斯波(松山ケンイチ)』は
訪問先の家族からも職場の所員からも評判の良い介護士。

対応は真摯、思いやりの態度も自然で、
そのたたずまいはさながら聖職者のよう。

ただ、年齢の割にはかなりの白髪で、
「随分と苦労したのでは」とは同僚の噂話。

そんな彼が殺人事件の、
それも四十人以上の老人を殺害した容疑者として取り調べを受ける。
対峙するのは長野地検の検事『大友(長澤まさみ)』。

ここで驚くのは、本人があっさりと容疑を認めてしまうこと。
勿論、嫌疑を掛けるまでの検察側の丁寧な捜査はあるものの
(上司は一過性の単純な事件として急ぎ処理するよう、
いかにも免罪を生むような指示をしていたのだが・・・・)、
その過程は一本道。謎解きの要素は弱め。

ではどこに尺が割かれているかと言えば、
『斯波』が(「救った」と表現する)殺人を犯すようになった経緯と
『大友』自身が抱える家族の問題。

彼はシリアルキラーでは全くなく、
冒頭「聖書」の一節が提示される如く、
あくまでも介護される老人と
その家族を慮ってのことと言い切る。

前者は尊厳を、後者は慰撫を意識してのものだと。

実際に要介護の親族が居ると
相応の時間を費やさねばならぬことは間違いなし。

また、外からの助けを当人が拒否するケースもあり
家族は次第に疲弊していく。

そうしたことへの救済であるのだと。

裁判に当たっての被害者家族の反応も複数通り。

「(殺された)父親を返せ!」と声高に叫ぶ者、
一方で肩の荷が下りたの如く
自身の幸せに改めて向き合える者、
どちらも真の姿ではあるのだろう。

とは言え、根底に在るのは
親族への愛情と、肉体的疲労から来る戸惑いとの
血の繋がりが生む、抜き差しならない
アンビバレンツな感情なのには違いない。

もう一つのテーマ、
家族の関係性が浮かび上がって来る。

ストーリーの主線はあくまでも
『斯波』の物語も、
並行して『大友』の事情も語られ。

幼い頃に両親が離婚した彼女は
女親の手一つで育てられ、
しかしその母親は娘に迷惑を掛けまいと
独り逍遥と老人ホームに入所。

が、次第に痴呆の症状が出始め
将来への暗雲が広がりつつある。

二十数年間音信不通であった父親との関係性も、
日々の多忙な業務を言い訳にし、先延ばしにした経緯。

そうしたわだかまりが、
『斯波』が触媒となり一気に爆発、
場所を変えて二人が向き合う最後のシークエンスは一種の「告解」。

『大友』が映る多くのシーンでの鏡像の多用は二面性の表現。
加えて、『斯波』の科白回しや外見の造り込みは
全てこの場面に集約する目的だったのだなと感嘆する。

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ジュン一

3.0顔が皺だらけやぞ、長澤‼️❓そんなこと、あるわけ❓鏡を見て❓ホンマやサンマさん‼️❓

2023年3月26日
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ストーリーとしては破綻しています。
用意周到に殺人を繰り返していながら、反転して全て認める、証拠も無いのに。
統計と自白で死刑、物的証拠があるのは1件のみ、それも一番の容疑者であるはずの連続盗みの犯人を差し置いて。
何か、舞台劇のような、大袈裟な演技が鼻につきます、マツケン、まさみを含めて。
それとこれが重要ですが、認知症をステレオタイプにくくり、偏見と独断に塗れた表現にうんざりです、介護が大変なことは現実ですが、これは流石にやりすぎです。
舞台劇としては見応えがありますが、映画としては落第です。
客感的なことは気にしない人、長澤まさみが好きな人、は是非。

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アサシン5