「皆が目を背ける正論作品。若干の非現実も、骨太の誰でも共感」ロストケア 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
皆が目を背ける正論作品。若干の非現実も、骨太の誰でも共感
わし
履歴上ほぼ最低の 個人的感想にすぎないが、くだらない作品が
ドクターデスの遺産 綾野剛さん、北川景子さん主演
なんです。キレイ事 法律のボウテキ解釈で正直、劇場で観て大後悔した。ワシ的に生涯映画ワースト
その点この作品は
安全地帯のキレイ事を排している
実際の介護家族の立場、介護される本人の立場に立っている点が ドクターデスのキレイ事と大きく違う。
無料リーフと言うよりフライヤー段階で福祉大学の専門家が太鼓判、
森山直太朗、LiLiCo 笠井信輔 さんが皆さん正論で安心した 秀逸無料事前パンフ
有料パンフもおすすめではあるが、エコノミーで行きたい人にはこの事前無料フライヤーだけでも秀逸、
有料パンフはそれはそれで俳優の立ち位置、制作意図がわかって良い。
ワシ、実は
法律捜査実務と 介護福祉実務には 経験則で 精通してる。片方だけ詳しい人は腐る程いるだろけど
捜査 と 介護する立場 精通してる人間は多くは無いと自負している、自分語りですみません。
なにを言いたいかと言うと、捜査実務も介護も違った意味で大変な仕事 両極端。一方捜査官は縦社会書類作成地獄。正検事は実は汚れた仕事は副検事、事務官、警察に押し付けて気楽な稼業だが、捜査にクビ突っ込むほど暇では無い。
一方の介護実務は体の酷使、汚物我慢!認知症の方の狼藉我慢地獄、低賃金我慢の現状
と言うこと。
前半、長澤まさみの検事が
理屈としてはあり得ても、現実にはあり得ない警察飛び越えての捜査指揮に眉間にシワのワシだったが
最後に整合性を持たせており共感、好感なのだ。
介護家族、介護士の苦しい立場、薄給 も現実的
介護に携わる人が口が裂けても言えない本音に踏み込んでいる。
松山ケンイチの役
よくぞ、正論、苦悩言ってくれた。
法律的には間違い無く死刑の裁き、極悪であるが
完全に 社会的勝ち組の検事を論破し•
安全地帯からの綺麗ごとを糾弾•••
ある意味凶悪犯罪者🆚検事の対決は
社会派エンタメ ていう括りで、見応え十分。エンタメ枠として取り扱わないと かなり危険な描写ではあり、最後、法廷傍聴人としての 戸田菜穂演じる介護家族の暴言咆哮不可解
で中和してる
全く飽きる事の無い。息詰まる展開、そして、それぞれの立場に共感ゆえにワシの涙腺崩壊寸前、
チコっと24時間365日稼働+テクノロジー 松山ケンイチ役は ご愛嬌的飛躍
介護家族、介護士、介護される本人に 寄り添う
好作品。実は 良いも悪いも無い 難しい問題できれば目を背けていたい問題に対峙している、
誰でも老いるし、自分自身を失った状態で 生きながらえたい人はどのくらいの割合だろう?
この作品監督 そして、バトンは渡された
と同一監督とは思えないレベルで生み出された秀逸作品 つぎはぎ から 骨太 へ。
原作のチカラも大きい
戸田菜穂🆚坂井真紀
も見どころ
ただ生活保護は受付係員段階で冷酷拒否だけは誇張が大きい描写であるが、現行制度への提言だと思うと許容範囲
もちろん、安楽死とはいえ、一部、嘱託殺人とはいえ
法的には殺人は絶対許されない極悪犯罪行為
だが、当事者の立場では
森山直太朗のコメントが正しい 是非は軽々には論じられない。森山直太朗さん、半落ち のテーマ曲で好感度高いしメロディも美しいが、サビ以外の歌詞がいきなり本番だと聴き取りにくいのが玉に瑕、
青森出身の松山ケンイチさんの醸し出す 朴訥な信念の深さに心打たれた 介護される立場に刻々とせまりつつあるジジイであった。
不謹慎かもしれないか、誰でもわかる面白い作品でした。ただ力作すぎて1回の鑑賞で十分の息詰まる作品
昭和時代からは考えられない超高齢化社会に是非❗️
iPad復旧せず•••文字打ちにくいなぁ⁉️もう❗️のジジイでした。スマホ📱無理目ギブアップ寸前•••私ごとですみません。あっ⁉️あと客席満員御礼 ゆえに涙腺崩壊してたまるか❗️の我慢大会だった。ただ安直な お涙頂戴では無いので、客席全員、涙腺死守の 同志戦友感 が半端なかったのは伝えておきます。
満塁本塁打さん
共感&コメントありがとうございました。鋭く深い考察に感服です。
私は鑑賞直後、感覚的にレビューしてしまうので後から読むと恥ずかしいから書きっぱなしですが貴殿のレビューは読めば読むほど大変参考になります。ありがとうございます。
美紅さんコメントありがとうございました。ドクターデスは原作は深いようですが、安楽死は本人が望んでおり、人の職場で鼻つまみは明らかに刑事の方が犯罪者なので呆れました。あと警察はドクターデスもどきものに刑事を投入するほどヒマでは無いですね。またよろしくお願いいたします🙇♀️🥺
貴殿のレビュー拝見するとドクターデス原作は違うようですね、まあドクターデスは映画はおっしゃるようなクソ映画でしたが、原作は図書館にあれば拝見させていただきます。勉強になります。😊法律的には犯罪、悪🟰道徳的にはそれぞれの立場に寄り添った善行カモですね。戸田菜穂おばさんの叫びは意図的な挿入【殺人励行批判避けるため】ですね。現実にはありえない。自分自身も失って、排泄もままならないor暴力 の老人という前提ですけどね。
赤星さん。イイねコメントありがとうございました。わかりますわかります。私も職業以外に身内の介護体験若干ですがあります。認知症の方はご本人も不幸ですし・・是非いつかご覧になってください。評価の高低は人によると思いますが、何か必ず心に残ります。
クリストフさん、声というタイトルは今ウイキペディアで確認しました。【あなたが眠る街でぇ・・・帰ろう】と森山直太郎独特の高音と発生が、半落ちの最後の失われた寺尾聰役の家族描写と、さんざん描写された寺尾聰の行動の切なさと被り、最高の映画エンディング曲ですね。映像➕森山直太郎の【声】 相乗効果で素晴らしかったです。😊さもありなんもエンディングとしては秀作でした。
満塁本塁打さんこんにちは。
絶対観に行かれてると思いましたw
自分、医療従事者で、同時に認知になった父母の介護で大企業のサラリーマンの弟と意見の不一致で絶縁してしまいました。これシン仮面ライダーより先に観なきゃと予約したのに、急用でまだ行けてません。絶対観なきゃ。
琥珀糖さん。お褒めのお言葉をありがとうございます😭嬉しい‼️
自分語りですみませんでした。
涙腺感情我慢大会からすると
自宅等で配信等で6ヶ月後に鑑賞はある意味正解だと思いました。
力作レビュー、読ませていただきました。
すごい作品みたいですね。
満員御礼で、
客席全員 涙腺死守 同志戦友感
満塁本塁打さん、
捜査の現場と介護福祉の現場にのどちらにも経験され詳しくご存じなのですね。とても心に響きました。
ありがとうございました。
早く観たいですが、半年後になりますね、私。
楽しみにしています。
ノブ様さん。コメントイイねありがとうございます😊生活保護申請は書面で提出されているので、受理して役所の責任者による決定であり、窓口係員の門前払いはありえませんね。ただ検事による飛躍的捜査 とあわせて許容範囲でした。自分語りすみません。お気遣いありがとうございます😭😭