RRRのレビュー・感想・評価
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イギリスがよく黙っているもんだと思う
中弛みがないわけではないが確かに3時間は感じさせない。勧善懲悪でスカッとする。だけど結末が「我々民衆全員に武器を」と一人ひとりに銃を渡して「わーい」ってのはどうなんだ。
身元を偽っていた時に(あんなことをしなければ少年を救えないのか⁈っていう)出会い、強い絆で兄弟の契りを交わすも、片方は姪を連れ去った復讐のため、片方は仕えていた英国の領主の命令で、探していた相手だったと分かり、一転、敵対して最後には死刑にする。だけども、案の定イギリス人を裏切って、ブラザーを助ける。そこに故郷に残してきた恋人が絡む。
ストーリーは分かるんだけど、アクションシーンがめちゃくちゃなのは定石としても、主役だけは脊髄損傷しても平気、っていう。
とにかくイギリス人は1人の女性を除いて差別主義者であるのはもちろん、極悪人のサディストばかり。こんな役だと売れてる俳優は誰も受けないよな。よく国際問題にならないね。1人だけまともで最後に主役とくっつく女性がいるから?
インドにジェンダーフリーなんて求めるのは無理なのかもしれないが、話も古い。
しかしまあ、同じ鑑賞料金ならこういうお金のかかった作品の方がお得なのかもね。
面白かったけど、ちょっとやり過ぎ
"終わった後は、みんな笑顔…"な映画
エンディング曲の、あのお茶目なダンスと歌で、映画館を出る時は、みんな笑顔になりますね…不思議と!笑
ストーリーは.マーベルと大差ない荒唐無稽なお話ながらも、そのゴリ押し具合にすっかり心は持って行かれてしまいます。
インド映画の不思議な世界を未体験な方は、「最初に体験するのは、この作品から!」はアリやと思います(笑)
オススメ!笑
*"上映時間3時間"に観る前は、ちょっと気が引けましたが、ホントにあっという間でした…あと1時間ぐらいは行けそうな感じでしたよ(笑)
濃い!熱い!長い!
だがしかし長すぎて退屈するという意味では決してない。長時間の上映中一瞬も力を抜く時がなく終了後には若干の歯の痛みが。波瀾万丈の大河ドラマ1年分を無理やり3時間で見切ったとしたら短いか。
主人公たちのバトルシーン。あのスローモーションの大見得はもはやインド式歌舞伎。「よっ!〇〇屋!」と思わず大向こうから声をかける気持ちがよく分かった。映像も演出も全てが濃い!大袈裟!そして大袈裟すぎる演出に最初苦笑していた自分が最後はハラハラと涙してしまっていた。なんだこの暑苦しいまでの感動は!
それにしても憎っくきはかの時代の大英帝国。テメェら人間じゃねーや。この映画観せられたら無条件で独立運動に加わっちまうだろう。チャンドラ・ボース、マハトマ・ガンジー万歳! (でも白人女性は例外なのね。ナートゥダンスでみんな味方になっちゃったからね)
歌と躍りと筋肉
どんな無理筋でも歌と躍りで通してしまうのがインド映画。しかしRRRはひと味違う。話題のナートゥはまさに我々の思い描くインド映画そのものだが、そこに至るストーリーがあり必然性がある。
時は英国植民地時代のインド。子供を助けたことで親友となるラーマとビーム、実は互いに譲れない使命を持った敵同士だった……。というありふれたストーリーながら、これがたまらなく面白い。
二人が出会って仲良くなっていく過程や子供みたいにじゃれあう姿に涙を禁じ得ない。その中でも羊飼いがヤギ飼いに追われるシーンがあったりユーモアも忘れないのがインド映画。
劇中歌にあるように二人はインドの英雄の名前を冠していて、やはりそれぞれの英雄譚バリの活躍をする。そのため元ネタを知っていた方がより楽しめるだろうが、その辺の教養がなくても十分に楽しめた。
そもそも、歌って踊れてアクションもできるマッチョが俳優やってるって、その時点でインド映画は強い。
この映画もインド映画の他聞に漏れず3時間と長い。回転率が悪くなることから長尺の映画を上映する映画館は少なかったが、近年では洋画の尺が伸びたおかげかRRRの力か上映館が多い。この勢いで良質なインド映画をもっと上映して欲しいものだ。
見応えのある映画
楽しく魅せる反英映画
インド映画侮り難し、実に面白かった。
NHKのあさイチ観てたら、お薦め映画としてインド映画の「RRR」が紹介されていたので面白そうなので観てきました。
インド映画というとあまり馴染みがなかったのですが、これが実に面白かった。
脅威の身体能力を持つ2人の不死身の男が主役なのですが、この2人が凄い。不撓不屈の魂と超人的なパワーでイギリス軍を壊滅してしまうのです。
イギリス人が観たら眉をしかめそうですが、ラストは実に痛快極まりなし。
3時間もの長編にも関わらず全く飽きさせない素晴らしい作品でした。
多分いま、世界一面白い映画。
日本でも空前の大ヒットを飛ばしたインド映画、「バーフバリ」のS・S・ラージャマウリ監督待望の最新作。
「バーフバリ」は古代インドの貴種漂流譚だったが、今回はイギリス統治下の近代インド。インド開放運動に命を捧げた実在の英雄を主人公に描く英雄譚。
とはいっても、そこはラージャマウリ監督。
主人公の一人ラーマは1万人近い群衆を相手に一人で勝つし、もう一人の主人公ビームは野生のトラと素手で戦うスーパーパワーの持ち主に。
そんな二人が力を合わせ理不尽なイギリス軍を蹴散らすのだから、つまらないハズがない。
そんな風に書くと「おバカ映画か」と思われるかもだけど、どっこい脚本は細部に至るまで考え抜かれているし、矢継ぎ早に繰り出される山場シーンの画力の強さは、まさにザッツ・エンターテイメント。
上映時間はほぼ3時間とかなり長いけれど、あまりの面白さに体感時間は2時間くらいに感じた。
映画館の大スクリーンで見るのがおススメ。
タイトルなし(ネタバレ)
インド映画を舐めていました。
映像技術はハリウッド級で、日本を超えていた。
イギリス側警察官ラーマとイギリスに対抗するラーマが、お互いの素性を知らずに親しくなったやがて敵対し戦うのだが、実はラーマもインドのためにあえて警察官となっていたことが明らかになると、二人は協力してイギリスと戦う。
イギリス、つまり白人がインド人をゴミのように扱う内容だから、白人役の人たちはよく出演したな。完全なヒールだ。
冒頭のラーマの強さに笑う。
また、ラーマは射撃の才能があるので、やたらと銃の扱いがうまく、最後は弓矢を持って戦うが、これもまた上手い。
そして虎と戦うビームの怪力にも笑える。
彼はバイクを投げ飛ばしたりする。
二人は強過ぎる。
ラーマが足を負傷すると、ドラゴンボールのトランクスと悟天がペアになったマイティマスクと同じように、ビーマがラーマを肩車して戦うのだが、それでもハチャメチャに強い。
ラーマとビーマはダンサーなのだろうか、二人の踊りは激しく、素晴らしい!まるでEXILEみたいだ!
そしてビームが恋したイギリス人の女性はキレイ!
本当に発想が常識を超えているので、論理外。二人の強さも異常だし、弓が木を貫いたりなどなど上げるときりないが、でも最高に面白いから、現実を少し超えていても、否定せずにスッと入ってくるのは脚本が優れているから。
インドの友情最強か
☆3つ
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