RRRのレビュー・感想・評価
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インドルールは世界最強!
誰にでも分かりやすいストーリー。
悪者は悪い。良い人は良い。
コンプライアンスに気を遣った感じのハリウッドルールとは比べものにならないインドルール。
「映画は娯楽!」楽しければいいのです。
難を言えば、二人の顔の区別がやや分かりにくい。ごめんなさい。
お腹いっぱい、超カッケー
とにかく面白かったです。エンドロールまで楽しいです。
久々に『カッコ良すぎて』涙を出して笑いました。力技です。圧倒的です。『圧倒的感謝』的力技です。何でも、凄過ぎると笑いと涙が出てしまうんだと思いました。
登場がいちいちカッコイイし、動きは無駄にキレキレだし、悪役は最高にクズだし。
久々に『てめえらの血は何色だーーー!!』というセリフがピッタシの悪役でした。
お話は単純です。インド映画は気を抜いて観に行くと『ボンベイ』みたいにヤられてしまう作品もあるので、「もしかしてこれも意外な展開に」とか少し思ってましたが、勧善懲悪、超痛快娯楽作品でした。色々と『そりゃないよ~』とツッコミどころ満載ですが、そんなことは些細なことです。
構図が決まっていて、編集が上手くて、構成がとてもシッカリしてるので、3時間という長い映画ですが、ほぼダレ場がなかったのではと思います。歴史的背景を話に入れ込んでいるので説得力もありますし、ネタフリの回収もちゃんとしてくれてますし、ほんと良く出来た映画だと思います。
ジョン・ウー映画、ジャッキー映画、マッドマックス怒りのデスロード的で楽しいなと思って観てました。アトラクション的エンターテイメント映画です。
先日、日本の某時代劇ドラマでのワイヤーアクションに肩透かしを食らって、この映画のワイヤーアクションを見ると長年培ってきたものの素晴らしさが、分かる気がしました。
映画大国だと、つくづく思いました。
CGとの連携の違和感は否めないですが、それは先にも書いた、些細な事と受け入れる事ができる程の、“熱さ”と圧倒的な“力”で麻痺してしまいます。色々な些細なことが“味”に思えてきます。
そして、みんな踊りが上手過ぎ、人海戦術凄過ぎ、色々と濃過ぎ。
個人的にはインターバル前のバトルシーン。特にトラックのあの演出に完全にヤられてしまいました。
強い情熱と強い信念でトコトン遣り切る。
それでお腹いっぱいにしてくれる、そんな映画だと思いました。
エンターテインメントの中のエンターテインメント
結構映画を見ている方だとは思っているのだが、正直ここまで面白い映画は見たことが無い。
イギリス植民地時代のインドの壮絶なる闘いと友情の物語
難しい事は抜きにしても映画とはエンターテインメントであり、
楽しんで見るべきもの、そんな観点で見ても目が離せない。
文化人として1人警察の中で孤軍奮闘し牙を研ぐラーマ。
妹を探し求め、仲間と共に策を練り、牙を研ぐビーム。
2人が出会い邂逅するレスキューシーン。
2人の友情。ビームの恋。
そして「ナートゥをご存知か?」
で始まる伝説のダンスシーンが日本中を沸かす。
立場の違う二人の友情、誤解、対立。
そして壮絶なるラーマの過去。
road!aim! shot!
と響き渡る
ここまでで2人の主人公の物語でどちらかと言うとビームが主だと思っていたが、
ラーマが後半凄すぎて、ビームがただの猪突猛進男としか見えない。
ラーマの使命と友情の狭間での葛藤。生き延びる意思
そして、最後の戦い。
ビーム要らねえやん。ラーマ1人で大立ち回り。
いいもの見ました。。
2回見たんで3回目行こうかな。
なんだこりゃ!!!
いやもうなんかいろいろすごかった。
語彙力失わせる熱量ありますんで摂取の際は体調管理にどうかご注意を…笑
はーーーもうなんなの!インド恐るべし!
ハラハラわくわくニヤニヤハラハラしてたら3時間あっという間でした。
あまりアクションものや戦闘ものを観ない私ですが、まったく飽きもせず、いや興奮して見入っておりました。
痛いシーンが苦手なのでしんどい時間も多かったけど、それを凌駕する展開、スピード感、最高なダンスシーン、うーん、すごい。
なんじゃそりゃ!!!の玉手箱。
いや面白かった。
これぞエンタメ、いや、これぞ映画よ。
最高にエンタメだけどそれだけではない、エンタメを摂取しているつもりで大事なことをうっかり学ばされてしまっている、そんな映画としての存在意義が存分にあるのではないでしょうか。
なんて偉そうなこと書きましたけど、まーとにかくすげーです😂
インド映画がこんなにも面白かったとは!
この作品は、最近観た映画の中でも間違いなく傑作中の傑作です。表向きは、二人の戦う闘士の友情がベースになっていますが、根底は、インドがガンジーによって独立を達成する前の苦しい抵抗運動を、活劇風にソフトに仕上げています。しかし、この作品の端々に、インド国民の苦しみが描かれていて、心が本当に痛みました。画面上では侵略者である英国人が、悪人として描かれていて、割り切って見ているとまさに悪人成敗といった気持ちになり、インド人を手放しで応援したくなりました。事実バッタバッタと英国人が倒れて行きます。もちろんインド人もですが。また、当時の英国人にとっては、インド人は「虫ケラ」に過ぎなかったのが良くわかるシーンが多いです。まさに19世紀の戦争の時代は本当に残酷です。もちろん今でも残酷な戦争は続きますが、憂えているのは私だけではないでしょう。インドの国のために戦うラーマと、家族のために戦うビームの二人のエネルギーが合致して、英国人を撃退する姿はまるで神が乗り移ったようですが、それがインドの持つ魂の力の現れなのかもしれません。作品の中で、インドの激しい踊りが展開されますが、まさに民族のエネルギーここにありと言う感じでした。その明るさは言葉にいい尽くせません。
追記 最後にはラーマとビームがそれぞれ恋人と無事再会できた時には、本当に嬉しかったです。
久しぶりに良い映画と出会えました
これでもかというぐらい次から次へと飽きさせないど派手な展開
テレビでもたくさん紹介されたインド映画。予告編だけでもハラハラドキドキ。
約3時間という長い映画であったが、一旦終わるのかなと思ったら、また次の展開が。派手なアクションで見るものを飽きさせない。
一方で、インド人がいかにイギリス植民地支配で非人間的な扱いを受けてきたのか。イギリス人が見たらびっくりするかも。
抵抗するインド人とイギリス側の警察・軍隊側にいるインド人、この二人の友情と互いに敵同士になってしまう運命。単に娯楽映画としての派手なアクションだけでなく、このインド人の不屈な精神と力強さ、家族・地元への思い。うまい具合に出来すぎたストーリー展開であったが、それはエンタメとして楽しめばいい。
ただ、インドの言葉と時々の英語、その言葉のもつ雰囲気で、アメリカ映画とも違った印象になったかと思う。
最後に、この二人のインド人がダンスを踊るシーンがあるのだが、イギリス人がタンゴやフラメンコを踊れるかと言うに対して、サルサでなく、これだといって彼らのダンスを踊る。サルサはすでに一つのジャンルとして確立しているのだと嬉しく思った。
薬草
インド映画には全く詳しくないのですが
このサイトでこの高評価はみなきゃ!
と思い、土曜日の朝から映画館へ
画面いっぱいに観るのが好きなので四列目の真ん中に席をとる。
あ、失敗したかも。
アクションもそうだし民衆が何千人とでてきて
走り回るので酔いそう、、、
しかーし!
主演の2人が出会う辺りからはそんな事も気にならなくなりあっという間の3時間!
全く飽きない!
アクションだらけだけど
森や宮殿や村やこんな戦いあるーー!?
っていう。
武器を手にする事を使命として生きてきたラーマが
ビームの敵に屈っしない姿によって素手と素足で警察に立ち向かう民衆の姿に心を打たれるシーンは泣けました。
でもさ、1番凄いのは
ビームの薬草よな。 笑
搾取されるものから生まれるもの
満足感は十二分。
三作品見たくらいにはお腹いっぱい。
180分もあるのだから、起承転結とゆらゆら行くかと思えば、最初から最後までノンストップノリと勢いでぶち上げ放題。休まる暇なくずっと急降下するみたいに、でも飽きる来なく最後まで楽しめる。
ド派手なアクションと、おっさん2人の友情と、ナートゥダンスと、インド映画万歳です。
ストーリー的には自らに科した使命と、友情とのせめぎ合いの中でいったりきたりしているけれど、その合間合間にダンスや食事などインドの文化が垣間見れるのはとても楽しい。2人の魂胆にあるものは、取り戻したいっていうただそれだけ。搾取される側から生まれる心の火に皆弱いんだよね。
インド映画の良さが詰まった大作だあ
久々にただただ面白かった映画
何だか評判が良いので観てきました。
終わった直後は一緒に行った人と「かっこよかった!」「面白かった!」と繰り返し、
語彙力崩壊してました。
昭和のジャンプ漫画の実写版の登場人物が全員インド人とでも言おうか、
それとも戦国BASARAカレー味とでも言おうか。
辻褄なんか合ってなくてもテンポよく最後まで勢いで観せられてしまいます。
コテコテの髭のオジサンふたりの熱い愛に涙している自分がとっても不思議でした。
思ったよりダンスシーンは少な目でした。
3時間夢中だったせいか、トイレは大丈夫でしたが、コンタクトレンズが乾いてドライアイで痛くなりました。
途中「interval」と画面に大写しになるので、トイレ休憩かと思いましたが、そのまま続きました。
あれはなんやったんや。
そしてなんだか小学校のプールの授業のあとみたいに疲れてその日はよく眠れました。
そういう映画なので、
何も考えず、ただエンタメの波に溺れてスカっとしたい人にオススメですよ。
ただしちょっとグロい表現(拷問シーンとか)あるので苦手な方はご注意を。
タランティーノ風味 全力ダンス添え
ナートゥナートゥ
母なるインドを讃えよ。
映画史を塗り替える娯楽活劇
「インド映画=(笑)」と楽しむような時代は終わった。いや、この映画にももちろん笑えるところはある。が、その笑いというのはゆるいB級映画をひやかしたり、嘲笑するような、すかした笑いではない。本当にすごいものを見た時に思わず笑ってしまう、そういう笑いが出てしまう映画なのだ。
正直言ってこの作品に娯楽性において、どれだけの日本映画が、いやハリウッドも含めた現代の映画が勝てているだろうか。現代の映画が脚本に社会性のあるメッセージをいかに織り込むか、ストーリーの整合性を保つかなんて事に熱心になっている間に、80年代のルーカスやスピルバーグの冒険映画、ジャッキーチェンのカンフー映画、90年代の大作アクション映画のような「活劇」のパワーを映画は失ってしまっているように思う。それを思い出させてくれた映画が、マッドマックス・フューリーロードであり、トップガン・マーヴェリックだったと思うが、完成度はともかく、瞬間最大風速においてはそれらの映画さえ凌駕する瞬間がこの映画にはある。その問答無用の「活劇力」で日常から私たちを解放し、ぶち上げてくれるのだ。
音楽とビートの迫力、洗練されたカメラワーク、熱い友情とインド独立の物語と俳優の演技、CGを巧みに融合したアクションのスケール。今のトム・クルーズにも感じる事なのだが、結局そのすべてが、観客を心の底から楽しませるためにある。その事に心から感動した。
この監督が将来この映画を超える世界的な娯楽映画の金字塔のような作品を撮ってしまう予感さえした。更に言うなら、インドという国が今後アジアの中心になっていく力強さをも、この作品から感じた。映画史が塗り替わるその瞬間を劇場で目撃出来て本当に良かったと思う。
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